自治体の介護手当というものがある。「ねたきりや認知症高齢者等を常時介護している家族の方々に対し、介護者の経済的援助とその労をねぎらうために、介護手当を支給しています。」とホームページに書かれている。別居か同居かは問われない。「在宅」かどうかがポイント。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー在宅で日常生活において常時介護が必要とする状態が6ヵ月以上続き、なお、継続すると認められる次の方...
しっかり者の母がレビー小体型認知症に?! 父が肺がんで要介護2? 突然始まったW介護の戸惑いをリアルタイムで吐き出します。
28年ぶりに地元に戻り、ゆったり平和な生活を…と思いきや、母がまさかの認知症に。誰にも言えない日常の変化、うつろいやすい母の記憶について記録していきます。
2週間ぶりの訪問診療があって、鎖骨ベルトは折り返し地点だと言われた…。がーん。長い…。私がショックを受けていると、看護師さんが先生に、「具体的なゴールを一応設定した方が、娘さんも気が楽になりませんか?」と提案し、4月の末ぐらいにもう一度クリニックでレントゲンを撮影して、骨の状態を確認してみましょうと言われる。「ですが、娘さんがクリニックにお母様をお連れするのが大変でしたら、どうしても必要な受診という...
母は、買ってきた野菜を使って、朝からせっせと何かを鍋で作っていた。もう鍋は使わないで欲しいし、IHヒーターとはいえ調理もやめて欲しい。作ったものをどのタイミングで処分したらいいのか、ヘルパーさんの手間が増えるだけだ。自分一人では食べきれない量を作って、妄想の中の「お客さん」に振舞いたいのだ。「何作ってるの?」と聞くと、「お雑煮よ」と母は言った。餅が好きなのだ。また厄介なものを好む老人である。調味料も...
あんなに口酸っぱくひとりで出かけてはいけないと言っていたにも関わらず、勝手に外出してしまった母は、私たちにとっては「徘徊」だったが、母にとっては「買い物」だった。ちょっとスーパーに買い物に出ただけなのに、なんでこんなに大騒ぎになってしまったの? と、言う感じだろう。ただ、ヘルパーさんや私が走って迎えに来たのを見て、いけないことをしてしまったのだと言うことを感じ取ったのか、「ごめんなさいね、迷惑をか...
魔の水曜日。ショートステイから戻ってきても、何事も起こらず母はおとなしかったので、私も完全に油断してたよね…。午前中は訪問看護師の日で、特に電話がかかってくることなくいつも通り処置を終えて帰っていった。私は朝は町内会の会合がどうしたとかって、役員の人が訪ねてきたりドタバタしており、午後からは仕事だった。本当は町内会の会合が夜18時からで参加してくださいと言われていたのだけど、そんなど平日の夜なんて、...
前日の夜に鎖骨ベルトを外したとき、ついでにパジャマの上下に着替えさせた。翌朝の6時半にまた装着しに行くと、家は静かで母はまだ寝ているようだった。起こすのは可哀想だけど、夫が会社に遅刻してしまう! 「おはよう〜!」と声をかけて家に入り、寝室を覗くと、母がゆっくり起き上がろうとしていた。ん? パジャマはどうした? 夜に着替えさせたはずのパジャマ姿ではなく、黒いハイネックのセーターの上にスエットを重ね着...
訪問美容師さんが来てくれる日だった。ショートステイに行く前から、髪の毛を切りたいとずっと母は言っていて、骨折でそれどころじゃないのに、身だしなみが気になるなんて、そのアンバランスさが面白い。お泊まりから帰ってきてからにしようね、と言い聞かせて、ショートの期間中に美容師さんに連絡を取った。在宅日の月曜日。16時から。朝、鎖骨ベルトをつけに行った時に、「今日は美容師さんが16時に来るからね。お弁当屋さんが...
眠い! 少し早起きして夫の弁当を作って、急いで母のところへ行き、出勤前の夫と2人がかりでベルトを装着! ゆっくりした母のペースと、ちょいちょい噛み合わないトークに落ち着いて付き合う暇がない。今日はゴミの日なので、朝からそわそわしている母は、まだ7時半なのに「ヘルパーさん来ないわね、大丈夫なのかしら?」などと言っていた。ショートステイから戻ってきて、初の在宅日なのでおとなしくしててくれるか心配な1日...
