マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。庭は春の花盛りである。早春の花が終わり、ツツジ、チューリップ、菫、芝桜などが花を咲かせている。人は歳ごとに越えなければならない壁がある。小生は今年齢70を迎える。ことさら70歳の壁などといっても仕方がないのだろうが、考え深いものはあるし、どうなるのだろうかという恐れもある。75歳...
偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。
元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。
関根由子著「家庭通信社と戦後50年史」読了。滿薗勇著「消費者をケアする女性たち」読み進む。今日の日の出は6時59分なのだそうだ。道理で何時までも夜が明けない。起きてから30分以上も経つのに明るくならないのでどうしたのだろうかなどと思う。夜がこんなに長い日があったとは記憶にない気がするが、毎年のことなのだろう。日の出前に起きるようになったということだろうか。昨日ようやくオーラルヒストリーの文字起こし...
滿薗勇著「消費者をケアする女性たち」など読み進む。今の時代、年収1千万円平均の社員を抱える会社は少なくない気がする。会社四季報を見ても、ちょっと平均年齢が高い会社の平均年収は1千万円近いものも多い。雇用形態は多様なので、平均を引き下げる傾向があるせいだろうか、銀行員の年収が案外低い。従業員の平均年齢は40歳程度の会社が多いから50歳まで収入は増額するとして課長級なら年収1千万は軽く超えるのが普通で...
昭和女子大学女性文化研究所編「女性と仕事」満薗勇著「消費者をケアする女性たち」読み進む。昔のことで恐縮だが、かっては地方と東京では大きな文化的格差があった。地方では高校にも行かない人が多かった頃、東京では大学進学が当たり前だったりしたものである。従って都会出身の学生と地方出身の学生では同じ大学でも質が異なる場合もあったようである。大学教授というのは学問的な成果を挙げた人がなるものだと信じた純情な学...
天野寛子著「戦後日本の女性農業者の地位」読了。関根由子著「家庭通信社と戦後50年史」読み進む。認知症が病理なのか自然なのかは医者でないので分からないが感覚としては半々のような気がする。長生きしすぎるようになり身体の耐用年数を超えたため生じたのが認知症という病気だろう。誰もがかかり得る病気で高齢者の恐れる病気NO,1ではないだろうか。人間の人間たるところは認知能力によるので、それを失ったら人間ではなく...
天野寛子著「戦後日本の女性農業者の地位」読み進む。現役を退くと気楽な気分になるようで、あまりとがったの内容のお便りなど書かないようである。大上段に構えた文章など笑われるだけだろう。時候の挨拶や自分の日常などを内容とすれば足りる。歳を取っての付き合いは気楽なほうがいい。古希ともなれば、生臭い話は避けたほうがよいだろう。70歳などまだ元気だから、生臭い話もしたくなるが、とぼけていたほうが良いだろう。世...
深尾京司他編「日本経済の歴史、現代1、2」読了。天野寛子著「戦後日本の女性農業者の地位」読み進む。風邪をひいたようで、昨日から体がしんどい。総合感冒薬を飲んだが、あまりききめはないようだ。薬は気休め程度にしかならないのかもしれない。今日は講座の打ち合わせがあるので、引きこもってもいられない。頭も回らない気がする。弱気の虫が出てくるが、風邪では仕方がない。風邪くらいで騒ぐのは大人ともいえないかもしれ...
深尾京司他編「日本経済の歴史、現代1、2」天野寛子著「戦後日本の女性農業者の地位」読み進む。ふざけたことばかり書いているような気がするが、最近真面目にものを考えることがあまりなくなったようだ。社会の問題など自分には関係ない遠い問題のように感じられる。原発派も反原発派の主張も政治家の懐を肥やす行為もあまり深刻には受け止められないし、地球温暖化の問題も自分の死という問題からすればどうでもいいことのよう...
