訪城記 ~岩尾城~ 【2025.4.28】

訪城記 ~岩尾城~ 【2025.4.28】

五老ヶ滝川(轟川)が三方を囲むように流れている、通潤橋の北側の山中に岩尾城がありました。 一説には、1222年阿蘇惟次によって築かれたと伝わり、阿蘇氏の拠点となっていた浜の館の詰の城として機能していたようです。 1585年島津氏侵攻により阿蘇氏は滅亡。以降、小西氏、加藤氏と城主が変わり1612年頃廃城になりました。 川岸から城山を見ると、斜面が段々になっています。 棚田の跡とのことですが、元々は堀や腰曲輪があったようです。 斜面を登る途中の腰曲輪状の地形です。 観光地として通潤橋周辺を整備した際にこの辺りは改変されていると思います。 通潤橋の展望台がある台地の先端部は二の丸と伝わります。 二の…

2025/06/14 20:17