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KAWORUの山日記~今日も雲の上! https://blog.goo.ne.jp/kaworu_2009

百名山や日本アルプスの山旅を紹介します。最近は温泉泊つき「ゆる登山」に浸っていますので、初心者にもおすすめの山旅です。星のお話も少し載せました。山で見る星空は感動!

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2020/05/08

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  • 聖岳山行~南アルプスは甘くない [聖岳3,013m]

    1日目、4時出発。静岡で東名高速を降りて、13時に畑薙第1ダムに到着。赤石温泉で昼食後、長い林道歩きが始まる。5時間かけて椹島キャンプ指定地に到着。ここは赤石岳や悪沢岳の登山基地で、木立に囲まれ気持ちがいい。夕食は持参の焼肉。2日目、6時30分、椹島を出発。今日は聖平まで高度差1,180mの登り。林道を1時間ほど戻り、聖沢入口から登山が始まる。展望のない樹林帯の登りが延々続く。聖沢吊橋でコーヒータイム。昼過ぎに滝見台水場で昼食。〈小聖岳と聖岳〉15時、聖平露営地に到着。別パーティと合流。料理は聖鍋、高野風マーボ豆腐、カレー。山小屋の売店でビールを求めると従業員の冷たい視線が。ビールどころか缶ジュース1本売っていない。南アルプスの山小屋では物資運搬は人力に頼っているので当然といえば当然。3日目、5時30分。聖岳め...聖岳山行~南アルプスは甘くない[聖岳3,013m]

  • 常念岳山行~お手軽絶景登山 [常念岳2,857m]

    燕岳から蝶ヶ岳の山々は、半日で稜線の山小屋にたどり着ける手軽さが気に入っている。週末にぶらりと出かけるにはちょうどいい。今回は常念岳を選んだ。初日のうちに常念小屋まで登れるが、安曇野を散策するため麓で一泊とした。一ノ沢登山口は標高1,320m。登山道は前半は沢沿いなので歩きやすく、後半の胸突き八丁から先がしんどい登りとなる。燕岳の合戦尾根と比べてこちらのほうが登りやすい。常念小屋は標高2,450m。常念小屋の前に朝露に輝くコマクサの群落があった。ここから山頂まで1時間余りの爽快な登り。常念岳山頂は360度のパノラマ展望台。槍・穂高がバランスよく眺められるのはここしかない。【1996.7.27-29】常念岳山行~お手軽絶景登山[常念岳2,857m]

  • 家族で立山~靴底に注意 [雄山3,003m]

    子供の夏休みに2泊で立山に行った。奥さんは、自分がどこにいるのか理解できていない様子だ。初日は雨模様。奥さんは弥陀ガ原の広大な風景が気に入ったようだ。室堂山荘で2泊して二日目に三山縦走と思っていたが、結局は雄山往復となった。乗物を乗り継いで疲れたのか娘はすぐに寝てしまった。2日目、山頂にはガスがかかっていたが、まもなく快晴に。今年は雪が多いようだ。5つの雪渓を横切り、一ノ越をすぎると眼下に素晴らしい展望が広がっていた。娘にお花畑を見せるつもりだったが、予想ほど多くない。私の靴底がじわじわ剥がれはじめたのもこの頃。年数がたつと靴底が劣化するなんてこの時まで知らなかった。実は前日に山小屋で、靴底が耐用年数を超えると劣化するという注意喚起のポスターを見ていたのだが、その時はまるで他人事のように考えていた。これがまさか...家族で立山~靴底に注意[雄山3,003m]

  • 大峰山行~困った小屋主 [稲村ヶ岳1,726m・山上ヶ岳1,719m]

