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イヌ吉さんのプロフィール

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東京都
出身
未設定

BL/MLの小説・イラスト・マンガを趣味で書いております。下克上やオヤジ受け、年の差カップルが大好物ですので、そのうち増えていきます(笑)スーツとか眼鏡属性も高いです。

ブログタイトル
真昼の月
ブログURL
http://mond.fliegen.chu.jp/
ブログ紹介文
教師率、裏社会率、オヤジ率、ストーカー率少々多め 短編もあります!
更新頻度(1年)

108回 / 365日(平均2.1回/週)

ブログ村参加:2013/04/17

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ハンドル名
イヌ吉さん
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真昼の月
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真昼の月

イヌ吉さんの新着記事

1件〜30件

  • 隣に住むひと 31 (完)

     ◇◇◇ ◇◇◇ ぽかりと目が開くと、煌々と、明るい空間にいた。 ここはどこだろう。眩しすぎて、目が痛い。「まだ眩しいか?そのうち馴れる。大丈夫だ」 声の方を見る。大きなひとの姿が見えた。綺麗な顔。宇宙のような、藍色の瞳。長く伸びた銀藍の髪

  • 隣に住むひと 30

      湊斗は、白い物の多くなった頭を、そっとアディの肩に凭れかけた。「とんでもない親バカだけど……でも、アディがいてくれて良かった」「失礼な。親バカなんかんじゃないぞ。私は、正真正銘湊斗を愛している。自分の子供に欲

  • 隣に住むひと 29 

    「すいませんでした。お怪我はありませんでしたか?」「まだ若いつもりなのに、そんなに心配されたら傷つくなぁ」「あ、すいません!私、そんなつもりじゃ!!」「冗談ですよ。ありがとう。今時感心なお子さんですね」 湊斗が笑うと、母親はちょっとバツが悪

  • 隣に住むひと 28

    「どうした、アディ?」「いや、そろそろ昼休みが終わるんじゃないか?」 そう言ってアディが湊斗から離れた瞬間。「あれ?課長、ここにいたんですか?」 後ろからいきなり声を掛けられて、湊斗は驚いてその声の方を振り返った。同じ課内の女子社員が3人、

  • 隣に住むひと 27

     お前には寂しい思いをさせた?そんな事、思ったこともないくせに。もしも少しでもそう思ったことがあるのなら、俺に何か言葉をかけてくれたことがあっても良いはずだ。 でも、湊斗は父親の姿すら、見たこともなかった。 それは夏休みでも正月でも同じ事で

  • 隣に住むひと 26

      ……こんな時間に電話をかけてくるなんて。自分が子供の頃は、仕事中に電話をすればあからさまに罵られたのに……。 それでも、後の面倒さを考えて、湊斗は電話に出る事にした。年も年だし、緊

  • 隣に住むひと 25

     ◇◇◇ ◇◇◇ 都内の一等地。冬の空は青く澄んでいて、気持ちの良い日だ。ビルの高層階にあるオフィスからの眺めは抜群だが、残念ながら、それも毎日見ていればただの風景に成り果ててしまう。 湊斗はチラリと窓から外を見て、それから壁に掛けられた時

  • 隣に住むひと 24

    「結果として彼らが人間界からいなくなるから、人間界側から見ると、悪魔に連れてかれて、そのまま食べられてるんじゃないかと思われる……んじゃないのかな?」 何でも無いことのように────確かに、アディには当たり前のこ

  • 隣に住むひと 23

    「うわ、生姜焼きじゃないか!今日の昼、本当は生姜焼きの気分だったんだよ!」「昼は何を食べたんだ?」「ランチミーティングで仕出しの弁当だった。なんていうんだっけ……松花堂弁当?」「そうか。それならちょうど良かった」

  • 隣に住むひと 22

     ◇◇◇ ◇◇◇ 何でアディは俺を食べないのだろう。 そんな疑問を持っていたのは、多分30代の間までだったと思う。40代にもなると、もうなんだかそういうことはどうでも良くなってくるから不思議だ。「……だとしてもだ

  • 隣に住むひと 21(R-18)

    (R-18)です。このblogは18歳未満の方は読んでいらっしゃらないはずですが、苦手な方が間違えて読まないように、一応たたみます。大丈夫おっけーどんとこい!という方だけ「続きを読む」を押すか、もしくは下にスクロールしてお読み下さい。---

  • 隣に住むひと 20(R-18)

    (R18)です。このblogは18歳未満の方は読んでいらっしゃらないはずですが、苦手な方が間違えて読まないように、一応たたみます。大丈夫おっけーどんとこい!という方だけ「続きを読む」を押すか、もしくは下にスクロールしてお読み下さい。----

  • 隣に住むひと 19(R-18)

    (R15)です。このblogは18歳未満の方は読んでいらっしゃらないはずですが、苦手な方が間違えて読まないように、一応たたみます。大丈夫おっけーどんとこい!という方だけ「続きを読む」を押すか、もしくは下にスクロールしてお読み下さい。----

  • 隣に住むひと 18(R-15)

    (R15)です。このblogは18歳未満の方は読んでいらっしゃらないはずですが、苦手な方が間違えて読まないように、一応たたみます。大丈夫おっけーどんとこい!という方だけ「続きを読む」を押すか、もしくは下にスクロールしてお読み下さい。----

