土曜日、東京34℃。真夏の熱風よりは少しマシだけど1時間も乗ってるとさすがに暑い。カブならではのホンダの日陰休憩、フリードリンクで水分補給、荒川手前。
Toyohashi Sta. 10年前と比べてもアホみたいな値段になっちゃったモノクロフィルム。コダックも2022年にまた値上げするらしい。1本1000円を超えたら止めようと思っていたけれど、国内価格はもうとっくに1000円を超えている。正直ここまで長年トライで撮ってると踏ん切りがつかない。世の写真家たちは2010年以降は相当悩んだのであろう。ブローニーはまだあるけれど長巻のトライXは冷蔵庫に残り2缶、114円/ドル。18本巻いて900円/本。思い切ってB&Hにもう一缶注文してみた。あるだけマシかもね、もう少し足掻いてみる。もはや趣味レベルとして。
Hatsudai Shibuya
大晦日まで仕事がギッチリの12月は休日返上でバタつくので今のうちにオイル交換。前回から1700キロ走行で結構汚れた。ロングランで頑張ったご褒美でいつものホームセンターオイルじゃなくて少しだけ高級なスノコをチョイス。とはいえアウトレット物なんだけれど。 いい天気だけど日陰は震えるほど寒く、いきなり師走感が出てきた。 今朝の外苑銀杏並木。朝7時でも相当賑やかだ。今週観た映画 「T-134レジェンド オブ ウォー」「アトラクション-制圧-」と、ロシア映画を立て続けに観たあとに「半世界」を観て少しほっとする。吾郎ちゃんと長谷川博己の意外な共演の化学反応がいい。ボクにとっては過ぎ去った年代だけれどノスタ…
Shibuya / Makina67 君という名の甘い表紙の恋物語を、ぼくはまだおしまいまで読んではいない。
Shibuya / Makina67 体調が悪くなるとどうにも弱気になりがち。まだまだ覚悟が足らない。
Sasazuka / Makina67 続かない集中力。
横浜まで往復120キロ。雨予報じゃないのにやっぱり雨に降られる。
Mikkabi 一気に12本のネガを現像した。マスコタンクは3本用なのでタンク2本で2ターン。ところが暗室でリールを巻いていると違和感が。慌てて戻して見てみるとリールのロウ付け部分が取れちゃっていてフィルムが巻けない。これくらいならと半田でくっつけてみるも強度不足ですぐに取れちゃう。仕方ないので中野フジヤカメラまで中古リールを買い出しに。在庫があるかどうか不安だっだけど予備も含めて3本ゲットしてもう一度やりなおし。結局たかだか12本の現像でまる一日潰してしまった。さて、この時期のフィルム乾燥はどうしてもカマボコにカールするので寝る前にネガシートに入れて重たい写真集で挟んでフラットニングする。5…
Hatagaya Shibuya
Numazu ボスから15年くらい前にプレゼントされて大切に使っていたモンブランのボールペンが実は贋物だったという衝撃の事実を今日知った。でも芯だけは本物を入れているよ。
Hatagaya Shibuya ニコンから借り出した300万円くらいする超高性能なレンズを使って撮っていた。ハンマートーングリーンに塗られた鏡胴は軽そうに見えるけれど実際は滅茶苦茶重かった。その他のレンズは替えとして70-200mmと85mmを携えていた。こういう時に限って本体はD4を一台しか持って来てなくて、面倒でも何度かレンズ交換をしながら撮影をおこなった。その後一旦キリの良いところでブレイクを入れ、コーヒーを取りに少しだけ現場を離れた。その間、ほんの僅かな時間なのに戻ってみると本体もレンズも一式跡形もなく失くなっていた。周りを見てもそこにはアシスタントも誰も居るわけでもなく何が起きたの…
くっきりとした富士山を拝みながら所用のため浜松までひとっ走り。その勢いで佐久間ダムまで登って野山の錦を楽しんで、浦川で五平餅喰って、軽自動車しか通れない山道をダウンヒルして三河川合に、仕事場だった大島ダムを横目に見ながらそのまま東名に乗って集中工事の大渋滞に巻き込まれながら東京まで。そんなハードな走行でも何事もなく快調に700キロを走りきったミジェットは立派な実用車だ。そして予想外にグッタリしていない元気な自分も。車も人もお互いだいぶ馴染んできたような気がする。 硬い岩盤は大島ダムも同じだった。建設当時に思いを馳せながら覗き込むダム湖。 全行程の燃費は14.5km/L。十分実用車。牧之原SAで…