    洞川温泉~稲村ヶ岳~山上ヶ岳~洞川温泉麓の洞川温泉まで自宅から車で5時間。大峯大橋の駐車場に車を預ける。母公堂から登山開始。法力峠を経て山小屋に到着。翌朝、大日キレットの鎖場を登り稲村ヶ岳山頂を1時間で往復。山頂展望台からは関西の山々を眼下に見下ろすことができた。レンゲ辻の女人結界門を通って1時間あまりで主峰の山上ヶ岳へ。山頂には修験道の根本道場、大峯山寺の本堂や宿坊が立ち並ぶ。帰りは参道の登山道を下山。捨身行で有名な西之覗岩を過ぎ、鎖場を下り、樹林の道を2時間半で女人結界門をくぐると大峯大橋に到着。洞川温泉の西儀旅館で入浴し、山の疲れをいやす。温泉街では土地の風習なのか、色とりどりの鯉のぼりが川の上を泳いでいる。山小屋にて稲村ヶ岳の山小屋でのこと。小屋はかなりの年代もので、入口を入ると薄暗い土間にカマドがある...大峰山行~困った小屋主[稲村ヶ岳1,726m・山上ヶ岳1,719m]

  • 西穂山荘から焼岳~山で星を見る [焼岳2,455m]

    今年の夏は天候不順で山に登る機会を失ってしまった。夏も終わりの頃、焼岳に登ることにした。ハイキング気分ででかけたものの、日頃の運動不足がたたり、初日からバテてしまった。西穂山荘は綺麗な山小屋で、北アルプスでは最も楽に行ける山小屋でもある。翌日の焼岳は、砂のような火山灰に覆われた山で、上り下りにはうんざりするほど神経を使った。おかげで筋肉痛に悩まされることとなる。下山後は、新穂高温泉のホテル氷壁の湯で痛めた足を癒す。〈アンドロメダ銀河〉今回は登山より西穂山荘での天体観察が目的だ。深夜に起きて山小屋を抜け出し、結局1時から3時まで星を眺めることになった。標高2千mを越えると星空が素晴らしい。南の射手座から北のカシオペア座まで延々と帯状にのびた天の川。写真集でしか見たことのない天の川に埋もれる星座たち。ここなら苦もな...西穂山荘から焼岳~山で星を見る[焼岳2,455m]

  • 大天井岳山行~初夏の山を彷徨 [燕岳2,763m・大天井岳2,922m]

    大天井岳(おてんしょうだけ)に登るのはこれで3回目。特に印象的な山ではないが、槍・穂高の展望がすばらしい。残雪期の登山が意外と面白いので、山仲間と2年連続の山行となった。昨年登った際には5月に大量遭難があったことを聞いていたが、その時はたいして気にもとめなかった。〈燕山荘から見た燕岳〉初日は燕山荘泊。600人収容の山小屋に宿泊者はわずか5名。シーズンオフはゆったりして快適だ。夜、山小屋から安曇野の夜景が美しい。翌朝、燕岳に登頂。昨年より雪が少ないので、今日のうちに大天井岳から常念岳まで足を伸ばせるかも知れない。所々雪田はあるものの登山道に雪はほとんどなく、鼻歌交じりの夏山気分でペースを上げることが出来た。〈燕山荘の朝〉雪煙が舞う大天井岳の頂上付近に大天荘が見えてきた。しかしそこに至る登山道の大半が深い雪に埋まっ...大天井岳山行~初夏の山を彷徨[燕岳2,763m・大天井岳2,922m]

  • 九重連山~迷子が四人 [稲星山1,774m]

    私が道を間違えたことに気づいたのは、山小屋を出て1時間も歩いた頃だろうか。分岐点で地図を引っ張り出してはじめて分かったのだが、今更引き返すのも面倒だと思ったのがいけなかった。まだ、この時は何とかなるさと、かなり楽観的に考えていた。〈坊ガツル〉私たち2人は初日の朝、別府でフェリーを降りてバスで登山口まで行き、2時間の登りで法華院温泉に到着。温泉でゆったり過ごし、翌日は薄曇りの空を眺めながら久住山めざして小屋を発った。地図で何度も進路を確かめるが、道が次第に曖昧になってきた。さらに空模様まで怪しくなってきた。天気予報は晴れのはずだが。分岐で確信をもって直進したのだが、ここで間違えた。天候はますます悪化。霧と風雨が強くなってきた頃、山頂に到着。しかし、そこに全く予想していなかった文字を見た。なんと、私たちは違う山の頂...九重連山~迷子が四人[稲星山1,774m]

  • 五色ヶ原山行~女性は強し [富士ノ折立2,999m・大汝山3,015m・雄山3,003m・龍王岳2,872m・獅子岳2,714m]

