みずみずしいレモン色の未熟子実体(アカマツの朽ち木に発生)。子嚢はユニークな洋梨型。柄は明るい褐色。倒木横の落葉にも大量の子実体が発生していた。近くの生木(幼木)にも発生。黄色いさくらんぼのよう。ここの子実体は少しステージが進んでいて、子嚢は色が暗めで球形に近くなり、柄は赤褐色になっていた。お持ち帰りして観察。翌日までに姿は激変していた。アミタマサカズキホコリ(Diacheadictyospora)と思われる。以前はサカズキホコリ属(Craterium)に分類されていたが、現在はジクホコリ属(Diachea)に分類されている。形態的には、ジクホコリよりもサカズキホコリの仲間のほうがしっくりくるのだけれど。子嚢を壊してみると、白い石灰節が見える。胞子は大きく、14-15マイクロメートル程度安物の顕微鏡(対物...アミタマサカズキホコリ(Diacheadictyospora)の未熟~成熟子実体