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鎌倉幕府滅亡から南北朝時代が好きで、武州多摩から鎌倉へ何度か遠征しています。今回は元弘元年(1331)に発覚した討幕計画(元弘の乱)で捕らえられ処刑された、↑日野俊基卿の墓所(国指定史跡 日野俊基墓)のある源氏山周辺を探訪しました。源氏山は、亀谷山(かめがやつやま)とも呼ばれていたそうですが、後三年の役(1083~1087)で源頼義・義家親子が奥州征伐に向かう際、山上に白旗を立てて戦勝祈願をした伝説が残っており...
岩船地蔵堂とは、鎌倉・扇ヶ谷から亀ヶ谷坂の分岐点に建つ小さなお堂で、ここには源頼朝と北条政子との長女・大姫の守り本尊とされる木造地蔵菩薩立像が安置されています。大姫は許婚の木曽義仲の息子・義高を政略のために殺され、失意のあまり病にかかってしまい、若くしてこの世を去りました。武者鑑一名人相合南伝二 大姫君(一猛斎芳虎画、国立国会図書館蔵)治承2年(1178年)、 頼朝が伊豆の流人だった頃に、夫婦の間の最初...