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  • 映像はしんどい。

    私はもともとマンガがとにかく好きで、一方でいわゆる「お話」も好きである。 アニメであれば、マンガを読んでいるのとほぼ同じモードで見ている。つまりマンガの画面と画面の行間ならぬ画間をつなげて読んでいるからだ。 なので、原作付きのアニメはすこし疲れる。原作を読み込んでいればいるほど、既に「画間」が脳内でできているので、アニメ化されたときに違っていると、脳内が「違う、これは違う」という声でいっぱいになってしまい、見るのがしんどくなってくるのだ。 よく漫画家の方が、「映像と漫画は別ですから。」と述べ、「好きにやってください。」という時がある。こういう漫画家であれば、アニメ化をする側も楽であろう。一方で…

  • 世界とはなにか。

    「世界」は、言語記号の介入によって、有意味的に構成化された「自然」の変様であり、有意味的に文節された事物・事象の全体である。 井筒俊彦 意味の深みへ P.67 言語がなければ、世界はいわゆる動物たちの世界と大差がない。動物の世界がだめで、人間の世界がいい、というわけではないのだが、結果的にその差異が動物たちから世界を奪い、この地球をほぼ人間の支配下に置くことになったような気がする。 そういう意味では、「言語」とは大きな力である。考えてみると、言葉とはもともと口で発することばに対比させてできたものだろう。なんとなく言葉と文字はもともと一緒に生まれたような感覚があるが、そうではない。生まれてから字…

  • 学際的

    昨日の続き。 学際的、という言葉がある。どちらかというと「キワモノ」というカタカナ表記の語から感じるような「うさんくささ」を感じていたのだが、 内田樹先生の文章を読んで、逆にそうした学問こそが、新しい知見を生みうる芳醇な可能性を秘めている、という見方に気づいた。 それこそダーウィンや地動説を考えてみる。それぞれの時代にあえてそのことを言えば、宗教的に抹殺されうる意見であったのだ。 決まった世界に安住していれば、「生活はなりたつ」。だがそういう世界にどうしても居ることができないひとがいるだろう。学問をすることに使命感を持ったひとだ。 シュタイナーの文章を読むと、非常にまじめで、とにかく人に伝えた…

  • 見えないものを実体として研究対象とすることの、危うさと面白さについて。

    見える、見えない、という区分けがあるだろうか。 わからない、がなんとなく見えるひとがいるように思う。 この「思う」が結構判断の分かれ目であろう。 しかしながら、自分に見えないと、最終判断がむつかしい。「見える」がないのだから。 だが、仮に見える人がいても、少ないだろうから大多数の「見えないひと」により宗教は育まれた、といえる。 私見では、「死」が生きているうちにはわからないので、その不安を「ネタ」に「わが宗教はその答えを提供しますよ」という交換条件が、多くの人々を宗教に導いたような気がしている。 一方で「奇跡」もあろう。不治の病が癒える、といったような。 他方、信じるという行為を、精神のほとん…

  • 身銭を切る、とはなにか。

    昨日は銀座画廊を2軒はしご。7時くらいだとうまくいくと2軒回れる。 実感したのは「犬も歩けば棒に当たる」。 動くことで、初めての出会いが発生するのだ。 画廊では迷惑ながら個展だったらアーチストと話すことにしている。曲がりなりにも私も絵を制作しているので、モチーフやら、製作日数やら、製作道具などには関心がある。 2軒目は古い銀座のアパート「奥野ビル」。さまざまな画廊が入っており、ふらりとよってみたら動物画をなさるKRIS・KOUさんの初個展であった。 巨大な動物画に圧倒される。絵を初めて4年とのことだ。小さな版画を1点購入させていただいた。 そして画廊のオーナーに、4月に実施される小版画展を案内…

  • 隙間時間

    今日の体重は63.4kg、体脂肪は8.9%。昨日は天気がよかったので、昼間3500歩、夜東京駅で飲み会があり往復で合計11000歩ほどであった。東京駅往復のみでは1万歩はいかないことになる。1万歩確保のための行き先をいろいろ考える必要がある。 電車で通勤していると、強制的にその場にいることになる。乗り換える、待つ、別の電車に乗る。 これで大きく気持ちが切り替わるのだ。昼もエルゴメーターを漕いでいた。 今の生活で、部屋でダラダラしていると一瞬で時間が溶けてゆく。今の部屋にTVと新聞がないので、その分リスクは減りつつも、スマホというものがある。 TVがなくともYOUTUBE.そうなってしまうと夜寝…