深尾京司他編「日本経済の歴史・現代1、2」読み進む。昨日は臨時のボランティアに参加。午前のみの予定が、午後5時までやってしまった。母子会の食料配布イベントのお手伝いである。三日で400人近くの母子が来場するらしい。事務所に顔を出したら、高橋さんもお金が出るよと言われて何のことかと思ったら、ボランティアの実績に応じてお金がもらえるとのこと。週一でしかやっていないが、一万円ほどもらえるという。補助金の...
深尾京司他編「日本経済の歴史、現代1、2」併読する。昨日は大雪が降って車で出かけるのに難渋した。今日もボランティアで出かける予定があるので、早めに雪かきして準備をしたい。母子連に年末の食料を配布するイベントのお手伝いである。フードバンクはほぼ老人が運営している。当然であるが全員ボランティアである。最年長は76歳の人であろうか。元気で毎日車を操っている。健康寿命は72歳くらいであるというが、当てには...
深尾京司他編「日本経済の歴史・現代1」半ばまで読む。戦後女性史の底流を形成する日本経済の流れを理解できればと思い読んでみたのだが、意外に目的に適合する本であった。日本的労使関係の形成と労働生産性の上昇や高度経済成長期の農業と不動産業などテーマごとに執筆されており、既に通史に関する本を何冊か読んだことのある自分には経済史の理解が深められるような気がする。女性史へのヒントも得られる。早速現代の2も予約...
深尾京司他編「日本経済の歴史・現代1」読み進む。仕事を辞めれば毎日が日曜日であるが、案外つまらない過ごしかたをしている人も多いのではないか。傍から見るとそう思うが、本人はそれで満足している場合もあるので迂闊に口は出せない。どう過ごそうと本人の自由であるが、何もしないでいる人を見ると大丈夫なのだろうかなどと思う。本人はそれで満足しているというのだが、もっと活発に遊べばいいのにと思う。人の感じ方や好み...
マドラ・グループ編「戦後の女性変身史」読了。深尾京司他編「日本経済の歴史、現代1」他読み進む。何時から何時までが戦後だろうかとも考えるが、自分にとっては生きているかぎり戦後であるような気がする。体制のドラスティックな変更があったわけではないし、支配体制は一貫して保守層であることにも変わりがないという理屈もつけられるが、多分自分の心性の問題だろう。若い人にはおかしいだろうが、それほど敗戦による変化と...
マドラ・グループ編「戦後の女性変身史」社会福祉法人日本家庭福祉会発行「中高年女性の意識と生活」読み進む。「戦後の女性変身史」は味の素ゼネラルフーズの発行したムックである。10周年記念の発行だそうである。昭和58年発行で、当時の企業の勢いが感じられる。冗費を使う余裕があったのだろう。今時の男女はどういうふうに恋を成就させるのだろうか。恋愛ドラマなどさっぱり縁がないので分からないが、10円玉を持って彼...
酒井はるみ著「教科書が書いた家族と戦後50年」読了。マドラ・グループ編「戦後の女性変身史」読み進む。昨日はファンヒーターが故障し、急遽買ってきた。売り場には新潟県のメーカーの物しか置いていなかったので理由を聞いてみたが、忘れてしまった。 誰でも得意なことは一つや二つはあるだろう。たとえ飛ぶ抜けた才能で、それで食べていけるようなものでなくてもである。十人並みの才能であっても、職業によっては食べていけ...
酒井はるみ著「教科書が書いた家族と戦後の50年」読み進む。投資とギャンブルは異なるというが、確実に利益が得られるわけではない株式投資などは少なからずギャンブルの要素があるのは否定できない。誰かが勝てば、誰かが負けるギャンブルと違い、参加者全員が利益を得る場合もあり、最近のネット証券のように手数料、つまり寺銭のいらない場合もあるのでギャンブルと厳密には違う要素もあるが、賭けであることに違いはない。出...