    立山室堂はいつものように観光客であふれている。ここから立山を経て五色ヶ原までのんびり歩くのが今回のコース。雷鳥沢から稜線まで最短の大走りを登ることにする。標高差600m。分岐には標識があったのだが、途中から途絶えてしまった。何本目かの沢を見当つけて登り出したものの崩壊したガレの急坂で、進むにつれて道の状態は悪くなる。両手両足で岩にしがみつくが次々と崩れ落ち、進むに進めず戻るに戻れずの状態。どうやら完全に迷ったと気づいた時、少し離れて若い男女のペアが後ろに見えた。私のあとを追ってきて私同様、道に迷ってしまったようだ。〈槍ヶ岳遠望〉夕暮れがせまる頃、ひょっこり稜線上の縦走路へ出た。登り始めてすでに2時間。暗くなる前に登山道が見つかりホッとした。少し進むと道の脇に消えかかった踏み跡と「廃道」の標識。こちらが本当の道だ...五色ヶ原山行~女性は強し[富士ノ折立2,999m・大汝山3,015m・雄山3,003m・龍王岳2,872m・獅子岳2,714m]

  • 燕岳山行~ライチョウは婚活中 [燕岳2,763m]

    山仲間と雪の燕岳に登ることにした。雪の状態がよければ大天井岳まで足を伸ばしたい。登山口の中房温泉は雪がないが、第三ベンチから上は雪道となる。アイゼンを装着。合戦小屋を過ぎると積雪50センチ。合戦尾根までの登山道は完全に新雪に埋もれている。燕山荘まで2時間、中房温泉からトータルで5時間かかった。気温2度。〈雪をまとった槍と小槍〉翌朝、外はガス。午後には雪から雨に変わった。今日一日、小屋で停滞することにした。GWに大量遭難があったそうで今年は天気が安定していないようだ。ガスは濃くなる一方で展望はまったくダメ。目の前の燕岳も槍・穂高も見えない。小屋にはテレビも新聞もないので、談話室の本棚から写真集や雑誌を取り出してのんびり時を過ごす。外界から隔絶された空間で一日何もしないのも結構いいものだ。〈燕山荘で停滞〉3日目。外...燕岳山行~ライチョウは婚活中[燕岳2,763m]

  • 白馬岳山行~秘湯から秘湯へ [小蓮華岳2,769m・白馬岳2,932m・清水岳2,603m]

    今回は蓮華温泉から雲の上の湖、白馬大池を経て白馬岳に登り、黒部峡谷の祖母谷温泉に下ります。秘湯と秘湯をつなぐ白馬岳横断コースで、登山者が少なく静かな山歩きを楽しめます。1日目はJR大糸線平岩駅からバスで蓮華温泉へ。ここは新潟県側から北アルプスに入る玄関口で、白馬岳蓮華温泉ロッジが建ちます。ロッジ周辺の山中には4つの野天風呂があります。ここが今日の宿。〈白馬大池のお花畑〉蓮華温泉から白馬大池までゆるやかな登りです。天狗ノ庭でガスが晴れて雪倉岳、朝日岳など北アルプス最北部の山々が眼前に現れました。白馬大池は標高2,380m。白馬大池山荘の前は広大な高山植物の群生地です。ここで休憩したのちに雷鳥坂、小蓮華山を越え、白馬岳へ。2泊目の宿は山頂直下の白馬山荘。日が沈むと富山の夜景が美しい。〈白馬岳山頂から後立山連山〉翌朝...白馬岳山行~秘湯から秘湯へ[小蓮華岳2,769m・白馬岳2,932m・清水岳2,603m]

  • 槍ヶ岳山行~憧れの高みへ [槍ヶ岳3,180m]