Kakinokizaka 地方を走ると農家の軒先や街道の脇などにある無人販売所に出くわす。三ヶ日の場合はみかんの無人販売所が飲料の自動販売機と同じくらいあちこちにある。出荷できないB品だろうけど味は天下の三ヶ日みかんである。先日などは早生が8個入って100円激ウマという超お得品をいただいた。地方を走るとこうした無人販売所を覗くのも楽しみのひとつであるが、ミジェットの場合は山盛り買ったとしても荷物が積めないのが些か悩ましい。 みかん農家は間もなく一年で一番忙しい時期を迎える。錆びたレールはこれからツルツルになるほどトロッコが往復するであろう。
マキナ67がシャッターチャージできなくなって入院。毎年この時期にご機嫌悪くなる。
Hatagaya 老後は田舎暮らしをしようなんて作戦を練ってきたけれど、老後こそ便利な都心に住むべきだという記事を見て色々考えてみた。ボクは田舎暮らしと都心暮らしを経験しているから割と客観的に考えられるのだけれど、同居家族が居れば、または車が運転できる年齢まではゆったりとした田舎の方が断然いい。もし連れ合いや子どもたちが身近に居ない場合は都心部に居たほうが良いと考える。もし運転すらできなくなった事を考えれば田舎だと買い物に行くことすら大変である。都心部なら5分も歩けば24時間スーパーもあるし家の前に出ればタクシーはすぐに拾えるし鉄道網も便利である。いやしかし現実的に年金暮らしで物価の高い都心に…
Mikkabi 口径の大きなキャブに変えてからの燃費は13L/kmだった。結構踏んだ結果の数値なのでまあまあな数字。いよいよハイオクが200円/Lに手が届きそうなご時世だけれど、10年乗った前の車の燃費が7L/kmだったというのを考えればハイオク上等である。
Mikkabi
Fussa たまにはこんな観光写真を撮ってもいいじゃないか。福生って縁起の良い地名だよな、愛知もスゲーと思ったけれど。
Toyohashi 風景にノスタルジーは求めていない、ただそこにあるだけの美しさを拾っているつもりである。ノスタルジーは乗り物だけでお腹いっぱいである。
Toyohashi
Toyohashi その昔、千住のおばけ煙突がシンボルだったように、子供の頃、遊び回って迷子になるとユニチカの煙突を目指して帰ってきた。何十年かぶりに訪れたらいつの間にか高級住宅街になっていた。土地売却代金63億円也。さてここの土地売却費はどうなったんだろうか。
Mikkabi谷間に秋の風があります。愛のスカイライン。 都会の喧騒から逃れて、残暑から逃れて、憩いの日々にほんの少し足を伸ばしてみませんか?静まり返った自然がたくさんあります。スカイラインはロングドライブで差をつけます。同じような車のデザインは多い中で、まったく個性的な風貌、独創的で精度の高いメカニズム、独特の安全機構、比類のないエンジン「走る感覚」が心に伝わる操縦性など、個性と人間愛に満ちた車。人気独占中です。
Mikkabi やっとスポーツカーに戻った。エコカー級の1-1/2キャブからHIF44キャブへ。気持ちよくてそりゃあもう右足ダンシング。単キャブと侮るなかれ、ヘタなセッティングのツインキャブより断然速いと思う。って競走目的じゃないけれど。GOODWOODのオースチンA35レーシングなんかはこの単キャブでメチャクチャ速かったりするし。勿論効率よく計算されたインマニを使ってるのでしょうけど。来月にはボスのウエバーが余ってくるらしいけれど、いやいやこのSUキャブで十分な気がする。 さて、さすがにポン付けとはいかないHIF44は、ミジェットのインマニに合わせるためにナット孔の加工、インシュレータの加工…
Mikkabi
Mikkabi 1966 Studebaker Daytona最後の?Studebaker。フェンダーラインが好き。
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土曜日、東京34℃。真夏の熱風よりは少しマシだけど1時間も乗ってるとさすがに暑い。カブならではのホンダの日陰休憩、フリードリンクで水分補給、荒川手前。
奈良漬けをたくさん戴いた。奈良からではなく京都の方から。ボクの中では奈良漬はキングオブ漬物。これだけで茶碗一杯いけます。夏は奈良漬を乗せたごはんに緑茶をかけたお茶漬けがよい。奈良漬といえば、その昔、検問で酒気帯びで引っかかった先輩が、奈良漬を大量に食べたんですと泣きついて見逃してもらったという嘘のような昭和裏話を思い出す。
絶景東京768 - Shovelog