闘争の雪像つくる十五の吾初春に温もって見る駅伝か大宰府の寒梅咲くに雪の中初春に皮剥く手止まる駅伝や一月の句会に提出する句だが、もう少し考えてみたい。昨日は久しぶりに何もしない日だった。暇に飽いてブログ書くこと二回。今日は先日のオーラルヒストリーの聞き取りの文字起こしをしようと思う。予約した本も受け取りに行かなくてはならない。年賀状も出してしまおうか。来週は予定が毎日入っていて、忙しい週になる。元生...
今日は何もやることがないのでミカンの皮を剥いてムシャムシャと口に運びながら書いている。昨日の魚沼市行で少しお金を使い過ぎたので、今度はバスで安くあげたい、タクシー代は余計であった。高速バスで行けば、往復4千円くらいで済んだはずである。節約した分は楽しく食事することにでも使いたいと思う。臨時収入が2万円くらいあると思うので、取り崩した口座からのお金はそれで補填したい。アルバイトのお金以外は全部臨時収...
佐藤一子他編著「食といのちをひらく女性たち」読み進む。自分の信じることと現実の現象が一致しないことを認知的不協和などというが、その場合現実の認識をゆがめ自分の認識にあうように解釈しがちだという。現実と認識が一致しないと不快、ストレスを感じるためである。素人解釈であるため、正しくないかもしれないが、そう大きく違うわけでもないような気がする。マンション管理に関するいざこざで匿名の脅しの文書が入れられた...
佐藤一子他編著「食といのちをひらく女性たち」読み進む。今日は魚沼市に行ってきた。午前は実家に寄り午後からは神の湯でオーラルヒストリーの聞き取り。同級生とは有難いものである。快く聞き取りに応じてくれた。約3時間半ほどだろうか、無駄話をしながらの聞き取りであった。同級生に聞き取りをするのに事務的すぎるのはどうかという思いもあり、自分のことも大分話したりしたので結果無駄話といえるようなものが半分近くにな...
宇佐美繫他著「農民層分解の構造」読了。昨日は久しぶりに居酒屋で、食べかつ飲んだ。安定的おいしさだということである。70にして矩をこえずという言葉があるが、70歳近くになれば自ずと心のままに生きられるようになる。もしも、心ならずの行動をしているならやめたほうがよいだろう。心の欲するところに従えども矩をこえずという言葉は、70にもなれば自分の思うように生きているということが前提なのである。好きでもない...
田中美津著「いのちの女たちへ」読了。宇佐美繫他著「農民層分解の構造」読み進む。資本は自己増殖するものだそうだが、狭い日本では早晩、増殖にも限度がある。今や地球上のフロンティアはアフリカくらいのようだが、業主によっては未開拓のフロンティアはいくらでもあるのが現状である。日本が韓国に遅れを取ったのは中途半端な国内の市場規模があったためという説があった。自分の持ち株を見るとほとんどは海外で事業を展開して...
宇佐美繫他著「農民層分解の構造」田中美津著「いのちの女たちへ」読み進む。14日に魚沼市に行ってくることにした。まだ雪は積もっていないとのこと。実家の寄ってからオーラルヒストリーの聞き取りをする予定である。同級生はあっさり了承してくれた。同じ部落の出身の人である。家が少し離れていたので遊んだ記憶はないが、小学校は一学年31人、女子は7名しかいなかった。不自然な男女の数の組み合わせであるが、当時産み分...
宇佐美繁他著「農民分解の構造」田中美津著「いのちの女たちへ」読み進む。マンション管理の方針が決まった。現状維持である。管理委託している管理会社の変更はない。昨日のマンションは大騒ぎだったが、ひとまず落ち着くことだろう。今後は静かな環境の中で考えるといい。マンション住民の意見を操り、一方的情報を提示したり、独断でルールを変えた理事長が忌避されたようである。民意を操ろうとした理事長の完敗である。合理的...
