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2021/11/30

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  • 甘くみてました…年収1,200万円・49歳男性の後悔。年金未納15年間、年金事務所からの「赤い封筒」を無視し続けた結果

    厚生労働省の発表によると、国民年金保険料の納付率は77.7%。つまり「約5人に1人」は国民年金保険料を支払っていません(2022年9月時点)。 この年金保険料、未納のまま放置すると、老後に年金を受け取れないだけでなく、もっと恐ろしいことがおこります。 年収1,200万円…フリーのプログラマーとして成功したAさん Aさん(49歳)が新卒で就職した会社は、いわゆる「ブラック企業」。1年で身体を壊して退社したあとは派遣社員として10年ほど働きましたが、2008年のリーマンショックのあおりを受けて翌年失業してしまいました。 就職氷河期世代のAさんは、「派遣だと切られてしまうのか……手に職がないとヤバい…

  • 未婚の若者は未婚の中年へ

    「おひとりさま」は、精神的自立と経済的自立が不可欠です。では、この二つの要素のどちらか、あるいは両方が得られない未婚者はどうなるでしょう。 未婚で親と同居していても、経済的・精神的に自立している場合は、「親と同居している」とシンプルに言うことができます。 しかし、「仕事」は持っていても、稼いだ額の大半を自分の趣味や成長のために使い、基本的な食費や住居費・ガス・電気・水道代などを親頼みにし、さらに炊事洗濯など身の回りの家事の多くも親に依存している場合は、「パラサイト・シングル」と私は定義してきました。 「パラサイト・シングル」は、精神的基盤と経済的基盤の多くを親に依存して生活しています。それを可…

  • 衰退ニッポンで「移動できない人」が増加している現実

    コロナ禍のせいで、日本人は移動しなくなったといわれています。 そう言われたとき、当然だろうと思う人が多いかもしれません。 しかし、じつは、日本人はコロナ禍以前から移動しなくなっていることをご存知でしょうか。 日本人が『移動』しなくなっているのはナゼでしょうか? 地方で不気味な『格差』が拡大中なのです。 地方を理想化する声は、突然つぶやかれ始めたわけではありません。たとえば戦前の農本主義や、1970年代の第三次全国総合開発計画(三全総)では地方は都会人が尊重し、立ち返るべき魂の故郷として称えられました。 ただし現在の賛美の風潮で興味深いのは、たんに地方が理念的に持ち上げられているわけではないこと…

  • 人生100年時代の後悔しない死に方

    現代は医療技術が発達して、病気になったときの治療の選択肢が昭和の時代と比べて格段に増えました。 日本は国民皆保険制度があるおかげで、国民全員が安い医療費で高度な医療を受けられるようになっています。患者さん自身が国内にある医療機関の中から自由に選んで受診できるフリーアクセスの制度もあります。 しかし、これらの制度がいつまで続くかはわかりません。今のように誰もが自由に病院にかかり、治療を選べる状態は長く続かないかもしれません。 なぜなら、国の医療費は年々増加しているからです。 新型コロナの感染拡大に伴う受診控えがあり、2020年は対前年比で1兆円超の減少となりましたが、長期的視点で見れば増加傾向に…

  • 【若年性認知症】なりやすい人の特徴は?

    認知症は高齢者だけの病気ではなく、65歳以下の方でも認知症になるリスクはあります。若くして発症する「若年性認知症」は、生活習慣を見直すことで予防が可能です。 若年性認知症とは、65歳未満で発症する認知症のことです。若年性認知症を発症すると、就労の継続が問題になりやすいのが特徴です。 また生活費の負担や介護など、家族への負担が大きいのも特徴といえます。 東京都健康長寿医療センターらが行った「若年性認知症の有病率・生活実態把握と多元的データ共有システム」によると、日本では3万5700人が若年性認知症を患っていました。18歳~65歳の人口10万人あたり50.9人が発症していることになります。 高齢者…