  • アルコール量と存在文節。

    昨日は結構歩いた。19202歩。だがあまり無理をすると逆に体に悪いともいう。2万歩くらいがいいところだろうか。 最近は酒の量を意識してコントロールしようとしている。昨日は生ビール小にハイボール2杯。ビールはカウント外(何故?)として、ハイボール2杯であればアルコール量は10gx2=20g。 生小は300mlとして、300xo.o5(アルコール度数)x0.8(比重)=12gとなる。合計で32g。できればアルコールを20gに抑えたいとすると、ハイボール2杯が適当であろう。 次回はいきなりハイボール、ということにするか。 つまり生物は、動物的次元において、既に存在を「文節」しているということだ。人間…

  • 文化とはなにか。

    今日の体重63.4kg、体脂肪率は10.1%。昨日は昼は十割そば、よるは焼きそばと麵尽くしであった。焼きそばはジャンク分類であるが、栄養は忘れ、グルテンフリーも忘れる食事をときたま入れることにしている。もちろん体重や体脂肪率と相談だが。 人間は存在の本源的カオスのなかに生きてはいない。生きられないのだ。人間として生存することができるためには、カオスが、認識的、存在的、行動的秩序に組み上げられていなければならない。そのような秩序づけのメカニズムが「文化」と呼ばれるものなのである。 井筒俊彦 意味の深みへ P.64 井筒さんがおっしゃるとおり、私も日々どうしようもなく喧噪(=文化)のなかに取り込ま…

  • 今日は銅版画プレスが届く。エゴの効用。

    今日の体重62.9kg、体脂肪率7.9%。63キロを目標体重としているのだが、まあ誤差範囲か。先週は飲み会が多くトレーニングができず。まあそんな週もあるだろう。 その代わりであるが、先週は結構歩いた。火曜は19000歩、水11000歩、木曜日15000歩。一日一万歩を目標としているが、超えると達成感がある。天気がよかった事もあるだろう。 新しい道を歩くことが結構楽しい。だが19000歩のときは最後はバテ気味であった。昼食を抜いているので、今度はコンビニでバナナを買うことにしたい。朝買い置きのバナナと卵が切れている。昨日は昼食にコンビニでバナナとゆで卵を買った。合計約200円。 これを高い、スー…

  • 新幹線時間と日本と海外のマスクと安全。

    どちらかというと、今まで新幹線では時間を無駄にしていた。 もちろん朝か夜かで全く違う。私はものすごい朝型であり、一番頭がさえるのは、4時起きで水を飲んで目薬を差したくらいのところだ。 一方夜はほとんど頭が朦朧としており、なにかを生み出すどころかなにかを考えることも困難だ。完全に受け身である。 コロナ前は新幹線での出張がけっこう多く、帰りに檸檬堂などを飲んでしまうと、東京ー名古屋1時間30分のうち後半は爆睡、しかし名古屋でなんとか起きなければ、と思う中途半端な爆睡、という感じが多かった。 檸檬堂はうまい。いま糖分をあまりとらないので、檸檬の酸味と炭酸とそのあとの酩酊は、安価なリラックス法となって…

  • 無常といふこと

    常なるものを見失う。 小林秀雄は「無常といふこと」でそのような事を述べている。 生きていることは一種の動物的状態であり、死して初めて「人間として確固たる形をなす」という事を言っている。 時間という概念は、現在の人間の殆ど全てが囚われている「ただの考え方」なのだろうか。それは「科学教」と同じく、現代人の宿痾なのであろうか。 「飴のように伸びる過去と未来」というような表現を小林はしている。 飴、という語を決して上品なものとして表現していない。むしろべたついて、子供っぽくて、忌々しいものだ、と言っているのだ。 スッキリと、「今」にいるしか無いのだろう。今には過去も未来も、「今」の要素の一つとして含ま…