早速朝イチの鎖骨ベルト装着が始まった。土日も関係なく、目覚ましをかけてパジャマのジャージのまま母のところへ行き、こっちも寝ぼけているし、母もボケている。ベルトを付けに来たと言うと、「ああ、そうだったわね、それ付けないとね」と母は思い出す。付けてなくても痛みはないのだろうか。そしてベルトを付け終えて、スルスルと上手に着替える母を見守って、「今日はデイサービスの日だからね。今からヘルパーさんが来るから...
昨日の夕方、母が帰ってきました。いつも通っているデイサービスとは違い、家から離れた場所にあるので、移動にもそこそこ時間がかかり、夕方のヘルパーさんが来る15分ほど前に滑り込みで帰宅。私はその1時間ほど前から、母の部屋の洗濯物を整理したり、湯沸かしポットのお湯を抜いて入れ直し電源を入れてお湯を沸かしておいたり、簡単に掃除をしながらそわそわ過ごしていた。大きなバンに1人だけ乗せられて帰ってきた母は元気に...
ゆっくり目覚められる朝は今日が最後だったけど、ちょっと夜更かししたのに7時には自然と目が覚めた。これなら明日からも大丈夫かな。今日の夕方、母が1週間のショートステイを終えて家に戻ってくる。私は昨日のうちに、置き去りになっていたパン類を処分して、新しいものを買い揃えた。あとは、洗濯しまくったものが室内干しのラックに干しっぱなしになってるので、取りまとめて整えなければ。1週間もらった介護休みだったけど...
朝一番で、見知らぬ番号からの着信。あ〜、これはショートステイの施設よね〜、嫌な話じゃなければいいな〜と思いながら電話に出る。やはり電話は母のいるショートステイの施設からで。明るい感じの女性からだった。「お母様の浣腸の件でお電話したんですけど」朝から浣腸の件か…。「毎週水曜日にされてるとのことだったんですが、こちらに来てから月曜も昨日も普通に出ているようなのですが、必要でしょうか?」毎週水曜日に訪問...
母の骨折から2週間が過ぎたが、鎖骨ベルトは2ヶ月以上続くと聞かされ、絶望しているので、まだ2週間か…と思う。私の幸せな時間も残り数日となってしまった。昨日はヘルパーから連絡があり、母が戻った後のサービスについて話があった。週に一度木曜日に1時間のサービスを入れて、デイサービスの準備を1週間分作ってダンボールに隠しているのだが、今週はショートステイのため木曜日のサービスがない! どうしましょう? っ...
胸にずっとつっかえていたものがスッとなくなったような日々は、折り返しを迎えた。何も考えなくていいわけじゃなく、いない間にできることはないか考えてしまう。冷蔵庫の中を見ていなかったけど、ゴミの日に色々処分しなければ。姉からは「お母さんが入っているショートステイの施設はなんていうところですか?」とラインが来た。聞いてどうする? あなたに関係ないし! なんでも私に聞いたことを右から左にまるで自分が世話し...
ショートステイに入れるにも、何をするにも、最低でも1週間前には予定を出さねばならない。予約も契約も必要だし、1ヶ月の介護サービス計画書を変更しなければいけない。ショートステイを入れると、どのくらい介護保険の範囲をはみ出すのか不安だったが、とにかくイレギュラーな骨折で私たちも慌ててしまい、夫の早朝出勤当番に合わせてまるっと1週間ショートを決めてしまった。金曜から金曜。途中に祝日や週末があるのでこうな...
ショートステイに入れるまでは、本当に大変だった!母への説明と理解を求めるのはもちろんのことだが、それにまつわる準備が大変すぎた。まず、新たな施設でのショートステイになるのでまた契約作業があったのだが、施設の責任者の話が長い!! 1聞いたら10以上になって返ってきて話が進まない!! 16時に約束をしていて、17時10分からヘルパーさんが来ることになっていた日だったのだが、本来なら余裕で間に合うはずが、全然間...
第2、第4木曜日は訪問診療の日と決まっているのだけど、9時台に診察が終わって、それからの時間を持て余してしまう。水曜は訪問看護師の日で、金曜は在宅。3日連続在宅がつらいので(私が)、訪問診療の後、10時から15時というショートコースのデイを申し込んだ。火曜日に書道をやっているデイと同じ施設だ。木曜の朝、6時台に母の鎖骨ベルトを付けに行き、着替えさせて、「今日は忙しいよ!今からヘルパーさんが来て、その後、...
