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BL風味の小説 https://blshousetu.fc2.net/

オリジナルBL&MLを毎週月・水・金の夜21時に更新!※アスリートCP/医者CP/リーマンCP/学生CP/短編も有ります。

妄想&空想が好きです(*≧m≦*) 浸るのも大好きです。 プロフのイラストは自動生成AIに描いてもらいました。 オリジナルでBL小説を書いてます。 他のジャンルも多少あります。 性的表現がございますので、苦手な方はご遠慮ください。

福山ともゑ
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2014/06/27

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  • 大学生のアルバイト事情 #17

    皆で食べていると社長が食堂に入ってきた。手招きしている食堂のお姉さんに気が付き、キッチンへと入っていく。「なに?」「これ、飲んでみて」「どうして?」「私でなく、あそこの男子学生が作ったの。私、味なんて分からないし」そう言われ、一口飲む。飲み切ると、社長はお椀に注ぎ飲み切る。「美味いわ。なんか生き返った気分だ」そう言うと、食堂へ足を向ける。「誰が、このお味噌汁作ったの?」「あ、はい、私です」「今どき...

  • 大学生のアルバイト事情 #16

    時は過ぎ、12月24日の夜。新田率いる経済学部5人プラス松井嫁の6人と、医学部7人、教育学部3人は大荷物を持ってやってくる。先に新田が挨拶をする。「こんばんは、明日からよろしくお願いいたします」「よく来たね。食堂に行ってて」「はい、分かりました」食堂に行くと声をかける。「お疲れ様です」「新田君、お疲れ様。これね」「これって、なにが?」そう聞くと、食堂のお姉さんはこれと言って指をさす。「え?」それを見た...

  • 大学生のアルバイト事情 #15

    帰りは各自で帰る。横浜に来ることってないから皆が興味津々だ。関内駅周辺だったり、少し歩けば山下公園がある。松井は夫婦でどこかに行くみたいだ。サッサと歩き出す松井に声をかけていた。「松井、どこに」「聞くだけ野暮だって」「なんで」「デートに決まってるだろ」「え?」松井の声が近くでする。「なんで聞きたがるかね。それとも、私たちの後を付けてボロボロにやられたいか?」「いえ、結構です」「デートに決まってるだ...

  • 大学生のアルバイト事情 #14

    1時間強しか経ってないが、社長は決めたみたいだ。皆は食堂で本日のお試しバイトのバイト料として軽食を食べている。社長は、その皆に言う。「決めた、決めたよ。みんな、ここでバイトしてもらう。採用決定だ」新田がすかさず返す。「ありがとうございます」「新田君もありがとう。適材適所に苦しむけど住み込みだからなんとかなるだろう。年末年始はよろしく」皆の声は重なっていた。「ありがとうございます。よろしくお願いいた...

  • 大学生のアルバイト事情 #13 出会い

    2階へと移った教育学部5人は容器が足りないということで、8種類の容器にシールを貼っていく作業をしている。手本を一つ作ってもらい、それに倣って容器にシールを貼っていく。もくもく作業なら、お任せの5人だ。20分あれば終わるが、先に終わった3人は残りの3種類のシール貼りをしている。手が空いた2人は片づけをしているスタッフに声をかけ手伝う。高橋も声をかけていた。「持っていきます」「重いよ」「大丈夫です」持ち上...

  • 大学生のアルバイト事情 #12

    ニコニコ顔のジュンヤだったが、内心は焦っていた。こんな近くで女性と、まさかリップサービスを余儀なくする羽目になるとは思いもしなかったのだ。しかも、無事に1人終わったと思っていたら、次から次へと5人の女性を相手に一人でさばくだなんて。これがメスで切り開いても良いのなら構わないのだが。そう思うと言っていた。「なんで、他の人たちはしないのですか? しかも、あの9人はどこに消えた?」先ほどのスタッフが教えて...

  • 大学生のアルバイト事情 #11

    「ジュンヤ様は魚もお食べになられるのですね」「魚はよく食べるよ」そこでジュンヤは気が付いた。「魚、食べてる?」「あまり食べないかも」「食べたほうが良いよ。特に女性には魚のタンパク質は体にいいんだ。どんな魚が好きなのか教えて。良かったら選んであげる」「タコも魚ですか?」その言葉に、自分の立っている場所がタココーナーであることに気が付いた。「そうだよ。食べたことない?」「どうやって食べるの?」「ゆでる...

