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  • 「好きなことで生きていく」には2種類あるにゃ

    「好きなことで生きていく」には2種類ある 好きなことで生きていける人生は幸せだよにゃ。 ただし、この「好きなこと」には2種類あるにゃ。 いまからそんな話をしていくにゃ。 1.その職種が好き まずひとつ目は、その仕事、すなわち「職種」が好きなことである場合にゃ。 たとえば、 ・野球するのが好きな人が野球選手になる ・絵を描くのが好きな人が画家になる ・歌を唄うのが好きな人が歌手になる 趣味と仕事の一致だにゃ。 要は、高いハードルを乗り超えて、その道のプロになって、お金を稼いで暮らせるようになることにゃ。 まさにこれこそが、誰にでもわかりやすい「好きなことで生きていく」だよにゃ。 ただし、中にはこ…

  • アンコール タ・プローム遺跡 美を完成させたもの <トラキチ旅のエッセイ>第24話

    12~13世紀の頃、インドシナ半島は爛熟していたかもしれない。 たとえば、この頃、ビルマではパガン朝が都を埋めんばかりの造寺造仏を繰り返し、とどまる様子がない。エーヤワディーの滔々とした川面を僧の読経が尽きることなく流れている。 ベトナムではチャンパが盛期を迎えている。交易を基盤とする強靭な国家で、北部ベトナム王朝、西のクメール=アンコール朝を相手取って、激しく進退を繰り返した。 さらに、こうした両国に挟まれながら、インドシナ半島の中心をクメール=アンコール王朝が覆っている。1177年には一度チャンパによって都を攻めおとされたものの、ほどなくこれを回復する。次いで、勢いに乗じて領土を拡大、街道…

    地域タグ:カンボジア

  • アンコール プリア・カン遺跡 舞姫たちのいる都城 <トラキチ旅のエッセイ>第23話

    クメール=アンコール王朝の最盛期は、ジャヤヴァルマン7世王の時代にもたらされている。 王は、源頼朝と概ね似た頃、この東南アジアの大国の支配者の地位にあった。 頼朝が鎌倉のまちを要塞としてこしらえたように、ジャヤヴァルマン7世もまた、王都アンコール・トムをそのようなかたちに再建している。 鎌倉は、四方を山と海とに守られた城塞都市であった。 アンコール・トムもまた、環濠と高い壁に囲まれた堅固な城であり、どちらもその中心に置かれたのは人の住む宮殿ではなかった。 座を占めたのは、国を鎮めるためのやんごとない宗教施設であり、 鎌倉の場合は、鶴岡八幡宮。 アンコール・トムにあっては、バイヨン寺院。 幕府政…

    地域タグ:カンボジア

  • iPhone7の画面が突然真っ暗に。回復させた方法にゃ

    画面が突然真っ暗に ついこの前にゃけど、驚いた~ トラキチの愛機、iphone7plus の画面が、使用中にいきなり真っ暗になったんよ。 真っ暗。マジ真っ黒け。 「それよりも、あんた随分古いモデル使ってるね」って? にゃはは。わかってる。 貧乏人にゃ。許してくれ。 でもって、画面が真っ暗なのに加えて、なんか状況がおかしいんよにゃ。 ホームボタンだけ反応するんよ。 つまり、 ・画面、真っ暗。無反応 ・左右のボタン、どれも無反応 ・ホームボタンだけ、押すと感圧して反応する (いつもの「ボコッ」というやつが指に感じられる) そんな奇妙な状態。 まさに、初めて経験するおかしな状況にゃ。 強制再起動で窮…

  • 賃貸の悲劇。騒音の悩みは鉄筋マンションでもなかなか解決できないにゃ…

    鉄筋コンクリート造なのに音に悩まされる理由 「隣の部屋の騒音に悩まされないよう、音に強いといわれる鉄筋コンクリート(RC)造の賃貸マンションに引っ越した」 ところが… 「前の木造アパートより隣の音が響くじゃん…」 これって、よくある話にゃ。 答えは、ざっと下の図にゃ。青い太い線は、鉄筋コンクリートの壁を表していると思ってくれにゃ。稲妻みたいなのは騒音にゃ(笑) ちなみに、知ってる人も多いと思うけど、鉄筋コンクリートとは、鉄筋が中にグリグリ組まれている、ガチで丈夫なコンクリートの塊のことにゃ。 これを壁にすると、ほかの壁に比べて、遮音性能はグッと上がるにゃ。もちろん、鉄筋コンクリート壁それぞれで…

  • あなたは一体だれなのですか。バイヨン・クメールの微笑 <トラキチ旅のエッセイ>第22話

    クメール帝国の都城、アンコール・トム。その中心、バイヨン寺院。 低い石の塔が、かさなるように立ち並ぶ。回廊がめぐり、彫刻が壁を埋め尽くす。複雑なその姿は、全体をもって山を表しているとされる。 不思議な遺跡である。塔それぞれに「顔」がある。 微笑をたたえた顔が173。48の塔に彫り込まれている。 この顔が、古来論争を呼んでいる。「誰の顔なのか――」 明らかにする文献が無いのだ。 加えて、これらの顔自体にも、これが何者なのかを決定づける証拠が無い。 そのため、さまざまな説が出た。 まず、ブラフマー神。ヒンドゥー教の神様。仏教では「梵天」。 この神は四つの顔を持つので、塔の四面に顔が彫られているバイ…

    地域タグ:カンボジア

  • カンボジアの巨大湖・トンレサップ 豊穣の水平線 <トラキチ旅のエッセイ>第21話

    カンボジアという国の地図を開く。国土の真ん中に大きな水面が見える。 トンレサップ湖だ。 ただし、ここで「湖」をつけてしまうと、実は言葉がかさなる。「トンレ湖・湖」という意味になってしまう。 だが、とりあえずトンレサップ湖——と、ここでは呼んでおこう。 東南アジア最大の湖である。 その面積、1万6000平方キロ。琵琶湖の約24倍。四国一島の広さに迫る。 もっとも、それは雨季のピークでのこと。 乾季になれば、この湖は約6分の1の広さにやせ細り、川に還ってしまう。(※) なぜなら、実はこのトンレサップ湖、アジアの大河「メコン」の支流のひとつといっていい。 すなわち、カンボジアに雨季が来る。水かさを増…

    地域タグ:カンボジア

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