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2016.10.12の再掲です。国鉄湯前線は九州山脈の山々に囲まれた球磨盆地の木材輸送を担い、木材を積載した貨物列車が走った。平成元年に第三セクターのくま川鉄道に移管されて現在に至っている。起点はJR人吉駅と併設で、5・6番線を割り振られているのだが、駅名は人吉温泉駅と改称している。人吉温泉(人吉)駅には、今では全国的にも珍しくなった駅弁の立ち売りがいる。菖蒲豊實氏は「人吉駅弁やまぐち」の社長さん、知る人ぞ知る駅弁界のレジェンドだ。ふたつ目の川村駅を出るとまもなく球磨川を渡る。球磨川第四橋梁は国の有形文化財で有名な撮影スポットだ。人気の駅弁"栗めし"は、栗型の容器に、かんぴょう入りの炊き込みご飯、ほくほくの甘い栗がのっている。まずは付け合わせのおかずを肴に"瑞鷹"のワンカップを楽しむ。ほくほくの栗めしはあ...田園シンフォニーと栗めしと清酒瑞鷹とくま川鉄道を完乗!
鉄道フリー素材「くま川鉄道の田園シンフォニー3両編成」KT500気動車
九州の鉄道イラストは、ほとんど作成済みですが、第三セクターのくま川鉄道だけは、未作成でした。2018年に特急かわせみやませみに乗りたくて、人吉まで行き、接続するくま川鉄道の駅舎や田園シンフォニーの気動車は、撮影したのですが、乗る予定ではなかったので、パスしてしまいました。その後、2020年の北部九州豪雨で肥薩線もくま川鉄道も甚大な被害を受け、行く機会を失ったままです。そして、2021年、くま川鉄道は一部の区間...
球磨川の、「ツクシイバラの自生地」付近の地理は覚えているのだが、そこに至る経路が記憶に残らない。しかも、かなり昔の道路事情の頃の古い記憶が頭の何処かに有って、かえって混乱させる。仕方なく、毎回ナビを頼りに最寄りの駅へ向かい、そこから目的地を目指す。去年は「おかどめ幸福駅」だったが、すこし遠かったので今年は2つ手前の「一武駅」へ。私鉄「くま川鉄道」の一武駅である。先の洪水の被害復旧の途上で、人吉温泉駅から肥後西村駅間は代替バスが運行されている。肥後西村駅から終点「湯前駅」までは、鉄道が復旧して運行されている。(一武駅の駅舎)無人駅で出入り自由、ノンビリした空気が漂う。(一武駅のホーム)前方が人吉方向で、手前が湯前方向である。駅前を過ぎると、いきなり去年通過した道路が目の前に現れ、目的地への経路は直ぐに思い出した。...くま川鉄道、一武駅周辺を巡る