  • 大学生のアルバイト事情 #10

    1階に下りた10人は白衣からエプロンと長靴になる。ボスとスズメはもちろんのこと、喫茶店でバイトしているカズキと本屋でバイトしているタカの4人は生き生きとしている。気合も入っているので声を出すのは苦痛ではない。4人の声が重なる。「いらっしゃいませ」途端、その声が叫び声にかき消される。「キャー!!!」ドドドッと店内に女性数人が入ってくる。「ジュンヤ様―!!!」一番奥に居たジュンヤにも、その叫び声は聞こえて...

  • 大学生のアルバイト事情 #9

    そして、教育学部の5人は3階の食堂で昼食の準備を手伝っている。普段は一人で切り盛りしているという、その女性は5人の大学生をどうすればいいのかわからず社長を呼んでいた。「ありがとうございます。助かりました」「今どきの大学生は自炊もできるから、させればいいんだよ」「なにしろ男子だから」「男子も女子も関係ないよ。あ、それと21人分の軽食を作って」「21人ですか?」「そう、21人。新田君率いる20人だから、21人」「...

  • 大学生のアルバイト事情 #8

    一方、こちらは医学部10人。白衣を着て材料を量り器に入れる作業だ。エプロンでなく白衣なので、違和感なんてものは全くない。しかも前髪が垂れないように帽子を被り、手袋してマスクも付ける。これで持ち物がメスみたいな物であれば、魚肉を切り開いたであろう。しかし、持ち物はなく手袋をした手であり、もしくはスプーンだ。二人一組で5種類の魚肉を量り器に入れると、蓋を閉めてコンテナに入れていく。手際が良く、20分もする...

  • 大学生のアルバイト事情 #7

    「へぇ、魚屋ってサラダも売ってるのか」「ここは売ってるよ。お前らも声出して売れよ」タイミングよく声がかかる。「新田君、ウナギ出してくれる?」「1台でいいですか?」「ん-……、2台?」「2台ですね。分かりました」そう言って足を踏み出すが、何を思ったか立ち止まる。「そうだ。4人ともこっちに来て」「どこに行くんだ?」「冷凍庫だよ。男衆4人動け」はいはいと言って、男4人は新田の後を歩く。10歩ほど歩いたら着い...

  • 大学生のアルバイト事情 #6

    一気に20人が増えると、いくら広いと言っても目が届かない。だから、5人一組になり30分で交代する。なにしろ、やることはたくさんあるからだ。先に経済学部と松井夫婦の6人は1階に下りる。新田は言っていた。「5人とも動くんだよ」「どんなふうに?」「見てて、あとでしてもらうから」そう言ったものの内心は項垂れていた。気を取り直してエプロンと長靴を付ける。「いらっしゃい、いらっしゃい。イキのいい魚がいますよ」その声が...

  • 大学生のアルバイト事情 #5

    中に入ると、父親より若そうに見える男性がいた。「新田君、1年ぶり。大人数だなあ」「1年ぶりです。今年もよろしくお願いいたします。20人です。よろしくお願いいたします」その人は20人に声をかける。「私は、社長の川本だ。人手不足で今年はどうしようと困っていたのだけど、新田君がこんなにも声をかけてくれて嬉しいな。明日は新井君が13人連れてきてくれるし、無事に年末年始を迎えられそうだ。履歴書を見せてくれる? 新田...

  • 大学生のアルバイト事情 #4

    店に着くと、新田がこっちだよと教えてくれる。その新田は先頭に立つとブザーを押し鳴らす。「はい」「東響大学の新田です」「20人の面接だね。そのまま3階の食堂に上がって」「はい、分かりました」後ろに立っていた宮田がつぶやく。「20人?」「そうだよ」「21人の間違いでは?」「あのね。みんなは私の紹介なんだよ」「新田は面接なしか」「そういうこと。高校の時から来てるからね」3階まで階段を上っていく。2階の踊り場で誰...

  • 大学生のアルバイト事情 #3 紅一点!?

    12月に入った第1週目の日曜日。待ち合わせに最寄り駅を指名して、そこまで勢ぞろいして駅へと向かう。途中、ちらちらと見られる。「慣れてるとはいえ、やっぱり目立つんだな」「なにが?」「お前らだよ! お前ら、10人。いや、金銀の2人だ!」「ちょっと、人を将棋のコマみたいに言わないでくれる?」「ハモッてるし……」タイミングよく松井もやってきた。「お待たせ」「まーつーいー」「なに?」「なにじゃない! なんで女連れな...

  • 大学生のアルバイト事情 #2

    学部棟に戻ると声をかけられる。「新田、本当か?「宮田? 本当って、なに?」「年末年始で14万バイトの話だよ」「え……」「本当に、そういうバイトあるのか?」一体、誰から聞いたのだろう。「新田、どうした?」「あ、ごめん。どうして知ってるのかなと思って」「ほかの3人も知ってるよ」その言葉に驚いた。経済学部の松井、宮田、元宗、桑田の4人は年末年始バイトに向け嬉しそうだ。しかし、その前にXmasというものが立ち塞が...

