chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
カイト・カフェ https://kite-cafe.hatenablog.com/

教育を中心に日々の関心事を書いています。基本的に週日更新。学校に合わせて長期休業も取っています。

SuperT
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2017/12/16

arrow_drop_down
  • 「事件のおぞましい部分と注目された部分」~教師による児童盗撮画像共有事件のあれこれ①

    名古屋市を中心とした教師による児童盗撮画像共有事件、 注目されたのは事件の飛び抜けておぞましい部分ではなく、 学校の教師が犯罪集団を組織していたという点だ。 しかしそんなこと、ありえるのだろうか? という話。(写真:フォトAC) 【教師による児童盗撮画像共有事件】 名古屋を中心とする教員グループによって大変おぞましい事件が引き起こされ、世情を騒がせています。10人もの現職教員が盗撮を繰り返し、秘匿性の高いSNSを介して児童ポルノを共有、評価しあっていたというのですから言葉がありません。ネットニュースも、 橋下徹氏 教師による児童盗撮画像共有事件に「もはや教師性善説は成り立たない。教室カメラの設…

  • 「教え子を再び戦場に送るな」~アンパンマンと戦後社会②

    NHKの朝ドラ「あんぱん」の主人公である教師は、 教え子に軍国主義を植えつけた自責のために教師を辞した。 他の多くは教え子を二度と戦場に送らない国づくりを目指した。 しかしそれも、今は過去のことだ、 という話。 (写真:フォトAC) 一昨日のNHK朝ドラ「あんぱん」で主人公の二人、柳井嵩(北村匠海:モデルはやなせたかし)と将来の妻:のぶ(今田美桜)が4年ぶりに再会する場面についてお話ししています。 【戦争に反対した教師もいた】 この回の「あんぱん」についてはデイリー新潮が一昨日*1、次のように書いています『のぶは子供たちに詫びる。「先生はみんなに間違うたことを教えてきました」。敗戦後の第61回…

  • 「げに恐ろしきは中園ミホ」~アンパンマンと戦後社会①

    NHKの朝ドラ「あんぱん」がなかなか好評である。 やはりモデルの存在するドラマは安心して観ていられる。 ――と思っていたが、根本に擬制があった。 名手・中園ミホはなぜこれほど大胆な改変をしたのか、 という話。(写真:フォトAC) 【夫婦で朝ドラを観る。朝ドラの振れ幅】 最近見たテレビだと思うのですが、ある芸能人が先輩芸能人に勧められて夫婦でNHKの朝ドラを見るようにしたところ、夫婦間の会話が非常に豊かになり、とてもよかったという話をしていました。 きちんと覚えておけば使える話なのに、小耳に挟んだだけでやり過ごしたら、その芸能人が誰だったのか、そのひとに「夫婦で朝ドラを観るといいよ」と教えた芸能…

  • 「70年代の音楽を、熱く語ることはやめた」~明日はマイケル・ジャクソンの命日です

    明日はマイケル・ジャクソンの16回目の命日。 キング・オブ・ポップと呼ばれた男の偉大さは 代々受け継がれていくべきだ。 しかし、栄光の日々はずいぶん昔になってしまった、 という話。(写真:フォトAC) 【明日は「舞、蹴る、釈尊」の命日】 明日6月26日はキング・オブ・ポップ:マイケル・ジャクソンの命日だそうです。2009年のこの日、マイケルは突然の心停止に陥り、51歳の若さで亡くなります。その死は様々に憶測されましたが、公式は薬物の過剰摂取が原因とされ、のちに主治医が過失致死罪で有罪判決を受けています。 2001年にスタジオ録音としては最後のアルバム『インヴィンシブル』をリリースしてから数々の…

  • 「もはや教員だからといって優遇されるべき時代は終わった」~教員の給与を下げれば人材が集まると信じられていた時代②

    教師は叩いても壊れない。 平成の失われた20年間、教員は優位性を失い、 ノルマを課せられて厳しく監視されるようになった。 過酷なだけになった教職が不人気なのは当たり前だ、 という話。(写真:フォトAC) 【もはや教員だからといって優遇されるべき時代は終わった】 昨日は2005年12月19日の「カイト・カフェ」*1(当時は「デイ・バイ・デイ」というタイトルだった)が引用していた朝日新聞12月17日付の記事「公立小中の先生、給与優遇見直しへ 人材確保法、廃止も」を振り返り、自民党文教族議員の「給与が低くても教師になりたい、という人物を募った方が教育の質は向上する」という言葉に注目しました。 しかし…