本間伸夫他編著「聞き書新潟の食事」読了。かて飯とは米に大根などを混ぜて炊いたご飯のようである。何時の時代まで新潟の庶民が食べていたのかは書いていないが、白米を食べるのは一般的ではなかったようである。魚沼の農家に生まれた自分は食べた経験はないが、物心ついたのが昭和30年代後半だったためだろう。米は庶民にとって貴重なものであり、食い伸ばしのために米に野菜を混ぜたのだという。農民でさえかて飯を食べていた...
本間伸夫他編著「聞き書新潟の食事」読み進む。資産一兆円以上の人は日本の四人しかいないというが、100億程度の人ならゴロゴロいるような気がする。発表されているわけでもないから知る由もないが、上場企業のオーナー社長なら100億円はざらだろう。上場企業は約4000社だそうだからその半分の企業がオーナー企業だとしても2000人はいることになる。不動産長者も加えればその倍はいるのではないか。大谷翔平だって資...
大金義昭著「戦後農村女性史」読了。本間伸夫他編著「聞き書新潟の食事」読もうと思う。自分に心地よい情報しか入らないのは人間の常だというが、自分に都合の良い情報しか出さない人もいる。前者は我々の情報処理能力に限りがあるのも根本原因だが、これはアンコンシャスバイアスの一類型であるステレオタイプなどはその例である。日常生活において出会う人を一々観察していられないから職業・性別などで判断してしまうのである。...
国立歴史民俗博物館+安田常雄編「戦後日本の大衆文化」読了。大金義昭著「戦後農村女性史」、本間伸夫他編「聞き書新潟の食事」など読み進む。今日の読売新聞一面に中国発偽情報広がるという記事があった。新聞が虚偽の情報を伝えるとも思えないが、読んでみると極めて不完全なものである。現在では様々国から偽情報が発信されていると思われるが、それらの事実にも、偽情報発信の主体にも、中国発の偽情報の量にも触れず、限られ...
国立歴史民俗博物館+安田常雄編「戦後日本の大衆文化」田中美津著「いのちの女たちへ」読み進む。人生にとって何が大切だろうか。愛・信頼・安心・健康など色々なものが浮かぶだろう。場合によってはお金かもしれない。お金は見えるが、その他のものは目に見えない。お金だって最近はお札を使うことはあまりない。サンテグジュペリではないが、大切なものは目に見えないのである。何時の間にか健康がむしばまれていることもある。...
河北賢三著「戦後史のなかの生活記録運動」読了。田中美津著「いのちの女たちへ」読み進まず。情動的文章は読み難く、意味がよく分からない。AIでブログを書いている人も既にいるだろう。既に8年も毎日ブログを書いているがAIに書かせようとは思わない。自分で書くことがブログに醍醐味なのだと思う。アイデアを出すのは大変だが思いつけば後は意外に書けるものである。AIが書くより自分らしく面白い文章を書けるように思う。ア...
田中美津著「いのちの女たちへ」、北河賢三著「戦後のなかの生活記録運動」読み進む。マンションの委託管理費の内訳が示され管理員業務費が174万円となっているが、管理人は月10万円程度しかもらっていないといい搾取されていると言っている。管理人は自主管理を主張し、住民に働きかけていた。管理員業務費に何が計上されているかは分からぬが、通常であればフリンジベネフィット(福利厚生)にかかる費用も計上されているの...
NHK世論調査部編「日本人の生活時間1990」読了。田中美津著「いのちの女たちへ」読もうと思う。私の株式投資は年金保険を解約したお金で株を買ったのが始まりだった。そのまめにして忘れていたのがだ、定年退職して講座を見て見ると数十万円の配当が貯まっていた。退職金の残りを株に投資して紆余曲折はあったが、それでも一時より300万円ほど増えている。株価が3倍になるという幸運に恵まれたせいもあるのだが。今考える...
