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がんと愛犬と私 https://tamozo24.hatenablog.com/

離婚しようと思ったらがんになり、標準治療でアナフィラキシーを起こし、治ったと思ったら転移再発し、現在3回目の抗がん剤中。 がんであることを忘れるぐらい元気ながんサバイバーの日々を発信しております。

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2024/03/23

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  • やっぱりこれが好き 久々のソーイングで失敗しまくった話①

    介護に看取りに実家の片づけと ギュッと凝縮された3か月半を過ごし、 3か月ぶりの抗がん剤治療再開。 副作用がありつつも、 久々の自分だけの時間にテンション爆上がり。 やりたいことは山のようにある。 ・捨て活 ・ブログの勉強 ・簿記2級の勉強 ・メルカリ出品 などなど そして作りたいものも山のようにある。 ・交通系ICカード用パスケース ・診察券も入るお薬手帳ケース ・夏用の部屋着 ・夏用のパンツ などなど 年1回女子会の季節も来るので、親友にポーチも作りたい。 tamozo24.hatenablog.com 作りたいもののアイディアもどんどん出てきて、 材料を探して並べてとしていると 作業台が…

  • 抗がん剤投与記録 1クール目第2週の経過

    第1週の抗がん剤副作用が抜け、 無事に父の四十九日を済ませ、 あっという間に第2週。 tamozo24.hatenablog.com 第2週はゲムシタビン単体投与。 投与時間としては計2時間ぐらいで終わる。 早朝採血や診察待ち時間を含めたら4時間半ぐらい。 前回と比べるとかなり楽だ。 採血結果 血小板と白血球は見事に下がった。 抗がん剤中止基準には引っかかっていないので今回も投与可能。 前回の教訓を生かして 先にホットパックを借りて血管痛対策したら 今回はそれほど痛みが出ずに終了することができた。 投与当日 帰宅して野菜を煮ていたらその匂いで気持ち悪くなってしまった。 15:15 吐き気止め内…

  • 父の遺した大量のモノと対峙する

    まだ調子が悪くなる前の父の口癖。 「1日中、探し物ばっかりしとる。」 年も年だしまあそうだよねと思っていた。 父が亡くなり部屋を片づけ始めて、その意味を理解した。 父の部屋は実家の中でも一番広い。 作り付けのワードローブに加え ・タンス ・机 ・引き出し2つ ・衣装引き出し3段 ・幅1mを超えるカードホルダー ・パソコンデスク ・大きな本棚 家具だけでもこんなにあった。 大多数が古い。 机なんておそらく父が20代ごろに買ったものだろう。 あちこち修繕したり手を加えた後があったりした。 元気な頃の父はかなり整理好き。 というより分類好き。 切り抜いた新聞の記事(外来種の特集や庭木の剪定方法など)…

  • 在宅介護で役に立った「ある物でなんとかする」スキル

    在宅介護にはひらめきも重要だ。 施設や病院と違って、あれが要る!と思ってもそもそも物がない。 まさかここで自分の「ある物で何とかするスキル」が発揮されるとは思わなんだ。 例えば ・母の引き出しあちこちから出てきた吸水シートを尿取りパット代わりに 受け止めきれなくなったら20㏄を2枚ずらして重ねてみたりした ・ウエスにしようと思っていた粗品タオルをホットタオルにして陰部清拭 粗品タオルなので躊躇なく使い捨て ・母が買い溜めていたゼラチンで水分にとろみ付け 参考までに書いておくと 400㏄に対し1gでとろみがあるかないか 500㏄に2gで少しとろみがついているぐらい ・好きな味のジュースを買ってき…

  • 介護保険を使わずに自宅で看取れた訳

    介護保険。 使わなかったと言うべきか 使えなかったと言うべきか。 2月初旬、食事量が減り始めた父に 「転んで骨折したら入院になっちゃうから 手すりを付けるために介護保険の認定申請をしよう。」 ともっともらしい説明をして認定調査を申し込みした。 調査員の方が来たのは上腹部の激痛が来た翌日。 tamozo24.hatenablog.com 調子が悪いながらも会話はできるしトイレも行ける。 身の回りのことはほぼ自立と判断されたのか、 私が見てきた認定調査の中で一番あっさり終わった。 「急ぎではないですよね?」 と調査員さんに聞かれ、 「そうですね。」 と返した。 そこからあっという間に状態が悪くなっ…