  • 「教員給与を下げましょう」~教員の給与を下げれば人材が集まると信じられていた時代①

    今から20年前の古い記録が出てきた。 教員の給与優遇を廃止しようという記事だ。 その方が人材は集まるとさえ言われた。 あのとき人々は何を考えていたのだろう? という記事。(写真:フォトAC) 【長く書き続けているとロクなことはない】 先週金曜日の記事、『「夏至:しかしいちばん夜明けが早く、日没の遅い日ではない」~明日2025年6月21日午前11時42分は夏至です』*1 ほぼ同じ内容で書いたことはあるなと確信はあったのですが、いざ更新してみたらブログの関連記事の欄に一昨年の6月の記事、「明日は夏至・日の出が一番早く、日の入りが一番遅い、わけではない」~夏至のウンチク」*2と、タイトルまでほとんど…

  • 「『現代の学校は昔に比べて厳しい』というのは本当だろうか?」~専門家の目の不思議

    「キース・アウト」を更新しました。 kieth-out.hatenablog.jp

  • 「夏至:しかしいちばん夜明けが早く、日没の遅い日ではない」~明日2025年6月21日午前11時42分は夏至です

    明日は夏至。冬至・春分・秋分に比べて、 あまりにも地味な日。 しかし明日を境に、 さまざまなものが変化していくのだ、という話。(写真:フォトAC) 【夏至と夏至日(げしび)の話】 現在、太陽は真東よりやや北側から昇り、真西よりやや北寄りの位置に沈んでいます。明日、その太陽が最北に近い位置から昇り、午前11時42分にこれ以上は行けないほどに北に寄って、今度は目に見えないほどわずかずつ南にずれながら、沈んでいきます。その2025年6月21日午前11時42分が、今年の天文学的な夏至です。天文学ではその瞬間だけを「夏至」と呼び、夏至の起こる日を夏至日(げしび)というのだそうです。ただしもちろん一般的な…

  • 「個人的問題、特に性に関する質問にどう答えるか」~こんな本を出版したらどうかな④

    子どもから質問されて扱いに困る問題の筆頭は、 教師個人の性に関する問題である。 この、かつての超難問は今やぐんと楽になっている。 しかし、軽く扱えない状況は今も残っている、という話。(写真:フォトAC) 【性教育の黎明期の話】 年齢によって、男女によって、あるいは既婚者か独身者か、子どもがいるかいないか。児童生徒との距離感によっても異なりますが、特定の教師だけに投げかけられ、しかも答えに窮しやすい質問というのもあります。性に関する問題です。 性教育は学校ですべきものだという考え方は、昭和も最終盤になってから広まったものです。その前は女子だけを集めた(いわば)「生理対策授業」みたいなものはありま…

  • 「教師個人に投げかけられる質問にどう答えたらよいのか」~こんな本を出版したらどうかな③

    科学だの、文学だの、芸術だの、 学問に関する問いに答えているうちはいい。 しかし教師個人に関わることとなると厄介だ。 そんな場合はどう対応したらいいのか――、という話。(写真:フォトAC) 【真面目に答えても特にならない質問】 それがどんなに幼稚なものであっても、子どもの疑問には誠実に答える責務がある(特に親や教師の場合は)と私は思っています。それが探求心のある子どもを育てるコツのひとつですし、人間的な信頼関係を築く重要な第一歩でしょう。気象学の話、天文学の話、歴史の問題、社会の問題――わからないことは「わからない」でも仕方ありません。しかし不誠実な態度だけは取らないように、子どもと向き合わな…

  • 「なぜ『つゆ』は『梅雨』と書くワケ? なぜ雨ばかり降ってるの?」~こんな本を出版したらどうかな②

    子どもにじっくり考えさせたくても、 子どもはすぐに検索したり生成AIに訊いてしまう。 だったらさっさと教えてしまえばいい。 ただしそこには人間にしかできない配慮が入る。という話。(写真:フォトAC) 【今はさっさと教える時代】 昨日から「いかにも子どもが訊きそうな質問への答え100選」という本を書きたい、という話をしています。「いかにも子どもが訊きそうな質問」というのは、例えば「なぜ空は青いの?」といった類のものです。 そういう質問があった場合、一昔前だったら、「それ、いい問題だね。先生もわからないから調べてごらん」と応えるのが一般的なやり方でした。ただしそう言ってほったらかしにするとほとんど…

