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BL風味の小説 https://blshousetu.fc2.net/

オリジナルBL&MLを毎週月・水・金の夜21時に更新!※アスリートCP/医者CP/リーマンCP/学生CP/短編も有ります。

妄想&空想が好きです(*≧m≦*) 浸るのも大好きです。 プロフのイラストは自動生成AIに描いてもらいました。 オリジナルでBL小説を書いてます。 他のジャンルも多少あります。 性的表現がございますので、苦手な方はご遠慮ください。

福山ともゑ
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2014/06/27

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  • 挑戦するのに年齢は関係ない #120 肥満になる理由、それは―

    ダディはこんなことを言ってくる。「一人分も二人分も変わらんからな」「ダディはどうする?」 「作れ」「は~い」朝の楽しみが増えたと思っていたら、ダディはこんなことも言ってくる。「今日の夕食は私が作るからゆっくりしてろ」「嬉しい。なら、昼寝するね」「それはダメ」「なんで? ダディだって」「食べて、すぐ寝るのは太る元だぞ」「太ってないけど?」「いいか、食べてすぐ横になったり、寝るのはダメだ。食べたものが...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #119

    片付けが大の苦手なヒロは朝食を作ってくれた。丸いおにぎり、プチトマト、バイオリンの模様を描いたきゅうり。それに、ジャガイモをすりつぶして玉子と一緒に焼き上げた物。それを見ると笑っていた。「良かった。ヒロのご飯だ。でも、ジャガイモと玉子で、こういうのができるんだね。ケチャップかけると美味しい」「見た目は悪いけど」ダディはヒロの言葉を遮ってくる。「5年間かける365日、こればかりだと飽きる」「ダディは作ら...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #118

    目が覚めると2人ともいない。もしかしたら、もう仕事行ったの?僕になにも言わずに?ダディ、ヒロ!急いでリビングに向かうと、途中にあるキッチンから声や音が聞こえてくる。「だから」「別にいいだろ」「よくない! ジュンが起きてくるまでやり直し!」何のことを言ってるのか分からず、キッチンに入り声を掻けていた。「何をやってるの?」「ほら、もう起きてきた」「ヒロ、何を」ダディは僕をキッチンからどこかに連れて行こ...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #117

    ヒロはいつもの優しい目になっている。「いつも通りだな」「僕、朝ごはん作るから食べてね」「ああ、よろしく」ヒロは頭をなでてくれる。やっと、いつものヒロになったみたいだ。「お弁当作るから、それを食べてね」「弁当って」「学校は弁当なんだ」ダディは嬉しそうな顔だ。「楽しみの一つだな」「うん」「誰かが冷やかす物でもある」「なに、それ」「双子で、しかも男女で同じクラスだと、姉弟でなく、付き合っていると見られる...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #116

    夕食も済み、一緒に寝るべきかどうすべきか迷っていた。帰ってきたヒロの様子が気になって仕方なかったからだ。でも、顔を見るだけでもと思い寝室のドアをたたく。「やっぱりな。来ると思っていたよ。泣き虫君」この声はダディだ。「泣いてないもん」ヒロの声が聞こえてくる。「食べてる時から泣き顔だったからな」「3人揃って食べるのが嬉しかっただけ」「なんで、ドアを開けないんだ?」「おやすみなさいと言いたかっただけ」「...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #115

    チンと乾いた音が鳴るのでキッチンに行く。「あとはクリームを入れるだけ」「見事な形だ」ダディにそう言われ、僕は嬉しくなった。「博人さんより形が良い」「ヒロのはボールだよね」「独特だからな。で、メニューはなんだ?」「今は味をしみ込ませているところ」そう言うとタイマーに目を向ける。「あと14分経ったら焼きます」「本格的だな」「えへへ」「で、部屋は掃除したんだろうな?」「しました」その時点で気が付く。リビン...

  • マンガ投稿

    BLマンガをさわりだけ描いてみました。...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #114

    ヒロとの会話は続く。「どうしてドイツ語を勉強しようとまで思ったの?」「だから」「その前に、誰かと約束したのだろ?」その言葉で分かった。「僕ね、ドイツの空港に着いた時、ハッキリと気が付いたんだ。僕は15歳の8月は、ドイツに来るって。だから、それまではダディとヒロにハグして貰おうって。……僕、甘えてるのかな?」「ロシアで馬と友達になったよね」「うん」この話はどこにいくのだろう。「去年、渡したものを見た?」...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #113

    ピンポンと鳴らして入る。「ただいま~」バタバタと賑やかな足音が聞こえてくる。「ダディ、ヒロ。おかえりなさい」「ただいま。ジュン、泣いてないか?」「大丈夫だよ。1年だからね」ヒロは匂いを嗅いでいる。「なんかいい匂いがするな」「シュークリームの生地を焼いているんだ」「デザートはシュークリームか。嬉しいな」ジュンに土産袋を渡す。「これ、スペイン土産だよ」「ありがとう。開けて良い?」「いいよ」ヒロから貰っ...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #112

    受け止めた物は重さがあるみたいだ。だから言っていた。「これは」「土産だ。それは受け取れよ」「サンキュ」しかし、学生時代の事がふと頭に浮かんでくる。だから付け足してやる。「返せと言っても返さないからな」「スズメへの物だ」「ならよし」ボスが正面から出ていくのを見送って、2階に上がる。部屋に入り、ホクホクと土産を開く。ドイツのチョコレートだ。持つと、結構重さがある。「チョコレートって、たしかに王道な物だ...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #111

    ボスはこれだ。「これが、こいつのいい所だからな」「そう言われると……」「まあ、私も言ってなかったが。ジュンは料理作れるんだ。スズメありがとな。で、計算できたか?」「だから、要らないって言ってるだろ」「計算できないってか」「する気もないから」 「食材、無駄になったんだろ」「私を言い含められるとでも思っているのか!」その強気の叫びにボスは優しく応じる。「思っている」即答で返ってくるので瞬間ガックリするが...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #110

    「スズメ」「なに?」怒り声で応じたが、誰に声をかけられたのかが分かると、今度は普通の声を出してくる。「あ、いや。何ですか?」「お前、ジュンに料理を作っていたのか?」その言葉に鼻の下を擦りながら応じる。「そりゃ、ジュンのことよろしくって、任すって言ってたから」「そっか、ありがとな」段々と言いづらくなってきたスズメはしどろもどろだ。「あ……、あ、あ、で、でも、毎日じゃないし」「あいつ、食ってた?」「まあ...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #109

    急に声が割って入ってくる。「スズメ、テイクアウトの出来てるって?」その声にビクッと肩が震える。「トモヤか……」友は顔を覗き込まれる。「5年ぶり。元気だった?」「ああ。そっちは元気そうだな。ボス業はどうだ?」「5年やって、なんとか慣れたってとこ」「私はいなくても大丈夫そうだな」「いろんな人にフォローされてるけど。でも戻ってきたんだろ」「まあな」スズメはじっと立ち聞いているみたいだ。「スズメ、どうした?...

  • 挑戦するのに年齢は関係ない #108

    2階から降りてきたスズメはキョロキョロと店内を見回している。そのキョロキョロが止まる。「もしかして……」どうやら私を通り越して博人さんに目が行ったみたいだ。「ボスは、ボスはどこ? いつ帰ってきたの?」博人さんは指さしてくる。「ここ」「え、ここって……?」覗き込んだのだろう。「げ、分からんかった」「何が?」「ドイツからお帰りなさい」「ただいま」「ドイツに5年もいるとお洒落になるんだな」その言葉で、このコ...

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