  • 若々しく見える人が「朝と夜」に食べているもの “細胞を元気にする”食事法

    1日の食習慣の中にかならず盛り込んでほしいのが、みそ汁です。 みそは大豆由来の良質なタンパク質を筆頭に、糖質や脂質の3大栄養素だけでなく、ビタミンB群やビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル、食物繊維などを含む食材の優等生。 しかも、発酵しているので、タンパク質や糖質などの栄養素が吸収しやすいアミノ酸やブドウ糖に分解されているのもありがたい点です。 具材に関してはお好み次第なのですが、血流にスポットを当てて、2種類のみそ汁をおすすめしたいと思います。 まずは、しじみのみそ汁。 しじみのみそ汁 肝臓を助ける力のあるオルニチンを含むしじみは二日酔いに効くことで有名で…

  • 投資商材に騙される人の「残念な共通点」

    「授人以魚 不如授人以漁」、すなわち「魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか」という格言があります。 比較的大金を長期の視点で扱うときでも、刹那的なアドバイスをする人は多いです。 「〇〇の株価は必ず上がる」 「AをBしてCすればポイントが稼げる」 「この商材を読んでマネをすれば……」 といった直接的、具体的なものです。 手っ取り早そうです。 しかし、大金を正しく扱うためには、どうしても基礎的な数学の知識が必須となってきます。数学なんてとてもつまらなそうなのですが、まさにここが「魚の釣り方」なのです。簡単な計算のお話です。 ● 貯金の超・基本公式 まずは、おそらくすべての貯金本に書かれている、有名な…

  • “高カカオチョコ”を食べると脳が疲れにくい

    疲れたときには甘いものを食べる人も多いと思いますが、高カカオチョコレートを摂取すると「脳」が疲れにくくなるという研究結果が発表されました。 株式会社明治と、理化学研究所生命機能科学研究センターの健康・病態科学研究チームは、共同で高カカオチョコレートに関する2つの研究を実施しました。 1つ目は、日本人の男女22人(20歳~50歳未満)に高カカオチョコレートまたは低カカオチョコレートを食べてもらい、認知機能のパフォーマンスを2回調べました。 その結果、高カカオチョコを摂取したグループは、低カカオチョコのグループより認知機能のパフォーマンスが2回目も低下せず、集中力を維持したことが示されたという。 …

  • 高齢期を充実させるためにはお金より教養

    50代はいま、どれくらいのペースで本を読んでいるでしょうか。日本人の読書量についていろいろデータを調べてみると、少し驚くような数字が並んでいます。あらゆる年代を通じて月に何冊の本を読むのかといえば、ほぼ半数近くの人が0冊。 つまり1冊も本を読んでいません。これに月1冊と答えた人を合計すると、およそ80パーセントになります。つまり日本人の大半はまったく本を読まないか、せいぜい月に1冊の本しか読んでいないのです。 日本人の読書離れは、この20年ほどで深刻になったとも言われます。SNSの普及で本を読むよりも、スマホを手にする時間のほうが圧倒的に増えたせいもあるのでしょう。雑誌も読まなくなりました。 …

  • 株価は最高値更新なのに、日本人の気分は暗すぎる

    2月に日経平均株価が、それまでの史上最高値を更新した。1989年12月につけた最高値を実に34年ぶりに更新したのです。 振り返ってみれば、まさにバブル最高潮のあの時のご自分を思い出せるでしょう。 あの後バブルはあっという間に崩壊し、どん底の景気で銀行や証券会社がつぶれた。就職氷河期や非正規雇用問題で若者が苦しみ、口を開けば誰もが景気が悪いと言い続けました。 34年を生きた日本人にとってはつくづく暗い年月だったことでしょう。 日本が長い経済の低迷に沈んでいる間に、他の国は浮き沈みはあっても成長基調で、日本人にとってはモノもサービスも高くなってしまいました。 海外への飛行機代もブランド品も以前の2…