  • 「いかにも子どもが訊きそうな質問への答え100選」~こんな本を出版したらどうかな①

    本を出したいと思う。 「不良息子と対決する方法」「教師のための文具術」 「いかにも子こどもが訊きそうな質問への答え100選」 以上、妄想三冊。という話。(写真:フォトAC) 【本を出したい】 若いころから本を出したいという希望があって、学生の頃は小説家のまねごとをしたり、随筆風の短文を書いて雑誌や新聞にせっせと投稿したりしましたが、結局、かたちになることはありませんでした。 教員になってからはそうした夢は捨てましたが、40代の前半で大病した折に遺書代わりのサイトを立ち上げ、50代でこのブログの元となる文章を書くようになってからは、日々のこうした活動が、そのまま本になったらいいな、くらいには思う…

  • 「これからの時代の出産、奇跡と科学の賜物」~娘が無痛分娩で三人目の赤ん坊を産んだ話④

    無痛分娩の開始からわずか4時間半の出産。 前回・前々回と違って、 シーナはただ、ただ幸せに浸っていればいいだけだった。 それが奇跡と科学がもたらした賜物、という話。(写真:エージュ) 【当日、朝】 計画出産当日の午前11時直前、シーナがよこしたLINEメッセージは次のようなものでした。今朝8時から麻酔と促進剤開始して順調です。麻酔すごい! ずっと感動している。これなら何人でも産めるとすら思ってしまう。リラックスできているので子宮口の開きも早くて、なんと助産師さんの見立てだと12~13時には生まれる気がする――とのことでした。 きっと前夜から続いていた前駆陣痛がすうっと引いて穏やかな気持ちでいる…

  • 「出産直前の妊婦本人から中間報告がくる」~娘が無痛分娩で三人目の赤ん坊を産んだ話③

    計画無痛分娩では生まれる前に子の誕生日が決まってしまう。 その日まで事故のないように静かに過ごし、前日入院。 カテーテルだのバルーンだのと準備をして、一晩、 朝は早い時刻から、魔法にかかったような時が流れる、という話。(写真:シーナ) 何かの役に立つかもしれないので、ここではシーナが経験してきたはずの無痛分娩の過程を、本人の証言と私の調べたところによって、構成していきたいと思います。 【無痛分娩の手順】 そもそも無痛分娩とは何かというと、背骨の真ん中を通っている神経の束(脊髄)を二重三重に包む膜の一番外側の硬膜(こうまく)、そのさらに外側に硬膜外腔(こうまくがいくう)と呼ばれる脂肪を主成分とす…

  • 「英国王室御用達、女王陛下の無痛分娩」~娘が無痛分娩で三人目の赤ん坊を産んだ話②

    無痛分娩はまだ十分に認知されていない 子は苦しんで生むものだという意識があり、 ごくわずかでも危険は冒したくないという思いもある。 しかし出産に何が安全かは、かなり微妙だ――、 という話。(写真:シーナ) 【無痛分娩はどう考えられているのか】 娘のシーナが無痛分娩を試みるのはこれが二回目です。一回目は次男のイーツの出産に際してですが、予期せぬ破水のために計画倒れになってしまいました。6年前のことです。 そのとき私が自分の弟に、実は無痛分娩をやるつもりだったと話したら、同じく成人の娘を持つ弟からは「兄貴、よくそんなことを許したなぁ」と感心されてしまいました。 この言葉の中には二つの主題となるべき…

  • 「シーナ、三人目を授かる」~娘が無痛分娩で三人目の赤ん坊を産んだ話①

    娘が3人目の子を産んだ。 最初の子は長時間の微細陣痛と新生児仮死、 二人目は破水からの難産。 それで三人目を、よく決意したものだ。 という話。(写真:SuperT) 【シーナの出産】 娘のシーナ(仮名)が三人目の子どもを生みました。男、男と続いて、今度は女の子です。3044g、母子ともに健やか。 この「母子ともに健やか」という8文字、最初の出産のときも2度目の時も使うことはできませんでした。私にとっては孫にあたりますので、孫1号、孫2号、孫3号としておきますが、孫1号のハーヴは新生児仮死の状態で生まれ、ほぼ5分余り、心臓が動いていなかったのです。もちろん私は分娩室に入れませんからドアの前に立っ…

  • 「結論はすべて、いたってシンプル」~素人の年寄りがWindowsパソコンをリカバリーしようとする⑤

    長いリカバリーの戦いの挙句、 よくなった部分も、そうでない部分も――。 本当は単純な作業が、ずいぶん紛らわしくなって、 本当は単純な結論が、実は避けられている。 という話。(写真:フォトAC) 【ここまでのまとめ】 OfficeのIDカードに書かれた一行。「Officeは以下のMicrosoftアカウントページより再インストールできます。account.microsoft.com/services」 半信半疑で提示されたURLを打ち込んでいくと、私が6年前に購入したOffice2019の表示があってその隣りにある[インストール]をクリックすると、いとも簡単にダウンロードが始まってしまいました。…