  • 抗がん剤投与記録 1クール目第1週の経過

    先週から始まった抗がん剤。 tamozo24.hatenablog.com ゲムシタビン+アバスチン投与後の副作用は 今までのプラチナ系抗がん剤に比べるとかなり楽に感じた。 投与当日 15:40 散歩中に痛くなるのを避けるためトラマール(痛み止め)内服 吐き気はうっすら感じる程度 18:55 夕食前に予防としてメトクロプラミド(吐き気止め)内服 内服後楽になったので、やっぱり吐き気はあった模様 20:00 声が掠れ始める 抗がん剤を投与すると声帯も浮腫むのか、高確率で声が掠れる。 検索してもそういう症状はヒットしなかったけれど 抗がん剤の副作用も十人十色なようで、約100種類も報告されているら…

  • 父を看取る 我が父ながら天晴れ

    仕事しているときは心電図をつけて波形を確認するが 在宅はそれができない。 つまり心停止がいつ来たのかわからない。 せめて聴診器があれば心音が確認できるけれど無いものは仕方ない。 医師による死亡確認が終わらないと体を動かすこともできないので ポータブルトイレや楽のみを片づけたり 軽く掃除をしてかかりつけ医が来るのを待った。 呼吸停止して1時間ほどしてかかりつけ医が来てくれた。 3月4日14時55分 死亡確認 診断名は膵臓がん 夕方までに死亡診断書を用意しておくので、 診療時間になったら取りに来てくださいと言われた。 1月末、食事量が少しずつ減少し、晩酌もしなくなった。 2/12夜に上腹部の激痛が…

  • 父を看取る 待っててくれたんだね

    3月4日 1時 兄にシーツまで尿汚染していると起こされた。 (朝までそのままはかわいそうなので起こしてと頼んであった) 着替えとシーツ交換をしてお茶を飲ませる。 少量でもむせてしまうが、自分でせき込んで出す力はある。 表情は悪くないが、ぼんやりしている。 6時 物音で見に行くとポータブルトイレに座っていた。 排尿の有無は不明。 座位も立位も保てない。 6時40分 薬によるせん妄(混乱状態)なのか 「電気を入電しろ。」 「通電しておけ、入ってるんだろう。」 とかすれた声で怒ったように言う。 (温室のことかなぁ・・・)と思いながら とりあえず部屋の電気をつけておいた。 8時15分 血圧95/74 …

  • 父を看取る 一番つらかったこと②

    3月3日 数時間おきに自分でポータブルトイレに座るが、 尿はほとんど出ていない。 立っているもの困難になり、 私が前から抱えて姪がパンツとズボンを上げる という全介助の状態になった。 声もかすれた小さな声しか出せなくなったが、 首振りや表情で意思表示をしていた。 女性ものの尿取りパットと普通の下着ではうまく当てられず 寝巻を尿汚染することが増えたので、 リハビリパンツ(履くタイプのおむつ)にしてみることを提案したが もんのすごく嫌そうな顔をされた。 苦痛も長い時間持続するようになり、 ずっともそもそしている感じだった。 ふと思う。 (夜間も1人でずっとこうしているんだろうか・・・) 父に少し眠…

  • 父を看取る 一番つらかったこと①

    体力が落ちてトイレに行けなくなった日を境に 父は一気に悪くなった。 2月27日 痰が絡むようになった。 寝たままでお茶を飲むので誤嚥の危険性が高い。 余っているゼラチンでお茶にとろみをつけてみることにした。 2月28日 さらにむせやすくなり、ゼラチンを増やしてみる。 午前中、「体を起こしてくれ。」と言われ、介助でベッド端に座る。 背中を支えていないと倒れて行ってしまい、数分で横になる。 「痛い訳じゃない。」 「なんて言ったらいいかなぁ・・・。」 とかすれた声で話す。 午後、かかりつけ医の往診あり。 ポータブルのエコーで膵臓の辺りを確認するが、 異常所見はみられないとのこと。 「少し栄養剤を飲ん…