NHK世論調査部編「日本人の生活時間1990」田中美津著「いのちの女たちへ」読もうと思う。今日は徹子の部屋で今年亡くなった人の特集をしていた。視聴者は高齢者が多いのだろうかなどと思いながら見ていたがどうなのだろうか。オーラルヒストリーのインタビュイーの紹介をいただいてどうにか二人まで聞き取りができそうである。縁というのは有難い。匿名で発表する予定なので名前は出ないが事績は残るかもしれない。もっとも小...
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マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。庭は春の花盛りである。早春の花が終わり、ツツジ、チューリップ、菫、芝桜などが花を咲かせている。人は歳ごとに越えなければならない壁がある。小生は今年齢70を迎える。ことさら70歳の壁などといっても仕方がないのだろうが、考え深いものはあるし、どうなるのだろうかという恐れもある。75歳...
大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」読み進む。御三家とは徳川将軍家を継ぐ資格のある尾張、紀伊、水戸から由来し、いわゆるビックスリーのことをいうらしい。芸能界、業界、演歌の御三家など様々なものがある。映画業界では時代物御三家(阪東妻三郎、片岡千恵蔵、嵐寛寿郎)日活アクション御三家(石原裕次郎、小林旭、宍戸錠)歌謡界の御三家(...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理「外国人花嫁の国際社会学」読み進む。ベストアンドブライテストという本を学生時代に読んだが、ケネディ政権においてアメリカでもっとも優秀な人達が何故間違いを起こしたのかということについて書いてあったと思う。どんな優秀な人でも間違うことはあると言ってしまえば月並だが、政治資金問題などのことを思うと当たり前だとばかり言っていられ...
子育てのスタイルには親専制型、子迎合型、親指導型の3類型があるという。時代と社会環境、親の個性に従って異なるのだそうだが、現在は世界的に親指導型が多いのだそうだ.世界的な格差の拡大、競争の激化などで子供の未来は簡単に開かれないという現状が影響しているという。親のリソースや学歴、社会的子育て支援の状況などから親は子育ての方法を選択することになるようだが、当然恵まれた階層の選択肢は多くなる。親専制型は...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」など読み進む。子育ての効用は、労働力、老後の安泰、愛玩効果だそうだが、労働力として子供を使うことは現在は禁止されている。老後の世話や経済を子供に頼ることは社会保障が整ってきたことや、同居率が下がってきたなどの種々の原因により難しい。唯一残るのが愛玩の対象と...
本田由紀編「現代社会論」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」など読み進む。庭に日曜日に買ってきた花を植えた。安い花ばかりを買ってきたのは貧乏性だからである。正直いえば一鉢5百円の花の方が豪華で、欲しいと思う。占めて千円ちょっとの5鉢であった。哲学とも現象学とも縁がないが夫婦の不思議ということについて書いてみようと思う。多数...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、本田由紀編「現代社会論」など読み進む。今日か明日海棠に3回目の消毒薬の散布をするつもり。イオンの株主優待で8千円ばかりの現金が入るので夕食はお好み焼ともんじゃ焼きを食べる予定。居酒屋は食べる物がないので嫌だという。男も女も仕事や家事を好むのは存在証明やアイデンティティの問題だろう。勿論仕事や家事の嫌いな男も女もいるが、それもま...
永田夏来著「生涯未婚時代」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」など読み進む。佐川光男さんが亡くなった。享年84歳、合掌。「今は幸せかい」の歌詞は今でも覚えている。単純なせいもあろうが、当時は記憶力がよかったからだろう。今は一日前のことも小見出せない。他人の訃報が身につまされる今日この頃である。結婚も数ある選択肢の一つだというが、今は一人で生涯を暮らすための様...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。禁煙パイポはまだ売っているようだ。発売当時印象的なCMで話題になったので記憶に残っている人も多いだろう。どれほど効果のあるものかは分からぬが、他の禁煙手段と同様使う人の意志次第ということもあろう。パイポは禁煙できれば最も安価な手段で、コンビニでも売っているところがあるようだ。小生色々な手段を試したが、どれも失敗した。一番効果のあったのは風邪で吸われなか...
