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人類の悲劇の元は「善意による思考停止」 作:江川達也 漫画「マンガ 最終戦争論」感想
江川達也の漫画「マンガ 最終戦争論」の感想です マンガ最終戦争論 作者:江川達也 いろは Amazon 内容としては、太平洋戦争に敗けた日本で 戦争犯罪者として石原莞爾が検察団に尋問を受け 彼が「この戦争の一番の戦争犯罪人はペルリ(ペリー)だ」と 主張し、ペリーの来航に時が遡り、そこから太平洋戦争 で日本がどういう行動をしたのかが語られる訳ですけど ja.wikipedia.org ちょっとペリーにしろマッカーサーにしろ、トルーマンにしろ 描き方に悪意があるんですよねー 確かにその時代の西欧は、軍事力を背景に世界各国を植民地化し その手が日本に伸びて来るんですけど、相手にも相手で 事情がある訳…
泣く子も黙るダグラス・マッカーサー元帥第二次世界大戦後の連合国軍最高司令官として日本に進駐、日本占領の最高権力者として占領政策をした方です。つまり敗戦後の日本をアメリカの都合よく変えた人ですね。日本は無条件降伏だから言いなりです。この泣く子も黙る最高司令官マッカーサーさえ恐れたという日本人に石原莞爾という方がいます。名前の莞爾は「かんじ」と読みます。マッカーサー元帥が「あいつはアカン」「とってもヤ...
ひょっぽこ読書記録No.137 『昭和の怪物七つの謎』保坂正康 講談社現代新書 ―切り抜き6カ所
にほんブログ村 『昭和の怪物 七つの謎』 保坂正康 講談社現代新書 ・大日本帝国の軍人は 文学書を 読まないだけでなく、 一般の政治書、 良識的な啓蒙書も 読まない。 すべて 実学の中で学ぶのと、 「軍人勅諭」が示している 精神的空間の中の 充足感を 身につけるだけ。 いわば 人間形成が 偏波なのである。 こういうタイプの 政治家、軍人は 三つの共通点を持つ。 「精神論が好き」 「妥協は敗北」 「事実誤認は当たり前」。 東條は 陸軍内部の指導者に 育っていくわけだが、 この三つの性格を そのまま実行に 移していく。 「会議というのは、 日本では はっきり言って、 急進論とか積極論とかのほうが …
戦争の天才といわれ数々の武勲を残す陸軍参謀 石原莞爾皮肉な話ぶりはするが、真相を捉え、ユーモアもあるが扇動的な軍人石原は関東軍参謀として満州事変を計画した人ですが、自らが参謀本部の作戦部長の時に起きた日中戦争の拡大には反対し、さっさと作戦部長を辞めてしまう戦時中も人気がありましたが、今もなお人気のある軍人さんです。ただ満州事変時の兵力差として日本の関東軍が約1万人に対し張学良率いる東北軍は約19万人...
【2.26事件】 みなさんこんにちは。今日は2.26事件について簡単に説明してみようと思います。 <2.26事件> 1936年(昭和11年)2月26日。陸軍の青年将校が起こした軍事クーデター。首相官邸・朝日新聞社・陸軍省・警視庁などを襲撃。大蔵大臣の高橋是清や教育総監の渡辺...