いろんなことがありすぎて、この1ページに書ききれない。と、書く前から思う(笑)。夫が今朝から2時半起きで3時出勤の週に入ったため、鎖骨ベルト休暇を私たちがいただくため、急遽今日から1週間、母をショートステイに入れることにした。訪問診療も書道もない週なので、タイミング的にここしかない。骨折したてなのに、母はウロウロと動き回る。母の起きる時間に合わせて私たちが家に入ってベルトをつけて、寝るときに外すと言...
今日も朝6時半から鎖骨バンドを持って母の家へ。夫と2人がかりで締めるのだけど、どうして私1人でできないのかわかった…。爪が長いからなのだ…。爪ぐらい切ればいいじゃないか、非常時だ!と思われるかもだけど、これはオシャレだけではない。商売道具だ。私が誰よりも綺麗にしていなければいけない。母の鎖骨バンドのためにショートネイルに…か。「爪切るのはダメだろ! 商売道具なんだから!」と、夫が真っ先に理解を示してく...
姉が帰って、平常運転に戻った…。朝6時半に夫と2人がかりで鎖骨バンドを装着しに行き、夕方ヘルパーさんが帰ってから頃合いを見計らって、私がベルトを外しに行く。そして着替えをさせる。姉がいて、あーだこーだと指示をするより、自分たちでやった方がストレスがたまらない。母は昨日はデイサービスに行った。デイの施設からは、「入浴は先生から指示出ていますか? 少しだけなら湯船に浸かることもできますが」と問い合わせの...
姉は、たった2日の鎖骨ベルト付け業務からも解放され、予定通り月曜の夕方に帰って行った。引き止める気も起こらない。3日間、私の車をホテルとの往復や教会の往復などに使っていたが、特にガソリンを満タンにして返すなどという気の利いたことも一切なく、想定内である。。。別にガソリンは減ってないが、むしろ半分まで減っていた状態で貸し出していたが、大して使ってないのに満タン返しなんてしてくれたら、少し見直してしま...
姉たちは、予定通り朝母を教会に連れて行き、その帰り道にファミレスに寄りお昼を食べて帰ってきていた。出かける様子をモニターで見ていたが、母を車に乗せるのも姉は回り込んでサポートするでもなく、義兄に「こっち側からじゃないとダメだろ」と注意されていた。気が利かないのは通常運転なんだなとしみじみ思う。姉との話し合いに向けて、夫とミーティングをしていた。まずは、1日半母に付き合って、現状を少しでも知ったとこ...
来た。姉が来た。姉が来る時はいつも天気が悪い。3月なのに雪が降っている。納骨の時はあの日だけピンポイントで大雨だった。私の心に雲がかかるからだろうか…。前日の金曜日にクール宅急便で姉から私が大好きなキルフェボンの冷凍ホールケーキが届いた。お土産を手持ちせず送ってきたようだ。一応お礼を言ったが、「このぐらいしかできないので…」と返ってきたのが若干気になる。まさか「このぐらい」で済ませようと思ってないよ...
朝6時半にダッシュで母の家に行き、鎖骨バンド装着から始まる朝である…。着ているパジャマを脱がせて、バンドをつけて、カーディガンなど羽織ものに着替えさせて、急いで家に戻って私は弁当作り、夫は出勤準備。これが土日祝も休みなくずっとなのかと思うと、本当に気が遠くなる。夜は、ヘルパーさんが来ている時間だと早すぎるかと思い、19時半ごろに訪問すると、「待っていたのよ〜」と母が出てきた。右手がパンパンに腫れていた...
あ〜〜〜〜もう、朝早くから大変! 母の鎖骨骨折後、問題になったのは、肩を固定しているコルセットである。見た目は、前から見ると、リュックサックの肩当てみたいな感じで、それを脇の下に通して背中でクロスするような感じでぎゅーっとマジックテープで固定する。母の背中が曲がっているので、これがなかなか難しい。その作業を、ヘルパーがやることは規則上できない。医療行為に関わることに含まれるため、ヘルパーに頼むこと...
とんでもない事件が起きた…。はあ…。もう、思い出すのもしんどいわ。昨日、母が自宅で転倒して骨折しました…。リビングの椅子(肘掛ナシ)に座って、いつものようにテレビを見ていて、うつらうつらしていて、そのまま横にバタンと倒れたようだ。骨折箇所は、右肩の鎖骨あたりで、もし手をついていたら手を骨折しただろうし、立ち上がっていて膝から転んだら足を骨折しただろう。どっちにしてもどこかしらやっただろうと思う。発見...
