逆走事故が相次いでいます. しかし,ITを活用すれば,逆走はかなり防止できるのではないでしょうか?ご興味のある方はご覧ください.
糖尿病一歩手前の状態と気づいたのをきっかけに,糖尿病そのものを研究することにしました.調べたこと・考えたことを独自の視点で整理しています.
2013年 食品交換表 第7版2013年に『食品交換表 第7版』が発行されました.前回の第6版が2002年でしたから,11年ぶりの改訂です.現在 使われているのは,この第7版です.(C) 日本糖尿病学会変更点は第6版と第7版とを見比べると,
2013年5月に 熊本市で開催された 第56回日本糖尿病学会年次学術集会では,『シンポジウム6』にて,『糖質制限食は危険だというエビデンスがある』という主張が大勢を占めました.そして この学会では,もう一つ討論会が行われています.Diabe
2013年3月に突如 日本糖尿病学会が報道陣を集めて,『日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言』の発表を行いました.翌日 新聞各社は,競ってこれを記事にし『糖質制限食は危険なので学会が警告を出した』と大々的に報道しました. 2
2012年には,1月の日本病態栄養学会と5月の日本糖尿病学会で,糖尿病の食事療法に糖質制限食を取り入れる,又は選択肢の1つとして認めることについて,その是非が討論にかけられました.これについては,賛否両論がありました.しかし,別の検討会で『
食事療法の迷走[37] To Consensus 合意を求めて
2012年1月,医学系学会としては 初めて,『糖尿病の治療に低炭水化物食は 是か?非か?』というディベートが 第15回日本病態栄養学会 年次学術集会で行われ,問題提起されました.この問題提起に対して,その後の糖尿病学会の動きです.2012年
糖質制限食は是か非か2012年1月の日本病態栄養学会 初日の討論会『ワークショップ2』では,『食品交換表にカーボカウントを取り入れるべきか』で賛否両論が出されました.そして,その翌日には 『糖尿病治療に低炭水化物食は是か?非か?』(★)とい
2012年 日本病態栄養学会2012年1月 京都で 第15回日本病態栄養学会 年次学術集会が開催されました. この学会に あまりなじみがない方がおられるかもしれませんが,主として栄養士,管理栄養士,及び 栄養とかかわりが深い疾病(★)を専門
DCCTやACCORDなどの大規模試験結果から,食後の急激な血糖値の乱高下を防止するためには,カーボカウント,つまり その食事に含まれる炭水化物の量をあらかじめ見積もる方法を患者に指導した方がいいという声が,医師・管理栄養士からも上がるよう
食品交換表のコンセプトこの記事にも書きましたように, 昔は医師と患者の関係は 上下関係でした.『病気のことはお医者様の言う通りにしていればいい』だったのです.その点では食品交換表も同じコンセプトです.糖尿病の食事療法について,患者は『なぜ?
学会の『風向き』(C) kscz58ynk さん素人にもかかわらず,日本糖尿病学会などに 毎年参加するようになって気づいたことがあります.それは学会というものは,1回だけ参加しただけでは(もちろん それはそれで意義があるのですが),『流れ』
学会の『風向き』(C) kscz58ynk さん素人にもかかわらず,日本糖尿病学会などに 毎年参加するようになって気づいたことがあります.それは学会というものは,1回だけ参加しただけでは(もちろん それはそれで意義があるのですが),『流れ』
カーボカウントとは1型糖尿病の方ならよくご存じでしょう. カーボ,つまり炭水化物の量をできるだけ正確に見積もって,それによる血糖値上昇と 注射するインスリンの量(単位)とをバランスさせる方法です.カーボカウントの具体的手法は,解説書も出され
食事療法の迷走[30] ジェットコースターよりメリーゴーランド
ACCORDとDCCTの差ACCORDとDCCTは,ほぼ同じ実験コンセプトでした.糖尿病であっても その血糖コントロールを正常人にできるだけ近づければ,合併症リスクもまた正常人並にさげられるはずだと予測していました. 実際どちらも,その時点
初代アコード(C) HONDA2008年 ACCORD ショック2008年に世界の糖尿病医学界に激震が走りました. 俗にいう『アコード ショック』です.と言っても HONDAのアコードのことではありません.ACCORD(Action to
1993年に発表されたDCCTの大規模研究結果は,緻密な研究計画の基に,血糖コントロールと合併症リスクとの関係を鮮やかに証明したものでした.N Engl J Med 1993; 329: 977-986合併症リスクが数値化されたそれまでは血
大規模臨床研究 DCCTでは.緻密な計画が功を奏して きめ細かい糖尿病管理が確実にHbA1cを低下させ,しかもそれが持続して合併症の発生・進行も抑制できることを 鮮やかに証明しました.N Engl J Med 1993; 329: 977-
食事療法の迷走[26] HbA1cが低いと合併症も少ないとわかった
DCCT少し年代をさかのぼりますが,1993年にDCCT( The Diabetes Control and Complications Trial)という臨床研究の結果が発表されました.N Engl J Med 1993; 329: 97
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逆走事故が相次いでいます. しかし,ITを活用すれば,逆走はかなり防止できるのではないでしょうか?ご興味のある方はご覧ください.
