忖度しない、飲み会お断り、人事評価を気にしない…空気を読むことを拒絶しつづけ平成を生き抜いた会社員。僕だから書けること。
高校中退、大学入学資格検定(現在の「高等学校卒業程度認定試験」)を経て私立大学へ。現在 外資系人材関連会社の総務部に勤務。既婚。郊外の集合住宅に妻と二人で暮らしています。宅建士試験、行政書士試験合格。英検1級。TOEIC 935点。JTFほんやく検定2級。
少し古い写真であるけれど、山へ行く前の日、お弁当に音楽を聴かせているところである。(山へ行くときは栄養のバランスよりも登山時に消費される糖と塩分を十分に補給…
童話「モモ」の作者として知られるドイツの児童文学作家 ミヒャエル・エンデにはこんなエピソードがある。第二次大戦後、物資不足と混乱がつづくドイツで 新しい通貨…
上の写真は いずれも 音楽の世界ではジャンルを問わずよく使われるパーカッションである。いずれも、もともとはキューバの民族楽器なのだそうだ。こまったことに僕に…
オラファー・エリアソン ときに川は橋となる 展 東京都現代美術館
《ビューティー》 1993年 東京都現代美術館で開催されている デンマーク生まれのアーティスト、 オラファー・エリアソンの展示を見てきました。 ※もともと3…
千葉市美術館で 2020年9月6日 (日)まで開催中の 「帰ってきた! どうぶつ大行進」 を見てきたのでレポートします。動物が描かれた絵画をまとめて展示する…
いちばん長く、いちばんたくさん繰り返し繰り返し聴いている日本人歌手は 山下達郎になるのかなぁ。 1980年代~90年代の山下達郎の 声や、曲や、サウンドが好…
人が病気になったり、バランスをくずし調子が悪くなったりするのと同じように、 「家族」というものも、ときには病んだり、調子がわるくなったりする、けれど、いっし…
ブラック/ジョアン・ミロ/ポロック 20世紀以降の絵画 国立西洋美術館の常設展示⑥
現代絵画は、「なるべく近寄って見る」のがいいと僕は思う。 どこの美術館でも現代絵画は、ウィンドウの中ではなくキャンバスが直接 壁にかかっていることが多い。だ…
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
バッハ平均律をグスタフ・レオンハルトのチェンバロで。 チェンバロのさわやかな音が夏の休日にはいい。 平均律の中でも 僕が特に好きな曲は 1巻では、 17番 …
三軒茶屋めし。第3回。 ハンバーグとかポークソテーとかスパゲティとかエビフライとか、ふつうのものがふつうに美味しい昔ながらの洋食屋さんをご紹介する。 思えば…
デュフィ/ヴラマンク/ルオー フォーヴィスムと表現主義 国立西洋美術館の常設展示⑤
今日のタイトルに入れた、デュフィ、ヴラマンク、ルオー、は僕のいちばん好きな画家に含まれる。 なぜ好きなのだろう? どういうところが好きなのだろう? と、自…
モロー/ドニ/シニャック/セガンティーニ 印象主義・象徴主義 国立西洋美術館の常設展示④
今回 僕のおしゃべりは抜きにして 画像を眺めていっていただければと思います。 セザンヌ、モネ、モーリス・ドニ、ギュスターヴ・モロー、ゴーギャン、セガンティ…
ドラクロワ/ミレー/コロー/クールベ ロマン主義・写実主義 国立西洋美術館の常設展示③
社会人になってから数年め、両親を北海道旅行へ連れて行った。僕も人なみに親孝行をしたつもりになって自己満足したかったのだと思う。小樽でオルゴール美術館やガラス…
コインランドリーで人間観察( and 90年代のコインランドリー追想)
雨つづきで洗濯物が乾かないので近所のコインライドリーへ足しげく通っている。最近、コインランドリーで僕と同世代あるいは僕よりも年配の男性を見かけることがしだい…
ルーベンス/クロード・ロラン/フラゴナール バロック・ロココ 国立西洋美術館の常設展示②
童話 「フランダースの犬」 の主人公ネロはルーベンスが描いた祭壇画を見ることを切望するのだけれど、それには高額の観覧料が必要で、貧乏なネロは見ることができな…
アラサー、アラフォー、アラフィフ、アラカン、アラ古希…はて?80歳前後、90歳前後は何ていうのかしら?… どうやら今のところ広く通用している言葉はまだ存在し…
母親が美容整形にはまり込んで、自分のことでせいいっぱいになってしまい、思春期の娘と向き合えない、 というか、思春期の娘と向き合う難しさから逃れるために、美容…
ティツィアーノ/クラーナハ/エル・グレコ ルネサンス絵画の部屋 国立西洋美術館の常設展示
長年の間、僕はある空想を抱きつづけている。それはだいたい こんなものだ。僕が歩いてゆく道、僕が行く場所、僕が経験すること、それらのすべてにおいて、僕の先を行…
久保田利伸 を最初に聴いたのは高校生のときだったけれど、その後僕は洋楽ばかり聴くようになって 日本の J-POPからしばらく離れた。 アラフォーからアラフィ…
石焼きビビンバが食べたくなったのでオムニ食堂へ。 ここは 「家庭料理風」を謳うが、「大衆食堂風」というか屋台風でもある。 高級品が似合わない僕にとって、こう…
小学校卒業レベルの教養がない、中学校卒業レベルの教養がない人がたくさんいる、そして増えているように思う、僕にはそれがとても怖い、恐ろしい。教養というのは 知…
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 小澤征爾指揮 ボストン交響楽団
レスピーギ作曲 リュートのための古風な舞曲とアリア 全曲 ジャケットの表紙には ボストン交響楽団の常任指揮者に就任して間もない 40歳の小澤征爾さんの写真。…
