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『銀嶺の果て』(47)(1982.5.20.池袋文芸地下.「志村喬追悼特集」併映は『野良犬』)銀行強盗の三人組が北アルプスに逃げ込んだ。その一人の高杉(小杉義男)は雪崩に巻き込まれたが、残った野尻(志村喬)と江島(三船敏郎)は、雪に埋れた山小屋を発見する。そこでは、老人(高堂国典)とその孫の少女(若山セツ子)と、本田(河野秋武)という登山家が生活していた。谷口千吉の監督デビュー作で、脚本と編集を黒澤明が担当したというので、期待を持って見たのだが、いかんせんフィルムが古過ぎて、しかも保存も悪いらしく、途中で何度もプツリ、プツリと切れるのである。これはたまらない。せっかく盛り上がりかけたシーン、あるいはいいセリフが、妙なテンポになったりして、何だか間が抜けた感じになってしまった。しかも、映画の内容も、人物描写...『銀嶺の果て』
本日3/30は千恵蔵御大のお誕生日。1903年生。 月形センセイとは一つしか違わないんですよねェ。 というワケで、もちろん月形龍之介特集月間に絡めて御大の主演作を……。 『逆襲獄門砦』 概要 『血槍富士』で戦後復帰した内田吐夢監督が、『黒田騒動』に続き千恵蔵御大とコンビで放つ時代劇巨編。 ウイリアム・テルをモチーフにした主人公の名前はテル造。 未ソフト化。 2022年3月現在、U-NEXTにあり。 ...