『証券口座乗っ取り詐欺』を行う 詐欺グループは,まだまだあきらめていません.ご興味のある方はご覧ください.
そろそろ梅雨空が復活しそうなので,恒例のカビ退治を行いました.ご興味のある方はご覧ください.
JAZZといっても,音楽ではありません.ご興味のある方はご覧ください.
岡山名物の「えびめし」を見て 驚きました.ご興味のある方はご覧ください.
前回記事で,『2型糖尿病とは,実は複数の異なる病気の総称にすぎない』という スウェーデンのAhlqvist博士の説が有力になってきたことを紹介しました.そして Ahlqvist博士は『異なる病気には,同じ治療法ではなく,それぞれの合併症リス...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です】学会初日の午前は【シンポジウム7 糖尿病診療における人工知能およびデジタル医療の展望】を聞いておりました.このシンポジウムの最後の2題は...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です】ぞるばは数学が苦手です. なので,工学部に進学する時も 物理系の学部ではなく,化学系を選んだのですが,量子化学の教科書を見た時には..絶...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です 】第68回日本糖尿病学会 年次学術集会の感想記事です.川崎医大の神田英一郎先生による シンポジウム7:『糖尿病診療における人工知能および...
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です. 】2025/05/29-31に岡山市で開催された 第68回日本糖尿病学会 年次学術集会に野次馬参加してきました. 奉還町商店街のお好み...
第68回 日本糖尿病学会への野次馬参加して 戻ってまいりました.ご興味のある方はご覧ください.
岡山で開催される 第68回 日本糖尿病学会に野次馬参加しますので,しばし休載します.学会最終日 5/31の午後,岡山コンベンションセンター3Fで開催される 患者と学会との対話イベントに 皆さま奮ってご参加ください.受付は 同センター2F,入...
目立つファッションをキメて 注目を浴びたい!! これは昔も今も変わりません.ご興味のある方はご覧ください.
証券会社へのなりすましアクセスが続いています. 口座の現金を盗み取るのではなくて,株の売買権限を「盗む」のです.ご興味のある方はご覧ください.
人間ですから,正しく判断できることもあれば,間違えることもあります. しかし,間違えたこと自体は問題ではありません. 問題は その後です.ご興味のある方はご覧ください.
食い物の恨みは恐ろしいのです.ご興味のある方はご覧ください.
4月頃から,都心に出かけて帰宅すると,翌日から 喉が痛くなり,クシャミ・咳が止まらないということが何度かありました.新型コロナに感染?と疑ったのですが,熱は出ていません.過去何度か新型コロナに感染したと思われる時に経験した,あの突き刺される...
岡山での第68回日本糖尿病学会 年次学術集会の予習中です.注目のシンポジウム19『糖尿病診療ガイドライン2024に基づく最新の食事療法のエビデンスと指導法』では,大妻女子大の青江先生がこういう講演をされます.青江先生の講演は初めて聞きますが...
第68回 日本糖尿病学会年次学術集会で予定されている発表の抄録集を読んでいたら,『おや?』と思う報告がありました.YIAとは.日本糖尿病学会が若手研究者(Young Investigator)を支援する奨励賞(Award)のことです.メトホ...
今月29日から岡山市で開催される第68回日本糖尿病学会 年次学術集会参加に備えて,岡山市内のお好み焼き店の事前調査と,抄録集の熟読に取り組んでおります.というのも今回の学会では,4本の特別講演・シンポジウム(41本もあります)の内から,最大...