  • 隣に住むひと 17

    『仕事はどうなの?周りの皆さんにご迷惑はかけていない?』「大丈夫ですよ、お母さん。ちゃんとやっています」『そうなの?まぁ、あなたは私たちの子供なんだから、もちろんちゃんとやれているとは思っているわ。そんなことより、あなた、結婚はまだなの?も

  • 隣に住むひと 16

     魂の食べ頃っていつなのだろう。 人間の気力体力が充実している20代から30代の頃だだろうか。でも思春期の青い果実でも美味しいと思うんだけど……。 自分から食べ頃ですよと誘っても、きっとアディは自分を食べてくれた

  • 隣に住むひと 15

    「湊斗の魂はね、暖かくて、フワフワしていて、乳白色で、ちょっとだけオレンジ色で、時々ブルーや緑色に光って、葡萄のように甘くて爽やかな匂いがするんだ」「匂い?匂いまであるのか?」「もちろんだよ。でもね、魂だけじゃない。君の頑張り屋なところも、

  • 隣に住むひと 14

     ◇◇◇ ◇◇◇「湊斗、楽しいかい?」「とっても!でもアディ、アディがみんなを招待したんだろ?それなのにこんな所に居て良いのか?」「こちらの住人は、人間界のように序列や礼儀にそれほどうるさくないんだ。私がいなくても誰も気にしやしないよ」「そ

  • 隣に住むひと 13

     ◇◇◇ ◇◇◇「ここにいたのか、湊斗。探したよ」 暫く芝生に座っていたら、心配顔のアディがホールからやってきて、湊斗の隣に腰を下ろした。「賑やかなのは嫌いだった?たまには良いかと思ったんだ。ショーや曲芸は嫌い?」 本当に、困った顔をしてい

  • 隣に住むひと 12

     ◇◇◇ ◇◇◇ いつものようにアディに「うちに寄るだろう?」と言われた時、湊斗は「もちろん!」といつもよりも大きな声で答えた。 湊斗の家の隣の家の玄関を開ける。耳に飛び込んできたのは、いつもよりも大きくて迫力のあるドラマチックな音楽だ。キ

  • 隣に住むひと 11

     ◇◇◇ ◇◇◇ 翌日、自宅のベッドで目が醒めた湊斗は、体のあちこちが痛むことに閉口しながら何とか支度をして階下に降りた。両親はもう出かけた後らしく、テーブルの上には菓子パンが3つ置いてあった。「……クソ。加減し

  • 隣に住むひと 10 (R18)

    (R18)です。このblogは18歳未満の方は読んでいらっしゃらないはずですが、苦手な方が間違えて読まないように、一応たたみます。大丈夫おっけーどんとこい!という方だけ「続きを読む」を押すか、もしくは下にスクロールしてお読み下さい。----

  • 隣に住むひと 9

     食事の後に通信教育のテキストを使って、更に勉強だ。アディは教え方も巧いが、なかなか熱心な先生だ。万が一にも成績が下がって、湊斗が両親から叱られる様なことがあってはならないと思ってくれているのだろう。 もう勘弁して下さい、というほど勉強して

  • 隣に住むひと 8

     ◇◇◇ ◇◇◇ 学校を出てると、湊斗の笑顔は段々と消えていき、どこか怒っているような表情になった。そのまま早足に駅に向かう。多分、駅には彼がいる。早く。早く。 定期券を出して改札を抜け、階段を駆け登る。ホームに出ると、果たしてそこには、ス

  • 隣に住むひと 7

     ◇◇◇ ◇◇◇ 職員室に入り、担任の隣に座る。去年の担任が少し離れたところからこちらの様子を伺っていた。「橘、このプリントなんだけどな」 担任はそう言って、三者面談日程希望書を机の上に出した。 希望日には○を、出られない日には×

  • 隣に住むひと 6

      ◇◇◇ ◇◇◇ 学校に着いて、ランドセルの中身を机に移動させようと蓋を開ける。 そこには、きちんと畳まれた新聞紙が入っていた。「え?」 湊斗は目を何度もしばたいた。見間違いじゃない。何度見返しても、やっぱり新聞紙が入っている。「&hel

  • 隣に住むひと 5

     ◇◇◇ ◇◇◇ 湊斗が目を醒ますと、そこは自分の家の、自分の部屋だった。 五畳ほどの部屋に、勉強机とベッドがくっついて置いてある。ベッドは二段ベッドのようにハシゴで登るタイプで、ベッドの下はタンスと本棚になっている。アディの家の寝室から見

  • 隣に住むひと 4

     たっぷり遊んだら、次は風呂の時間だ。風呂場はホテルの大浴場のように広く、硫黄の匂いがする温泉を引いているらしい。「ほら、湊斗、肩まで浸かってよく暖まって」 美しい悪魔は、湊斗の肩が湯から出ないようにいつも見張っている。そうしてたっぷり暖ま

  • 隣に住むひと 3

     魔界の公爵なのに、なんで魔界に住んでいないのかと訊いたら、魔界は瘴気が強すぎて、結界を張っても人間の湊斗が立ち入るのには負担が強いからだよ、と説明された。 ここ、魔道界は、魔道士達が住む場所で、清浄すぎる天界と、瘴気の強い魔界の緩衝地帯に

  • 隣に住むひと 2

     湊斗の家は新興住宅地の中にある。見渡す限り、同じ時期に同じ建設会社に建てられた同じような建売住宅が並んでいる。どの家も、見た目もそっくりなら、間取りもそっくり。アディの家は湊斗の家の隣で、扉の色が少し違うが、ほぼ同じ家だ。「湊斗、うちに寄

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