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八ヶ岳の山麓を行く小海線は、夏は大忙し、キャベツ運びの通風車が行き交いました。 バック運転でキャベツ列車を引くC56。 通風車の扉は開けられたままで、木材で積荷の落下を押さえています。C56の特徴のひとつ、スロープバックテンダーがよく分かります。 ついには通風コンテナ!まで動員。 どうやら高原野菜は豊作の様子です。 貨車の入換に活躍中のC56。車扱いの貨車は、積荷を降ろして空車にして、着駅か最寄り駅で貨物の積込みが普通でしたが、通風車は、空車を運び、積込んで直ぐに出発ですから、とても慌ただしいのです。キャベツ専用の臨時列車も走りました。 貨物側線にズラリと並んだ通風車の群れ。山間の小駅であって…