  • 大学生のアルバイト事情 #1

    誰かの声が聞こえてくる。「なあ、1週間バイトしない?」「何のバイト?」「魚屋で年末年始の1週間」そこで大きな声が遮る。「パス!」しかし、それぐらいではめげない。もう一声付け足す。「なんと、1週間で10万円!」「だから、パスって」しかし、すぐに言い直す。「え、なになに。1週間で10万?」「しかも、三食付き」「おぉ!」「朝6時から始まるのだけど」「早いなぁ……」「しかも、経済の新田から貰ったという」「新田かあ...

  • 大学生のアルバイト事情 登場人物&あらすじ紹介

    いつもお越しいただきありがとうございます。この6月27日で、11年目に突入します!11年目を迎えることができたのも、皆さまからのメールや「イイね」ボタン等のお陰です。とても感謝しております。そんな記念となる小説の前に、うちの子たちによる小説を楽しんでいただけたらと思い、登場させました。実は、これから始まる数作品はコラボになります。その為の、うちの子たち紹介作品です。~あらすじ~東響大学医学部では、年がら...

  • 最新作! 大学生のアルバイト事情

    いつもお越しいただきありがとうございます!予定より長めになりましたが、本日より毎日の更新となります。予約登録をフル活用して更新していきますので、付いてきてくださいね!医学部10人登場ボス 「やれやれ、やっとか」スズメ 「ボス、違う!」ボス 「なにが?」サトル 「今回は経済学部の5人がメインなの!」ボス 「はぁ? うち(医学部)ではなく?」他9人 「そうだよ!」経済学部5人登場新田 「悪いね、10人とも」松井 ...

  • 愛しているのは王子でなく君だ ~あとがき

    いつもお越し頂きありがとうございます。今作の『愛したのは王子でなく君だ』は、いかがでしたでしょうか?前作の『社員研修は腐の宝庫』の続編みたいな感じですが、ニールとネイサンの2人だけの短編小説でした。実は、前作の『社員研修は~』を書いているときに、ふっと降ってきたのです。ニールとネイサンの話が書きたい!短編でもいいので、この凸凹コンビが良い味を出してくれると思って。そして、いよいよ11年目に突入いたし...

  • 愛しているのは王子でなく君だ # 最終話

    いきなり嬉しそうな声が聞こえてきた。「ほんと? 嬉しいな、ありがとネイサン!」「え、なにが?」「今、はっきり言ってたよね? 僕を愛してるって」「そうだっけ?」いつから聞いていたのだろう。もしかして、さっきのは寝言ではなかったのだろうか。ニールは、こんなことを言ってくる。「ネイサン、神父の前で誓ったよね。病めるときも健やかなときも、って」「そうだな」「僕、嬉しかったんだよ」「皆が祝ってくれたしな」「...

  • 愛しているのは王子でなく君だ #12

    ニールは秘密が多いけれど、それを暴かれるのは好きではない。それは、あの5人を見ていたからよく分かっている。「ニール、起きてる?」顔を覗き込むと、スースーと寝息が聞こえてくる。「離さないから。お休み、マイハニー」そう言うと、おでこにキスをする。ムニャムニャと寝言を言ってるみたいだ。耳を澄ますと、聞こえてきたのはこの言葉だ。「ヨシ、アサミ、好きだよ」好きなのはよく分かっている。あの5人の中でも、ニール...

  • 愛しているのは王子でなく君だ #11 性描写あります。抵抗ある方はスルーしてください

    そのニールは我慢できなくなった。「もぅ、ネイサンの下手くそ!」「なにが」そのニールは、こんなことを言ってくる。「人が素直に抱かれてあげようと思っていたのに。いつまでたっても下手なんだから。やはり、ここは僕がリード取って上げるから、大人しくされるがままになっててよ」「お前、なんてことを」「シャラップ!」結局、いつものパターンになってしまった。ニールはキスをしてくる。「ふ」普段より長く熱いキスだ。頭の...

  • 愛しているのは王子でなく君だ #10

    「ネイサンったら黙り込んじゃって」「お前の、プロポーズの言葉を思い出していた」「はずかし」思わず言っていた。「分かった。ニールは」「何が分かったんだよ」言葉を重ねてくるがお構いなしに言ってやる。「アサミとユーゴに会えて嬉しかったんだな」「アサミとヨシに会えたのが、だよ」「他は?」「懐かしいな、会えて嬉しいなとは思ったけど、アサミやヨシほどではない」その言葉に、嫉妬を覚える。「そういえば、急に管理人...

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