ボールドウィンとピーコック・小湊鉄道五井機関区

ボールドウィンとピーコック・小湊鉄道五井機関区

その昔、キネマ旬報が出版していた蒸気機関車という雑誌の私鉄や専用線の機関車特集に、五井機関区が掲載されていました。雑誌の発行から40年以上が経過してから、まさか残ってはいないだろう?と調べたところ、それらの機関車は千葉県の記念物となり、保管用の屋根の下、五井機関区で保存されていたのでした。 明治時代の代表的機関車のひとつ、イギリスのピーコック製テンダー機関車5500を昭和初期にタンク機関車に改造したB10型。明治中期に登場した頃は、東北本線などの幹線でで疾駆していたのでしょうが、B10型に改造されてからは、関東圏で入換に従事していました。小湊鉄道に譲渡される前、最後に煙を上げていたのは、千葉の…

2023/10/26 21:56