鈴蘭台車庫で静態保存されている1929年製造の(元)デ101形デ101号車。 デ101は三田線開通に合わせて、1929年に日本車輌製造で製造されました。 全長15,440mmの半鋼製車体で、50‰を走行可能な山岳路線用車両です。 有名な箱根登山鉄道モハ2形(1927年製)、阪堺電気軌道モ161形(1928年製)、一畑電車デハニ50形(1928年製)とほぼ同世代ということで、非常に貴重な車両であることが分かります。 デ101形は1971年に全廃されましたが、デ101号車だけは解体を免れ、鈴蘭台車庫で構内入替車として余生を過ごしてきました。 1983年には大規模修繕工事が実施