週明けには 再び 故郷の空き家で遺品整理を行うべく,関西に行って参ります. ブログは本館・別館とも しばらくお休みさせていただきます. 誰も住んでいない家,しかし 子供の頃から育ってきたこの家で,黙々と整理をしていると 何気ないものにふと昔
今回の第67回日本糖尿病学会では,会長特別企画の『糖尿病とともに生活する人々の声をきく』参加を最優先したため,シンポジウムや症例報告(口演,ポスター)は ほとんど参加できませんでした. とはいえ,以前から注目しているイメグリミンには興味があ
こんな複雑な仕事は 人間でなければできない. しかも 単に複雑というだけでなく,専門知識も必要だし,一つ間違えば人命にかかわる医療業務だ.だから私のこの仕事は コンピュータにはできっこない そう思っていませんか? しかし,最近のAIの登場に
日本全国には,発見されたものだけでも 約16万基の古墳があります. これは全国のコンビニの3倍近い数です. 古墳を訪れてみればわかりますが,どの古墳も 多大の労力と時間をかけて築造されたことがわかります. ...なのですが,どうにも腑におち
日本糖尿病学会の年次学術集会で同時開催される教育講演とは,糖尿病専門医(あるいは専門医をめざす医師)を対象に,明日からすぐに役立つ 糖尿病の臨床知識を基礎から体系的に丁寧に解説してくれるものです. 今回も 20本の教育講演が行われており,6
奈良での鉄道移動は,圧倒的に近鉄が便利です. しかし,観光目的ならそうとも限りません.さらに 古墳巡りが目当てとなれば,もう絶対にJR線が便利です. ご興味のある方はご覧ください.
日本糖尿病学会は,『糖尿病診療ガイドライン 2019』に続いて,その改訂版である『糖尿病診療ガイドライン 2024(以下 GL-2024)』を発行しました. GL-2024は,書籍として購入すると 4,950円ですが,太っ腹なことに 現時点
若い頃に ふと浮かんだ疑問を いつまで経っても解明できない,そういうことはありませんか? ご興味のある方はご覧ください.
【この記事は 第67回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】 患者の生の声を聞きました 5月に行われた 第67
第67回 日本糖尿病学会 年次学術集会は 5/17-19の会場開催(於: 東洋国際フォーラム他)が終了し,現在は WEB配信のみとなっています.参加登録済みの人は,ID/PWを入力すれば視聴できます. しばらく様子を見ていましたが,当初のア
3日間にわたり 患者の声を直接聞くというこの企画に; 糖尿病とともに生活する人々の声をきく 1. 何が、私たちをそれほどまでに悩ませるのか?(5/17) 2. 社会・生活の中で当事者が感じている課題とは?(5/18) 3. 私たちが願う新し
本日午前も,この新企画に参加してきました. 糖尿病とともに生活する人々の声をきく 社会・生活の中で当事者が感じている課題とは? まだ読み書きも教わっていないうちから インスリン注射を始め,周囲の心ない言葉や偏見に傷つき 挫折しそうになり
非常に有意義な一日でした. 特に会長特別企画2の; 糖尿病とともに生活する人々の声をきく 何が、私たちをそれほどまでに悩ませるのか? はすばらしいものでした.『内容は非公開』というルールですので,ここでは述べませんが, Nothing Ab
明日から東京で開催される第67回 日本糖尿病学会 年次学術集会を野次馬見物してきます.会場で 左利きの アヤシイ爺さんを見かけても そっとしておいてあげてください. で,この3日間のプログラムを 朝から つらつら眺めているのですが,今大会は
加入する時は クリック一発で利用開始できる サブスクサービスも,いざ契約解除しようとすると,特に本人ではなく 故人の遺族が解除しようとすると実に面倒です.さらに 私は兄の遺族ではあっても,相続人ではないので,さらにややこしいです. ご興味の
3年前の記事ですが, 『日本糖尿病学会は 2019年に診療ガイドラインを改訂して,糖尿病の食事療法は 患者ひとひりひとりごとに個別化すべきだ,という方針を打ち出した. 果たしてこの新方針は,一般クリニックでの栄養指導・食事指導に反映されてい
久しぶりに 読書と文献三昧しております. ご興味のある方はご覧ください.
事前アナウンスでは「2024年秋頃」とされていましたが,『糖尿病診療ガイドライン 2024』が 5/23に発売されるようです. 糖尿病診療ガイドラインは 前回の発行が2019年でしたから,5年ぶりの改訂となります.前回打ち出した『糖尿病の食
我が家の屋根には太陽電池が載っています.しかしそれだけでは役にたたないことも多いので,十分な容量の蓄電池も設置しています. だからといって,ぞるばが「地球温暖化を憂える環境保護意識高い系」なのではありません. ご興味のある方はご覧ください.
5/17から開催される 第67回日本糖尿病学会 年次学術集会の 講演・発表 抄録が閲覧可能になっています. ただし 閲覧できるのは参加登録を済ませた人のみです. 前回記事でも述べた通り,今学会は 糖尿病基礎研究にかかるシンポジウムが多数行わ