介護認定は望む結果を得ることができたのだけど、いろいろモヤモヤすることが続く。ケアマネからヘルパーステーションに連絡が行き、3月から朝夕のサービスを30分から20分に変更となり、予定表が私のポストに入っていた。ケアマネからは電話がかかってきてこんなことを言った。「ヘルパーステーションの責任者の方と電話で話したんですけど、夕方の血圧って測らないことにしてもいいですかね? デイでも測ってるし、そんなに朝夕...
届いたーーー! 介護認定の結果がやっと届いた!昨日は朝から3回もポストを行ったり来たりして、3回目にポストを開くといつものグレーの封筒を発見…!「ついに来た…!」と、あんなに待ってたのにザワザワするのであります。「認定結果 要介護4」やった…(涙)。ありがとう。ケアマネさんと、訪問医師と、私の3人がここに向かってコツコツと母の現状をまとめて伝えようと頑張った結果だよ。身体に不自由がなく、認知機能のみ...
はあ〜、今日の郵便で届くかなあ、介護認定の結果。今日は午前は仕事が入ってないので、母より先にポストチェックしなければ! もうなんでもいいから早くして欲しい!昨日は、母が教会に行ってから、午前中のうちにスーパーに行って、パンやその他の食材を買い足した。洗剤がもうすぐなくなりそうで、そろそろヘルパーから書かれる頃だ。ドラッグストアにも近々行って来なければ。スーパーには、ひな祭りだからか、ちらし鮨がたく...
昨日は、午前と午後、仕事が終わったあと、倒れ込む暇もなく、母がデイから帰宅する前にと、夫と2人で急いで墓地まで様子を見に行った。一目で、さほど被害がないことがわかった。一番手前にある祖母の墓に行き、その後、父の墓を目指した。あまり整備されていない古くからの墓地で、暮石の大きさも向きもバラバラなのだけど、どこも大きな被害もなくしっかり立っていた。うちの墓も変化がなかったが、誰かが線香を供えてくれたあ...
市役所の仕事は遅かった…。ニュー介護保険証は届かず今週が終わった…。あ〜モヤモヤするわ〜! 週明けまでこのモヤモヤが続くなんて!昨日は午前中から仕事で、母は在宅日。しかも新規のお客様。卒業式や卒園式の季節なので、ご新規が増える時期なのだ。あと5分で予約時間っていう時に、母の家の玄関がガラガラ〜と開いた〜! 今、外に出るのはやめてくれ〜!サロンから飛び出すと、母が私に何か言いたげな様子で立っていた。「...
母の介護認定審査会は28日(水)だった。もしも市役所が仕事がめちゃ早くて、めちゃ気が利いていたら、3月1日金曜日に新しい介護保険証が届いても良い。だって、介護認定は2月末で切れるのだから。つまり、今日かもよ? 1年不安に思い続けた介護認定の結果がやっと出るのだ。夫は「届いたらすぐ電話して!」と言っていた(笑)。気になって仕方がないらしい。私も気になって仕方がない。母に郵便物を奪われないか、午前のお客...
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自治体の介護手当というものがある。「ねたきりや認知症高齢者等を常時介護している家族の方々に対し、介護者の経済的援助とその労をねぎらうために、介護手当を支給しています。」とホームページに書かれている。別居か同居かは問われない。「在宅」かどうかがポイント。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー在宅で日常生活において常時介護が必要とする状態が6ヵ月以上続き、なお、継続すると認められる次の方...
昨日の話。朝、「教会行くんでしょ?」と母に声をかけたら、「行かないと思うわ」と他人事のように言われる。その表情は、仮面。ああ、ダメな顔だね。この顔、先週してよ。姉がいる時に。なんで行かないの? 体調悪いの? と聞くと、「だって、行く日だと思っていなかったから」と、母は答える。無。って感じ。しかも、履いているデニム風のパンツは前と後ろが逆で、それを指摘すると「別にいいじゃない。困らないもの」と言われ...
早いもので、姉の帰省からすでに1週間が経過。母は、そこまで大きな混乱もなく、おとなしくデイにも通い、エアコンの効いた部屋で長袖を着て寝たり起きたりを繰り返している。昨日はデイに行っている間に家に入り、消費期限の切れたパンを処分。姉が選んできたパン3種は一切手をつけられず未開封のままゴミ箱へ…。特に、姉が買ってきたから食べないとかじゃなく、たまたまなんだろうけど、この時期は食欲が落ちるから買い過ぎ注...
