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専業投資家YN-ARKの投資ブログ https://ynark.hatenablog.com

株式投資の利益で生活している、いわゆる専業個人投資家のブログです。日本株、米国株の企業分析や注目銘柄、投資手法、投資の勉強方法などについて発信していきたいと思います。前職の関係で半導体が得意のセクターです。よろしくお願いいたします!

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2021/04/17

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  • NVIDIA決算が近いので、半導体関連株をどうするか考えた

    NVIDIA決算発表 5/29(木)早朝 5月29日(木)早朝にNVIDIA決算発表があります。最近は中東向け輸出の話があり、今後はソブリンAI投資が活発になって日本、欧州、インド、そして中国あたりにも大量に売れそうにも思います。中国向けにもというのは、中国向けBlackwellを6月にも量産開始(関係者談)という記事がロイターから5月24日に出たことによります。ニュースソースは身元を明かさない人物からとのことで信頼性がどのくらいあるのかはわかりませんが、最近NVIDIAとトランプ政権の関係は下記のように良さそうなのでリアリティがありそうに思いました。まぁ、NVIDIAの決算発表間近に出たニュ…

  • AMATが決算発表で株価下落!でも日本の半導体製造装置は…?

    週明けは厳しいスタート? 米国債の格付けが下げられたというニュースが金曜の米国引け後に出てきて、週明けの日本市場も荒れそうな感じですが…今回は米国の半導体製造装置大手であるAMAT(アプライド・マテリアルズ)が決算発表後に-5.25%と大きめに下落したということで、半導体製造装置について書きました。まずはAMATの決算発表内容を見てみます。 AMAT決算発表内容Q2実績EPS:$2.39(市場予想:$2.31)売上:$71.0億(市場予想:$71.3億) Q3ガイダンスEPS:$2.15~2.55(市場予想:$2.35)売上:$67~77億(市場予想:$72.4億) Q2実績のEPSは市場予想…

  • 半導体関連の決算説明会質疑応答みると、2025年末からAI関連需要増?

    25年末〜26年のAI関連需要に期待? 前回、アドバンテストの見通し強気のような?という内容の記事を書きましが、東京エレクトロン、レーザーテックと半導体関連企業の決算説明会での質疑応答を見たり聞いたりすると、アドバンテスト同様に2025年末〜2026年にかけて先端ロジックやメモリの需要増が期待されているのかなと思いました。 これは、NVIDIAのGPUアーキテクチャが2025年末頃にBlackwell Ultra が登場するタイミングで、HBMも含めた様々な需要増が見込まれていると考えます。 以外、各社のコメント内容です。 アドバンテスト「顧客は下期の最後の方に次世代デバイス向けにテストキャパ…

  • アドバンテスト決算説明会での質疑応答を聞いてみたら、見通し強気なような?

    ガイダンスはコンセンサス以下 アドバンテストの2026年3月期の連結純利益の見通しは、事前の市場予想(QUICKコンセンサス)に対して-18%と大きめに下という結果でした。 ガイダンスが保守的かな?と思ったので会社側がどのように出した内容なのかを探るために質疑応答の音声を聞いてみたところ「どの企業も関税とかマクロ経済を注視している中で、厳しめに見積もるしかない」というような印象を持ちました。 質疑応答(音声)で印象的だった内容 ガイダンスは慎重なアプローチによる SoCテスターはシェア拡大見込み 2025年の市場規模はマクロ経済影響がなければレンジ上限と考えるが、社内での様々な議論を踏まえてミ…

  • ディスコのガイダンスがどのくらい保守的か考えた

    減収減益がインパクト大 4月17日にディスコの決算発表がありましたが「2025年1Qの営業利益が前期比-28.7%」というのが強烈なインパクトに…この数字だけを見るとネガティブな印象ですが、実際の装置需要は旺盛であると考えました。以下、その理由を述べていきます。 出荷額、為替も考慮してみると… 1Q減収減益が注目されていそうですが、市場連動性が高いのは出荷額です。売上は検収されてから計上されるので、顧客側の検収タイミング(装置設置後)次第であることから出荷と売上の期がズレることもあります。 減収減益についての会社コメント「前四半期に検収が大きく伸長したことが大きな要因」 会社側の出した出荷額予…

  • 来週はASML、TSMC、ディスコと半導体関連の決算

    関税で大波乱に 今週はトランプ政権の関税が〜ということで大きく荒れた株式市場でした。テクニカルや決算内容よりもトランプ大統領の行動の方が値動きに支配的なのではとは思いますが…来週は半導体関連メジャーどころのASML、TSMC、ディスコの決算発表がありますので、半導体関連の全体的な傾向を見るためのSOX指数と共に各銘柄のチャートをチェックしておきます。 SOX指数(月足)48ヶ月移動平均線と、その乖離率を下段に示しています。以降のチャートでも表示内容は同じです。2013年以降、48ヶ月移動平均線を割り込んだのは今月の他では2022年9月〜11月くらいであり、サポートラインのように見えます。この傾…

  • 関税交渉が進まなければ、株価分析も意味なさず?

    トランプ関税で爆下げ トランプ大統領から各国にとんでもない関税率を出されて、世界的に株価暴落しています。関税は交渉カードとして出されている面もあるでしょうが、相手国の出方も不明な現状では市場は関税影響を真剣に考えるターンになりそうです。 トレード方針は基本的に様子見 このように場の状況が不明なので、自分自身が勝手に想定したシナリオパターン(関税交渉が進まない or 交渉が進んで軽減や撤回など)を押し通すわけにはいかないと考えています。 関税影響はまだ織り込まれていないから、もっと下がるはずだ!とショートしまくったら関税撤回とか。 株価指標やテクニカル、過去の暴落から考えてもこれは売られすぎだか…

  • 年度の変わり目にデカい下げ?季節性の益出しや関税ヘッジで荒れそう?

    日経平均の季節性からも3月末〜4月初めは下げ気味 日経平均の3月末〜4月初めは季節性として弱い時期といえそうですが、今回はトランプ関税の件もあって関税ヘッジでいつも以上に荒れそうに思います。 色々イベントがある一週間になりますが、まずは4月2日の相互関税詳細発表に注目しています。 ・4月2日 相互関税の詳細発表・4月3日 ISM非製造業景気指数・4月4日 雇用統計 関税については2月の時点でも「自動車に25%、医薬品と半導体に対しても同程度の関税を課す」とのコメントが出ています。そして自動車については既に25%と公表されました(完成車は4月3日、部品は5月3日から発動)。ホワイトハウスにあの人…

  • 半導体関連、反発開始の兆しあり?

    SOX指数は戻し気味 下図はSOX指数の日足です。20日、200日移動平均線とRSIを示します。昨年4月、8月安値あたりで下げ止まり、戻し始めた印象です。昨年9月くらいからのレンジ下限&20日移動平均線あたりを突破できるか注目しています。 アドバンテスト 日足で25日(日本株は20日ではなく25日としています)、200日移動平均線とRSIを示しています。200日移動平均線タッチからの反発というのは前回記事での狙い通りとなりました。RSIは30付近まで落ちてから50近くまで戻しています。株価は昨年11月からのレンジ下限あたりまで上げていますが、長く続いたレンジ下限付近ということもあってヤレヤレ売…

  • ブロードコム好調でAI関連に再注目?日本の半導体関連株もそろそろ…?

    ブロードコムが決算後に高い 3/6(木)の米国市場が引けた後にブロードコム(AVGO)の決算発表がありました。Q1売上実績、Q2ガイダンスとも市場予想を超えて、翌日3/7(金)の株価は+8.64%となりました。AI関連が大きく伸び、今後も伸びるという見通しとなっておりロイターから「AIラリー復活への期待が高まる」という記事も出ています。 ブロードコムの日足を見てみます。200日移動平均線とRSIを示しました。決算を受けて、サポートラインのように見える200日移動平均線タッチからのリバウンドという印象です。そもそもSEMIやWSTSは2025年も半導体市場は二桁%で成長する見込みとしており、TS…

  • NVIDIA決算無事通過でも半導体関連下げ!でも下げたら…

    NVIDIA決算良さそうだが? 決算発表直後の値動きに関しては、業績がー、利益率がーっていうよりも、世界的な人気株なのでボラティリティが高すぎるくらいの認識です。皆が良い決算内容だと予想して決算前に買えるだけ買ったら、決算後に買われる余地がどのくらいあるのか…というのもあるでしょうし、いわゆる決算プレイもあるでしょう。理由はともあれNVIDIA決算発表後に日米とも大きめに株価下落となり、Fear & Greed指数はExtreme Fear になっています。 とはいえ、このExtreme Fear状態は株を買うチャンスと考えています。それはS&P500のチャートと並べるとExtreme Fea…

  • 半導体製造装置は決算良さそうでも、値動きイマイチだが?