  • 「悪魔は二度笑う」~素人の年寄りがWindowsパソコンをリカバリーしようとする④

    ようやく正しい流れがわかり、 Windows11パソコンのリカバリーは完了。 しかし悪魔はその先で、 もう一つの罠をしかけていた――、 という話。(写真:フォトAC) 【悪魔は二度笑う】 ルールがわかると作業は格段に速くなります。 日曜日の朝、5回目のリカバリーでWindows10(以下Win10)に戻ったパソコンを(「設定」の更新プログラムを使わず)、わざわざMicrosoftのサイトに行ってWin10(22H2)にバージョンアップさせ、続けて同じくMicrosoftのサイトでWindows11(以下Win11)へバージョンアップさせる。併せて6時間程度で終了。あれだけ暗中模索の時間を使うと…

  • 「年寄りはPCを前に、こんなふうに考えて、こう行動する」~素人の年寄りがWindowsパソコンをリカバリーしようとする③

    いよいよWindows11パソコンのリカバリー開始、 ところが戻ってきたのはWindows 10。 しかもアップデートの途中で停止、 にっちもさっちもいかなくなってーー、 という話。(写真:フォトAC) 【いよいよリカバリー開始】 リカバリーの手順はパソコンの取扱説明書にありますから、きちんと目を通して、言われる通りに進めます。もちろんすぐにモニタ画面は見られなくなるので、取説のリカバリーに関する部分はプリントアウトしておかねばなりません。「キーボード、マウス以外の周辺機器はすべて外しましょう」(ハイ、ハイ)「電源が切れた状態で、回復ドライブを作成したUSBメモリをパソコン本体のUSBコネクタ…

  • 「未知のことではないし、準備は万端だった」~素人の年寄りがWindowsパソコンをリカバリーしようとする②

    リカバリー(コンピュータを購入時の状態に戻す作業)。 基本的には元のPCに戻るわけだから、 面倒で時間もかかるが、コスパも高い。 時間のたっぷりある私は、三日の計画で取り掛かった。 という話。(写真:フォトAC) 【リカバリーとは何か】 リカバリーとは何かというと、要するにパソコンの中身をチャラにする、買ったときと同じ状態に戻すことを言います。したがってデータもあとからインストールしたソフトも全部消えて、OS(私の場合はWindows)と予め入っていた付属のソフトだけになってしまいます。ただし買ったとき同様に、身軽で、サクサクとよく動く機械に戻ります。 これまでに経験があるかというと、かつては…

  • 「悪魔のささやき、地獄の72時間の始まり」~素人の年寄りがWindowsパソコンをリカバリーしようとする①

    年老いた私の年老いたパソコン、 あちこちに不調が出て、そのたびに治療してきた。 しかしそろそろ限界が来たのかもしれない。 そして悪魔がささやいた――リカバリーを試してみたら? という話。(写真:フォトAC) 【機械は生きている】 時々、電化製品もいきものではないかと思うことがあります。 一台が壊れると病気がうつったかのように別の何かが壊れたり、とつぜん機能が落ちたかと思ったら自然に回復したり。機械に自然治癒などあろうはずはないと思うのですが、そうとしか思えないときもあります(何かが引っかかって動きが悪かったのが、偶然はずれたといった感じなのでしょうか?)。 機械のくせに人を選んだり(美人やイケ…

  • 「6月になりました」~今年は6月のウンチクをリンクで誤魔化して、付録で夏至の話をする

    6月になった。 6月に関するウンチクは、例年の通り。 今年は、「夏至よりも夏が1カ月も遅れるのはなぜ?」に、 新しい答え方を用意した。 という話。 (写真:フォトAC) 【6月になりました】 知識の引き出しが少ないので同じネタの使い回しはたびたびなのですが、そっくりそのままコピペすることはなく、同工異曲、手替え品替え、なんとか毎日一から書き直して新たな原稿としてきました。 しかし月はじめに書く「~月になりました」は毎回ほぼ同じで代わり映えなく、そうは言っても内容としてはできるだけたくさんの人に知ってもらい、できれば子どもたちに話していただきたいものなので、やめるのも躊躇われます。 齢を取って頑…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、SuperTさんをフォローしませんか?

ハンドル名
SuperTさん
ブログタイトル
カイト・カフェ
フォロー
カイト・カフェ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用