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文学のお散歩 https://masapn2.hatenablog.jp/

東京近郊、近代文学を中心に作家、作品ゆかりの地をご紹介します。

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2022/08/23

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  • 芥川龍之介生誕の地

    築地、聖路加国際病院の北側辺りに「芥川龍之介生誕の地」があります。 芥川龍之介は明治25年3月1日、新原敏三(嘉永3.9.6(陰暦)~大正8.3.16 耕牧舎経営業)ふく(万延元.9.8(陰暦)~明治35.11.28)の長男として、この地、東京市京橋区入船町8丁目1番地(現:東京都中央区明石町1-25辺り)に生まれました。 辰年辰月辰日辰刻に生まれたため「龍之介」と命名。 父新原敏三は山口県の出身で、明治8年頃に上京。渋沢栄一(天保11.2.13(陰暦)~昭和6.11.11 実業家)の経営する箱根の牧場で働いていましたが、その才覚を買われて、明治16年からここ入船町の耕牧舎の経営を任されるよう…

  • 新富座跡

    東京メトロ有楽町線新富町駅からすぐ、築地橋を渡った京橋税務署の角に「新富座跡」があります。 新富座は、江戸三座(中村座・市村座・森田座)のうち、森田座を守田座と改称し、明治5年に12代目守田勘弥が、浅草猿若町から京橋新富町に移設し開場した歌舞伎劇場です。 「新富座」と改称したのは明治8年。 市川団十郎、尾上菊五郎、市川左団次などの名優を集め、積極的な興行をしましたが、明治9年、京橋区数寄屋町から始まった大火で類焼してしまいます。 けれども明治11年には、ガス灯などの設備を備えた近代的歌舞伎劇場として再建。 太政大臣や各国大使を招く、盛大な西洋風落成式が華やかに行われました。 (三代目歌川広重「…

  • 築地小劇場跡

    東京メトロ日比谷線築地駅を出てほど近い、築地2丁目11番地辺りに「築地小劇場跡」があります。 築地小劇場は、今からちょうど100年前の大正13(1924)年に開設された、日本で初めての新劇の常設劇場です。 100坪弱の平屋建て、468の客席を持つこの劇場は、ドイツの演出家マックス・ラインハルト(1873.9.9~1943.10.31 俳優・舞台監督・演出家)の小劇場をモデルに作られた、ゴシック・ロマネスク様式の建物で、内装・外装共にグレーで統一された洒落た建物でした。 電気を用いた世界初の照明施設を持ち、高い天井にクッペル・ホリゾントと呼ばれる湾曲壁、可動式舞台を備える、「演劇の実験室」とも呼…

  • 鎌倉大仏殿高徳院

    かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立かな 与謝野晶子(明治11.12.7~昭和17.5.29 歌人)がこう詠んだのは、鎌倉長谷にある高徳院の大仏。 鎌倉といえば、この大仏を真っ先に思い浮かべる人も、きっと多いことでしょう。 今ではすっかり外国人観光客で溢れかえっている高徳院ですが、高徳院にはこの有名すぎる大仏の他に、ひっそりといくつかの文学碑が佇んでいます。 与謝野晶子が詠んだ先の大仏の歌の歌碑は、境内の奥、大仏の左側の廻廊の裏を進んだ先にある、売店や観月堂の奥にあります。 晶子がこの歌を詠んだのは、明治37年に鎌倉を訪れたとき。『恋衣』(山川登美子・増田雅子・与謝野晶…

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