    決算良くても株価イマイチ 半導体製造装置の下記銘柄の決算内容は実績もガイダンスもコンセンサス以上の良い内容だったと考えますが、株価の動きは冴えない印象です。 ・ASML・LRCX・KLAC・アドバンテスト・SCREENホールディングス・東京エレクトロン 半導体関連はDeepSeekネタで下がったりと色々と思惑がありそうですが、SOX指数を見るとレンジのように見えます。直近3ヶ月程度を線形回帰±2σ(LinReg)でみて中心線(線形回帰)より下領域の下限近くで買って、上領域の上限近くで売っておけば良さそうなイメージです。日本の半導体関連もSOX指数の影響を受けやすいので、日本株の売買方針の指標と…

  • TSMCの設備投資額が大きいので、半導体製造装置関連の伸びに期待したい

    TSMC設備投資額の見込みは大きめ TSMCの決算発表が先週1/16(木)にあり、そこで2025年の設備投資額についてもコメントがありました。 2025年の設備投資額の見込み380〜420億ドル(市場予想:352億ドル) 市場予想よりも大きく、過去最高の投資額になる見込みです。これがどのくらいのインパクトがあるのか考えてみます。 SEMI予想に対して2024年12月8日にSEMI(国際半導体製造装置材料協会)が SEMICON Japan 2024にて世界半導体製造装置の市場予想を発表しています。それによると2025年の半導体製造装置販売額(Worldwide)は、1,214億ドル(前年比+6…

  • 米国雇用統計が強くて株安っぽいけど、決算に向けて準備してみる

    雇用統計が強めで金利高の株安 1月10日の米国雇用統計は強めの結果で、今後の利下げも難しそう…ということで金利高の株安という反応でした。週明けの米国がどうなるかわかりませんが、この流れが月曜も続くと連休明けの日本株も安く始まりそうです。 前回記事で取り上げた銘柄は先週好調でしたので一部利食いをしつつ、決算シーズンでの狙いどころを考えてみます。ynark.hatenablog.com 前回記事でのピクアップ銘柄は堅調 週間パフォーマンス・東京エレクトロン +11.74%・東京応化 +5.58%・ディスコ +12.33%・SCREENホールディングス +6.22% 半導体関連は年明けから大きく上げ…

  • チャートから考えた半導体関連株

    チャートで見る半導体関連株 大きく上がれば大きく下がり、大きく下がれば大きく上がるのが半導体株…ということで2024年に大きく下がってから戻りきれていない半導体関連銘柄のチャートをチェックして、上がるターンに期待できるのか考えてみました。 まずはグランビルの法則にあるような「下落していた移動平均線が横ばい、上向きとなり株価が移動平均線を上抜ける」(下図 買い①のイメージ)というようなチャートになっているか or なりそうか、というのをベースとして見ていきます。 また、戻り売りで回復が遅れそうなのか、出遅れ感で上昇ハードルが低いのかなどの要素から下記(1)〜(4)のポイントで考えています。 チャ…

  • 2024年の悔しさを2025年に活かしたい

    悔しい結果 あけましておめでとうございます。2024年はプラスで終われたとはいえ日経平均の年間パフォーマンスに劣後するという、とっても悔しい結果でした。「指数を買って、他の仕事していれば良かったんじゃない?」と言われたら、全く反論の余地無しですね。今年はがんばるぞー!ということで失敗したところと成功したところをざっくり思い返して今年に活かしたいと思います。 失敗ポイント SUMCO損切り8月5日のブラックマンデー後に、決算を受けて更に下がったSUMCOを買い込んだものの株価は更に下落。決算翌日のリバウンドで一部利確したものの、次の決算で再び大きく下落して持ち越し分のマイナスの方が大きく損切りに…

  • 来年の半導体市場について考えた

    なんだかんだでSOX指数は底堅い? 前回記事にて、「SOX指数は200日移動平均線との乖離率-5%もいかないところでの反発に期待」と書きましたが、今のところSOX指数は底堅い印象です。12/13(金)終値では200日移動平均線の上まで回復しました。SOX指数にはAI関連ど真ん中銘柄が含まれているので、なんだかんだで今年は強かった印象です(まだ今年終わっていませんけど)。 ynark.hatenablog.com ただし、その他の半導体関連は製造装置関連も含めて弱くなっていますが来年はどうなりそうか?と考えてみました。 WSTSの205年予測 WSTS(世界半導体市場統計)が、12/3(火)に世…

  • SOX指数は底堅い?でも日本株は利上げ警戒で年末どうなることやら…

    SOX指数が底堅い? SOX指数が200日移動平均線を割り込んだと話題になりましたが、このあたりが底堅いのか注目しています。下図はSOX指数の日足で、200日移動平均線とその乖離率(下段)に示しています。なお200日移動平均線は上昇傾向なら青色、下落傾向なら赤色で表示しています。 去年11月、今年の8月と9月にも200日移動平均線を割っていますが、その乖離率が-5%にもならないところで反発しました。直近で乖離率が大きめにマイナスとなったのは11/27(水)が挙げられます。この日は場中では結構下げましたが、終値では-3.6%程度となりました。200日移動平均線が上向きでいられるなら、乖離率-5%…

  • 米国市場でAMAT大幅下落!日本の半導体製造装置は…?

    アプライド・マテリアルズが決算受けて大幅下落 米国の半導体製造装置大手、アプライド・マテリアルズ(以降AMAT)の株価が決算発表後に-9.20%と大幅に下落しました。週明けの日本市場でも半導体製造装置関連が下げて始まりそうですが…AMATと東京エレクトロン、SCRENの決算内容や会社コメントなどを見ておきます。 AMAT 24Q4決算発表時のガイダンス25Q1売上予想:前四半期比+1.5% HBM向けのTSV(though-silicon via)なども手掛けておりAI関連に乗れていそうかなとも思っていましたが、会社発表の25Q1売上予想が弱めということで決算発表翌日の株価は-9.20%と大幅…

  • SCREENは通期上方修正、東京エレクトロンはどうなる?

    SCREENは通期上方修正 10/31に決算発表があったSCREENホールディングスは通期経常利益を上方修正、配当も増額となりました。通期経常利益はコンセンサスを上回っていた様子ですが、株価反応は今のところはさほど良くなさそうです。ASML決算の影響が半導体製造装置全体の株価を重くしているような気もします。 ASML決算の考察 2nmプロセスなどの最先端EUV露光装置がイマイチなのかもしれません。まずはスマホやPCといった民生品に適用と考えますがスマホ市況に左右されているようにも思います。 一方、需要が旺盛なAIサーバーなどの産業用は量産実績がある4nm(5nm拡張版)プロセスと考えます。 A…

  • 日本製半導体製造装置販売高から考えてみた

    日本製半導体製造装置販売は増加傾向 10/24(木) 15:40に、SEAJ(日本半導体製造装置協会)から9月度の日本製半導体製造装置販売高が発表されました。この数字をベースに4-6月から7-9月への変化を確認、また日本の半導体製造装置メーカーとして東京エレクトロン、SCREENホールディングスの売上予想値との比較をしてみます。SEAJ発表の販売高の値は3ヶ月移動平均値なので、Q1=6月度x3、Q2=9月度x3として計算しています。 日本製半導体製造装置販売高・Q1(4-6月):10,320億円・Q2(7-9月):11,088億円(前Q比+7.4%) 東京エレクトロン予想値(新規装置売上 25…

  • 半導体銘柄の月足チェック!底堅そうなチャートも?

    月足を見てみる 決算シーズンで半導体関連銘柄も色々と動いています。ASML決算で悲観されて、TSMC決算で好感されてと上下激しい感じですが、月足の48ヶ月移動平均線とその乖離率などから銘柄をグループ分けしてみて、それぞれどのように対応してくか考えてみました。 (1) 月足上昇中グループ・NVIDIA・TSMC・アドバンテスト 株価が上昇していて、48ヶ月移動平均線との乖離率が拡大傾向にありそうなグループです。以降のチャートは月足で48ヶ月移動平均線とその乖離率を下段に示しています。これらの銘柄はAI向けに強い銘柄、といったところでしょうか。TSMCは決算も良く、今後の業績への期待も高そうです。…

  • 決算シーズン、半導体関連にも動きある?中国向けが…って言われるけど…

    決算シーズン 決算シーズン到来で、今週は10/16(水)にASML、10/17(木)にはTSMC、ディスコなどの半導体関連銘柄の決算発表があります。半導体製造装置関連は株価が軟調な銘柄もありますが、最近は25日移動平均線がわずかに上向いてきた銘柄も出てきました。前回記事に続いて東京エレクトロン、SCREENホールディングス、ディスコについて見ていきます。 東京エレクトロン 最近の日本製半導体製造装置の販売額を見ると、会社予想より上振れるかな?なんて期待しています。下記はSEAJ(日本半導体製造装置協会)発表値から算出した日本製半導体製造装置の販売額です。 ・2024年4-6月:10,319.7…

  • 半導体製造装置の株価、やっと25日移動平均線を上回ってきたものも

    半導体関連も株高に乗れる? 米国雇用統計が強かったこともあり、円安株高になってきました。ここから、例年株高になりやすい11月に繋いでもらえたらなんて思っています。半導体関連の株価は8/5(月)の暴落からさほど回復していない銘柄が多くありますが、数ヶ月振りに25日移動平均線を上回ってきたような銘柄も出てきてました。このあたりが本格的な株価回復のきっかけになれるのか注目したいと考えています。 東京エレクトロン25日、75日、200日移動平均線と、MACDを示しています。以下も同様です。 SCREEENホールディングス ディスコ 半導体製造装置の売上は上昇基調? 半導体製造装置の売上は中国向けの特需…

  • 半導体製造装置関連の目標株価が引き下げられているけど…?

    半導体製造装置関係の目標株価を引き下げ? 米国、日本ともに証券会社による、半導体製造装置関連についての投資判断格下であったり目標株価の引き下げが出た影響もあるのか、株価の回復が緩いような印象です。特に半導体業界出身のアナリストさんとか人気なので影響力がありそうで。ただ内容を見ると、事実を示すにしても個人的にはちょっと思うところがありました(あくまで個人の感想です)。基本的にSEMI(国際半導体製造装置材料協会)がSEMICON West 2024 (2024.07.09)で発信した内容と同様なので悲観しなくて良いと思っています。SEMI会員のアナリストさんもいますから内容が同じなのは当然かもし…

  • 半導体関連の上昇に期待?