1969年新宿歌舞伎町、ジャズ喫茶「ビレッジバンガード」。ここでは「略称・連続射殺魔」の永山則夫が遅番、北野たけしが早番で働いていた。この映画を作った足立正生ほか若松プロのメンバーも出入りしていたという因縁の場所。現在はホテルになっていた。
筑波のモツ煮が忘れられず自分でモツ煮(ドテ煮)を作ってみた。本来は相当煮込むらしいけれど圧力鍋を駆使して割と短時間で柔らかく煮込むことができた。味は赤味噌で愛知県仕様である。あまりにうまく出来て大量に作ってしまい3日間ドテ煮祭り。若い頃はこんなくせえモン食えるかと嫌いだった事を考えると随分トシを食ったんだなあと思う。
週末、世田美で最終日の横尾忠則展を見る。横尾忠則といえばボクにとってはY字路の人である。ボクの写真も彼のY字路の思想から影響されているので道路の写真が多い。一枚の中にどれだけ色んな世界をおさめられるか、という事を考えると町の景色ほど面白いモノはない、特にY字路はそう思うのである。
気温34℃の午後14時。暑さに弱いカニ目を横浜から回送。首都高3号線の渋滞で水温計が100℃を示す中、ニードルとジェットを新品に取り替えたカニ目は実に安定してアイドリングをしていた。完璧なキャブ調整である。エンジンオイルもミジェットで酷暑を何度も乗り切った実績のあるオイルを入れてあるので油圧低下も酷くない。安いオイルだとこの過酷な状況下で粘り切れない。ヒロコーかアマリーの二択。このオイルなら夏でもオイルクーラーも必要ない。しかし東名高速の長い上り坂では走っていてもぐんぐん水温が上がっていくのは小排気量車の辛いところか。高速を走りながら電ファンのスイッチを入れる頓珍漢な事は避けたい。今年の夏は長…
絶景日本1021 - Shovelog
絶景車景34 - Shovelog
久しぶりに映画を観る。配信されたばかりのリーアム・ニーソンの「プロフェッショナル」。リーアムといえば96時間だけれど、本作はアクションメインではなくてもっと重たいもので、まさに北アイルランドの曇天のようなどんよりした映画だった。ボクもよく理解できていない複雑な事情を抱えた北アイルランドのお国模様。背景は1974年ということで、古い英国車がたくさん出てくるのがボクにとっては見所のひとつでもあった。主人公のトライアンフ・スタッグサルーン、相棒のフォード・カプリ、爆破されるローバーP6、アイルランド共和軍のローバーP5、町を横切るモーリス・マイナーや駐車してるウーズレーホーネットやミニなど。これらの…
絶景日本1020 - Shovelog
絶景東京763 - Shovelog
絶景新橋762 - Shovelog
筑波サーキットの食堂は人気がある。というか、とにかく近隣に食堂がないからレース開催日は相当ごった返してお昼時には長蛇の列となる。薄暗くてだだっ広く飾り気など一切無い室内に昔ながらのパイプ椅子とテーブルという空間は幼き頃の遊園地の食堂みたいで昭和レトロ感満点である。ボクはここのモツ煮定食がお気に入り。愛知県のモツ煮(ドテ煮)は赤味噌に少しだけ甘みを加えた濃厚な味付けだけど、ここのモツ煮は白味噌であっさりのシンプルな味付け。これが意外にツボでハマっている。ただしひとつ残念なのは、定食ゆえにモツ煮と同じ味の味噌汁がセットになっているのが微妙。味噌ラーメン定食に味噌汁が付いてくるようなものである。今度…
昨年は何度か車内で熱中症になりかけた。エアコンなしの車で4夏を過ごしてみてそろそろ泣きが入った。軽四でも買おうかとかねてから気になっていた車を調べて見る。しかし何故かその現車をほとんど見たことがない。発売から十年経っているのにまったく走っていない。そんなことないだろレア車じゃあるまいし、と思うかもしれないけれどマジで居ない。というか都内は軽四がほとんど走っていないのである。走ってたとしても貨物車か他県ナンバー車のみ。びっくりするくらい居ないのである。周りの月極駐車場を見渡してみてもどこにもケイは停まっていない。近くのディーラーにも展示車でケイは置いてないくらい徹底的決定的に需要がないのである。…
絶景新橋759 - Shovelog
取引会社の担当者が変わりましたとの連絡が来た。このあいだ元気にご挨拶してもらった新卒入社の子はふた月もたずに辞めてしまったらしい。近頃ニュースでよく目にする事態が身近にも。ったく最近の若いもんはとつい愚痴りたくなってしまう。もっと真剣に就活しなきゃダメだ。もっと真剣に企業研究しなきゃダメだ。もっと自己分析しなきゃダメだ。もっとOBOGや周りの大人の声を聞かなきゃダメだ。何より大枚はたいて大学に行かせた親の苦労も考えましょう、と、小一時間くらい説教してあげたい。