  • iPad用キーボードを買った。

    いま新幹線に乗っている。IPAD用キーボードを購入してはじめて使っている。普段と違う配置なので少し戸惑っているがまあやっているうちに慣れてくるだろう。電車は満員だ。3人がけ席も軒並み満席である。 NOTEをIPADで書いてみようというのがテーマであるが、今のところはボチボチといったところだ。 いままでは殆どPCで書いてきた。だがIPADで書けるようになれば、書ける場所が広がるだろう。あとIPADはタッチが出来るので少し違った書き心地である。 今までは新幹線では、ワインや酎ハイを飲んでいた。高速移動中に飲むと妙に酔うという感触がある。東京名古屋でも後半は寝てしまう感じだ。勝間さんのメルマガを読ん…

  • 日本で働くということ。

    学校では、テストで評価される「評価システム」を刷り込まれる。 小学校では通知簿、中高では今なら偏差値だろうか。 それがいいと、「将来の安定の可能性が高まる」という感覚も同時に持つだろう。 だがこの「人に評価されること」はしょうもない。 まあ、そうでなければ「おまんまにくいっぱぐれる」ようなので、仕方なく「評価されつづけた」。 そのことに対するいやな感じを解消するには「趣味」だ、そういう理解であった。 主にこの世界を精神面で離脱できる「ハイファンタジー」が好きであった。あとは「動物の世界」。ドリトル先生とか。 あとは「美」であろうか。 この世のしがらみを断ち切るには「美」かな、とも思った。 おま…

  • 新聞小説を読むように小説を読む。

    今朝の体重、63.4kg、体脂肪12.1%。体重はまあまあだが少し運動不足だろうか。 東京に赴任して初めての帰宅であった。人生での出来事は全てはじめてで二度と経験しないわけであるが、そのことを意識することは重要なのだがいささか重い部分もある。なので、習慣や日常というところに縋りたくなるのが私の心境なのだが、皆さんは如何だろうか。 名古屋も東京も今日は雨模様の予報、昨日までの2日間の名古屋は大変暖かかった。東京で驚いたのはビル風。とてつもない風圧と寒さに、驚いた。10月でこの吹雪かよ、というのが感想だ。 今は新幹線野中であるが、所々で晴れ間が見える。朝の太陽は本当に気持ちがいい。 さて、読売新聞…

  • 新生活より⑧ 写真、コピー、録音。

    今日の体重63キロ、体脂肪6.8%。少し下っ腹がしまった感じがするのは、日々まあまあ歩いていることが理由か、あるいは一日3回のアブローラーのためだろうか。 会社帰りに2夜連続で個展へ行った。東京駅と日本橋のギャラリーであったが、一日目は12076歩、2日目は13056歩と1万歩を無事超えてきた。つまりはこういう動きをすれば1万歩は超えるということだ。 まあ、昼間に東御苑を全力で闊歩する、ということも必要だが、雨が降るとむつかしいかもしれない。 さて、私は生まれて例えば一期一会を感じなくなる文化装置、すなわち写真、コピー、録音に囲まれて生きてきた。 これは日々の真剣度を減退させる。いつかまた再現…

  • KINDLEで全集を買った。

    死 が あたかも 一つ の 季節 を 開い た かの よう だっ た。 堀 辰雄. 『堀辰雄全集・152作品⇒1冊』 (p.689). Tatsuo Hori Complete works. Kindle 版. キンドルで堀辰雄全集を購入した。152作品で確か100円。たぶん版権切れなのであろう。だがすべての作品が、100円で、キンドルがあればすべて見ることができたのだ。 なんというか、すごい世界になったものだ。 本であれば、絶版もある。購入に手間と熱意と空間が必要だ。それが、一挙に、無くなったのだ。 いい、とか悪い、ではない。ただ変化がある。 これは「過去も未来も、ただこの現在という永遠の一…