    ここからは上昇に期待? 前回記事にて「東京エレクトロンの下値目処として20,000円割れ程度、数日で起こるかも?」と書きましたが、その記事の翌営業日に-7%程度の20,450円まで付けました。 ynark.hatenablog.com 20,000円割れは無かったものの、その後は4日連続で上昇しています。テクニカル面でもここから上昇に期待できるかな?と思っていますが、以降ではテクニカルでの見どころを書いていきます。 東京エレクトロン テクニカル(月足)前回記事同様に月足を見てみます。48ヶ月移動平均線(19,777円)にかなり迫って(20,450円)から戻しており、48ヶ月移動平均線のサポート…

  • 半導体関連のリバウンド時期を、東京エレクトロンの月足から考える

    半導体関連が戻らない! 8/5(月)の大暴落から東京エレクトロンなどの半導体関連は値を戻せていないどころか、更に下値となっている銘柄もあります。 果たしてどこまで下がるのか?考えてみました。 東京エレクトロン まずは株価位置を日足で見てみますが、9/6(金)終値は8/5(月)安値を割り込んでいます。週末の日経平均先物(ラージ)が-1,210円なので、週明けは更なる下落で始まる展開だと思います。 直近では株価が下値切り下げていても、MACDを見ると上昇傾向にありそうです。週明けもMACDが株価と逆の動きのダイバージェンスになっていれば底が近いような…? 続いては月足です。変化率を見やすくするため…

  • NVIDIA決算通過で、NVIDIAから他の半導体関連に資金が入る?

    NVIDIA決算は良好でも… 8/29(木)早朝にNVIDIA決算発表があり、実績もガイダンスも市場予想平均を上回るという良好な内容でした。ただし株価は決算を受けて翌日-6.38%と下落、その翌日は+1.51%と戻し気味ですが、決算内容ほどの勢いは株価の動きに見られない様子です。 NVIDIAの株価が決算後に勢いがないというのは、AIを軸とした半導体需要が終わりに向かっているという訳ではなく、株価位置であったり需給によるものだと考えています。NVIDIAの業績が良いというのは誰もが予想しており、世界的に多くの人が既に買っていたと推定しますが、そうなると決算後に更に買う勢力よりも利益確定の売り勢…

  • 劇的リバウンドで半導体関連のチャートもいい感じ?

    劇リバ! 日経平均は8/5(月)の歴史的な下げから劇的リバウンドで8/2(金)終値も超えました。PF(ポートフォリオ)入れ替え作戦で前月比-2.40%まで戻せました。まあ、日経平均は-2.66%なので大して変わらないんですけど頑張ったかなと。再びPF入れ替えて、重工や銀行から半導体関連に一部シフトしてみましたが、来週もこれが功を奏して欲しいなんて思っています。 というのは、半導体関連のチャートを見るとテクニカル的に期待できそうな銘柄が多いように思ったからです。テクニカルでメジャーな部類になりそうなMACD、またMACDよりも早めにシグナルが出るスローストキャスティクスで期待してみたい銘柄をピッ…

  • PF入れ替えで8/5(月)を乗りきったけど…SUMCO下がりすぎ?

    8/5(月)の下落に驚愕! 先週記事ように、8/2(金)の大幅下落を受けて更なる下落を警戒する体制をとっていましたが、まさか日経平均が1日で-12.4%になるなんてまったく思っておらず、とにかく驚きました。 先週記事に書いた現物ポートフォリオ(PF)の組み直しをすることで、翌日8/6(火)に前戻しすることができました。…8/2(金)までは戻せていませんけど、焦らずにできることをやっていこうと考えています。 ynark.hatenablog.com 8/5(月)に売った銘柄SCREEN:前日比-2%程度で売りJR東:前日比-2〜-3%で売りJAL:前日比-3〜4%で売り 8/5(月)に買った銘柄…

  • 株価大幅下落!コロナショックの対応を振り返ってみた

    とにかく株安 日銀が利上げに踏み切りました。今までの異次元から戻ってきただけなら良いとしても、賃金上がっているから追加利上げもっていう発言はどうなんだろ?って思いますが…(そう言うだけで、ノーコストで政治家の皆さんが望む円高に誘導できるって思惑あったりするのでしょうか?) 米国も株安で、あちらは利下げが遅くて景気後退懸念と言われているようです。 なんにせよトレードは流れに乗らないといけないので、コロナショックを乗り切ったときを思い出して今後の方針を考えてみます。 なお、コロナショックのときは板がスカスカで買いと売りの値がかなり開く状態にまでなりました。値が飛びすぎてすぐにロスカットラインを超え…

  • ここから反発できる?半導体関連

    思ったよりも長くて深い調整 先週の記事では、4月の米国OpEx(第3金曜日)を過ぎた頃のと同様の展開を想定して「4月の方が下げが少しキツイ感じもしますが、同様の展開だとすると来週あたりに反発するかもしれません。」と書きましたが、7月第4週も下落が続く展開となりました。ただし、7/26(金)の米国市場は久々に反発して日経平均先物(ラージ)も+510円となりましたので、週明けは大きめに戻す展開に期待しています。 ynark.hatenablog.com セクターローテーションはかなり進んだ? SOX指数(SOX)とラッセル2000(IWM)を比較してみます。ローソク足がSOX、オレンジ色のラインが…

  • 半導体関連が大幅下落!セクターローテーションもそろそろ…?

    半導体株が大幅下落! 半導体関連、特に製造装置関連が売り込まれて株価は大きく下落しました。では半導体相場が終わったか?というと私はそう考えてはいません。ファンダメンタルズ要素を重視しないセクターローテーションによる一時的な下落で、むしろ良い押し目と考えています。ただ、思ったよりも短期間で深いところまで下げたな…という印象はありますが。 以下、なぜそのように考えたのかについて記載してみました。 3ヶ月前の展開との相似 3ヶ月前にあった、ASML前四半期決算以降の展開に良く似ていると思っています。なお、このときのSOX指数はASML決算翌週の月曜日から上昇基調となっています。 4/17(水) AS…

  • 半導体製造装置関連株、チャートと装置販売高を見ると反発ありそう?

    半導体製造装置、まだ伸びる? 日本の半導体関連株が冴えない展開が続いていますが、ここから伸び代があるのか?というのを株価チャートと、製造装置販売台数の実績及び予測から考えていきます。前回記事同様に、引き続き東京エレクトロン、SCREENホールディングス、アドバンテストを見ていきます。 株価チャートからのアプローチ 移動平均線の向きと乖離率をチェック移動平均線の使い方としては下記があると考えています。 移動平均線が下向きから上向きに→買い 移動平均線が上向きから下向きに→売り 例として、半導体製造装置銘柄の代表格である東京エレクトロンの月足を見てみます。移動平均線はトレードツールのデフォルト設定…

  • 半導体製造装置関連株、最近は冴えないけど今後盛り返せる?

    日本製半導体製造装置の売上は順調 SEAJ(日本半導体製造装置協会)が5/27(月)に発表した日本製半導体製造装置の売上(3ヶ月平均)を見ると、4月は前月比+6.4%、前年比+15.7%と増加していました。半導体製造装置メーカーは、今年度上期(4月〜9月)売上は昨年度下期(23年10月〜24年3月)と同等と予測しているところが多かったので、この水準が5月、6月と続けば会社予測を上振れることもあるかと思っています。 TSMCの装置稼働率も好調? 6/7(金)発表のTSMC5月売上は4月に続いて高水準であり、装置稼働率も上がっていると推察します。装置稼働率の上昇は装置需要に繋がるので、半導体製造装…

  • SOX指数は最高値!再び半導体関連に物色広がる?

    NVIDIA決算通過でSOX指数は最高値更新 NVIDIA決算翌日はSOX指数上昇して最高値更新した後に失速となりましたが、更に翌日は上昇となりました。終値ベースでは現在最高値となっています。 決算通過で下げたところが調整一巡?という想定シナリオに近いかなと考えています。ynark.hatenablog.com SOX指数が最高値なので、流石に日本市場の半導体関連も再び高値を目指せるでしょうか?以下、アドバンテスト、東京エレクトロン、SCREENホールディングスについて見ておきます。 アドバンテスト 5,000円付近で下げ止まったように見えます。決算発表直後に本ブログで想定していたシナリオにか…

  • 決算通過で下げた半導体関連、調整一巡で再び高値を目指せる?

    半導体関連、決算後に大きく下落したものも 今回の決算シーズンでは、決算通過で大きめに下げる半導体関連がそこそこあったと思います。例えばASML(-7.09%)やTSMC(-4.86%)、日本株ではアドバンテスト(-7.29%)やSCREENホールディングス(-12.24%)などです。 では4月中旬に決算発表があったASML、TSMCの株価が現在どうなっているかというと… ASML 日足で、25日&75日&200日移動平均線決算を併せて示します。(Eのマーク)直後の下げから更に下落しましたが、Wを描きつつ戻し気味の様子です。25日移動平均線の上まで回復しています。 TSMC 決算後の下げはなんだ…

  • アドバンテストのガイダンス弱いけど米国決算みたらAI投資が増えそう

    アドバンテスト決算内容 今期は増収増益予想(売上+7.9%、税引前利益+13.9%)という見通しが出ましたが、市場コンセンサスに対して大幅に下という内容でした。AI向けが伸びるものの、自動車・産業向けが厳しいという見込みです。 今年2月に同じような内容を、SEMI(国際半導体製造装置材料協会) も発表していました。 SEMI 2月レポート内容の概要・半導体需要は順調に回復、全体として今年(2024年)は成長 ・ファブ稼働率は現時点では低いが、2024年が進むにつれて改善見込み ・足元で自動車市場と産業市場は減速 ・AIはテクノロジーがクラウドからエッジ(オンデバイスAI)に移行するにつれ、最先…

  • 半導体関連が下げているけど、メモリ回復はこれからならば…?