厚生省編「昭和37年厚生白書」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読もうと思う。筍の天ぷら食むや老夫婦してほろ苦き思いで遠き木の芽かなプリントのシャツ捲る五月の日青春の青やいずくぞ立夏の吾偏哲...
厚生省編「昭和37年厚生白書」読み進む。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」は購入してしまったせいか読めないでいる。森永卓郎氏が原発不明癌終末期と宣告されているようだ。何の癌だか分からないが、終末期なのだそうだ。生に未練はないというが、66歳で逝くのは少し早すぎる。自分だったらどうだかと思うが、案外自分も生に執着はない。ただ女性史でやり残すことがあれば少し残念である。森永氏も後何年か生きたいと思...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」読了。厚生省編「昭和37年厚生白書」など読み進む。今日は一日フリーである。何をして過ごそうか。会社四季報で気になる会社を見てみようか。遅ればせながら会社四季報を買ってきたのだ。庭の海棠の花が盛りである。ピンクの花が美しいが、何時までもつのだろうか。株価が大きく下げた。一過性だろうが心穏やかとはいかない。プロなら今が買い時と思うだろうが、素人はそうもいかない。今日...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」厚生省編「昭和37年厚生白書」など読み進む。仕事を辞めてから8年経った。今日現役の人と話す機会があったが、98年に就職したそうである。1993年から2005年に学校を卒業し、就職した世代を就職氷河期世代というらしいからど真ん中の年代である。銀行とか証券会社が倒産したのが、98年くらいでなかったか。求人が減少していたのに、団塊ジュニア世代で人数が多かったので猶更就...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」厚生省編「昭和37年厚生白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」併読す。最近はテレビよりユーチューブのほうが面白いと思い、テレビニュースは地方ニュースしか見ない日が続いているが、新聞は何日か遅れでも読んではいる。政治ニュースにはあまり興味が持てない今日この頃だが、いよいよ世界はきな臭くなっている気もする。米ソ対立の時代を生きて来たので、米中対立も力の均衡が崩...
溝口由己著「少子化問題の経済学」読了。厚生省編「昭和37年厚生白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。昨年人口は83万人の自然減であったそうだ。後期高齢者が2千万人もいれば大量死が発生し、人口が減るのが当然である。一人ひとりの死に嘆く人はいても、百何十万人の死を嘆く人はいない。人生とは人がこの世で生きていくこと、この世で経験することなどを意味し、どう生きるかとは別問題である。若い人は...
クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」何時になったら読み終えるのか目途がたたない。元大谷翔平氏の通訳が起訴されたのだそうが、不法送金額は24億円ということだ。絶対ばれてしまうと思われることを何故やったのか、その心理や性格は分からぬが、いずれにしろ本人の人生はほぼ終わりだろう。我々の身の回りにも元通訳のような犯罪者予備軍や異常性格者...
クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。為替は1ドル153円を突破したが、このまま200円もありなのだろうか。円もドルも需要と供給で動くというが、流石に円は安すぎる気がする。あらゆる通貨に対し円は値下がりしているというが、妥当な価格とはどのあたりなのだろうか。購買力平価によると1ドルは100円の価値もないらしいので、確かに欧米の...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。昨日はおにぎり、やきとり、ピーナッツ、クラフトビールを買って一人花見をしてきた。大勢のほうが楽しいのかもしれないが、面倒があるのでやめた。庭の海棠が咲いた。桜ほど多くの木が連なって咲くわけではないので凛として美しい。吉野桜は来年あたりには咲くのではないか。4年ほどしないと咲かないそうであ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。海棠がなかなか咲かない。今日は一人花見でもしようと思う。「なぜ男女・・・」を読んでいたら女性とキャリアの関係は、家庭かキャリアか、仕事の後に家庭、家庭の後に仕事、キャリアの後に家庭、キャリアも家庭も、の順に変遷してきたのだそうだ。自分の講座「高度経済成長期と新潟の女性」でもこの区分を使わせ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。巷で言われるのは男は度胸、女は愛嬌だが、逆だという説を聞いた。確かに陣痛に耐え子供を産むことなど女であることは度胸を必要としている。結婚して外国に住むのも女性の方が多いが、大変なリスクを犯すことのような気がする。意外に女性人生の方が度胸を必要としているのだろう。男が危険を冒すのは破れかぶ...