  • 新生活より⑦ 不忍画廊 池田俊彦さん個展に行った。

    今日の体重63.4kg、体脂肪11.1%。昨日は日本橋の不忍画廊へ池田俊彦さんの個展を見に行った。歩いて行ったので歩数合計は12076歩であった。 普通に家と会社の往復だと、5000歩いかないくらいである。今朝の片道で1700歩強。これは近い。前の家の時と同じくらいだ。 一日1万歩を確保するのは結構大変である。昨日は昼に皇居内の公園を歩いたのだが(梅林があり12月から2月まで咲くらしいのでこれは楽しみ)それが2000歩強、散歩を入れても大きく1万を切ってしまう。電車であれば一駅前で降りるという手があり、名古屋では結構やっていたが、今は電車に乗らないのでこれもできない。 ということで、いろいろ考…

  • 新生活より⑥

    井筒俊彦曰く、東洋哲学の考える自己とは、現実をも一つの層でしかない、という自覚のもと、現実と精神を含むすべてを観想的に一挙に自覚した主体性のことであるという。 P.51 井筒俊彦 意味の深みへ からの個人的理解。。 東洋哲学がそう考えるのはなぜだろう。どこかに、「現実以外のものがあり、重要である」と考えたい、というような思いがベースにあるような気がしてならない。 宗教の存在理由は、決して現世では知ることができない死後への不安を和らげることであろう。そういう安心がある、ということを言われ、それを与える、といわれることがつまりは宗教というもののはじめと終わり、なのではないかと思っている。 だがそこ…

  • リズム。新生活より⑤

    昨日夜の体重は62.4kg、体脂肪は9%くらいだったろうか。今朝は63.4kg、体脂肪10%くらいであった。 新生活でのリズムをつかむ時期だ。まずは住んでいる場所が違う。一人なので食事をどうするか。いろいろなものの位置が違う。だが基本のリズムがあり、それに新しい環境をなじませる感じだ。 会社の始まりが1時間遅くなった。家から歩いて16分だ。これだけで約1時間違う。そこをどう使うか。 先週は毎日同じルートで行きかえりしていたが、昨日と今日は少し道を変えてみた。かえてはみても、1.6キロの道である。それほど変わるわけではない。だが道にある店は当然ながら全然違う。そこが新鮮である。 同じところを何も…

  • いいわけはこわい。エゴも怖い。(新生活より④)

    いいわけはこわい。 言い訳しているのを一番聞いているのは自分である。人に対して自分のなにかをごまかそう、という気持と言葉が「いいわけ」といわれるものだ。 その気持ちと言葉が「魂に悪い」。 スポイル、ということばがある。エゴ、ということばもある。たぶんエゴは善悪を超えて「私」を存在させることを最優先するシステムのようなものだ。 なので、例えばいいわけもWELCOMEなのだ。ぐちゃぐちゃ悩むことはむしろ「悩んで生きてゆく」機能があるから。そこで精神面でしんどい、などということは知ったこっちゃない、というのがエゴの本質だろう。 エゴは宿主である個人が、健康的に生きてほしい、と思う機能はないようだ。悩…

  • 新世界より③

    さて、昨日は地理嫌いのことを書いた。 今の勤務地から昨日銀座まで行ってみた。帰りも家まで歩いてみた。 だいぶ寒くなってきたが、まだ15度くらいはある。雨も止んでいたので、試しに歩いてみて1万2千歩弱であった。これは名古屋で名古屋駅から栄往復+アルファくらいの距離感である。 土地勘が皆無なので銀座と東京駅が近いこともわかっていなかった。歩けるんだ!! なんだか新鮮であった。 手元不如意なので、銀座では知り合いの個展にお邪魔して夕食に「筋肉食堂」に行ったきりだが、帰りのお堀沿いは珍妙な掛け声をかけて走るランナー集団(これはランナーズハイを呼び込もうとしているのか?)以外に人はすくなく、ライトアップ…

  • 新世界より②

    なんとなくドボルザークの新世界よりをイメージして(笑)。 今日の体重64.3kg、体脂肪率11.3%。BMIは21なのでバランスとしては悪くないのかもしれないが、体脂肪はもうちょっと絞りたい。 だが昨日は11656歩歩けた。1万歩を超えるのはけっこう大変で、ここに行けば1万超える、というところを見つけて何も考えずに行くことがいい。 私は地理が全く頭に入らないのだが、今朝湯舟で考えていて、これはたぶんこどものころから自分でなんでも決めたい性分の所為ではないかと思い至った(自分勝手ともいう)。 地理とはつまり過去の歴史というか人々が生活するうえで決めたルールである。つまりは人の決めた場所の名称を覚…

