逆走事故が相次いでいます. しかし,ITを活用すれば,逆走はかなり防止できるのではないでしょうか?ご興味のある方はご覧ください.
糖尿病一歩手前の状態と気づいたのをきっかけに,糖尿病そのものを研究することにしました.調べたこと・考えたことを独自の視点で整理しています.
食事療法の迷走[25] 2002年 食品交換表 第6版に改訂
食品交換表 第6版2002年に食品交換表は第5版から第6版に改訂されました.(C)日本糖尿病学会第5版から第6版への変更点は ごくわずかで3箇所だけです.ただし そのうち2箇所は,本質的な変更ではありません.1つは,2001年に『日本食品標
1993年に『日本食は理想の健康食』を前提として,食品交換表第5版が発行されました.しかし その翌年 米国糖尿病学会が『万人に共通した栄養素比率など存在しない』と声明を出して,『あれれ?』となりました.その後 日本糖尿病学会はどうしたのか,
食事療法の迷走[23] 米国『炭水化物比率の指定はやめた』日本『ええっ?』
すべての日本人は炭水化物60%を守らなければならない1986年に米国糖尿病学会(ADA)は,食事ガイドライン "Nutritional Recommendations and Principles for Individuals
Japan as No.1敗戦の焼け跡から高度成長が始まり,年ごとに暮らしが豊かになっていった日本にとって,マクガバン・レポートと相前後して出版された Ezra Vogelの "Japan as Number One"は
日本人よりもはるかに心疾患死亡率の高い欧米で,各国の糖尿病学会が『糖尿病の食事療法では低脂質・高糖質の方が安全なのではないか』という方向に一斉に傾斜し始めたのが1980年代前半の動きでした. 日本糖尿病学会は,最初の頃は冷静だったのですが,
食事療法の迷走[20] 揺れる日本糖尿病学会『これでいいのか?』
(C) 原へりな さんマクガバン・レポートは,その科学的根拠が批判されたにもかかわらず,1980年代になると『米国食事ガイドライン』『米国糖尿病学会食事療法ガイドライン』に『高糖質・低脂質食の推奨』という形で浸透していきました.しかし,この
米国糖尿病学会(ADA)が1979年に発行した糖尿病食事療法ガイドラインで,根拠を明示せずに『一般論として脂質を控えた方がよい』と書いたことに,当然ながら 【異議あり!】が続出しました.そのもっとも強烈な例がこれです.欧州糖尿病学会誌 Di
反対者が続出したとはいえ,マクガバン・レポートの提言は米国糖尿病学会(American Diabetes Association = ADA)に大きな影響を与えました.マクガバン・レポートに多数引用された当時の文献では,ただでさえ高い米国人
『米国人の食事は脂質過剰であり,それが心疾患増加の原因になっている』と訴えて マクガバン上院議員は特別調査委員会報告書(=マクガバン・レポート)を議会に提出しました.マクガバン議員は,これを米国人の食事基準として法案(Act)にまで持ってい
食事療法の迷走[16]マクガバン・レポートは日本食を絶賛した?(3)
前回は,マクガバン・レポートの第1版・第2版 報告書で,日本という単語("Japan" 又は "Japanese")が登場する箇所を検索してみました.今回は,その第2版報告書に参考として添付された『補
食事療法の迷走[15]マクガバン・レポートは日本食を絶賛した?(2)
マクガバン・レポートは『日本の,それも江戸時代・元禄期の日本食が理想的な食事だと結論した.』というのはデマであると書いた,この記事について;マクガバン・レポートでは,日本の食事が心疾患の低い原因だと評価していますというご指摘をいただいた件の
食事療法の迷走[14]マクガバン・レポートは日本食を絶賛した?(1)
前回までの記事で,『マクガバン・レポートが日本の,特に江戸時代・元禄期の日本食を理想的と評価した』というのはデマであると書きましたが,これについてマクガバン・レポートでは,日本の食事が心疾患の低い原因だと評価していますというご指摘が届いてお
マクガバン議員が,当時の米国人の平均的な食事から見れば,『大幅に脂質を減らして,糖質の摂取を増やす』よう提案した,その動機は何だったのでしょうか?それは当時 議員(及びそのスタッフ)の手元に集まった資料を見れば明らかです.おそらく議員はこの
マクガバン・レポートの風前記事で,第5版の食品交換表が それまでの路線から正反対に豹変したのは,米国からの風であったと書きました.その起点が,1977年に米国 上院 特別調査委員会から出された"Dietary Goals for
第5版を生んだ背景食品交換表は,初版から第4版までは,「1,200kcalまでは基礎食として炭水化物/脂質/蛋白質の摂取量を指定. それ以上は付加食で患者の自由」であったのに.第5版からは箸の上げ下ろし,いや,「カロリー・栄養素構成のすべて
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逆走事故が相次いでいます. しかし,ITを活用すれば,逆走はかなり防止できるのではないでしょうか?ご興味のある方はご覧ください.