    TSMC決算後に、半導体関連の下落加速 TSMCが2024年の半導体市場(メモリーチップ除く)の伸びを10%以上から約10%に引き下げ、設備投資額は当初予定から据え置きで増額なし、というのが嫌気されたという記事を見ました。それで株価が下がったというか、単純に大きく上がっていたのと米国OpExに向けて下げたという気もしますが。これまでに大きめに下げたのは2023年8月〜10月頃がありますが、その時は200日移動平均線まで割り込み、RSIも30割れる場面がありました。 現状株価は50日移動平均線を割り込み、RSI=34.2となっています。結構下げてきましたが、下値サポートは現状まだ弱そうな気もしま…

  • DRAMとNAND需要回復で、シリコンウェハ関連の需要にも期待?

    メモリ回復が見えてきた? AI サーバ需要によってDRAM需要回復が見えてきそうに思います。DRAM需要回復は本ブログでも言及してきましたが、NANDも需要回復がうかがえるニュースがいくつかありました。TrendForceによると、DRAM、NANDともに価格は前四半期比で下記のように上がっているようです。 ・DRAM:+20%程度・NAND:+20〜28% 300mmシリコンウェハは60%程度がメモリ向けです。昨今のメモリ大不況でウェハ需要が大きく低迷していました。つまり、メモリ需要が回復するときシリコンウェハ需要も回復する…と考えてウェハ関連銘柄をチェックしていきたいと思います。 SUMC…

  • 三益半導体、減益だけど思ったより…?将来的なウェハ需要に期待?

    三益半導体工業 3Q決算 3/29(金)、三益半導体工業の3Q決算発表がありました。ここは信越化学のウェハ研磨加工を手がける信越化学グループの会社です。また、再生ウェハ(モニターウェハ、ダミーウェハといったテストウェハを再利用できるようにしたもの)も手掛けています。以下、決算発表の内容を見ていきます。 決算短信を読むと… 新品ウェハは顧客在庫がまだあり需要は厳しそうです。 対して産商事業部は増収増益でした。半導体関連各社の設備投資が堅調だったそうです。 総じて3Q経常利益はIFISコンセンサスを10%上回っており、通期会社予想の経常利益達成は堅そうに見えます。また通期IFISコンセンサスに対す…

  • マイクロン決算で再び半導体株に注目くる?AIもいいけどDRAMもね

    ※本ページはプロモーションを含みます 年金リバランス売りが大きかった? 3月1週(3/4〜3/8)の投資部門別売買状況を見ると、信託銀行が大きく売っていました。信託銀行の動向は年金の動向を反映しているとのことですので、年金のリバランス売りが大きかったと考えらえます。3月2週(3/11〜3/15)は日経平均(下段)の下落が更に大きかったので、3月2週の売買状況(3/22(金)発表予定)もチェックしておきたいと思います。 年金のリバランス売りであればリバランスが終われば大きく売ってくることもないと考えられるので、遅くとも月末くらいには落ち着くのかな?とも思っています。また、日銀のマイナス金利解除が…

  • 半導体が牽引してきた上昇相場、警戒されているうちは…?

    SOX指数が下落 3/8(金)の米国市場はオープンから1時半くらいで急落しました。22:30発表の雇用統計を受けての下落というより、週末の利確やヘッジでしょうか?SOX指数は-4.03%と大きく下落しましたが、構成銘柄のブロードコム(-6.98%)、マーベル・テクノロジー(-11.36%)といった決算後だった銘柄の値動き影響もあったと思います。 NVIDIAも-5.54%と大きめの下落だったためか、この週末はSNSで「AIバブル崩壊!」みたいな話をよく見た気がしますが…SOX指数のチャートを見てみます。 SOX指数 日足SOX指数の日足は下記です。RSIが高めで過熱感警戒という記事も見ましたが…

  • 週明けは日経平均4万円?半導体の強さ継続?

    日経平均が強い! 日経平均が史上最高値を更新、先物は既に4万円を超えました。米国株価指数もプラスで終わり、週明けの日経平均は現物も4万円超えの期待が高まります。 日経平均ばっかり上がって実態を反映した指数ではない!と良くSNS等で見ますが、言い換えれば今の環境では日経平均という指数が優秀ということではないかと。 日経平均を指数として買う、またはより高いパフォーマンスを目指して日経平均を引っ張る銘柄を買う、というシンプルな戦略が功を奏したと思います。 なお、日経平均の構成率上位は以下となります。 日経平均 (構成率)1位 ファーストリテイリング (11.11%)2位 東京エレクトロン (9.61…

  • 2025年まで半導体関連は強い?と考える理由

    シリコンサイクルとSOX指数 半導体市況は約4年で好景気から不景気のサイクルを持つ、いわゆるシリコンサイクルがあることが知られています。前工程製造装置投資額の前年比変化率(SEMI予想 2023.12.12)とSOX指数の前年比変化率を下図に示します。投資額の変化率は4年サイクルになっていることがわかります。また、このシリコンサイクルとSOX指数の変化率には下記のような関係がありそうです。・投資額変化率(前年比)が下がると、SOX指数が大幅下落・投資額が前年比マイナスの年は、SOX指数が大幅上昇 2024年は「前年に投資額がマイナス成長となった翌年」という意味で2020年と同様になるでしょうか…

  • 東京エレクトロンの決算から、今後について考えた

    東京エレクトロン 2/9(金)に東京エレクトロンが3Q決算発表しました。資料をみると中国向けが前回から続いて伸びています。東京エレクトロンはレジスト塗布などの装置(コータ・デベロッパ)のシェアが高いのが特徴としてあります。露光装置にはコータ・デベロッパも必要な訳で、ASMLが中国向けを伸ばしていることと整合すると考えます。 中国が露光装置を手当て→コータ・デベロッパを手配という流れでしょうか。 こうなるとフォトリソグラフィー関連の他銘柄も気になります。中国はEUVの露光装置が輸入できないので、DUVのArF液浸でのマルチパターニングで微細化をしているとのニュースが以前にありました。風が吹けば桶…

  • 主要株価指数は高値で迎える?決算シーズン

    高値で迎える決算シーズン 先日の米国雇用統計が予想よりかなり強くて、米国利下げはまだ先で株価にはネガティブかな…と思いきや主要株価指数は上昇、株高になっています。日米金利差が広がったままで円安→日本株にポジティブということで日本も週明けは上げて始まりそうです。 2/15頃までは決算発表が続きます。高値感は結構ありそうですが、今週決算発表がある銘柄の中から下記のパターンでピックアップしてみました。 ・NISA等で個人投資家にウケが良さそうな銘柄 ・高値感なく、今後の業績回復に期待できそうな銘柄 ・高値感ありそうでも何だかんだで強そうな銘柄 三菱ケミカルグループ決算発表 2/6(火) NISA等で…

  • 決算シーズンだけど、米国市場がExtreme Greedでやりにくい?

    決算シーズン到来 日米とも決算発表シーズンで、株価も上げたり下げたり忙しい感じです。そんな中で今更コロナ初感染してあまり相場みられませんでした…。さて、米国市場の話ですがCNN Business Fear & Greed Indexを見るとExtreme Greed(極端な強欲)となっており過熱感がありそうに思います。 FearとGreedにはサイクルが見られます。これをS&P500と併せて見ると、Extreme Fearで買ってExtreme Greedで売れば良い結果になりそうです。現在はExtreme Greedなので、買いは高値掴みになるかも?という印象です。 日本株は? 基本的には日…

  • 半導体関連株が強い!やがて電子部品にも波及する?

    とにかく半導体が強い TSMCの決算発表後から、半導体製造装置、テスター、材料、パッケージ、製品メーカーまでと、半導体関連株が幅広く強くなっています。1/19(金)の米国市場では、SOX指数が+4.02%と大幅上昇となりました。 こうなると、週明けの日本市場でも金曜に続いて半導体関連の続伸が期待できそうです。既に東京エレクトロンやアドバンテストが上がっているのは周知されていそうなので、今回は比較的に上げていない銘柄を見ていきます。 大阪有機化学 前回記事でも取り上げましたが、フォトレジスト原料や化粧品原料を手がけるところです。1/19(金)は 東証プライム値上がり率ランキング 6位になるほど上…

  • 大阪有機化学の決算からも、半導体部材は回復傾向?