  • 新世界より① 村上春樹さんの財産感。

    昨日は昼にカレーを食べた。上野不忍池。来たのは多分5年ぶり強であろう。前に来た時飽きるほど周遊したので足が地理を覚えていた。地理と言っても池周りと上野恩寵公園内だけだが。 東京に来て一週間が過ぎた。色々行ったり挨拶したりで慌しく過ごした。昨日は先程も写真で上げたが拙作が展示されているここ上野恩寵公園内の東京都美術館へ第89回版画展を見に来たのだ。 今回ありがたくも入選させて頂いたが、まずは臆する心を押さえて応募できたことは自分としてもよかったと思っている。専門的に学校で学んでいないと言う気持ちが負い目としてあり、それが臆する心となっている。 だが昨日のツイッターにて、ひとは自分が思うほど自分を…

  • 心のフィードバック。

    習慣というものがある。その流れに乗っかれば、早くいつもの心の状態にたどり着ける、という感じである。いわば心のショートカット。 カントは規則正しい生活で長生きしてアウトプットをキープしたという感じがする。10時に眠り、5時に起きる。7時間睡眠だ。苦学したカントは46歳でケーニヒスベルク大学の教授になり、57歳で『純粋理性批判』を書いた。一日1食だが、多くの人を招き哲学以外の話で談笑したという。午前に講義準備と講義、そのあと執筆(13時半まで)。そして有名な散歩である。 この流れに乗っていると、心が自由に動き出すのだろう。「忙中閑あり」というが、忙しいときほど閑の貴重さは実感されるし、精神も動いて…

  • 近くのスポセンに行った。

    東京で働きだして3日目。体重64kg、体脂肪率11%。 昨日は近くの公営スポーツセンターに行った。先月は2か月24時間ジムを体験し、なかなか気に入ったので引き続き、と思ったが、なにしろこのスポセンは新しい会社から歩いて3分くらいのところにある。 先月末は送別会等で毎日飲み会であったので、明らかに運動不足、ちょっと筋肉が張っているくらいが一番調子がいい(やることやった、という感じ)。 新しいジム(スポセンも一応ジムと言っておく)は、ある器具の使用勝手が微妙に違っていて、使い慣れた器具とは微妙に違ってくる。昨日のジムは設備は古いが、なかなか親切な感じがして気に入った。 一日に1万歩、という目標は、…

  • 主体的に自己を探求するとは。

    井筒俊彦「意味の深みへ 東洋哲学の水位」をすこしずつ読んでいる。 東洋文化では、「自己」を理念的あるいは概念的に理解するのではなくて、先ず哲学者たる人間が真の「自己」を自分の実在の深みにまで主体的に追及して行き、それを自ら生きるということ。 P.38より。 これまで私は、自己の追及といっても、「この世の事象のなかの私」が内在している「自己」を探ろうとするのが基本だ、という感覚を自然にもってきた。だが、井筒のいうのはそうではない。いや東洋哲学が言ってきたのだが。 学問をあくまで対象であったり、「儲けるための手段」としての義務感で行うことは面白くないし味気ない。自らが「学びたい」という構えがあれば…

  • 日本版画協会 第89回版画展に入選いたしました。

    今日付けで会社が変わった。 出勤は10月3日からとなるが、土日を休めるのはありがたい。勤務地も変更となる。まったく新しい仕事なので不安はあるが、きちんと向き合ってゆきたい。 送別会等で何度も飲む機会があったのだが、コロナで日々ほとんど酒を飲まなかった上、どうも私は酒の席では水分でも食料でも際限なくのみ食べてしまうので、それが酒であった場合はだいぶアルコール量が増えてしまう。 いままでは自身の性格もあり、仕事であれば限界まで飲む、という癖が学生時代からの流れでついていたが、やはり飲みすぎは体にこたえるし、いろいろと忘れたりということもある。 なので、飲む場合は2杯まで、ということで管理してゆきた…

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