ああやっぱり、、、押したタイムカードは始業時間を4分過ぎてしまっていた。こういう日に限って朝一にボスからの電話がある。「またか。なんで始業時間に電話に出ないんだ?」こういう日は1日ブルーだ。いつもそうだ。私のタイムカードだけ、毎日のように始業時間を過ぎてしまっている。明日こそはと思っても、どうやってもあと3分、4分が間に合わない。あと5分早く起きればいいのかといえば違う。決して寝坊しているわけでもなく2時間前には起きているのだ。何を着ていくのか迷っているわけでもない。お洒落な方だけど、そんなに洋服選びに時間はかけていないつもりだ。お昼ご飯も買わずに寄り道無しでまっすぐ会社に向かっているのに。何…
空気が重たい梅雨空の日の夜は首都高の音がいつもより響いて聞こえる。その唸り声は少し怖いくらいに感じる午前2時。そろそろ寝ようか。
我が家からすぐの歩道橋。なぜか夜になると歩道橋の上にゲ▢があちこちにばらまかれている謎。先日、大学生のムスコと学生気分で焼き肉をオーバードーズした帰りしな、歩道橋を勢いよく登った途端に具合が悪くなってしまった。ああトシだなあと感じるとともになるほどこういう事かと妙に納得。歩道橋は繁華街が近く、近隣にはお酒を出すお店が沢山ある。アルコールをオーバードーズしてしまった人は歩道橋を登った苦しさでゲ▢してしまうのであろう。歩道橋を登ることがある年齢から重運動の部類になるようである。若い頃にはまったくわからなかった世界の謎が年齢を重ねてわかるようになってくる。
夕方からミジェットの冷却水のエア抜き確認で試走。これくらいの暑さなら快適に乗れる。帰路、腹が減ったので久しぶりに下高井戸のJAZZKEIRINでうどん。この日は残り3玉というところでギリギリ滑り込めた。ちなみに券売機の名前はトシマサである。(吉岡稔真:福岡65期 )ちなみに同店のイラストは伝説のイラストレータ河村要助による。 ちなみにトシマサが引退した頃から頭角を現してきたのが山崎芳仁(福島88期)。大ギアで勝ちまくっていたけれど2014年からギア比規制がかかってしまった。この頃からボク自身もレーサーに乗らなくなって少しだけ競輪から遠のいた。
今年の夏は暑くなるらしい。クーラーのない古い英国車一台だけで過ごすボクは夏前にクルマの熱対策で週末が一日潰れる。昨年は夏の間は熱対策で完全に撤去していたヒーターだけれど、今年は電動ファンを新しくしたので積みっぱなしにすることにした。その代わりヒーターは水路を絶ちメクラ蓋をした。外したヒーターホースはインマニからエンジン本体へ一本で繋いで実にシンプルな水路となった。立ち上がりのバイパスT字管もメクラ栓をすればヒーターバルブは不要となり撤去できる。秋になったらまた戻せばよい。 摘出したお漏らしをしていたヒーターバルブ。心配していた管本体には酷い腐食はなかった。バルブはヒーター復帰までの間にゆっくり…
深夜前、買い物を済ませたスーパーの前でハザードを灯いて路駐していた車はなぜかボンネットが開けられていた。その車を確認した途端、嗅いだことのある匂いが強烈に漂ってきた。沸騰したクーラントが蒸発する匂いだった。決してたまらなく臭いわけではないけれど、オーバーヒート気味の時にしか嗅がない臭気なので嫌な思い出しか浮かんで来ない、ボクにとっては悲しい匂いである。その匂いはスーパーの入り口まで立ちこめており、その噴出量たるや相当なものだったに違いない。夜半とはいえまだ多くの買い物客が出入りするそこで、ボクと同じように感じた人はひょっとしたら居るかも知れないけれど、普通に生活していればクーラントが蒸発する匂…
絶景日本886 - Shovelog
職場の同僚がコロナウイルスに罹った。一方、ボスはカブウイルスに罹った。駐車場は新聞屋のようになっている。
絶景日本884 - Shovelog
ネット検索に長けていて、それらをさも自分の考えや記憶だったかのようにうまく立ち回る。時には曖昧な記憶をいいことに嘘を付いてみる。その虚像はだんだん膨れあがるが、人間とはいい加減なものでそれが正しい記憶として刷り込まれていく。そしてその人は出来上がった虚像をベースにさらに肉付けを繰り返し空っぽのハリボテとなっていく。