    大阪有機化学が決算発表 大阪有機化学が、1/11(木)に2023年11月期 本決算を発表しました。ここはフォトレジスト(以後レジスト)原料以外にも化粧品原料など手がけていますが、まずは全セクターでの経常利益のこれまでの推移と今期(2024年11月期)見通しを見てみます。 これを見ると全セクターでの経常利益は今期横ばいです。個人的には物足りない印象で、株価は決算受けて下がるかと思いましたが+1円とほぼ変わらずでした。比較的地味な銘柄なので注目度が低くて無反応というわけでもなく、出来高は多めとなっています。 続いて週足を見ると、なんとなく26週移動平均線でグランビルの法則っぽい動きのような気もしま…

  • 今年も半導体は強い?特に材料関連に注目してみたい

    今年は半導体「材料」関連? 2024年の大発会前に、今年狙ってみたいところを考えてみました。昨年に続いて半導体関連を強気に見ています。半導体関連といっても様々ですので、もうちょっと踏み込んで絞ってみたところ「工場新設→前工程製造装置搬入→生産に向けて部材調達」という流れにそって、特に下記のような部材関連に注目してみました。 ウェハメモリ復活に伴う需要回復?・SUMCO・信越化学 フォトレジスト特にArF用が中国向けに伸びる?(ArFマルチパターニングでの微細プロセス)・信越化学・大阪有機化学・三菱ケミカル・東京応化 パッケージ関連積層パッケージなど注目される?リードフレーム、封入樹脂などの材料…

  • そろそろメモリ復活が意識される?メモリ向けが厳しかった銘柄をチェック

    今回記事の概要 長らく続いたメモリ不況の回復が意識されそうな材料が出てきましたので、今回は「メモリ復活の恩恵が大きそうな半導体関連銘柄は?」という切り口で考えてみました。 マイクロンが好決算 米国のメモリ大手、マイクロン テクノロジー(MU)が12/21(木)早朝に決算発表した後に大幅高となりました。既にメモリ市況は底打ちしたとの見方はありましたが、アナリスト予想よりも回復が力強いとのことです。マイクロンのCEOは、2024年が業界にとって「回復の年」になり、25年には記録的水準に戻るとコメントしています。 下図は四半期ごとの売上グラフですが、今回24年1Q売上と2Q予想から回復基調であること…

  • FOMC無事通過で半導体は強め!部材関連にも物色広がる?

    FOMC無事通過の様子 12月のFOMCはパウエル議長が利下げに言及というので無事通過となりました。ただ後日には牽制的な発言が出たりしているようですが、米国債10年金利が3.9%程度と低下していますので金利は下がる方向かと思います。金利が下がれば株価にはポジティブということで、引き続き半導体関連を主軸に強気スタンスでいくつもりです。既に大きく上げてきた前工程製造装置(東京エレクトロン、SCREENなど)の他、部材関連にも物色が広がることを想定して注目する銘柄を考えてみました。 三井ハイテック ここはパッケージ部材のリードフレームを手掛けます。前回記事では週足RSIで買いシグナルが出たと書きまし…

  • 12月FOMC無難に通過しそうなら、出遅れ気味の半導体関連を狙ってみる?

    12月のFOMC、無難にいけそう? 12/1(金)発表のISM製造業景況指数は予想より低く、またパウエル議長コメントがあまりタカ派でないということもあってなのか、12/1(金)の米国は株高、金利低下となりました。もう12月FOMCで利上げとなる雰囲気でもなさそうなので、先週は12月は様子見しようと書きましたが、少し強気でいこうかと思います。前工程製造装置など半導体関連に勢いがありますが、今回は半導体関連の中でも比較的出遅れっぽい銘柄をテクニカル面で探してみました。 SUMCO シリコンウェハのメーカーです。月足を見てみると、TradingViewのMACD買いシグナル(MacdLE+2)が7月…

  • ここまで強い11月、今年も残り少ないし流して終わる?

    季節性の通り11月は強かった 11月は例年株が高い傾向にありますが、今年もSOX指数は11/24終値で+16.54%と強い結果となっています。9月が最も弱くて10月から回復あるかな?と8月に考えていましたが10月は弱い結果でした。 ynark.hatenablog.com 2010年以降、SOX指数が月間+15%以上になったことはこれまでにも5回ありました。その翌月のパフォーマンスは10%前後の下落が2回、一桁%の上昇が3回となっています。そんな単純に上げたから下がるという訳でもないでしょうけど、二桁%での続伸は難易度高いかも?という参考程度に。 2020年11月 +18.58% → 12月 …

  • AMAT、好決算でも輸出規制絡みのニュースで急落?他銘柄への影響は少なそう?

    AMATが急落 米国の半導体製造装置最大手のAMAT(アプライドマテリアルズ)の決算発表直前に、中国向け輸出規制に関して当局の捜査が入っているとのニュースがありました。 ただし最近発覚したという感じでもなく、会社側は決算説明会で「2022年10月には当局から召喚状を受けたことを開示済み」と説明しているようです。 決算内容は4Q実績、1Qガイダンスとも予想を上回り良好でしたが、上記ニュース影響なのか翌日株価は-4.01%でした。 仮に中国規制が強化されても 中国規制関連での業績影響を懸念されているようですが、仮に中国向けが減っても2024年はこれまで投資が強く抑制されてきたDRAM、NAND向け…

  • 半導体関連は良い兆し?決算振り返りと今後について考えた

    半導体関連の決算対応と振り返り 11月第2週を過ぎて決算発表もかなりの数が出揃いました。半導体関連株と一言で表しても、それぞれが担う工程は様々です。半導体市況が変化(回復、悪化)するタイミングでは工程ごとに業績の濃淡が出ると考えて「各工程で先行したところの決算内容を参考に、後続で期待できそうな銘柄を厚めに狙う」という作戦で決算に臨みました。 前工程製造装置ラムリサーチ → SCREEN→ 東京エレクトロン シリコンウェハ三益半導体 → 信越ポリマー信越化学 → SUMCO SUMCOと東京エレクトロンについて、決算前に考えた記事は下記です。およそ想定通りの決算内容でした。 ynark.hate…

  • SUMCO、東京エレクトロンについて関連銘柄の決算内容から考える

    SUMCO SUMCOはシリコンウェハのメーカーです。SUMCOの決算発表は11/8(水)予定ですが、既にシリコンウェハで競合する信越化学の決算発表時のQ&Aが公表されていますので参考のためにそちらのコメントを見てみます。 シリコンウェハ市況※信越化学決算発表 Q&Aより抜粋・7-9月期が大底とみている・10-12月期は多少の伸びを期待・300mmウェハの顧客在庫は来年1-3月期がピークと予想・顧客は24年後半から25年にかけての需要増大を見込んでいる様子 本格的に回復したという結果が出るのは来年1-3月期の決算発表くらいになりそうですが、ウェハ市況は既に底打ちして回復は近そうです。 これまで…

  • 信越化学、アドバンテストについて考えた

    信越化学 10/27(金)に信越化学の2Q(7-9月)決算発表がありました。2Q進捗率は良いのですが、据え置きとなった通期見通しはコンセンサス以下となっています。 ・2Q経常:進捗率56.3%・通期見通し:据え置き 通期上方修正がないとはいえ会社の通期予想に対して2Q進捗率56%、通期コンセンサスに対してでも51.3%なので、無難な結果だと考えています。化学メーカーが厳しそうな中でも健闘している印象です。 ここの主力は生活環境基盤材料(塩ビ、苛性ソーダなど)、電子材料(ウェハ、レジスト、マスクブランクス、希土類磁石など)とありますが、ここではウェハについて見ていきます。今後の見通しについては後…

  • 半導体市況は底打ち感あっても、地合いは厳しそう

    決算シーズン + 厳しい地合 半導体関連も決算が出てきましたが、なんといっても中東情勢と米国金利が高いということで、株にとっては厳しい地合いとなりそうです。そんな中、下記銘柄の決算内容を見ると半導体市況は底打ちかな、という印象を持ちました。それぞれ見ていきます。 決算発表日程10/18(水) ・ASML 10/19(木) ・ラムリサーチ (LRCX) ・TSMC・ ディスコ ディスコ ウェハを裏面から削って薄くしたり、チップにする工程の装置を手掛けるメーカーです。これらの工程は、プロセス世代に関係なく必要ですので、ディスコの出荷額推移は半導体製品全体の市況を示すと考えます。ディスコの四半期ごと…

  • 中東情勢は不安でも、半導体関連の決算発表は来る

    週明けに半導体関連の決算発表あり 中東情勢が緊迫しており、特に週末はリスクオフという印象でした。日本市場では東京エレクトロンやSCREENはプラスで引けたものの、米国SOX指数は-2.7%と大きめに下げました。そんな状況ですが週明けは半導体関連の決算発表がいくつかありますので、見所を考えておきたいと思います。 決算発表予定10/18(水) 14:00 ASML10/19(木) 5:00 ラムリサーチ (LRCX)10/19(木) 14:30頃 TSMC10/19(木) 16:00 ディスコ 中国の成熟プロセス投資が伸びる? この中では特にラムリサーチ(以下、ティッカー:LRCXで表記)の売上実…

  • 雇用統計無事通過?半導体市況は底堅そうで期待してみる

    雇用統計通過してまずは株高 10/6(金)発表の米国雇用統計ですが、雇用者数が予想よりも大幅上振れということで発表直後は金利上昇、株価下落でしたが、米国市場が始まってしばらくすると金利低下、株価上昇となりました。正規雇用者が減ってパートが増えていること、平均時給も下げているのでむしろインフレ落ち着く方向なのでは?と市場が解釈しているように思います。 米国雇用統計 結果非農業部門雇用者数:33.6万人(予想:16.6万人)・フルタイム:-2.2万人・パートタイム:+15.1万人失業率:3.8% (前回 3.8%)平均時給(前年比):4.2% (前回 4.3%) 米国経済指標の他にも、半導体市況が…

  • 9月4週を通過して、季節性からはSOX指数上昇に期待?

    ここまで9月は下落 前回記事にて9月は苦しい展開を想定していましたが、やはりSOX指数も現時点で前月比-8.33%と大きめの下落となりました。直近の半導体関連株の下げをもって、SNSではAIバブル崩壊!という意見も見るようになりました。ただし、私は直近の下げは季節性かな?という印象をもっています。半導体関連が大きく下げる場面はやがてくると思いますが、シリコンサイクル的には1年以上先では?とも考えています。以下、そのように考えた理由について述べていきます。 ynark.hatenablog.com 季節性という観点 米国株アノマリーとして、9月4週はかなり弱いと言われています。9月3週の金曜日に…

  • 株は9月が苦月?半導体関連の買い時がくる?