金曜母の在宅日。夕方、そろそろ晩御飯の支度をしようかなっていう時間になって、ヘルパー責任者から電話がかかってきた。こんな時間に嫌な予感がする。「あの、夕方にケアマネさんから電話がかかってきまして、お母さんが便汚染でトイレも廊下も洋服もひどいことになってるとのことで、今、夕方のヘルパーが入ってるんですが、延長しますがよろしいですか?」あああ。そう言えば、私がサロンで仕事中に誰かが訪ねてきた気配がして...
母は朝からデイサービスに行き、連絡帳には母が塗った塗り絵が入っていた。これがまた大作で。髪の毛にも紫のメッシュ入ってるし、植物も美しいグラデーションになってて、認知症になっても母の絵心は失われてないのねって嬉しくなった。このブログが終わる日が来たら、母の作品をまとめてアップしておこうかな。以前、ショートステイの連絡帳に、他の利用者さんの塗り絵の作品が2枚紛れていたことがあって、それは人物を真っ赤に...
昨日の夕方のヘルパー連絡帳にこんなことが書いてあった。「娘さんの(帰省された)名前を忘れてしまって、どうしようもないとおっしゃっていました。一緒におはぎを食べに行ったと話しておられました」イエイ! 姉は姉なので、「お姉ちゃん」と呼んでおけば間違いない。まさかの名前が思い出せていなかったとは! ちょっとフフって思ってしまった。夫は「俺も忘れられてるのかなー。最近名前呼ばれてないし。こんなに一生懸命や...
母はデイサービスに出かけていき、書道教室に参加して「彦星」「織姫」を書いてきた。イレギュラーの翌日はデイサービスで日常のペースに戻す。これしか今のところ対策がない。今日は訪問看護師の日なので、ケア時間も1時間あるし、その後、出かけないかサロンで仕事をしながら見張りしようと思う。しかし、今さっき訪問看護師から電話があって、「緊急の訪問が入ってしまって、今日の訪問が10時半くらいになりますが大丈夫ですか...
姉たちが帰って行った…。土日、よっぽど疲れたのか、昨日の母はほとんど寝ていて、たまに起きて、また寝てを繰り返していた。姉たちはホテルをチェックアウトしたので行くところもなく、ずっと母の家のリビングに居たようだが、母が寝ているから特にやることもなくボケーっとしていたようだ。なんかさ、普段やらないところ掃除するとかさ、何かなかったかね? やる気がないんだから言うのも面倒くさい。昼ごはんも、母は食べたく...
姉たちは、いつもの一番近くのホテルが予約できなかったとかで、駅前のホテルを取っていた。あんなに前からごちゃごちゃ言ってたのに取れないなんて、ほんとか? 要領の悪いアナログな人なので調べ方悪いんじゃないのって思ってしまう。で、ホテルが取れない時点で、家に泊まってお兄さんだけホテルっていう選択肢が生まれなかったこともモヤる。昨日は、「何時に来たらいいですか?」と聞かれ、朝のヘルパーさんが帰った時間を指...
来ました。いつものように、夕方16時ちょっと前に家に到着したポンコ夫婦。うちの子犬は、全く懐きませんでした(どうでも情報)。おやつも食べず、ソファーの角ギリギリのところでブルブル震えていました。姉には、母が食べたものを可能な限り把握しておくように言われているので、食事を配膳したら写真撮って送って! と言いました。ええ、特に言われていません(笑)。何を食べさせるのか不安と興味です。「今日のメニューなん...
昨日、ヘルパー責任者から電話がかかってきた。「土日月と、ご家族さんが服薬介助されるとのことですが…、そうなると排泄介助だけになってしまって、もったいないですね」言いたいことはわかる。ヘルパーも決められた時間、在宅しなければいけない。早く終わったからと言って5分で帰っていいわけでもなく、普段やらない仕事を探したりするのも面倒だろう。どうせやるなら、排泄介助も全部やってヘルパー休みにしてくれよ、って話...
いよいよ明日、9ヶ月ぶりに姉が来る。随分前から予定をごちゃごちゃ打診され、その間にも母は不穏になったり戻ったりを繰り返しながら、少しずつ進行している。何時に来るのかは知らないけど、きっと午後の遅めの時間だろう。明日はデイサービスの日なので、そもそも母は留守。デイで帰り際に夜用パッドに交換してもらい、夕方ヘルパーさんは来ない。姉が食事を作り、母と一緒に食事をして服薬介助する。前回はカレー、前々回はシ...