  • 「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い

    明治安田生活福祉研究所の調査によれば、結婚について金銭的な損得やコスパの観点で考えたことがある人の割合は30代の未婚男女において特に高く、男性で45.7%、女性で48.3%となっています。 また男性未婚者は結婚の価値をお金に換算するとマイナスであると答えている割合が高く、結婚に対してコスパ意識を持っている人はそうでない人に比べ「結婚に希望が持てない」と回答している割合も高くなっていました。 同調査からは、コスパに基づいた結婚観を持っている人ほど結婚はコスパが悪い、よって結婚にリソースを割り当てるべきではないと判断している様子がうかがえます。 資本主義による人間の家畜化、あるいは“文化的な自己家…

  • 無理して「億超えタワマン」を買った共働き夫婦はお気の毒

    東京の江東区豊洲のタワマンは、数年前の販売時の平均価格は坪単価450万円、上層階で専有面積100m2 を超すプレミアム物件になると、坪単価は600万円を超えていました。1戸あたり、優に2億円を超えます。 中層階、低層階でも20坪(66m2 )で9000万円前後ですから、一般国民には手が届きません。 豊洲近辺はかつてIHI(石川島播磨重工業)のドックなどがあり、古くからの街並みが形成されているわけではありません。緑も少なく、見方によっては人工的でやや殺風景に見えます。 世間では海が近く、「ウォーターフロント」などと礼賛されますが、しょせん借景にすぎませんし、きれいとは言えない海で泳げるわけでもあ…

  • いま「一人暮らし」がヤバい…!

    遺品は故人の生き方を反映します。大量のものに囲まれて一人で亡くなられた現場を見ると、「親子関係は良好だったのだろうか」などと、つい生前の暮らしぶりに思いをはせてしまうのです。 誰もものを持っては逝けません。形はさまざまだが、結局のところ、最後は誰もが「身ひとつで逝く」。 高齢者に限らず、日本の社会では、とにかく「一人暮らしの人」が増えている状況がある。独居世帯は1400万世帯にものぼるとされています。 これには、生涯未婚率(50歳時で一度も結婚をしたことのない人の割合)が高くなって結婚しない人や、結婚しても熟年離婚する夫婦が増えたことも影響しているでしょう。 一人暮らしそのものが悪いわけではあ…

  • 月収41万円、退職金2,100万円「元エリート国家公務員」でも生活困窮の実態

    国家公務員といえば、超がつくほどエリートで「生涯安泰」というイメージが強いですが、昨今はそんな神話も崩壊してしまったといわれています。国家公務員たちの老後の実態はどうなっているのでしょうか? 人事院によると、公務員と呼ばれる人は全国に330万人ほどいますが、そのうち60万人ほどが国家公務員。 そのうち人事院の給与勧告の対象となる一般職の国家公務員は28.2万人ほどいます。その基本給にあたる平均俸給額は33万4,218円、手当てなども含めた月収は平均41万2,747円です。 組織別にみていくと、本府省(対象3万8,833人/平均年齢40.4歳)は平均月収44万7,666円、管区機関が(対象3万3…

  • 頭を切り替えられない人たちが被る「あまりに大きな損失」

    欧米諸国と比べて日本人は、金融資産に占める預貯金の比率が大幅に高くなっています。金融資産が高齢者に偏っていることが一因なのでしょうが、日本人の遺伝子がリスクを嫌う特徴を持っているという話も聞きます。 バブル崩壊やリーマン・ショック、プラザ合意等を経験していない若い人々の間では、株式投資等への抵抗感がそれほど強くないとも考えられますので、政府の「貯蓄から投資へ」「貯蓄から資産形成へ」といったスローガンや、新NISA導入などを受けて投資する人も増えているようです。 バブルの頃までは「株式投資はバクチだから真っ当な人間は手を出すべきではない」と考える人も多かったわけですが、最近では「株式の長期保有は…