東洋経済新報社刊「会社四季報」拾い読みす。総会の季節がやってきた。株主総会はまだ先だが、退職者の会、行政書士会などの総会が来月にある。会費の納入も今月内というところも多い。会費は覚悟で入会してはいるのだが、立て続けでは痛い。今月のアルバイトのお金がそのまま会費に流れた。他に入用のお金ができまだもらっていないお金の使い道も決まってしまった。収入があるからいいが、仕事をしていなければそのまま赤字である...
年寄りが年寄り批判しても誰も感心はしないだろう。むしろ奇特な人と見られるだけな気がする。高齢者批判は未来の自分批判と同じであるので若い人も批判し難いだろう。老人を見て人間この程度のものと言っては、人間の命は地球より重いなどと宣う建前論者に論難されかねない。人間の命が尊いものとしておかないと何かと不都合があることは分かるが、人を死刑にしておいて尊いもない気がする。所詮世の中は虚構の掟でなりたっている...
今日は金沢から七尾、和倉へ移動し、浜焼きをいただき、足湯を楽しんだ。人生百年といっても誰もが百年生きるわけではないが、90歳近くまで多くの人が生きることになった。キャッチコピーであるので必ずしも実態を写しているわけではない。それでも最早70歳など若い、鼻たれ小僧と言われるほどに後期高齢者が増えたに違いない。年寄りばかりで、少しウンザリするが、自分も年寄りの一人であるので文句もいえない。人間歳を取っ...
東洋経済新報社刊「会社四季報」拾い読み。東北電力の株が600円台になったので少し買っておいたら700円台に戻した。目標株価は800円台のようだが、千何百円という時期もあったので値上がりを期待して追加で単位株を買ってみた。黒字転換でどれくらい値上がりするだろうか。閑話休題金沢は外国人観光客だらけである。日本人観光客も多いが外国人が目立つ。新潟とは雲泥の違いであるが、下手すると金沢の伝統文化が潰れるの...
新潟から金沢まで4時間半くらいだっただろうか。8時に新潟市を出て12時半には金沢市の近江町市場に着いた。寿司屋で昼食を取り、東茶屋街に移動、界隈を見学し加賀藩御用達の店でお菓子を買い、別店で抹茶と生菓子をいただいた。九谷焼の焼き物を探しに陶器の店を回り、武家屋敷街に迷い込む。最後にデパートで九谷焼のマグカップと輪島塗のマグカップを買う。ポイントに少しの持ち出しで済むお値段である。帰りにおでんの赤玉...