『証券口座乗っ取り詐欺』を行う 詐欺グループは,まだまだあきらめていません.ご興味のある方はご覧ください.
そろそろ梅雨空が復活しそうなので,恒例のカビ退治を行いました.ご興味のある方はご覧ください.
JAZZといっても,音楽ではありません.ご興味のある方はご覧ください.
岡山名物の「えびめし」を見て 驚きました.ご興味のある方はご覧ください.
前回記事で,『2型糖尿病とは,実は複数の異なる病気の総称にすぎない』という スウェーデンのAhlqvist博士の説が有力になってきたことを紹介しました.そして Ahlqvist博士は『異なる病気には,同じ治療法ではなく,それぞれの合併症リス...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です】学会初日の午前は【シンポジウム7 糖尿病診療における人工知能およびデジタル医療の展望】を聞いておりました.このシンポジウムの最後の2題は...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です】ぞるばは数学が苦手です. なので,工学部に進学する時も 物理系の学部ではなく,化学系を選んだのですが,量子化学の教科書を見た時には..絶...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です 】第68回日本糖尿病学会 年次学術集会の感想記事です.川崎医大の神田英一郎先生による シンポジウム7:『糖尿病診療における人工知能および...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です. 】2025/05/29-31に岡山市で開催された 第68回日本糖尿病学会 年次学術集会に野次馬参加してきました. 奉還町商店街のお好み...
第68回 日本糖尿病学会への野次馬参加して 戻ってまいりました.ご興味のある方はご覧ください.
岡山で開催される 第68回 日本糖尿病学会に野次馬参加しますので,しばし休載します.学会最終日 5/31の午後,岡山コンベンションセンター3Fで開催される 患者と学会との対話イベントに 皆さま奮ってご参加ください.受付は 同センター2F,入...
目立つファッションをキメて 注目を浴びたい!! これは昔も今も変わりません.ご興味のある方はご覧ください.
証券会社へのなりすましアクセスが続いています. 口座の現金を盗み取るのではなくて,株の売買権限を「盗む」のです.ご興味のある方はご覧ください.
人間ですから,正しく判断できることもあれば,間違えることもあります. しかし,間違えたこと自体は問題ではありません. 問題は その後です.ご興味のある方はご覧ください.
食い物の恨みは恐ろしいのです.ご興味のある方はご覧ください.
4月頃から,都心に出かけて帰宅すると,翌日から 喉が痛くなり,クシャミ・咳が止まらないということが何度かありました.新型コロナに感染?と疑ったのですが,熱は出ていません.過去何度か新型コロナに感染したと思われる時に経験した,あの突き刺される...
岡山での第68回日本糖尿病学会 年次学術集会の予習中です.注目のシンポジウム19『糖尿病診療ガイドライン2024に基づく最新の食事療法のエビデンスと指導法』では,大妻女子大の青江先生がこういう講演をされます.青江先生の講演は初めて聞きますが...
第68回 日本糖尿病学会年次学術集会で予定されている発表の抄録集を読んでいたら,『おや?』と思う報告がありました.YIAとは.日本糖尿病学会が若手研究者(Young Investigator)を支援する奨励賞(Award)のことです.メトホ...
今月29日から岡山市で開催される第68回日本糖尿病学会 年次学術集会参加に備えて,岡山市内のお好み焼き店の事前調査と,抄録集の熟読に取り組んでおります.というのも今回の学会では,4本の特別講演・シンポジウム(41本もあります)の内から,最大...
