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インスタ映えのしない日々  http://karaz.blog.fc2.com/

もうすぐ定年。所有物を整理する自分のメモとして始めたブログ。部屋は片付き、遺言状を書き終えました。最近はエッセイの感想、ミニシアター系の映画の感想を書きながら、残り少ない人生をどのように楽しむか模索する様をブログに織り込んでいます。

由実子
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2022/05/29

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  • 60代とこれからの住まい/更年期障害/介護施設

    岸本葉子さんの「おとな世代の暮らし替え」を何度か借りた私にとって、「岸本葉子の暮らしの要」は岸本さんのご自宅に再びお邪魔したような、そんな気分になる一冊であり、リフォームした当時と今の考え方の違いも興味深かったです。・年代による暮らしやすい家の違い・がんの公表に2年待った理由・スキンケアはシンプルに 「ヒルマイルド」とワセリンで十分・ホルモン補充療法 ガンの心配はない!・岸本さんの更年期は肌の乾...

  • 【パレスチナ映画】「時の彼方へ」を観てサラダを作る

    イスラエルが建国された時から現代に至るまでを、ナザレに住むパレスチナ人一家を通して、ややコミカルに軽いタッチで描いた「時の彼方へ」は、パレスチナとイスラエルの緊張感を伝える他の映画とは趣が異なります。パレスチナ問題に少し興味があるけれど、重苦しい映画はちょっと・・・という方にもお勧めしたい作品です。予告編(英語)本編(英語字幕)初めて見た時は、建物やドア、登場人物の配置の仕方や、静止して無言で相手...

  • シリア内戦 アレッポの日本語学生たちの1800日

    アレッポにある日本センターで日本語を学ぶ「優人さん」ことアフマド・アスレさんの話を、小澤祥子さんが聞き取り文章にまとめました。この他、日本語を学ぶシリア人、シリアで日本語を教えた渡辺寛成さんなどの貴重な考えや意見、インターネットを活用した日本語学習方法などが詰まった一冊。外国語学習を通して世界を知る楽しさを知る者としては、少し興奮気味に一気に読んでしまいました。優人さんは感受性が強い方です。ジャー...

  • 【コソボ映画】昔、コソボで起きたこと

    あらすじコソボの有名なジャーナリスト、エマ・ベリーシャ(Lumnie Sopi)は、英語力を活かして、米国から来たジャーナリスト、ローラとデヴィッドの通訳として同行します。セルビア軍に破壊され廃墟となった建物の一室で、エマはエディと質素ながら、心温まるような結婚式を挙げます。アコーディオンの演奏者がひとり。着の身着のままの生存者たちがふたりを祝福します。夫婦となった最初の夜に、悪夢のような事件が起きます。セ...

  • 群ようこ/老人と無駄な雑用

    先日、群ようこさんの「六十路 通過道中」を読み終わりました。表紙と本文には、岩渕俊彦さんの版画。猫好きの群さんの本にふさわしく、版画は猫だらけ。本文のネコ濃度はぐっと減ったものの、のっけからネコ探しの話で、これは斜め読み。大量の荷物を処分して、引越し。すっきりした新居で落ち着いた生活かと思いきや、今度は庭のヤブガラシが「若い女性にしつこくからむおやじの指先のようで」対応に苦慮する。お気に入りの美容...

  • 【チュニジア短編】謎の花嫁とイスラム原理主義

    映像で魅せる濃厚さを、チュニジア短編映画「兄弟愛」ほど感じさせる作品はあっただろうか。簡単なあらすじチュニジア北部の寂しい村に暮らす父モハメッド、母サルハー、ふたりの男の子。この男の子たちの兄弟愛がテーマかと思いましたが、実はもっと深い意味がタイトルには隠れていました。1年以上、行方知れずだった長男のマレックが唐突に帰ってくる。弟たちは嬉しそうだが、父は苦々しい表情を隠せず、そんな夫の顔色をサルハ...

