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2025年6月
急性心筋梗塞(AMI)は、生命を脅かす疾患の一つです。この記事では、急性心筋梗塞の病態生理から看護のポイントについて詳しく説明していきます。 急性心筋梗塞とは 急性心筋梗塞 (AMI) は、心臓の筋肉(心筋)への血液供給が急激に途絶えること
病院やクリニックで診察を受け、会計をするとき、私たちは医療費の一部を支払います。この医療費の「価格」を決めているのが「診療報酬」です。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は私たちの健康や医療、さらには家計にも深く関わっています。この記
末期腎不全(ESRD)は、腎臓の機能が不可逆的に低下し、生命維持のために腎代替療法(透析療法や腎移植)が必要となる状態です。この記事では、末期腎不全の病態生理から看護のポイントまでを解説します。 末期腎不全とは 腎臓は、血液をろ過し、老廃物
アテローム性脳梗塞とは 高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙などの生活習慣病や加齢により、血管の内壁が慢性的な炎症を起こす。この炎症がきっかけで、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)などが血管壁に入り込み、マクロファージがこれを取り込むこ
脳梗塞の病態生理 脳梗塞は、脳の血管が詰まり、その先の脳組織に血液が供給されなくなることで、脳細胞が壊死してしまう状態を指す。脳は常に酸素と栄養を必要としているため、血流が途絶えると、数分で脳細胞はダメージを受け始め、時間とともに不可逆的な
慢性腎臓病とは 慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の機能が慢性的に低下していく状態を指している。健康な腎臓は、血液中の老廃物をろ過して尿として排泄したり、体内の水分量や電解質のバランスを調整したり、血圧の調整に関わるホルモンを分泌したりと、様々な
先日、2024年の合計特殊出生率が厚生労働省より発表されました。その数値は「1.15」。これは過去最低を更新するものであり、9年連続の減少となります。このニュースに衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。 今回は、この最新の合計特殊出生率
アルツハイマー型認知症とは アルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞が徐々に破壊され、脳全体が萎縮していく進行性の疾患である。その原因として、主に以下の2つの異常なタンパク質が脳内に蓄積することが考えられている。 アミロイドβ(Aβ)蛋白本来
黄疸の病態生理 黄疸は、ビリルビン代謝のいずれかの段階で障害が起こることで発生します。血液中のビリルビンが正常値(総ビリルビン0.2~1.0 mg/dL程度)を超えて増加すると、皮膚や眼球結膜に沈着し、黄色く見えます。通常、総ビリルビン値が
2025年6月
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