水曜日、訪問看護師さんの日。1時間いてくれるので、シモの世話から足の指のタコ除去までゆっくりケアしてもらえる。介護サービスの中で、介護ベッドの次に取り入れたのが訪問看護だった。肺がんの父の入浴と看取りのためだったけど、今では母にも欠かせない。私にもこの人の存在はなくてはならない。我が家が壊れていくのを最初から見ていた人…。夕方、玄関のドアがドタンバタンと開いたので、お弁当屋さんが来たのかなと思って...
ショートの翌日はデイサービス。書道教室の日だったので、それに合わせてショートの予定を組んでいた。不自由になった生活の中でも、少しでも昔と同じようにやりたいことができるうちはやって欲しい。そんな風にちゃんと思ってる。が、極力母と顔を合わせなくて済むように、音も立てずに静かに過ごしている…。耳が良い母は、ちょっとの物音でもなんだなんだと家から出てきてしまう。認知症も中度から重度になると、特徴的な顔つき...
16時ごろに母が帰ってくるため、2階で静かにスタンバイ。毎回ちゃんと送り届けてくれないので、今回は写真付きの案内を作って連絡帳に挟んだ。「本人は自分の家がわからないので、聞いても2階だと言いがちです」とか、書いて印刷した。書きながら、進んだなあと実感した。施設からのバンが止まった気配がしてモニターをチェックすると、夕方のヘルパーさんがすでに待機していて、母を出迎えて荷物を受け取っていた。娘かなーって...
今日の夕方には母が帰る。また「学校から連絡なかった?」とか言われるのかな。もう説明するのもいちいち否定するのも面倒くさい。「なかったよ」でいいかな。そんな話を夫としながら、昨日は最後ののんびり週末を買い物やワンコのトリミングなどで忙しく過ごした。車で移動中に姉からラインが届いた。「質問がいくつか。いよいよ今週土曜日、そちらに行きます。1.このことはいつお母さんに話したらいいですか? 2.土曜日お母さ...
明日、母が帰ってくる。エアコンのフィルター掃除もしたし、あとは今日パンを買いに行って帰宅準備を整えるルーティンに入る。はあ、これからが長い。長すぎる。でも、数えるとちゃんと月に15日間のマックスでショートステイの予約が入れられている。仕方ない。1週間ショートに行って、1週間帰ってきて、また1週間行くパターンがいいのか、10日間ショートに行って、17日間在宅する方がいいのか、どっちだろう…。週末2回留守っ...
昨日、東京の友達からラインが入った。「お久しぶり! 突然なんだけど、9月28(日)前後にそっちに遊びに行ってもいい?」もうね、ライン通知の時点で、そういう話じゃないかと思ったよね。私がこっちに戻ってから2度ほど遊びに来たことがある友達で、2回とも3階に泊まってもらって、楽しい時間を過ごした。最後は令和元年だったから7年前か。2018年、まだ両親も元気で、母の異変にも気づくことなく、こちらの生活にも少しずつ...
ああ、木曜日か…。母のショートステイも折り返し、月曜日に帰ってきてしまう。今回のショートが終わると、暦の関係とショートの上限のやりくりもあって、2週間以上の在宅が続くのだ…。長い、長過ぎる…。17日間の連続在宅、しかもこの間にポンコツの帰省がある。滅多に来ない人が来て、張り切ってあれやこれやいつもと違うことをして、帰ったあとに混乱するのが予見できる。姉が帰ったあとの10日間のことを思うと憂鬱でしかない。...
ショートステイが長ければ長いほど、帰ってきた後のことを考えて心が沈んでしまう矛盾。行ったり来たりを選んだのは私なのだから、これは仕方がない。仕事が入ってないと、朝、夫の弁当を作って送り出した後、ワンコにご飯を食べさせて、そのあとは起きていられず横になる。かと言って眠れるわけでもなく、何もできないまま時間がずるずると過ぎていく。何でもかんでも介護のせいじゃないと思いつつ、日頃気を張っているから副作用...
母の入院騒動から1週間が過ぎ、母は週3のデイもこなし、少しずつだけど食事もするようになった。デイの合間の在宅日は、訪問看護師が点滴をして昼ごはんを確認して、栄養ドリンクのイノラスを飲ませてくれた。すでにウロウロと歩き回るようになり、昨日は家で一息ついていたら、ガラガラと扉が開いたような音がしてびっくりして見に行くと、我が家の廊下に母がボーッと立っていた! 怖い! 「びっくりするからチャイム鳴らして...