  • 入院見舞/点滴が入らない/食事

    相変わらず、一軒家でひとり、という状況に慣れず、夜は一階の照明を点けたまま就寝している。ネコおばさんは、早朝と夜にやってくる。鬱陶しいおばさんだけど、ひとりで怖い私は、「こりゃ、案外、用心になる。なんなら、一晩、ねこに餌やりでもしてくれれば」などと思うんだから、勝手なもの。病院にある最寄り駅は、どこだったっけ?半年ぶりなのに、もう忘れている。確か、漢字4文字で。と思ったら、大江戸線は漢字4文字の駅...

  • 【パレスチナ映画】移住か、結婚か

    「ラナー、占領下の花嫁」(Rana's Wedding)は、2025年イスラーム映画祭で劇場初公開。簡単なあらすじパレスチナを離れエジプトへ移住を決めた父(Zuher Fahoum)。娘、ラナー(Clara Khoury)には、エジプト移住か、結婚のどちらかしか選択の余地がない。エジプトへ移住すれば、今まで通り勉強を続けることができる。エルサレムに残りたければ、父が選んだ4人の候補からひとりを決めて結婚をするしか、ない。しかし、ラナーには...

  • 【西アフリカ映画】女性器切除

    今年のイスラーム映画祭でも上映される「母たちの村」を、何年か前にDVDで鑑賞しました。字幕翻訳は清水馨さん。特典映像は、翻訳家の柳沢由実子さんの解説。柳沢さんは、本作品の日本語字幕監修もされています。簡単なあらすじ西アフリカで数千年も前から続く女性器切除。切除されるのはイヤだと、4人の少女がコレ(ファトゥマタ・クリバリ)の家へ逃げてきます。コレは、少女たちを守るため、モーラーデ(フルベ語で「保護」)...

  • フリマで私の質問が削除された(汗)

    私、何か悪いことでもしたのでしょうか、とちょっとモヤモヤするできごとがありました。「素材XX100%」と出品されている衣類があります。ところが、肝心の「素材XX100%」のタグの写真がアップされていません。そこで、タグが付いていますか、という感じで質問を送りました。しかし、返答があるどころか、私の質問は削除されていました。削除されました、と。これは質問者だけに見えるのだそうです。他の人たちには見えない...

  • 階段踏み外し 骨折とギプス

    先日、階段を踏み外した相方、79歳。内出血の模様が、日々移動します。「どうせ医者へ行っても、レントゲンを撮られて、それ以上の治療は無いから」と言って、病院へは行きませんでした。ところが、先日、別件でさくらクリニックへ。使命感の強い素敵な院長先生は、英語が堪能。レントゲンを撮りましょうと言われると、「被ばくするのがイヤだ」と相方は拒否。説得されて、レントゲンを撮ると、なんと2か所、ヒビが入っているこ...

  • 【アフガニスタン映画】少年に扮した女の子が

    タリバンの高官6名が2025年2月16日来日。簡単なあらすじ夫を亡くした女性医師。タリバン政権混乱の中、給与は支払われず、野戦病院のように荒れ果てている。姑と女の子を食べさせないといけない。そこで、娘を男の子に扮装させ、働きに出させる。(女の子では仕事に就くことは許されない)。身バレはしないのだろうかとハラハラしっぱなしだが、映画「アフガン零年」は、思いがけない方向へ展開していく。後味が悪い映画で...

  • 「じゃむパンの日」と鉄のクラウス

    熊本にある橙書店、田尻久子さんが、笑えるエッセイだと「暮しの手帖」で推薦していたのが、じゃむパンの日。知的で真面目な田尻店長が「笑える」とは、いったい、どんなエッセイなのか。どれほど可笑しいのだろうか。ところが、エッセイではない・・・?一人称「わたし」が、客からインド人に間違われるというくだりで、「なんだ、小説か」とがっかりした。いくらなんでも、日本人の赤染晶子さんがインド人に間違えられるわけ、な...

