『証券口座乗っ取り詐欺』を行う 詐欺グループは,まだまだあきらめていません.ご興味のある方はご覧ください.
糖尿病一歩手前の状態と気づいたのをきっかけに,糖尿病そのものを研究することにしました.調べたこと・考えたことを独自の視点で整理しています.
Ahlqvist博士の提案した『2型糖尿病は4つのそれぞれ異なる病気に分類されるべきだ』という提案は,当初 異論や反論が出たものの,それらはことごとく論破されて,しかもスウェーデン以外の多くの国・人種で検証した結果が続々と出そろうと,むしろ
日本に限らず,世界の糖尿病患者は,医者から『あなたは糖尿病です』と告げられる時,その根拠は診断時の血糖値やHbA1cです.WHOの糖尿病診断基準でそうなっているからです.『あなたのインスリン値(IRI)はXXだから,糖尿病だ』と言われる人は
スウェーデンのAhlqvist博士の提唱した糖尿病の新分類は,従来2型糖尿病とひとくくりにされていたものが,実は4種類の異なる病気であることを示しました.特にその中の一つ,SIRD(=重度インスリン抵抗性糖尿病)を呈する人は,従来の『糖尿病
『従来の2型糖尿病は,実は4種類の異なる糖尿病を混同していたものであり,それぞれ 病態も合併症リスクも異なる』という,スウェーデンのAhlqvist博士の新説は,日本ではほとんど注目されていませんが,欧米では この説にそった国際的な共同研究
何が決定要因なのかAhlqvist博士は2018年に従来の1型・2型などではなく, それぞれ特徴の異なる5種類の糖尿病に分類することを提案しました.The Lancet Vol.6(5) p361-369, 2018これら5種類の糖尿病は,
ドイツのZaharia博士らが, Ahlqvist博士の提案する糖尿病の新分類を検証したところ;糖尿病と診断された時点,およびそれから5年後に,それぞれ分類したところ,大半の患者は最初の分類のままであった.Ahlqvist分類で SIRD(
スウェーデンのAhlqvist博士の提案した『2型糖尿病は4つの異なる病気に分類できる』という主張に対して,大別して2つの異議・異論が出されました.異論1は英国のDennis教授をはじめとする臨床医学専門家は,2型糖尿病の症状は多彩であり,
Ahlqvist博士はスウェーデン/Scania県の全住民の糖尿病登録データを解析して,2型糖尿病というものは存在せず,実は 以下のように相互に異なる4つの病気(★)に分かれることを示しました.SIDD:重度インスリン分泌不全糖尿病SIRD
Dennis博士は『Ahlqvist分類よりも,発症年齢・BMI・HbA1cなど従来の治療指標にしたがって治療する方が,実際の効果があがる』という主張を論文発表しました.この指摘に対して Ahlqvist博士はCorrespondenceで
Ahlqvist博士の提案する『2型糖尿病の新分類』に対して,コメントではなく論文で強力な異論を出した人がいます.異論1:従来の『2型糖尿病』で十把一絡げも問題だが,糖尿病患者の病態は 一人一人違うのだから,4つのパターンにひっくるめてしま
2018年にAhlqvist博士が発表した論文で,『従来の2型糖尿病と呼ばれている病気は,実は4種の相互に異なる別の病気が含まれている』という主張は,発表直後から論議を呼びました.それらは 発表論文に対するCorrespondense,つま
医学論文に限りませんが,私は『我が意を得たり』と思うような論文であっても,必ずそれに反対意見を述べている論文を探して,両者を読み比べることにしています.どちらが正しいのか判断できることもありますし,どちらも正しく思えてわからなくなることもあ
Ahlqvist博士の提案した2型糖尿病の新分類は斬新なものでしたが,かといって 突飛なものでもありませんでした.世界の多くの糖尿病医学者であれば,『やはりそうか』と納得のいくものでした.漏れのないデータベース博士がこの説を提案するのに用い
高品質のデータ日本は先進国の中でも医療水準は高いと言われます. たしかにそうでしょう. しかも国民皆保険制度のおかげで,非常に高度・高価な治療法であっても,保険が適用されます.こんな国は世界で日本だけです(*).(*)英国では,誰でも大病院
コロンブスの卵(C) マキマキカンパニー さん前回記事では,Ahlqvist博士が提唱した糖尿病の新分類は,HbA1cなどの指標を『数値に基づいて分類した』のではなく,先入観を排除して,ただ『似た者同士』のグループに分けただけなのに,それぞ
「ブログリーダー」を活用して、しらねのぞるばさんをフォローしませんか?