昨日はデイの中休みで母が1日在宅の日だったけれど、午後から訪問看護師がやってきて点滴をしてくれることになっていた。訪問医師の特別指示書が出ていて、入院からの2週間は経過観察と処置に看護師が医療保険で通うことができる。以前コロナで入院して母が退院してきた後に体調不良になった時も、その制度を使って毎日看護師が訪問してくれていた。これがあるだけでも、秒で出された入院も意味があったということにしておこう。...
昨日の姉に関するつぶやきですが、あれはあくまでこれまでの姉妹関係と、姉のポンコツ貯金があっての話なので、遠距離できょうだいに親の介護を任せているという方に向けてというわけではございません。仮に、姉がもっと近居だったとしても、元来の気の利かなさが炸裂して、何の役にも立たなかったことだろうと思います。なので、もはや居なくても良い。ただ、やりとりにイライラするという話でした。母は徐々に回復してきており、...
母は少しずつ固形物を食べ始め、処方されている栄養ドリンク「イノラス」も頑張って飲んでいる。昨日は訪問看護師の日だったので、再び点滴をしてもらい、看護師さんと入れ替わりに、訪問看護ステーションの責任者の男性がやってきて、点滴の見守りと抜針から昼食の促しまでやってくれた。父がいた頃からお世話になっている2人である。父が入浴せず家が悪臭に包まれて悩んでいる頃に最初に来てくれたのも、この人たちだった。父が...
母の不調は、思い返すと先週の木曜日あたりから始まっていた。ショートステイから帰ってきてから、差し入れているパンもあまり減らずに、買っては消費期限が切れて廃棄し、また買ってを繰り返していた。食欲あまりないのかなと思っていた。急に暑くなり、梅雨に入ってムシムシし始めた。なのに、夜になると寒いのが嫌だとセーターを漫然と着込んでいたり、体温調節がうまくいっておらず、私たちが気づいて着替えさせたりしていたけ...
急性期病院を秒速で退院させられた母は、病室で着替えをして、看護師はなんと車椅子を持ってきた。もともと歩ける状態で入院し、めまいやふらつきがあるため移動には安全のため車椅子を使っていた。退院で帰るときにはもちろんそんなものはいらなくなっているはずで、そうでなければ家に車椅子があるわけでもなく、母は独居なのだ。「車椅子はいりません。歩けるんですよね?」私は言った。食事もして元気にしており、徘徊していた...
あーーーーーもう!! 先に現状から。土曜日の14時に病院に連れて行き、21時に入院の手続きを終えて、1週間ほどの入院と言われ母を引き渡し、家を往復して洋服や薬などを届けてホッとしていたところ、日曜の朝9時に病院から電話が。徘徊がひどくどれだけ注意してもウロウロと歩き回り、一晩中看護師さんのステーションに居続け業務の邪魔をして、自分の点滴もいらないと針を勝手に抜き、拒否したためこれ以上治療的なものはでき...
昨日、母が急遽入院しました…。搬送から手続き完了まで7時間。ごはんも食べそびれて、延々と病院で待たされ、いつかのデジャヴかな。↓もう疲れ果てました…。にほんブログ村#親の介護...
昨日母は、1日中寝ていたようでとても静かだった。何度かサロンと2階を行き来したけれど、出てくることもなく家の中も静かだった。寝不足や中途覚醒でろくでもないことになるので、起きてこないように極力そーっと過ごした。私が何もしなくても、15時半には弁当屋さんが家に入ってきて安否確認をし、夕方17時にはヘルパーさんが来る。連絡がないということは無事ということだ。木曜日はヘルパー責任者が1時間入るのだけど、ノー...
訪問診療からのデイサービスと言う忙しい木曜日。朝のヘルパーさんがデイの準備をして、バッグを家の外の定位置に置いてくれた。母がお迎えまでの短い時間で中身を出してしまわないように対策している。ゴミの日だったのでドタバタしていると、ふとそのバッグが見当たらないことに気づいた。母の家の玄関が全開になっていたので顔を出すと、バッグは玄関に置かれていて、その近くに母が教会に行く時に持っていくリュックサックも置...
母の訪問美容の日だった。その前に、久しぶりに看護師さんの訪問があり、丁寧に全身チェックしてもらった。身長は150センチちょっとはありそうな母の体重が36kgに減っており、ほとんど骨と皮である。ちょっと押したらポキっと折れそうだ。って、ポキっと折れたばっかりだったか!!(笑)母は人生で太っていた時期がないと思う。お腹が出ているとか、二の腕がとか、ズボンのチャックが上がらないとか、そういうこととは無縁だった...