    昨年と同じ槍ヶ岳を今回は単独で目指します。初日は徳沢ロッジ泊、2日目は槍沢を槍の肩まで登り槍岳山荘泊、最終日は同じコースを戻り上高地泊。槍沢は高山植物の最盛期です。残雪がまぶしい。気持ちのいい登行です。上高地から9時間。槍の肩から見上げる大槍は迫力があります。山頂にはひしめくように大勢の人影。槍から南へ標高3千mを超える山々が連なる。ここから見る穂高は圧巻。槍の肩に建つ槍岳山荘は増築を繰り返した複雑な建物です。朝の山頂で笠ヶ岳の手前に現れたブロッケンです。朝日の反対側に霧が出るのはブロッケンの好条件です。私のカメラを構える手まではっきり写り、周囲に虹のリングが見えています。あまりの神々しさに昔の人が仏の姿だと信じたのも納得できます。往路を戻ります。天気がいいので、青い空と白い雪とハイマツの緑の組み合わせが印象的...槍ヶ岳山行~憧れの高みへ[槍ヶ岳3,180m]

  • 前穂高山行~1泊2日のスピード登山 [前穂高岳3,090m]

    上高地はいつ訪れても観光客であふれています。その観光客が仰ぎ見る穂高が今回の目的地。河童橋の雑踏からわずか10分で道は静かな針葉樹林の登りになる。ここから今日の宿、岳沢ヒュッテまで3時間。穂高は涸沢経由でゆっくり登るのが一般的だが、今回は吊尾根に向けてせり上がる岳沢から前穂高岳を直登する最短コースをとる。標高差は1,590m。〈岳沢から穂高の稜線〉しばらく進むと樹々の間からは切り立った穂高の岩稜、振り返れば焼岳と梓川、眼下には上高地が広がる。夕方早い時刻に標高2,230mの岳沢ヒュッテに到着。上高地を見下ろす小屋のテラスは、これから穂高を目指す人や穂高を登り終えて上高地に降りる人たちでにぎわっている。この小屋には風呂があるので、明日の厳しい登高に備えて早めに休むことにした。〈眼下に梓川と上高地〉今日は大半の荷物...前穂高山行~1泊2日のスピード登山[前穂高岳3,090m]

  • 大杉谷から大台ヶ原山 2019.10.22-23 [日出ヶ岳1,695m]

    近畿の秘境・大杉谷から百名山・大台ヶ原山を目指す。大阪から近鉄とJR、バスを乗り継いで登山口までなんと6時間。関西から北アルプスに行くより遠い。JR三瀬谷駅近くの道の駅から登山バスで登山口へ。紅葉には少し早いのか、乗客は少ない。バスの途中休憩で協力金の徴収がある。記念品の手作りキーホルダーを頂いた。12時、登山開始。断崖絶壁をくりぬいた道が出現。心の準備なしにいきなり秘境が始まる。大杉谷の名物は滝と吊り橋。屋久島とともに日本一雨が多い。水が造った渓谷が美しい。空から降ってくるような千尋滝は落差135mで、大杉谷最大。肩幅ほどの登山道をクサリを頼りに進む。黒部の水平歩道を思い出した。滑落事故多し。3時間余りでシシ淵。大杉谷といえばこの風景。まるで山水画のようで、勝手にパワースポットに認定。同じバスに乗り合わせた夫...大杉谷から大台ヶ原山2019.10.22-23[日出ヶ岳1,695m]

  • 北沢峠から仙丈ヶ岳 2019.7.21-24 [仙丈ヶ岳3,033m]

    今回は久しぶりの三千m峰、南アルプス仙丈ヶ岳に登る。20代の頃、北沢峠のテント2泊で甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳を登ったが、最近はすっかり温泉泊付き極楽登山になってしまった。始発電車を名古屋で乗り換え、木曽福島から仙流荘行の直行バスに乗り込む。関西から南アルプスに向かうには乗り換えが大変だが、このバスのおかげで甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳は1泊2日でも登れるようになった。そばを目当てに高遠で途中下車。高遠のメイン通りは閑散としているが、信州そば発祥の地なのでそば屋だけは人が多い。乗継時間を利用して桜で有名な城跡公園を散策する。山全体が桜の木ばかりだが、この時期は当然ながら観光客はいない。夕方、バスで仙流荘へ。バスターミナルには皇太子時代の天皇陛下が仙丈ヶ岳に登った際の写真が展示してあった。今回歩くのは北沢峠から藪沢ルートを登り...北沢峠から仙丈ヶ岳2019.7.21-24[仙丈ヶ岳3,033m]

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