『証券口座乗っ取り詐欺』を行う 詐欺グループは,まだまだあきらめていません.ご興味のある方はご覧ください.
そろそろ梅雨空が復活しそうなので,恒例のカビ退治を行いました.ご興味のある方はご覧ください.
JAZZといっても,音楽ではありません.ご興味のある方はご覧ください.
岡山名物の「えびめし」を見て 驚きました.ご興味のある方はご覧ください.
前回記事で,『2型糖尿病とは,実は複数の異なる病気の総称にすぎない』という スウェーデンのAhlqvist博士の説が有力になってきたことを紹介しました.そして Ahlqvist博士は『異なる病気には,同じ治療法ではなく,それぞれの合併症リス...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です】学会初日の午前は【シンポジウム7 糖尿病診療における人工知能およびデジタル医療の展望】を聞いておりました.このシンポジウムの最後の2題は...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です】ぞるばは数学が苦手です. なので,工学部に進学する時も 物理系の学部ではなく,化学系を選んだのですが,量子化学の教科書を見た時には..絶...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です 】第68回日本糖尿病学会 年次学術集会の感想記事です.川崎医大の神田英一郎先生による シンポジウム7:『糖尿病診療における人工知能および...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です. 】2025/05/29-31に岡山市で開催された 第68回日本糖尿病学会 年次学術集会に野次馬参加してきました. 奉還町商店街のお好み...
第68回 日本糖尿病学会への野次馬参加して 戻ってまいりました.ご興味のある方はご覧ください.
岡山で開催される 第68回 日本糖尿病学会に野次馬参加しますので,しばし休載します.学会最終日 5/31の午後,岡山コンベンションセンター3Fで開催される 患者と学会との対話イベントに 皆さま奮ってご参加ください.受付は 同センター2F,入...
目立つファッションをキメて 注目を浴びたい!! これは昔も今も変わりません.ご興味のある方はご覧ください.
証券会社へのなりすましアクセスが続いています. 口座の現金を盗み取るのではなくて,株の売買権限を「盗む」のです.ご興味のある方はご覧ください.
人間ですから,正しく判断できることもあれば,間違えることもあります. しかし,間違えたこと自体は問題ではありません. 問題は その後です.ご興味のある方はご覧ください.
食い物の恨みは恐ろしいのです.ご興味のある方はご覧ください.
4月頃から,都心に出かけて帰宅すると,翌日から 喉が痛くなり,クシャミ・咳が止まらないということが何度かありました.新型コロナに感染?と疑ったのですが,熱は出ていません.過去何度か新型コロナに感染したと思われる時に経験した,あの突き刺される...
岡山での第68回日本糖尿病学会 年次学術集会の予習中です.注目のシンポジウム19『糖尿病診療ガイドライン2024に基づく最新の食事療法のエビデンスと指導法』では,大妻女子大の青江先生がこういう講演をされます.青江先生の講演は初めて聞きますが...
第68回 日本糖尿病学会年次学術集会で予定されている発表の抄録集を読んでいたら,『おや?』と思う報告がありました.YIAとは.日本糖尿病学会が若手研究者(Young Investigator)を支援する奨励賞(Award)のことです.メトホ...
今月29日から岡山市で開催される第68回日本糖尿病学会 年次学術集会参加に備えて,岡山市内のお好み焼き店の事前調査と,抄録集の熟読に取り組んでおります.というのも今回の学会では,4本の特別講演・シンポジウム(41本もあります)の内から,最大...
今月 岡山で開催される第68回日本糖尿病学会 年次学術集会の 講演/発表 抄録集が閲覧可能になりました.年次学術集会 「抄録集」 閲覧について参加登録済みでないと閲覧できないので,とりあえず登録を済ませて 事前予習がてら ざっと眺めていると...