    SOX指数はレンジで上昇? SOX指数は8月-4.94%でした。8月は弱いという季節性があらわれたように思います。そして、9/8(金)現在のSOX指数は前月比-2.86%となっています。ただし、下図の月足チャート(縦軸:長期の変化率を見るため対数表示)をみると、レンジで上昇しているように見えました。なお、過去のシリコンサイクル的にもSOX指数は上がり始めてから2年程度の上昇基調が期待できると考えています(2016年→2018年、2019年→2020年(コロナショックで仕切り直し)→2022年)。今回は2022年末から上げており、まだ上昇の途中かな?なんて思っています。 SOX指数 月足 より直…

  • 米国が9月に利上げスキップならハイテクのターン?

    米国経済指標は株にポジティブ? 先週は米国経済指標がいくつか発表されましたが、株にはややポジティブな印象でした。というのは、雇用や物価状況からは9月の利上げは無さそうで、ISM製造業が予想より上だったことによります。 SOX指数は9月どうなる? SOX指数は8月-4.94%でした。8月は弱いという季節性があらわれたように思います。例年9月も弱いイメージがありますが、今年はどうなるでしょうか?9月の利上げはスキップとの見方が強いので、金利とハイテク株価の関係を考えるとSOX指数は例年よりは強めになるかもしれません。半導体市況回復の兆しが見えれば良いのですが、9/28(木) 5:00のマイクロン …

  • SOX指数、目先はNVIDIA決算で上下あっても10〜11月頃には上昇期待?

    半導体関連、上げてきたけど… NVIDIA決算を控えて、日米ともに半導体関連株が上昇してきました。NVIDIAは前回決算後に大きく値上がりしたので、今回も?という思惑があるようです。事前に大きく株価上昇すると、好決算でも出尽くしとかもありそうで難しいようにも思います。 ただし、仮にNVIDIA決算で下げた場合でも半導体関連は数ヶ月スパンでみたら上昇あるかな?と考えています。 製造装置が好調なら? 半導体製造装置の決算を一通り見ると、既に売上は底打ちしてここから回復というように見えます。製造装置が売れるようになったら、ウェハ処理能力向上して材料(シリコンウェハ、レジスト、ダイシングブレード、リー…

  • SOX指数は8月弱い傾向?強い季節に向けて買い場を探る

    8月の株価は弱い? 米国債の格付けがー、上昇トレンド終わりだーとか色々なニュースがあるようですが、米国株が7月強くて8月弱いのはお馴染みのことでは…?というのが感想です。 SOX指数も同様の傾向があると考えています。下図はSOX指数の先月比騰落率(2010年〜2022年平均)を示したものですが、7月は強めで8月が最も弱くなっています。9月は辛うじてプラスですが冴えなく、10〜11月に大きく伸びる傾向が見られます。 7月2日の記事でも下記のように書きましたが、夏枯れ到来なのかもしれません。「半導体関連は長期的には上昇と考えていますが、ここまで調子良く上げてきた銘柄が多数あるので夏休み前に利確して…

  • 半導体製造装置の売上は4〜6月で底打ち?テスターも底堅い?

    日米とも決算シーズン 先週は半導体製造装置のラムリサーチ(NASDAQ:LRCX)とSCREENホールディングス、半導体テスターのアドバンテストとテラダイン(NASDAQ:TER)の決算がありました。半導体不況が株式投資をしていない人達にも知れ渡っている現状ですが、各社の売上実績と今後の見通しを見てみると、そろそろ底堅いような印象を持ちました。以下、四半期ごとの売上実績と会社発表の見通しを見ていきます。 ラムリサーチ (LRCX) 米国の半導体製造装置メーカーで幅広い工程をカバーしており、市場規模がかなり大きいドライエッチング装置で高いシェアを持ちます。四半期ごとの売上は前々四半期(23Q3)…

  • 来週決算!信越ポリマー、信越化学の内容どうなる?

    信越ポリマー (7/26決算) 信越ポリマーはシリコンウェハ容器、自動車のタッチスイッチや建材の塩ビなどを手掛ける、信越化学の子会社です。7/26(水)に1Q決算発表予定で、信越化学科にしてはめずらしく前回の本決算で通期予想を出しています(信越化学系は例年1Q決算発表時に通期予想開示がほとんど)。 会社予想は前期比で増収増益ですが、市場は減収減益という見方が強いかと思います。決算では下記に注目しています。 ・通期見通し修正の有無 → 下方修正ないか ・1Q進捗率 → 低くないか(22%以上欲しい?) 下期偏重など説明あるか? 市場予想は低そうな気もするので、通期下方修正なくて1Q進捗率が低すぎ…

  • TSMCの決算みると底打ち感あるけど株価反応は…?

    TSMCの売上は4-6月が底? 7/20(木)に台湾の最大手ファウンドリーであるTSMCのQ2(4-6月)決算発表がありました。 TSMC Q2(4-6月)決算・Q2 (4-6月)実績:$156.8億・Q3 (7-9月)予想:$167〜175億 Yahoo! finance アナリスト予想平均だとQ3売上予想:$176.8億なので、市場予想より低めのようです。Q2が底というのはポジティブ要因のように思いますが、TSMCの株価が市場予想を織り込み済みと考えると株価反応が厳しくなることも想定しておきたいと考えています。 ディスコも売上回復見込み? また、日本ではディスコのQ1(4-6月)決算発表が…

  • 三益半導体の決算みると、足元はシリコンウェハ厳しそう?

    記載銘柄:三益半導体、SUMCO、信越化学 三益半導体が決算発表 三益半導体が7/14(金)に2023年5月期(2022年度)の決算発表をしました。ここは信越化学のウェハ研磨加工、ウェハ再生などを手掛けます。今後の半導体関連、特にシリコンウェハ関連銘柄の業績がどうなのか?を考えるにあたって決算内容を見ておきます。 決算内容概要・経常利益:110.01億円 (会社予想:110億円) ・今期見通し:開示なし (例年1Q決算時に開示) 決算内容は会社予想通りでかなり精度高い結果でした。今期の通期見通しが無いのはいつも通りで、信越化学系は1Q決算発表時に併せて通期予想を出してくるのが通例となっています…

  • マイクロンテクノロジー決算後に下げ!これからの決算後は要警戒?

    マイクロンが決算後に下落 6/29(木)早朝に、米国メモリ大手のマイクロンテクノロジーの3-5月四半期(Q3)決算がありました。Q3売上はQ2比+2%と微増、Q4ガイダンスはターゲットで3Q比+3.9%(レンジ:-1.3%〜+9.2%)程度でした。 Q3売上実績、Q4売上ガイダンスともアナリスト予想平均を上回る内容でしたが、直近の株価は下げています。下図は日足で、移動平均線は50日、100日、200日を示しています。各移動平均線は上向きとはいえ、決算後に50日を割り込みました。 会社側コメント概略 以下は会社側のコメントの一部抜粋してみましたが、どちらかというとポジティブのように思います。 ・…

  • JSRがJICに買収?半導体関連銘柄のショートは怖いかも?

    JSRがTOBされる? 土曜日のニュースで驚いたのは、JSRを産業革新投資機構(JIC)が1兆円規模で買収検討というものでした。これは今の時価総額+48%程度のプレミアムです。会社側からは「6月26日(月)開催の当社取締役会に付議する予定」と出たので続報を待ちたいと思います。 官民ファンドの資金が入るというと、ジャパンディスプレイやルネサスエレクトロニクスの時のように経営が厳しい状態でのことかと思いきや、JSRは先期厳しかったとはいえ黒字企業です。1957年の設立時は半分国営企業で、1969年に完全民営化した歴史があるとはいえ、あまりにも意外で驚きました。 ルネサスエレクトロニクスは今年2月に…

  • SOX指数に対して東京エレクトロンが下げ気味!SQ通過で反転ある?

    記載内容:東京エレクトロン、SOX指数 SQ前に大荒れ! 「メジャーSQ前の水曜日は荒れる」なんてよく言われますが(最近はそうでない印象でしたが)、その6/7(水)の日経平均は高値32,708円から安値31,913円という荒れ模様で、翌6/8(木)は日経平均31,420円まで下げる場面がありました。日経平均の構成率がファーストリテイリングに次いで高い東京エレクトロンも、この二日間で下落しています。先週記事で半導体関連の下落を警戒していましたが、結構大きめに下げてきました。 ynark.hatenablog.com 一方で米国市場のSOX指数は6/7(水)に-0.32%、6/8(木)は+1.07…

  • 半導体は上昇一服?長期は強気だけど信用取引を活用して対応も

    世界的な株高に 米国の債務上限問題、雇用統計を通過して6/2(金)の夜は世界的に株高となりました。日経平均先物は3,1970円とかなり強く、週明けは大幅高で始まりそうです。 半導体は急騰の反動? そんな中、6/2(金)は日米とも半導体関連がやや弱めの展開でした。ここまで急ピッチで上げてきたこともあり、利確されて他セクターに資金が回されているような、いわゆる循環物色が起きていそうです。とはいえ、SOX指数の月足を見ると長期的には半導体関連の上昇は続くかな?と考えているのですが、以下でチャートを見てみます。 SOX月足MACDが4年振りGC SOX指数の月足(縦軸は対数表示)をみるとMACDがGC…

  • 半導体、急騰しているけどシリコンサイクル的にはまだ伸びる?