母が1日デイサービスに行った火曜日、奇跡的に仕事が入らなかったので、自分の美容院を予約して行ってきた。美容院とネイルサロンは、おそらく暇になる曜日が被っていて、私が休みだ!時間ある!って言う時は、美容院も定休日なことが多い。いつでも行けると思っていたけど、ここまで母が目が離せない状態でいると、母の在宅日は避けなければいけない。そうなると、火曜・木曜・土曜しか私が自由になれる日がない。土曜はもともと...
ショートから戻ってきて日曜、月曜と在宅が続き、緊張感が漂う。日曜日は、「仕事がある。仕事をしなければいけない。患者さんが来る」の一点張りで、ずっとそわそわしていた母。夕方に私たちが外出先から戻ってくると、「ルミちゃん!ルミちゃん!」と言いながら玄関から飛び出してきて、何を言うのかと思ったら、「あなた、夜ご飯は何を食べる? どうする?」と聞かれた。どうするも何も、母には関係ない話だった。「お弁当屋さ...
あー、もう疲れた。週の頭からぐったり。母と全然話が通じなくて、話していると嫌になる。ショートステイで覚醒されて、家に戻って混乱して、いろいろやらなければとか無駄に張り切って空回りって言うんですかね。今から始まる在宅デーが不安すぎる。昨日は日曜で、土曜もびっしり仕事だった私にとっては唯一ゆっくり眠れる朝で。6時半にチャイムが鳴る…。ああ…無視してみる。しかし鳴り続ける。ワンコもスヤスヤ寝ているのに、私...
朝からとても忙しかった。いつも通りに弁当を作って夫を送り出し、午前中にスーパーが開店すると同時に駆け込んで、母の食材を買い込んだ。パンの消費期限を何度も確認してカゴに入れる。世間では食品ロスを無くそうってことで、「てまえどり」がマナーだったりするけれど、認知症用の食材はその逆を行く。どれだけ消費期限が長いかが基準で選んでいる。ほんと、すみません、消費期限がわからない人が食べるので、と心で思いながら...
今日の夕方には母が帰宅する。あっという間の1週間だった。ショートステイ前の不穏に付き合うのがしんどく、それも含めて「ショートステイ」と考えると、2週間くらい気持ちのアップダウンがあるということになる。この、母が不在の1週間で、母が例えば施設に入ったらこんな感じの毎日なのかなと考える。おそらく、家を出て行くときは胸が痛むだろう。「どうして?どうして行かなきゃいけないの?」と、なんども聞かれたらつらい...
夫が出勤前に、「木金!あと2日で休みだ!がんばろ!」と、言いながら出て行った。木金…。金曜の夕方に母が帰ってくる。あっという間の1週間だった。自分が旅行とか外泊するなら、せいぜい2泊3日とか、長くても3泊4日くらいよね。母は今日で6泊7日なのに、もう帰ってくるの? って思ってしまう(笑)。ひどい話だ〜。今の施設は、一度行ってしまったら途中の連絡がない。ありがたい。以前行っていたショートの施設は、母...
あーあ、もう週の真ん中か。時間は刻々と進んでいき、もうすぐ母がショートステイから帰ってくる日だ。行った直後は開放感でウキウキしているけれど、折り返すとわかりやすくため息が出る。母が好きとか嫌いとかそういう問題じゃなくて、荷が重い。ただただ荷が重い。そんな感覚だ。胸の奥がグッと詰まっているような閉塞感に苦しくなる。なんなんだろうね、これって。先日、サロンに91歳のお客様をお迎えした。継続して通われてい...
昨日は、仕事の合間に母の家の汚れたリビングの床を拭き掃除して、冬物のニットやアウターをオシャレ着洗いで洗濯。部屋干しして乾いたら、母帰宅前に収納してしまおうと思う。うっかりすると、この暑さの中、ニットを着て就寝しようとしてしまう。そう言う習慣なんだろう。「寝るとき寒いのが嫌なのよ〜」と言うものの、夜なかなか眠れないのは暑さのせいもあると思う。高齢になると暑さには鈍くなり、寒さには敏感…。寒いのはど...
母のいない週末が終わった。申し訳ないが、とても気楽で快適である。食事はあるか、部屋は暑くないか、そもそもちゃんと家にいるのか、ドタンバタンとヘルパーさんやお弁当屋さんが出入りして落ち着かない日々がどれだけストレスだったのかと思う。母のことを案じなくて良い日々は本当に快適で(2度目)、年々その気持ちは大きくなる気がする。どんどん大変になって行っているということだろう。降り積もったストレスと疲れが1週...