  • 手袋失敗談と押し入れのニオイ

    25年以上、使っている革の手袋。ダイエーで3,000円くらいでしたが、今でもしなやかで柔らかく、ひび割れはありません。が、カシミヤの指無し手袋の暖かさは、革手袋の比ではなく、指先まであるカシミヤの手袋を新調しようと決めました。今の時代、スマホを操作できる手袋なんてあるんですねー。フリマサイトで見つけたカシミヤの手袋を購入。未使用でタグまで付いておる。私が愛用している大判ストールと同じような色の手袋。さ...

  • 【ボスニア映画】Halimina's Path (2012年 ボスニア・クロアチア・スロベニア合作)

    2021年5月にアップした映画が、イスラーム映画祭で上映されることが決まりました。日本では初上映となります!*****2021年5月のブログは、ここから*****イランの映画ばっかり観てるなーと思うでしょ?そうでもないのよ。久しぶりにボスニア映画です。Halimina's Path (Halimin Put) ハリミナが辿ってきた道、人生というところだろうか。(英語字幕あり 日本語字幕なし)ボスニア戦争を題材とした作品。実話からイ...

  • フランケンシュタイン博士のイージーパンツ

    まぁ、何事も勉強ということで。リトアニアリネンでもんぺを作ったら、大失敗。結局、元・もんぺのイージーパンツ「もどき」をほどいて、鎌倉スワニーさんの脇接ぎなしのレギュラーストレートパンツの型紙で、作り直しました。「もどき」の生地では、片足分しか裁てません。それとて、継ぎはぎだらけ。もう片方は、別のリネン生地を使いました。なぜ、同じようなパンツなのに、「もどき」の生地を切り貼り、継ぎはぎすると、片足分...

  • 平均年齢80歳以上?ダンス仲間

    米谷ふみ子さんが、ダンス?きっかけは、アリス先生。自閉症児ノアの先生で、彼女が通うスクエア・ダンスのレッスンにご夫婦で参加し、その後、他のレッスンへ。平均年齢80ウン歳という高齢者揃いのダンスレッスンで知り合いになった「普通の人たち」の「普通ではない人生」を、米谷ふみ子さんのイラストともにまとめたのが「ロサンゼルスの愛すべきダンス仲間」米谷ふみ子さんは、長年、米国に住んでいるとは言え、RとLの区別...

  • たまには阿波踊りやソーラン節でも

    日本の音楽では踊らないんですか?と聞かれたことがあります。断然、パキスタンとかインド系が好きで、インド映画「RRR」の踊りも頑張って覚えたし、もちろんベリーダンスも欠かせませんぜ。しかしね、何を踊っても、私がやるとドジョウすくいになるのは、どうしてなんだろう?日本人のDNAが、そうさせるのか。ええい、それではいっそのこと、阿波踊りをインドのお兄さんたちと踊ろうじゃないか。【シンクロムービー】阿波踊...

  • ブータンって幸せな国じゃなかったの?

    今年のお正月休みに「ブータン 山の教室」という素敵なブータン映画を観た後、偶然ですが、ブータンの難民問題についてのオンラインレクチャーを視聴する機会がありました。講師が御手洗瑞湖(みたらいたまこ)さんをお勧めしていたので、「ブータン、これでいいのだ」を借りてきました。お勧めというだけあって、確かに「ここまで深くブータンのことを書いた本は、あまりないのでは」という印象でした。初雪が降った日は祝日とか...

  • イラン映画 A Cold Day (ネタバレあり)

    Mohammad Ali Talebi監督の、静かなイラン映画、A Cold Day。ファルシー(イランの言語)が少ししかわからないせいか、脚本に物足りなさを感じつつ、それでもつい見入ってしまうのが、イラン映画の魅力でしょうか。舞台は、イラン北部の小さな村。村の小学校に、サラ・ゴレスタニ先生が派遣されます。男の子と女の子が分かれて着席する小さな教室。裕福ではないのに、木製の机や使い古された黒板に、しみじみとした味わいを感じま...