    記載銘柄:東京エレクトロン、JSR、SUMCO シリコンサイクル的には… 前回記事にて「AMAT、NVDAと決算後の株価反応がよければSOX指数が上がって、日本の半導体関連株も上がるかも?なんて展開があるかもしれません。」と書きましたが、思った以上にNVDA決算反応が良くてSOX指数も大幅上昇となりました。まさかここまでとは…というレベルで驚きです。こうなると半導体関連の上昇が続くのか?終わるのか?と気になりそうですが、年初の記事にて記載したように今年は半導体関連が伸びる年だと考えており、比較的長めの時間軸という前提ではありますが強気スタンス継続中です。 ynark.hatenablog.co…

  • 東京エレクトロン、ガイダンス弱めでも株価好調!半導体関連強め?

    記載内容:東京エレクトロン、AMAT、NVDA、SOX 東エレは決算後に上昇 東京エレクトロンが5/11(木)に本決算発表がありましたが、翌日の株価は+3.21%の高値引けという反応です。本ブログでは4年前との類似点から東京エレクトロンの自社株買いを意識してきましたが、実際に4年振りとなる自社株買い発表もありました。 ynark.hatenablog.com 半導体関連銘柄の中でも、前工程製造装置関連は決算後に上がった銘柄が多い印象です。LRCX(ドライエッチャー等)、KLAC(外観検査装置等)、ASML(露光装置等)、SCREEN(洗浄装置等)、そして今回の東京エレクトロン(コータ・デベロッ…

  • 半導体関連はガイダンス弱くて下げたらチャンスだった?

    決算後に下げた半導体関連は値を戻し気味 下記銘柄は決算後に下げましたが、5/2(木)終値は決算翌日の終値よりも上げています。 ・アドバンテスト・信越化学・信越ポリマー・レーザーテック ガイダンスが保守的(信越化学は無し)というのが嫌気されて売られるものの、見直し買いがあったかな?と考えています。単純に決算プレイだったり地合いの問題だったりと他要因もありそうですが。 米国の半導体関連も、決算後に下げた下記銘柄は5/5(金)終値では決算翌日の終値よりも上がりました。 ・TER・AMD・QCOM 前回記事での「下げが過剰反応かな?と思ったところは買い始めておきました。」というのが今のところは良い結果…

  • 決算振り返り!アドバンテスト急落は2020年同様のガイダンスリスク?

    記載銘柄:アドバンテスト、TER、信越化学、信越ポリマー、新光電気、KLAC、JSR、INTC 注目銘柄の決算振り返り まずは前回記事で注目していた銘柄の決算前から現在までの値動きを確認します。結果を下表に示しますが(米国株はドル表記)、各銘柄を同額持つと+0.05%という微益というかほぼプラマイゼロの結果でした。ここから前回記事で書いた下記を実行しているところです。 「手広く控えめに買っておいて上げたら売却、下げたら買い増して上昇を待つ」「ただ5月は株価下がるイメージがあるので、買うにしても5月末くらいになりそう」 買いは5月末くらいを予定していましたが、下げが過剰反応かな?と思ったところは…

  • 決算シーズン!半導体関連株はディスコの上昇に続けるか?

    ディスコが決算翌日に大幅高 4/20(木)に本決算発表があったディスコが、決算翌日に株価+14.05%と大きく伸びました。今期(23年1Q)の出荷額は更に減少しそうだという内容でも大幅高となっており、「この上げは本物なの?」と思われたりもしたのではないでしょうか。決算後のPTSでは下げていましたし…。このブログでは、シリコンサイクル的に2018年〜2019年の株価動向が現状の参考になるのでは?とよく書いていますが、今回も2018年〜2019年の半導体不況期の株価をおさらいしてみました。 出荷額と株価の関係 2013年以降の四半期ごとの出荷額が決算資料にありましたので、それに合わせて3ヶ月足を示…

  • TSMC 4年振りの減収!4年前の株価動向から今後を考えてみる

    記載銘柄:TSMC(TSM)、ASML、ラム・リサーチ(LRCX) TSMCが減収 TSMCが4/10(月)に発表した2023年3月の月次売上ですが、前年同月比-15.4%と2009年5月以来の4年振りの減収となりました。PC売上が減少(2023年1-3月のPC出荷台数:前年同月比 -29%)などの影響がありそうです。といっても1Q(1〜3月)の売上はガイダンスの下限値程度なのでサプライズではないはずです。2022年4Q決算発表で2023年1Qガイダンス発表した後は株価大きく上げていましたけど…? ただ、2月にはバフェット氏がTSMCの大半を手放すというニュースもあったので、ちょっと厳しい展開…

  • 雇用統計を無難に通過で、日本株も上がる?

    記載銘柄:信越化学、アドバンテスト、東京エレクトロン 雇用統計は予想通りで景気後退懸念も後退? 4/7(金)に米国の雇用統計発表がありましたが、内容はほぼ予想通りとなり無難に通過したかと思います。当日は米国休場で、先物は雇用統計発表から45分は動いていましたが株価指数の反応は上でした。なので週明けは日本、米国ともに上げて始まりそうです。ISM製造業、ISMサービス業ともに弱くて下げた反動もありそうに思います。 直近の下げで過熱感解消した銘柄を狙う? ISM製造業、サービス業が弱くて景気後退懸念といわれて株価下げていました。それまでに値を上げていた半導体関連銘柄の過熱感がある程度取れたっぽいので…

  • 信用不安解消?インフレも利上げも一服なら半導体関連は強い?

    記載内容:SOX、SOXL、東京エレクトロン、大阪有機化学、SUMCO 早くも信用不安は後退気味 米国シリコンバレー銀行の経営破綻、クレディ・スイス問題で始まった、リーマンショックの再来に備えよ的な煽りもそろそろ見なくなりました。以前の記事でも書きましたが、アルケゴスとか恒大集団の時と同じような雰囲気だったかと思います。 現在は米国経済指標でインフレ低下が見えてくるのも想定通りで、景気後退がどのくらいのレベルになるのか?警戒されているような感じでしょうか。米国の利上げも一服が予想されていますが、そうなると後は利下げ期待での株価上昇という展開があるように思います。 時を同じくして半導体市況の底打…

  • 半導体が強め!目先は過熱感あっても今年は強気?

    記載内容:アドバンテスト、信越化学、東京エレクトロン 半導体が強めだった 欧米銀行の信用不安が広がっていますが、先週の半導体関連は比較的に強い結果となりました。もう少し信用不安ネタは続くかもしれず予断を許さない展開はありそうに思います。ということで、一部の大きく値を上げた半導体銘柄から、まだ上がりきってなさそうな銘柄にシフトしておくのも良さそうに思います。 過熱感がありそうな銘柄も 週足でチャートを見ると、移動平均線乖離率とRSIで過熱感が出てきそうなのは下記などでしょうか。 アドバンテスト 26週移動平均線乖離率:これまで40付近が頭打ちのようですが、現在29となっています。 RSI:買われ…

  • 金融不安!半導体強そうだけどニュースに振らされないようリスクは抑えたい

    金融不安ニュースで株価は上下? SVB(シリコンバレー銀行)に続いてCS(クレディ・スイス)も問題がクローズアップされています。この週末には買収の話をまとめるようにスイス中銀に圧をかけられている様子なので、週明けは雰囲気良くなるのかも知れません。ただし、今後も似たような話が出てきては解消される…ということがあると金融株はまだまだ上下に振らされる展開があるかも知れません。日本の銀行株は利上げ期待とやらで株価が大きく上げていたこともあり直近の下落幅もなかなかのものです。話題の富山第一銀行は先週高値から今週終値まで-20%と大幅下落しています。 大きく上がった銘柄が大きく下落 金融株以外でも、大きく…

  • SVB破綻で株価下落!警戒しつつリオープンや下落済み銘柄狙う?

    記載内容:日経平均、JAL、ANA、JR東、MU 先週振り返り 日経平均と、先週記事で注目した銘柄の週間パフォーマンスは下記となりました。・日経平均 +0.78%・東京エレクトロン +1.91%・信越化学 +4.25%・SUMCO +1.95% ynark.hatenablog.com 週単位で見ると日経平均が思っていたより強かった印象です。先週記事では日経平均は直近高値28,502円まで迫る展開あるか?と書きましたが、高値を付けた3/9(木)は28,623円と、思っていたよりも高値で終わりました。ただし翌3/10(金)は大きめに下げて28,143円で終えています。そして現状、米国シリコンバレ…

  • 日経平均は上放れ、日本株が強い?

    記載銘柄:東京エレクトロン、信越化学、SUMCO 日経平均が強い 日経平均は三角持ち合い継続で上値抵抗線で跳ね返されるかな?というシナリオを考えていましたが、3/3(金)に上値抵抗線を抜けたように見えます。米国市場など見ると週明けの日経平均も強そうです。下図は日経平均の日足で下段にモメンタム(Mom)、MACDを示しています。モメンタムが0上抜け、MACDもGCしそうな印象です。直近高値の28,502円くらいまで迫る展開も考えておきたいと思います。 ただ、ここから下記のようなイベントを控えており、特にFOMC前後で日経平均がどうなるのかよくわからないので、上値に向けてエネルギーが溜まっていそう…

  • NVIDIAガイダンス良好!米国PCE高めだけど半導体関連は影響少なめ?