  • 地方に移住した「ワガママすぎる都会の移住者たち」の実態

    コロナ禍以降、テレビや雑誌、ネットなど各メディアで、都市部の密集した暮らしから、人口の少ない地方へ移住する、いわゆる「コロナ移住」という言葉をよく目にします。 リモートワーク・テレワークが導入され、勤務地以外のどこで暮らしていても仕事ができる環境になったことは非常に大きいです。 過疎に直面する地方自治体にとっては、田舎の良さをPRする絶好の機会です。 しかし、ちょっとした移住ブームのおかげで、にわか田舎ファンが増え、各地で迷惑をかけているという事例をよく耳にします。 何年もかけて地方移住を検討している人と、最近になって急速に地方移住に興味を持った人では性質が違うので、受け入れ側としては慎重にな…

  • 住まいの再検討は60歳前後が良いタイミング

    人生100年時代と言われるようになった昨今、60代は気力・体力ともにまだまだ充実している人が多い印象です。 趣味や再就職など社会的活動をする一方で、老後はどこに住むのが望ましいのか、所有している自宅はどうしたらいいのか、いろいろ模索し始めるタイミングでもあります。 新築・中古を問わず、初めて家を購入することを一次取得というのに対して、現在すでに家を所有していて、新たに買い替えることを二次取得といいます。 国土交通省が公表する「住宅市場動向調査(令和4年度)」で住宅取得時の年齢を見ると、一次取得者はすべての住宅について30代が最も多いという結果が出ています。 興味深いのが、二次取得者は、注文住宅…

  • いつ起きてもおかしくない地」…〈地震に強い家〉2つの条件

    能登半島地震は内陸の活断層による「内陸型の直下型地震」です。これは活断層や海のプレートが陸のプレートを圧迫することによる歪が原因で起こります。 範囲は広くはありませんが震源が近く、浅い場合は、突然大きな揺れに襲われることが考えられます。過去の例では阪神淡路大震災、熊本地震などがありますが、どれも甚大な被害をもたらしています。 この「直下型地震」で心配されているのが首都直下地震です。発生確率は今後30年以内に70%と、明日起きてもおかしくない状況です。 「首都」というと東京が震源地と思う方も多いのですが、「首都」の範囲は東京都、茨城県、千葉県、埼玉県、神奈川県、山梨県を含む南関東地域が対象です。…

  • タワマンに住むリスクは大きい「幸福度は高くない」

    現代社会に生きる私たちにとって、「頭の良さ」は重要な要因です。ここでいう「頭の良さ」とは、認知能力として定義されるもので、記憶力、思考力、計算力、言語力、IQといったものが含まれます。これらはいずれも、検査で測定できる能力です。 なぜ頭の良さが重要か。それは学歴に直結し、働きだした後の年収や職種、企業規模、ひいては結婚相手探しといった点にも大きな影響を及ぼすからです。 頭が良ければ学歴が高くなり、年収も高くなるでしょう。個々の頭の良さが経済的な格差につながっています。 頭が良い人ほど年収が高くなっており、知能の格差が経済格差に直結するわけです。ITやAIが発達し、さまざまな知識がすぐに手に入る…

  • 株価を押し上げる円安でどんどん貧しくなる日本人

    3月3日、日経平均株価ははじめて4万円の大台に乗せました。1989年の大納会でつけた3万8915円が、2月22日に34年ぶりに更新されたばかりで、一息つくかと思いきや、勢いは止まらなかったのです。 なにしろ、年初から2カ月余りでもう7000円も上昇しているため、一部では「失われた30年」から脱したように騒いでいますが、一方で、たいていの人は好景気など実感していません。 日本人の平均賃金は経済協力開発機構(OECD)が公表しているデータによれば、1990年とくらべて1.1倍とほぼ横ばいですが、アメリカは2.8倍になっています。 90年には、加盟38カ国中11位だった日本の平均賃金は、いまでは25…