  • 多種多様な人種がダンスでひとつになれる

    あれ?まだ、Phil Wrightのことは書いていなかったかな。特徴は、独創性にあふれた振付。覚えるまで、数回練習する必要はあるけれど、そんなに難しくはない。それもそのはず、フィル・ライトはお年寄りから小さな子供まで踊れるような振付を考えてくれるから。PSY -

  • どうしちゃったの、住友不動産販売

    今日はひがみ根性丸出しで参ります。住友不動産販売から、こんなDMが届いて、驚きました。「XXX由実子様お世話になっております。私、住友不動産販売のXXXと申します。突然のご連絡申し訳ございません。以前は、ご所有不動産の件でご相談を頂き誠に有難うございました。その後のご状況はお変わりありませんでしょうか。もしご売却をお考えでしたら是非ご紹介をしたいお客様がいらっしゃいますのでご一報いただけますと幸いです。1...

  • 浴槽から出られない/イラン版 恋愛リアリティ番組

    湯舟につかっていた相方が、浴槽から出られなくなってしまいました。脚力が無いためです。今までは、腕の力で立ち上がっていましたが、今は左手に力が入りません。先日、階段を踏み外した時に左手を強打。内出血で紫色になっています。人は、こうやってひとつずつ「できなくなること」が増えていくのだ・・・としみじみしていたワケではなく、どういうわけだか、昔、筒井康隆が「乱調文学大辞典」で書いていた「悲喜劇」の定義を思...

  • 風変りなお仕事人の紹介本?いえ、これは大人の・・・

    コーヒー豆に「カラマーゾフの兄弟」を読み聞かせる「バリトン・カフェ」、抜くのに失敗したワインのコルクを救出する「コルク・レスキュー隊」、冬眠図書館でシチューを用意する「シチュー当番」など、気になるお仕事をしている18人を写真入りで詳しく紹介している「じつは、わたくしこういうものです」へー、こんなお仕事があるんだ。私、こういうことをやってみたかったな。シチュー当番か、シニア枠で募集していないだろうか...

  • 【イラン映画】20年ぶりに戻った男の正体は

    死んだはずの男が、20年ぶりに現れた。実は死んではいなかったのか、それともなりすましなのか。映画 Alzheimer's は、謎解きの映画のようでありながら、実はそうではない。Ahmad Reza Mo'tamedi監督が、謎の男をめぐる周りの人たちの人間模様を描いているところが面白い。アミールの焼死体が発見されるが、身重の妻・アシエ(Mahtab Keramati)は取り乱し、焼け焦げた遺体は「夫のにおいじゃない!あれは夫じゃない!!」と言い...

  • 超高級老人ホームの怖いところとは

    甚野博則さん渾身の「ルポ 超高級老人ホーム」は、怖かった。何が怖いって、あなた、サービスの品質を全面に押し出すホーム運営が、甚野博則さんの原稿にダメ出しをし、運営側の了承が得られない記事は本に掲載させないと言うのだ。ほらね、こんなモンなのよ。パンフレットや雑誌での特集記事を読んでも、鵜呑みにしちゃあいけないってことだ。ホームの理事会のメンバーとのインタビューを読むと、高級老人ホームが老後をのんびり...

  • 芥川賞受賞作家も普通のおばあちゃん

    先週末は米谷(こめたに)ふみ子さんの作品まとめ読みを楽しみました。「わが子ノア」は、米谷さんのご主人、ジョシュ・グリーンフェルドさんが英語で書き、米谷ふみ子さんが翻訳しました。表紙の絵は、ノアによるフィンガー・ペイント。副題は、自閉症児を育てた父の手記。1966年に生まれたノア・ジロー・グリーンフェルドの症状に診断名などつけられない時代で、一家は病院やカウンセリングを転々とし翻弄されます。ノアへの...

  • 東京散歩)日比谷で昼食と読書

    農林水産省の食堂(職員以外でも利用可)で栄養たっぷりの昼食を済ませた後、日比谷図書文化館でのんびり読書。千代田区、港区、文京区の図書館は、それぞれに良さがありますが、中でも千代田区の日比谷図書館(正確には日比谷図書文化館)には、秘密の読書スペースがあり、とても気に入っています。ぬくぬくと暖かいし、本は読み放題。東京新聞 「都心に“知”のオアシス 日比谷図書文化館オープン」に掲載された、淡路久喜さん撮...

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