週明けには 再び 故郷の空き家で遺品整理を行うべく,関西に行って参ります. ブログは本館・別館とも しばらくお休みさせていただきます. 誰も住んでいない家,しかし 子供の頃から育ってきたこの家で,黙々と整理をしていると 何気ないものにふと昔
今回の第67回日本糖尿病学会では,会長特別企画の『糖尿病とともに生活する人々の声をきく』参加を最優先したため,シンポジウムや症例報告(口演,ポスター)は ほとんど参加できませんでした. とはいえ,以前から注目しているイメグリミンには興味があ
こんな複雑な仕事は 人間でなければできない. しかも 単に複雑というだけでなく,専門知識も必要だし,一つ間違えば人命にかかわる医療業務だ.だから私のこの仕事は コンピュータにはできっこない そう思っていませんか? しかし,最近のAIの登場に
日本全国には,発見されたものだけでも 約16万基の古墳があります. これは全国のコンビニの3倍近い数です. 古墳を訪れてみればわかりますが,どの古墳も 多大の労力と時間をかけて築造されたことがわかります. ...なのですが,どうにも腑におち
日本糖尿病学会の年次学術集会で同時開催される教育講演とは,糖尿病専門医(あるいは専門医をめざす医師)を対象に,明日からすぐに役立つ 糖尿病の臨床知識を基礎から体系的に丁寧に解説してくれるものです. 今回も 20本の教育講演が行われており,6
奈良での鉄道移動は,圧倒的に近鉄が便利です. しかし,観光目的ならそうとも限りません.さらに 古墳巡りが目当てとなれば,もう絶対にJR線が便利です. ご興味のある方はご覧ください.
日本糖尿病学会は,『糖尿病診療ガイドライン 2019』に続いて,その改訂版である『糖尿病診療ガイドライン 2024(以下 GL-2024)』を発行しました. GL-2024は,書籍として購入すると 4,950円ですが,太っ腹なことに 現時点
若い頃に ふと浮かんだ疑問を いつまで経っても解明できない,そういうことはありませんか? ご興味のある方はご覧ください.
【この記事は 第67回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】 患者の生の声を聞きました 5月に行われた 第67
第67回 日本糖尿病学会 年次学術集会は 5/17-19の会場開催(於: 東洋国際フォーラム他)が終了し,現在は WEB配信のみとなっています.参加登録済みの人は,ID/PWを入力すれば視聴できます. しばらく様子を見ていましたが,当初のア
3日間にわたり 患者の声を直接聞くというこの企画に; 糖尿病とともに生活する人々の声をきく 1. 何が、私たちをそれほどまでに悩ませるのか?(5/17) 2. 社会・生活の中で当事者が感じている課題とは?(5/18) 3. 私たちが願う新し
本日午前も,この新企画に参加してきました. 糖尿病とともに生活する人々の声をきく 社会・生活の中で当事者が感じている課題とは? まだ読み書きも教わっていないうちから インスリン注射を始め,周囲の心ない言葉や偏見に傷つき 挫折しそうになり
非常に有意義な一日でした. 特に会長特別企画2の; 糖尿病とともに生活する人々の声をきく 何が、私たちをそれほどまでに悩ませるのか? はすばらしいものでした.『内容は非公開』というルールですので,ここでは述べませんが, Nothing Ab
明日から東京で開催される第67回 日本糖尿病学会 年次学術集会を野次馬見物してきます.会場で 左利きの アヤシイ爺さんを見かけても そっとしておいてあげてください. で,この3日間のプログラムを 朝から つらつら眺めているのですが,今大会は
加入する時は クリック一発で利用開始できる サブスクサービスも,いざ契約解除しようとすると,特に本人ではなく 故人の遺族が解除しようとすると実に面倒です.さらに 私は兄の遺族ではあっても,相続人ではないので,さらにややこしいです. ご興味の
3年前の記事ですが, 『日本糖尿病学会は 2019年に診療ガイドラインを改訂して,糖尿病の食事療法は 患者ひとひりひとりごとに個別化すべきだ,という方針を打ち出した. 果たしてこの新方針は,一般クリニックでの栄養指導・食事指導に反映されてい
久しぶりに 読書と文献三昧しております. ご興味のある方はご覧ください.
事前アナウンスでは「2024年秋頃」とされていましたが,『糖尿病診療ガイドライン 2024』が 5/23に発売されるようです. 糖尿病診療ガイドラインは 前回の発行が2019年でしたから,5年ぶりの改訂となります.前回打ち出した『糖尿病の食
我が家の屋根には太陽電池が載っています.しかしそれだけでは役にたたないことも多いので,十分な容量の蓄電池も設置しています. だからといって,ぞるばが「地球温暖化を憂える環境保護意識高い系」なのではありません. ご興味のある方はご覧ください.
5/17から開催される 第67回日本糖尿病学会 年次学術集会の 講演・発表 抄録が閲覧可能になっています. ただし 閲覧できるのは参加登録を済ませた人のみです. 前回記事でも述べた通り,今学会は 糖尿病基礎研究にかかるシンポジウムが多数行わ