  • 新NISA、お得な制度を用意したのだから、資金不足になるのは“自己責任”

    2025年にはすべての団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、本格的な「超高齢社会」が到来します。 年金や医療など社会保障費の膨張で財政逼迫は避けようがないのです。 すぐに実現できる抜本的な解決策があるわけもなく、国がどこまで国民の面倒をみてくれるのか、年金だけでどこまで生活できるのか、老後不安が尽きないのも当然でしょう。 「人生100年時代」といわれますが、20歳から60歳まで40年間働いても、100歳まで40年も残ります。 現役時代に積み立てた年金だけで、同じ長さの老後を不安なく暮らせるとはとても思えません。 金融庁が2019年にまとめた報告書で、「年金だけでは老後資金が2000万円不足…

  • 日本の未来は楽園か、超格差社会か

    AI時代の日本がどうなるのか、考えられる未来予想図は2つあります。 ひとつは、誰もが労働から解放される「楽園」です。多くの人がAIに仕事を奪われる代わりに、ベーシックインカムが導入されて、すべての人に最低限の所得が保証され、働かなくても食べていける未来です。 労働はすべて奴隷に任せて(女性は働かされていたようですが)、市民は哲学的思索と議論だけしていればよかった古代ギリシャのようなものです。しかもその奴隷が人間ではなく、AIを搭載したロボットになるわけですから、人道的と言えるでしょう。 もうひとつは、AIの上に立つ人間と、AI以下の働きしかできない人間の格差が残酷なまでに拡大する「超格差社会」…

  • これから頭のいい人と悪い人の格差はさらに広がる

    AIの時代になれば、「大半の知的作業はAIが代行してくれるので、勉強はいらなくなる」という見方がありますが、本当にそうと言えるでしょうか。 インプットできる知識の量においては、人間はとうていAIにはかないません。単なる「物知り」では意味がない時代になることは確かです。 すでに、インターネットの検索ひとつで大量の情報を瞬時に得られるようになりました。知識量そのものはほとんど意味をもたなくなっています。だからといって勉強していないと、検索して出てきた情報を読んでも理解できないという問題が起こります。 慶應義塾大学の文学部の入試では、英語の試験で辞書の持ち込みが認められています。「それなら単語を覚え…

  • 徳のない日本の金持ち

    この国には、社会的上位者が義務として弱者を救おうとするという、いわゆる「ノブレス・オブリージュ」の精神も根付いていません。 道徳教育の必要性が叫ばれていますが、そこで言われる道徳教育とは、往々にして一般社会人が守るべき人の道、つまり「道」の教育であって、「徳」の教育は欠けています。 「徳」とはすなわちノブレス・オブリージュのことであり、社会的上位者になったときにその有無が問われるものです。それを備えている人を「徳のある人」と呼ぶのです。 もし道徳の教科書をつくるとしたら、1ページ目にアメリカと日本それぞれの資産家の資産額と寄付額の一覧表を並べ、どちらの国の金持ちに「徳」があるかひと目でわかるよ…

  • 情報力を磨かなければ命を落としかねない

    終身雇用、年功序列が普通だったかつての時代は、誰もがそこそこ安定した一生を送ることができました。そういう意味では、戦後の日本はいい時代でもありました。 学歴でほぼ一生が決まってしまうため、受験戦争は熾烈(しれつ)でしたが、そこでひとまず勝ちをおさめておけば、いい会社に入ってそれなりに出世する人生が約束されていました。 たとえ受験に失敗して高い学歴が得られなかったとしても、終身雇用の枠組みに残りさえすれば、ほとんどの人は定年間際には1000万円近い年収を得ることができました。 高卒で自動車の販売員からBMW東京の社長にのぼりつめ、その後ダイエーの会長などを歴任した林文子・前横浜市長のように、有能…