個包装されていない不織布マスクの予備を持ち歩くとき私はこれに入れています。 無印良品ポリエステルダブルファスナーケース・M590円(消費税込み) 横幅が…
上の写真は 都内にある某・公共施設の男子トイレである。 地上7階にあるこのトイレには大きな窓があって展望台のようである。 よく晴れた日には はるか箱根、丹沢…
他の家族は知らないと思っているあなたの秘密を 実はぜんぶ知られているかも知れない。 あなたの連れ合いや、あなたの親や、あなたの子どもたちのことを あなたはだ…
ボランティア先でのことである。その日の活動を終えて僕は日誌の記入をしていた。別の机を囲んで高校生数名と若手の女性支援員とで会話が盛り上がっている。高校生のう…
僕は 他の人からその人の考えを押しつけられることが大嫌いである。ところが、自分の過去をふりかえってみると、これまでにずいぶん他の人に僕自身の考えを押しつけて…
読者のみなさま いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。このたび ブログテーマの一部を再編し、これまで「エッセイ/ショートショート」に分類してい…
神様のカルテシリーズ、再読 です。 夏目漱石調の文体に好みが分かれる、と言いますが、奥行きと軽快さを合わせもった夏川草介の文体が僕は好きです。 時として重い…
2年前から学習支援ボランティアの一員として、また昨年の保育士試験合格後は さまざまな講習会や交流会等のイベントを通して、現代の子どもついて知り、考える機会を…
日曜日の午後は イギリスの声楽アンサンブル 「タリススコラーズ」 の演奏で 16世紀の音楽を聴いた。 こういうアカペラの多声音楽、 たまに聴きたくなる。 や…
僕は たぶん モラトリアムおじさん なのだろう。僕の身体は いやおうなしにアラフォーからアラフィフへ向かっている。ところが内面のほうは40歳少し手前、つまり…
三軒茶屋めし。TEN FINGERS BURGER (ハンバーガー)
TEN FINGERS BURGER は 茶沢通りを下北沢方向へ50メートルほど進み 西友の手前の角にあります。 今日は アボガドチーズ の 8フィンガー…
シューベルトの歌曲「野ばら」は、中学・高校の音楽授業でもよくとりあげられ、おそらく日本で最も広く知られたドイツリートの一つではないかと思う。「野ばら」の日本…
マーラー: 交響曲 第6番「悲劇的」/エリアフ・インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団
以前 僕はこのブログで クラシック音楽は ただぼけーっと響きに身をまかせてきけばいいんだという趣旨のことを書いた。けれども 中には そういうふうに聞くのが難…
人魚=mermeid は、昔 ポルトガルの海賊が ジュゴンを見間違えたのであろう、というのが定説となっているようである。もっとも、実際にジュゴンという海生哺…
僕の本名はとても画数が多い。僕の名は父親が何ヶ月にもわたる千思万考のすえに付けてくれたもので、なんでも父の郷里で敬愛されている偉人と、曾祖父が座右の銘として…
僕はよく田んぼや畑などの田園風景、牧場、そして漁港などの風景を写真に撮っている。畑、牧場、漁港…これらの場所はそれぞれ特有のにおいがする。畑に行けば堆肥のに…
そのとき僕は某地の病院ロビーで人を待っていた。 扇型に並べられた合皮張りの長椅子の前にはかなり大型の液晶テレビが置かれ、Eテレの 「日曜美術館」 をやってい…
伊丹市立サンシティホールのオルガンこれ以外の写真は 本文内容とは直接の関係がありません。 今回の記事は 以下の報道をもとに書いています。「大型パイプオルガン…
昭和の末まで 街のあちらこちらに「○○模型店」と看板を出す店がそこかしこにあった。僕が小学生だった頃、家から歩いて行ける距離には3件の模型屋さんがあり、ここ…
レクイエムっていうと モーツァルトのがいちばん有名なのだろうか? 僕はモーツァルトのレクイエムも好きである。 けれど、僕にとって、酒を飲みながら聴くには、フ…
映画「ギルバート・グレイプ」の中で、ギルバートの弟アーニーの誕生会の段取りを家族であれやこれや出案する場面がある。その場で、母親がおもむろに言う。「ベーコン…
バッハの音楽は落ち着く。チェロの音も落ち着く。したがってバッハ+チェロはものすごーく落ち着く。そして、楽器一丁で独りとつとつと語りかける音楽というのは、まる…
パウル・クレー Paul Klee (アーティゾン美術館へ行ってきた。3)
ブリヂストン美術館から「アーティゾン美術館」へと名称もあらたにリニューアルオープンしたのと同時に、日本有数のパウル・クレー コレクションが加わったという。前…
7月3日付け 前回記事 (アーティゾン美術館へ行ってきた。) に続いて 同館で開かれている別の展覧会を見て感じたこと、思ったことを書かせてください。 『アー…
先日、アーティゾン美術館(東京都中央区京橋)で同時開催されている三つの展覧会を見てきました。今回の記事ではその中のひとつ、「ジャム・セッション 石橋財団コレ…
カズオ・イシグロ作「日の名残り」を読みました。 長年 名家の執事をつとめてきた男性が 来し方を淡々と語る 小説です。 土屋政雄氏の翻訳がとてもよく、読みやす…
早足で歩いてきたせいで僕は少しばかり息を切らしていた。椅子を引いて腰かけながら無意識に「どっこいしょ…」と声が出た。ある夏の終わり外出先からオフィスに戻った…
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