    記載内容:NVDA、MU、東京エレクトロン、アドバンテスト、信越化学 NVIDIAのガイダンス、AI需要で強め 先週記事で、NVIDIA決算について「最近流行のChatGPT関連銘柄とも言えますし、そのあたりのコメントが出るとAIテーマ株として動意付くかも知れません。」と書きましたが、NVIDIAからAIについてコメントが出て株価は翌日+14.0%と大幅上昇となりました。その翌日はPCE発表受けて株価下落したとはいえ、-1.6%と普通下げレベルかな?と思います。週足でみると下記となります。 ynark.hatenablog.com AIテーマは続く? AI関連が注目を集めそうですが、持続性のあ…

  • 来週も下落警戒を継続、併せて押し目も狙いたい

    記載内容:日経平均、東京エレクトロン、AMAT、NVDA、MU 日経平均は小さめの下落 先週の記事で日経平均の下落を警戒していましたが、結果としては先週比で-0.57%とかなり小さめの下落となりました。おかげで東京エレクトロンをロング、日経平均ショートのペアはイマイチな状況ですけど…。さて、来週もイベントがいくつかあるので下落の警戒を継続したいと考えています。併せて半導体関連がいいところまで押すなら少しづつ買っていこうと思います。 ynark.hatenablog.com イベント(2/20〜2/24) 来週は下記イベントがありますが、23(木)が日本休場となるところにFOMC議事要旨が出たり…

  • 日経平均、持ち合い上限?突破?欲張らずに警戒してみる

    記載内容:日経平均、東京エレクトロン、信越化学 日経平均、持ち合い上限? ここのところ日経平均ですが、高値と安値が3ヶ月程度のサイクルで来ているように見えます。高値が8月、11月なので次は2月?…一応、警戒しておこうかな?ということで日経平均、年初の下記記事で注目していた東京エレクトロン、決算ポジティブで値を上げている信越化学について見ていきます。 ynark.hatenablog.com 日経平均と東京エレクトロンのペア 下図は、日経平均(上段)と東京エレクトロン(下段)の日足です。高安つけたところに日付を入れました。 まずは日経平均ですが、昨年中盤から前述のように3ヶ月程度のサイクルで高安…

  • 日米ともに決算シーズン!半導体関連で日本株に先行する米国株の決算日程などチェック!

    記載銘柄:Teradyne (TER)、Lam Research (LRCX)、SCREEN、アドバンテスト 決算シーズン到来! そろそろ決算シーズンです。半導体関連は海外の関連銘柄が日本株より先行する日程だったりするので、日本株の売買にも大いに参考になると考えています。 半導体関連の決算日程 半導体関連としては、1月は下記銘柄に注目しています。海外銘柄は、Teradyne → TERのようにティッカーで記載しています。 1/24(火)・ディスコ (日本) 1/25(水)・ASML (オランダ) 1/26(木)・TER (米国)・LRCX (米国)・信越化学 (日本) 1/27(金)・INTC…

  • 日銀が動きそう?銀行株について行くか、半導体関連株の見直し狙うか

    記載銘柄:三菱UFJ、東京エレクトロン、ソニーG 利上げ警戒?日経平均は下げたけど… 12/20(火)に日銀がYCC幅を修正、事実上の利上げということで最近は銀行株が大きく上げています。次回の日銀金融政策決定会合の結果は1/18(水)昼頃にわかる予定ですが、一部報道では「マイナス金利政策の副作用を点検する」と出ており、数ヶ月後にはYCC撤廃するのでは?という思惑がある様です。 12/20(火)の発表はサプライズでしたが、今回は色々と織り込んできているように思います。1/13(金)の日経平均は-330円でした。ただし、前回記事でも取り上げた東京エレクトロンなどの半導体製造装置関連、また銀行関連は…

  • 2023年は、4年前のメモリ不況からの復活をなぞれるか?

    記載銘柄:マイクロン・テクノロジー、東京エレクトロン 2018、2019年はメモリ不況だった 最近はメモリの在庫が膨大で、米国メモリ大手のマイクロン・テクノロジーの業績がかなり厳しい状況となっています。半導体製品でもメモリ需給は波が激しいのですが、4年前の2018年後半から2019年前半もかなりのメモリ不況期でした。ということで、今回は過去のメモリ不況の株価動向から、投資ヒントがないか考えてみました。 先のメモリ不況での株価と売上 下図にマイクロンの株価チャート(週足)と、併せて下段に売上を示します。2018年9月頃から株価が下落、売上も19Q1 (18年9〜11月期 ※マイクロンは8月本決算…

  • 来週決算の銘柄に注目!<高島屋、Jフロント、三益半導体>

    記載銘柄:高島屋、J.フロントリテーリング、三益半導体 日銀が動いた…! 12/20(火)に日銀が長期金利の変動幅を±0.25%から±0.50%に拡大ということで、実質的な利上げとの認識となり株式市場は荒れ模様となりました。国債買入れ額は7.3兆円/月から9兆円/月に拡大、フォワードガイダンスの変更はなし、ということで日銀としては緩和継続というスタンスですが市場の思惑は様々のようです。 日本国債10年金利は一時0.499%をつけましたが、現状は0.37%となっています。海外勢が休暇中だからなのか、黒田総裁の会見コメントのように大幅上昇は考えにくいのでしょうか。 黒田総裁コメント概要:米国インフ…

  • コーセルが2Q業績予想上方修正で通期も期待できる?

    記載銘柄:コーセル、リョーサン コーセル 2Q決算:12/19(月) スイッチング電源などを手がけるコーセルが12/19(月) 11:00に2Q決算発表の予定です。既に12/9(金)に業績予想修正を出しており、経常利益は前回予想に対して+60.3%という大きめの上方修正をしています。そして、その文書にて以下のことが記されています。 「通期の業績予想および配当予想につきましては、現在策定中であり、2022年12月19日に予定しております第2四半期決算発表時に公表する予定であります。 」 2Qを前回予想に対して大きく上方修正してきたので、普通に考えたら通期上方修正で増配かな?と思います。業績…

  • 米国CPIとFOMC近いけど、リオープン関連で乗り切れる?

    米国CPI、FOMCが近い 12/13(火)にCPI、12/13(火)〜12/14(水)にFOMCとイベントが続きます。金利の感応度が高めな半導体などは、これらの結果次第で上か下に大きめに動くかもしれません。半導体関連はイベント通過で方向性を見てからというのが無難でしょうが、リオープン関連などはCPIやFOMC結果に関係なく期待できるかな?なんて思っています。というのは下記のように考えたからです。 半導体とリオープンは負の相関? リオープン関連は半導体関連が下げる場面で上がる印象があります。半導体の代表として東京エレクトロン(8035)、リオープン関連として高島屋(8233)、JAL(9201…

  • 円安が落ち着いて海外勢も日本株を買いやすい?出遅れ組の上昇あるか?

    TOPIXが高い 10月に入ってからTOPIXが上昇基調で、8月高値を超えて1月高値に迫っています。高値警戒されている感じもしますが、週足でのTOPIXを見るとさほど加熱感はないかなと思います。下図はTOPIX週足でモメンタム、RSI、MACDを示しています。最下段にはドル円を示しています。なかなか強い印象ですが、背景には円安がピークを超えたとの思惑があるかもしれません。 円安ピーク超えた? 米国金利上昇鈍化の思惑や、為替介入もあって10月頃からドル円は円高方向になっています。海外勢からしたら、円高傾向なら株価上昇がなくても為替差益でプラスになるので買いやすいタイミングのようにも思います。これ…

  • 先週の振り返り 半導体関連株の動きを週足でチェック!

    記載銘柄:東京エレクトロン、SUMCO、東京応化 週足で先週の振り返り 先週はポーランドへのミサイル着弾で一時地合いが軟調に、またマイクロン・テクノロジの再度下方修正で半導体関連が下落するなどの影響がありました。先週記事で見た銘柄の週間ベースでの振り返りを週足でチェックしていきます。 ynark.hatenablog.com 東京エレクトロン 先週はRSI=49.65と50上抜け直前でしたが、今週は50.02とわずかに50を超えました。 ・RSI:50わずかに上抜け・MACD : 0以下でGC後、 ヒストグラム続伸 半導体製造装置の最大手、米国のアプライド・マテリアルズ(AMAT)が11/18…

  • 半導体関連が強い!でも過熱感とか持続性はどうなのか?

    記載銘柄:SUMCO、東京エレクトロン、東京応化 急騰した銘柄もあるけど、ここからどうなのか? 決算通過で株価上昇したものもありますが、なんと言っても米国CPI発表を受けてインフレ鈍化での利上げペース鈍化期待で、大きく上げた銘柄が多かった印象です。こうなると過熱感からの売りが心配になりそうです。 CPI前は買い持ちが決算で上げたらリスク回避で利確してきましたが、CPI通過した現状では「上げたから売る」というよりも「上昇の終わりを示唆するシグナルを察知したから売る」という方が良いかなと考えています。 逆のパターンで言うと「下げたから買う」よりも「下降の終わりを示唆するシグナルを察知したから買う」…

  • FOMCと雇用統計通過で、決算迎える半導体関連に期待?

    記載銘柄:SUMCO、東京エレクトロン、東京応化 FOMC通過で下げ 11/3(木)のFOMC声明文はハト派の印象でしたが、その後のパウエル議長の会見でのコメントがタカ派ということで株価は大きく下がりました。声明文の発表で株価は一時大幅高でしたが、先週記事に書いたように株高になるとタカ派発言が出てくるような気がします。 ynark.hatenablog.com 一転、11/4(金)は大幅高 11/4(金)は米国雇用統計の発表ありましたが、通過して大きく株価上昇となりました。雇用統計の内容の他、中国のゼロコロナ政策が緩和されるという噂が出た影響もあるとか?特にSOX指数は4.6%と大幅高でした。…

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