  • 父を看取る 坂道を転げ落ちるように④

    思い返してみると 父の食事量が減り出したのは確か昨年の夏ごろだった気がする。 母が食べ残すからお皿を小さいのに買い替えたと言っていたような・・・。 確定診断を受けた訳ではないので想像の域を超えないけれど、 きっとその頃から少しずつ進行していたんだろう。 だからといって 早い段階でCTを撮ってもしがんが見つかって・・・よりも 曖昧なままでむしろよかったと思う。 診断を受けてもきっと父は全力で治療を拒否しただろうし、 (そもそも高齢すぎて治療対象にならないかもだけど) 知らない方が良いこともある。 2月26日 前日の夕方、歩いてトイレに行けなかったので、 ベッドサイドに車いすを設置しておいた。 深…

  • 父を看取る 坂道を転げ落ちるように③

    2月21日 ベッドの端に5分と腰かけていられない父。 この状態では普通車いすでCTの待ち時間に耐えられないと思った私は 予約した提携病院に電話をかけ、 背もたれが倒せる(リクライニング)車いす、 もしくはベッドを借りることはできるかと確認した。 結果、リクライニング車いす→なし ベッドは空いていれば可 という返事だった。 介護タクシーを頼めば乗車中はリクライニング車いすを借りられるけれど、 受診の間はレンタルできない。 週末の様子をみて最悪キャンセルしようと考えた。 父自身は相変わらずほとんど食べられないけれど トイレは自分で歩いて行ける。 ふらつくため気づいたらベッドに戻るまで見守るようにし…

  • 4つ目の抗がん剤アバスチン 抗がん剤投与記録20250415

    抗がん剤投与までに実家の片づけと手続き諸々を一区切りさせて 日曜日、3か月半ぶりに自宅マンションへ帰ってきた。 やっぱり私はこの部屋が好きだ。 日当たりも窓から見える空も最高に癒される。 家に帰った翌朝。 久しぶりに体重を測ってびっくりした。 実家に行く前と比べて3㎏以上減っていた。 2月の時点で2㎏ぐらい減っていたのでそこからさらに減ったことになる。 確かに動きまくっていたけれどその分食べてもいた。 バセドウ病の悪化を疑ったけれど、 あの時のような筋肉の落ち方はしていない。 むしろムキっとしてきているので… 片付けが筋トレになったということにしておいた。 ダイエットを必死にしているときはやせ…

  • 手術不適応

    母の部屋にあった樹木希林さんの「一切なりゆき」 一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書) 作者:樹木 希林 文藝春秋 Amazon 帯にあった 「求め過ぎない。欲なんてきりなくあるんですから」 という言葉に惹かれ手に取った。 その前まで読んでいた 伊集院静さんの「別れる力」は 特に後半、ザ・昭和の男!感が溢れていて 女の私には分かるけれど解らないモヤっとしたものが残った。 最後まで読まないのも気持ち悪いので読破したけれど。 うーん。 やっぱり解らない。 そして読み始めた「一切なりゆき」 第1章の「生きること」 ここまでの考え方に至るまでたくさんの経験をされたんだろうな という感想。 第2章…

  • 父を看取る 坂道を転げ落ちるように②

    トイレから出てきた父が 「黒い便が出た。」 と言ってきた。 黒色便と言うことはおそらく上部消化管出血。 あの痛みはそれによるもの? でも何で出血しているのかはわからない。 2月17日 今度は下痢をしたと訴えあり。 下着も汚してしまい、トイレで交換。 余っていた粗品のタオルを濡らしてレンチン。 ホットタオルを作り、陰部清拭した。 この日は採血結果を聞くだけだったので、私だけかかりつけ医に行った。 黒色便が出たことを報告すると 採血結果からも何らかの出血による貧血だろうとのことだった。 加えてご存じかもと思いつつ、右足底部の悪性黒色腫について伝えた。 「皮膚科の先生に高齢でも突然、爆発的に広がるこ…

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