  • 「寿命が短くなる」食事

    これまで、一般的には人の寿命を人為的に延ばすなど不可能と思われてきました。しかし、近年の科学はそれを可能にするヒントをつかみました。それがサーチュインです。 そのヒントを基にした研究者の努力により、人の寿命延長はより現実味を帯びてきたのです。しかも、もたらされた長寿は寝たきりや認知症などを伴わない、いわゆる健康長寿なのです。 骨は体を構成する組織のうち、その量が多く割合の高い組織ですが、筋肉もまた割合の大きな組織です。体重に占める筋肉の量を筋肉率とよびますが、年齢別の平均的な数値を図表に示しました。 その数値を見てみると、20代男性の44%をピークに年齢とともに低下し、60代では29%になって…

  • 世界巻き込む金融危機へ?中国はバブル崩壊

    いよいよ中国は終わるのでしょうか。不動産バブルの崩壊や株価の下落。一時は世界をリードした中国経済が断末魔の悲鳴をあげ、政府がなりふりかまわぬ支援に乗り出しています。 中国国家外貨管理局が2024年2月18日公表した23年の国際収支統計。外資企業による直接投資は前年比82%減の330億ドル(約4兆9千億円)と30年ぶりの低水準となりました。 23年7~9月期は資金の流出額が流入額を上回り、統計を確認できる1998年以降で初のマイナスを記録しました。 不動産不況で成長力にも陰りがみられる中国経済。半導体などの先端技術で米国主導の対中輸出規制が強化され、改正反スパイ法の施行などが外資の脱出を加速させ…

  • インフレは「勝ち組」と「負け組」を気まぐれに生む

    たびたびニュースを騒がせている「インフレ」。実は日本では実に40~50年ぶりであることをご存じでしょうか(日本のバブル期には資産価格は上がったが、物価はほぼ上がらなかった)。インフレを経験として知っている人は少ないのです。 そんななか、これから物価が上昇していく時代に突入しようとしています。 インフレはいわば、一部の人たちから資産をむしり取り、残りの人たちに分配する、気まぐれで不公平なメカニズムなのです。 特に大打撃をこうむりやすいのは、限られた現金しか持たない人々、つまり貧困層や年金受給者たちです。 貯蓄を「保護」するための金銭的な余裕や知識に乏しいからです。 一方、政府、住宅購入者、一部の…

  • 深刻な職場での「いじめ・嫌がらせ」…今後、「もっと増える」

    「〇〇〇ハラスメント」という言葉が、私たちの社会に定着して久しいです。ハラスメントとは、嫌がらせ、いじめの意味です。労働関係だと、セクハラ(セクシュアルハラスメント)とパワハラ(パワーハラスメント)が中心でしょうか。 労働者の尊厳や名誉感情を傷つける行為が、後を絶ちません。全国にある労働相談窓口では、社内での嫌がらせ、いじめについての相談が急増しています。 厚生労働省における「令和3年度個別労働紛争解決制度の施行状況」によれば、総合労働相談件数(全国の都道府県労働局及び労働基準監督署に相談コーナーが設置されています)は、14年連続で100万件を超えており、民事上の個別労働紛争の相談内容別の件数…

  • ウォーキングよりも効果的…「疲れない」のに運動強度は高く血糖値も下がる"身近な運動"

    健康づくりのために、運動が必要なことは誰もが知っています。 米国スポーツ医学会は、健康づくりのための運動として「50%程度の運動強度で、1日に30分間、週に5回、または70%程度の運動強度で、1日に20分間、週に3回の有酸素運動を行う必要がある」としています。 息が切れてもう動けないというときの運動強度を100%とし、その半分が50%の運動強度だと考えてください。 しかし、その運動時間をつくるのが難しい、という忙しい方も多いことでしょう。そこでおすすめするのが自転車を通勤や通学、買い物などに取り入れることです。 歩行または自転車走行で1分間運動したときのエネルギー消費量を比較した結果があります…