48億円と云われる事業を確かめに都庁までカブで出掛けた。10分もかからない距離だけれど初見。広場に寝っ転がるとビル風が吹き抜けて今の季節は大変気持ちいい。この気持ちよさだけなら4800円の価値はあるかもしれない。しかし果たして100万人がそう感じ取れるだろうか。
決して褒められるものではないし限りなく黒に近いグレーだけれど、選挙ポスターを広告代わりに使うという"発想"だけはなるほどと思ってしまった。まあこれは悪い例だけれど、ボクの仕事フィールドではこういう"発想"を狙っていたりもする。 兎角年寄りになると物事に寛容でなくなる傾向がある。さらにじゃないものに拒絶反応を示す。こんなの写真じゃない、こんなの音楽じゃない、こんなの映画じゃない、こんなの広告じゃない、こんなのありえない、みたいな。趣味嗜好の世界ではさらにその傾向が強くなり嫌悪感をむき出しにする。その気持ちはわからないでもないけれど、もっと脳みそを柔らかくして生きていきたい。新しいモノにフタをして…
夏至で梅雨入り、か。
先月の終わりに約30年ぶりくらいに熱川を訪れた。当然温泉街も撮り歩いたのだけれど現像を上げてみれば「撮らされた写真」が多くてがっかりする。撮らされたというのは "ここフォトジェニックだね、撮りたくなるよね" という風景であり、"これじゃあ観光客のインスタの写真と変わんない"という写真になってしまっていた。古い町並みやそのような場所に行くとどうしてもノスタルジーに振れて妙な美意識が働いてしまう。別にそれでもいいんだろうけれど、撮りたかったものとは何かが違うのは自分でも解っている。わかっているけれど、それが見つけられなくてもう十何年も探している。そんな事を考えていると決まって「まだまだ修行が足りな…
昼間は真夏の暑さだけれど夕方は気持ちの良い風が入って来た10F。エアコンを止め、バルコニーに出て夕陽に照らされる小さな東京タワーを見る。夏がこんな気候なら悪くないと思うけれど、今がまだ梅雨入り前だと思うと少し憂鬱になる。 さて昨日写真機界隈を賑わせた新しいペンタックスのフィルムカメラがハーフだったというのはよく考えたなと思う。どうせスマホで見るのだからタテ写真でいいんじゃないって。カリカリの高解像度は見飽きたしハーフの画の方が一層エモいよって。フィルムは高くなったけれど72枚も撮れるよって。そういえば昔フィルムカメラについてのアンケートがペンタリコーから来てたっけか、確かボクは一眼レフじゃなく…
6月15日晴れ30℃。ゆっくり起きてカブC50の錆びだらけのキャブのオーバーホールに取りかかる。あまりに暑かったのでダラダラとやっていたら夏至に近いはずの空が暗くなってしまい土曜日があっという間に終わる。6月16日晴れ29℃。所用でメグロにカブで出掛ける。帰路はメグロ川を遡り、代官山と渋谷を抜け原宿へ。ルイスレザーを横目で見ながら、ホノラリーで小物を物色。C50は快調になったけれど40km/hでほぼ全開状態の謎。次はクラッチ。ちょっとづつ調整しながら少しづつ原因を探していく。
古びた少年雑誌の着色挿画のように滲んだ水平線が夏をいざなう。
絶景日本875 - Shovelog
絶景日本874 - Shovelog
ミジェットのクラッチが治って調子に乗ってプチ・チューニングを施す。HIFキャブのニードルをBDRに、ダッシュポットスプリングをレッドに交換してみた。BDRに替えてみたらアイドル時の燃調はかなり絞る特性だけれど、中速からの伸びが明らかに変わり4000回転まで実に軽々と回るようになった。久々に効果を体感できるチューニング、作業時間15分、ニードルとスプリングでしめて5千円也。
いつもの旧車ミーティングで一緒になったMG乗りカメラマンは珍しくニコン党だった。聞けばメインはPCレンズを使う仕事と聞いて納得。この日の彼のレンズはライカAPO MACRO ELMARIT-R 100/2.8だった。彼は強烈にこのレンズを推すけれど、中古のRレンズとはいえ結構ないいお値段がするのでホイホイとは買えない。ボクにはピンの決まらないニッコール85/1.4Dがお似合いである。
もう夏、早くも夏。
夜鴉、何を思う 朝ドラなんて観るのは10年ぶりくらいだろうか、別段、法曹界に興味があるわけでもなく、出演者の薄い繋がりから見出した「虎に翼」は気づけば全1/3話に差し掛かっている。そして当然というかいつの間にか主題歌が口ずさめるようになっていた。今度カラオケに行ってみようか、10年ぶりくらいに。