週明けには 再び 故郷の空き家で遺品整理を行うべく,関西に行って参ります. ブログは本館・別館とも しばらくお休みさせていただきます. 誰も住んでいない家,しかし 子供の頃から育ってきたこの家で,黙々と整理をしていると 何気ないものにふと昔
今回の第67回日本糖尿病学会では,会長特別企画の『糖尿病とともに生活する人々の声をきく』参加を最優先したため,シンポジウムや症例報告(口演,ポスター)は ほとんど参加できませんでした. とはいえ,以前から注目しているイメグリミンには興味があ
こんな複雑な仕事は 人間でなければできない. しかも 単に複雑というだけでなく,専門知識も必要だし,一つ間違えば人命にかかわる医療業務だ.だから私のこの仕事は コンピュータにはできっこない そう思っていませんか? しかし,最近のAIの登場に
日本全国には,発見されたものだけでも 約16万基の古墳があります. これは全国のコンビニの3倍近い数です. 古墳を訪れてみればわかりますが,どの古墳も 多大の労力と時間をかけて築造されたことがわかります. ...なのですが,どうにも腑におち
日本糖尿病学会の年次学術集会で同時開催される教育講演とは,糖尿病専門医(あるいは専門医をめざす医師)を対象に,明日からすぐに役立つ 糖尿病の臨床知識を基礎から体系的に丁寧に解説してくれるものです. 今回も 20本の教育講演が行われており,6
奈良での鉄道移動は,圧倒的に近鉄が便利です. しかし,観光目的ならそうとも限りません.さらに 古墳巡りが目当てとなれば,もう絶対にJR線が便利です. ご興味のある方はご覧ください.
日本糖尿病学会は,『糖尿病診療ガイドライン 2019』に続いて,その改訂版である『糖尿病診療ガイドライン 2024(以下 GL-2024)』を発行しました. GL-2024は,書籍として購入すると 4,950円ですが,太っ腹なことに 現時点
若い頃に ふと浮かんだ疑問を いつまで経っても解明できない,そういうことはありませんか? ご興味のある方はご覧ください.
【この記事は 第67回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】 患者の生の声を聞きました 5月に行われた 第67
第67回 日本糖尿病学会 年次学術集会は 5/17-19の会場開催(於: 東洋国際フォーラム他)が終了し,現在は WEB配信のみとなっています.参加登録済みの人は,ID/PWを入力すれば視聴できます. しばらく様子を見ていましたが,当初のア
3日間にわたり 患者の声を直接聞くというこの企画に; 糖尿病とともに生活する人々の声をきく 1. 何が、私たちをそれほどまでに悩ませるのか?(5/17) 2. 社会・生活の中で当事者が感じている課題とは?(5/18) 3. 私たちが願う新し
本日午前も,この新企画に参加してきました. 糖尿病とともに生活する人々の声をきく 社会・生活の中で当事者が感じている課題とは? まだ読み書きも教わっていないうちから インスリン注射を始め,周囲の心ない言葉や偏見に傷つき 挫折しそうになり
非常に有意義な一日でした. 特に会長特別企画2の; 糖尿病とともに生活する人々の声をきく 何が、私たちをそれほどまでに悩ませるのか? はすばらしいものでした.『内容は非公開』というルールですので,ここでは述べませんが, Nothing Ab
明日から東京で開催される第67回 日本糖尿病学会 年次学術集会を野次馬見物してきます.会場で 左利きの アヤシイ爺さんを見かけても そっとしておいてあげてください. で,この3日間のプログラムを 朝から つらつら眺めているのですが,今大会は
加入する時は クリック一発で利用開始できる サブスクサービスも,いざ契約解除しようとすると,特に本人ではなく 故人の遺族が解除しようとすると実に面倒です.さらに 私は兄の遺族ではあっても,相続人ではないので,さらにややこしいです. ご興味の
3年前の記事ですが, 『日本糖尿病学会は 2019年に診療ガイドラインを改訂して,糖尿病の食事療法は 患者ひとひりひとりごとに個別化すべきだ,という方針を打ち出した. 果たしてこの新方針は,一般クリニックでの栄養指導・食事指導に反映されてい
久しぶりに 読書と文献三昧しております. ご興味のある方はご覧ください.
事前アナウンスでは「2024年秋頃」とされていましたが,『糖尿病診療ガイドライン 2024』が 5/23に発売されるようです. 糖尿病診療ガイドラインは 前回の発行が2019年でしたから,5年ぶりの改訂となります.前回打ち出した『糖尿病の食
我が家の屋根には太陽電池が載っています.しかしそれだけでは役にたたないことも多いので,十分な容量の蓄電池も設置しています. だからといって,ぞるばが「地球温暖化を憂える環境保護意識高い系」なのではありません. ご興味のある方はご覧ください.
5/17から開催される 第67回日本糖尿病学会 年次学術集会の 講演・発表 抄録が閲覧可能になっています. ただし 閲覧できるのは参加登録を済ませた人のみです. 前回記事でも述べた通り,今学会は 糖尿病基礎研究にかかるシンポジウムが多数行わ