  • 人生は「不遇な時期をどう過ごすか」で差がつく

    人生に差がつくとしたら、それは「不遇な時期をどう過ごすか」だと考えています。 好調なときは謙虚、感謝を忘れず、あとは流れに乗るだけです。 もともと人間は流れに乗るのは得意ですし、流れがいいときは自律神経の状態もいいのでいろいろうまくいくでしょう。 流れが悪く、不遇な時期をどう過ごすか。むしろこちらが重要です。 人生はプラスマイナスゼロなので、いずれいい流れがやってきます。ポイントは、そのときに「流れに乗る準備ができているか」です。 流れが悪いとき、それはネクスト・バッターズ・サークルにいるようなもの。打席が回ってくるそのときに備えて、体調を整え、さまざまな準備をしておく時間です。 具体的には、…

  • 恐るべき「睡眠不足の長期的な影響」とは?

    しかし、米国で暮らす人の3分の1以上が7時間未満の睡眠時間であることが、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の調査で明らかになりました。 睡眠と不眠症を専門とする「The Sleep Expert」のコーチ Elina Winnel氏によると、睡眠は心身を休め、新たな活力を得るための大事な時間であり、睡眠不足のリスクを次のように指摘しています。 睡眠不足が長期間にわたって続くと、いわゆる思考力だけでなく、物事をさまざまな視点から捉える水平思考力(ラテラルシンキング)も低下します。 さらに、ストレスレベルが上昇し、気分に影響を及ぼし、不安障害やうつ症状の一因になることもあります。 何よりも重大…

  • 分散投資ではお金持ちになれない、投資家として成功を収める唯一の方法

    投資に重要なのはタイミングである。基本の心得は「安く買って、高く売る」です。 今さらそんなわかりきったことを言われても、と困惑するかもしれませんが、現実問題としてこれができていない人は多いのえす。 ほとんどの投資家は強気(ブル)相場にばかり目を向け、弱気(ベア)相場を見ようとしません。 特に日本人は、相場が過熱してから、我も我もとマーケットに入ってくる傾向があります。 常に「どこがベア相場か」を気にかけないといけません。人々が過熱しているときには、冷静に底値を探すのです。 みなが絶望的になっているときに、人々が目を向けていない将来有望で割安な投資対象を見つけるのです。 人々が目を向けない割安な…

  • 富裕層だけが儲けている!? 「株高」なのに日本経済は低迷

    日経平均株価は、バブル期の1989年12月に記録された史上最高値3万8,915円87銭を更新目前です。しかし、株高が続くなかでも、私たち国民の実生活に目を向けると、賃金減少と物価高に苦しめられている状況です。 株高にもかかわらず、日本経済が低迷し続けるのはなぜなのでしょうか? 日経平均株価は、2024年2月9日の東京株式市場で続伸し、一時3万7,000円を上回りました。取引時間中に日経平均が3万7,000円をつけるのは、1990年2月20日以来34年ぶりのことです。 株式市場は、年始から続くバブル後の最高値更新に沸いています。 また、景気動向について内閣府が2月7日に公表した昨年12月の景気動…

  • 厚労省、「健康に配慮した飲酒ガイドライン」公表

    厚生労働省は、飲酒に伴うリスクに関する知識の普及の推進を図り、適切な飲酒量・飲酒行動の判断を促す「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を作成し、公表しました。 アルコール健康障害の発生を防止するため、国民一人ひとりがアルコールに関連する問題への関心と理解を深め、自らの予防に必要な注意を払って不適切な飲酒を減らすために活用されることを目的として作成しました。 不適切な飲酒は健康障害等につながるほか、飲酒する習慣がない人に無理に飲酒を勧めることは避けるべきとしています。 過度な飲酒には疾病発症等のリスクや、運動機能や集中力の低下に伴う行動面のリスクがあるとし、純アルコール量に着目しながら自分に…

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