今日は明日からの旅行の予定などを作りながら一日を過ごすつもり。金沢おでんを食べることと国立工芸館に行くこと以外特にやりたいこともない。リビングルームの書類棚が整理したので要らない書類を選んでおけと言われた。捨ててもいいものばかりのようであるが、記憶にない書類があった。高校時代の文芸部の賞状である。文芸部の発展のため功績顕著であると書いてある。先生が配慮してくれたのだろうが、記念の万年筆も他人にあげ...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読了。最近気になっているのが、立場の上の方の下の者を見る顔である。営業スマイルという言葉があるが、彼ら彼女らの顔も一種の営業スマイルを湛えている場合がある。自然の笑みではなく仕事上の微笑みである。自分の本心を隠す、好意を持っているように見せる、安心感を与えるなど様々ことを意図し職業上身に着けた表情のようである。その顔を見るにつけ油断がならないと思うのであるが、本...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読了。石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読み進む。石川県への旅行の日が迫ってきた。下らないがブログを続けて書くべきか、書かざるべきかで迷っている。どうでもいいブログも7年も続けると執着が生まれてくるのかもしれない。老いの現われかもしれないとも思うが、旅行中ブログを中断すべきか、書き続けようかと迷っている。海外旅行中、昨年の福岡旅行などではパソコンは持っ...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進む。女性の進学率の上昇は経済学的に説明ができるようだ。2000年代に入り大卒の期待収益率が高かまったらしい。男女差別の雇用慣行が1999年に禁止されたためだろうか。大卒女性の結婚による期待収益率も高まったようだ。同類婚で大卒女性は大卒男性と結婚するようになった。以前は大卒女性が少なかったためか短大卒女性と結婚する大卒男性も多かったが、次第に大卒同士...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進む。朝ブログのタイトルを思い付いたのだが、メモしておかなかったので忘れてしまった。忘れたことが分かるだけでよしとしよう。人生の初っ端から不幸が立て続けだったような気がする。人生終わりと思ったこともあるが、生き続けていれば薄日が差す日もある。自殺しなかったことが救いというようなものである。物忘れがひどくなり、過去のこと思い出せず、たいして不幸でもなか...
今日は一日仕事で読書進まず。晩御飯の後少し読むことにする。自分の思い月でブログを書いていると他人を否定することを書くことがある。一週間ばかりで二三度書いたような気がするが、今更消せないので仕方がない。自分本位の人間とも自分のことを思ってはいないが、ついつい他人を非難の目で見てしまうことがある。他人の本性や考えていることなど想像と推測でしか分からないものだが、決めつけてしまう。人間は多面的なもので良...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進むつもり。今度が最後という言葉を二年前に聞いたが、二年前だけではないようなことも聞く。君子豹変するというが、総会の場で言ったことを忘れたわけでもあるまい。行政書士会の会長などやってなんの益があるのだろうかと思うが、権力の魔力というのに取りつかれたのだろうか。人材の少ない行政書士会といっても余人をもって代えがたいと...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読み進む。フェースを重視する男かレッグを重視する男かと問う欧米人のフレーズがあるようだ。男は女の美醜を問い、女は男の力を問う。美意識は様々のようで女性の外見的な美しさの基準は個人の好みの問題でもあろう。それでも衆目の一致する美人という人はいるので時代ごとに一応の基準はあるのだろう。明治以降に西洋人の女性を知ったことで日本人が美人とする女性も大分変ったのだろう。女...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」廣田晃崇著「マンション管理はこうして見直しなさい」など読み進む。90~100歳代の被相続人に70~80歳代の相続人という老々相続があったが、同時に負動産相続であるケースも多いだろう。人生100年時代ともなれば普通に起こることである。一次相続とともに二次相続が間を置かずということになる可能性も高い。被相続人は田舎に住んでいることが多いだろうので売るに売れない負動産...
橘木俊詔著「女女格差」読了。石塚由紀夫著「働く女性のほんとの格差」読み進む。テレビ東京系で「ソロ活女子のススメ3」が始まったそうである。女性は何かとつるむという印象はあるが、集団好きばかりではいないのだろう。ソロキャンプ始めソロが流行りのようだが、人間もともと一人の時間がないと自分を見失ってしまうものである。集団心理というのは戦争など恐ろしい結果をもたらす負の側面がある。寝る時間くらいしか一人にな...
橘木俊詔著「女女格差」貴船美彦著「マンション組合理事になったら読む本」など読み進む。今日はマンション管理に関する本を10冊弱借りて来た。必要と思われるところを読んでみたが、少しは事情が分かってきた。マンション管理組合理事は楽しみながら行うもの人脈を広げることもできると書いてあったので、次回の理事会ではまず自己紹介をしてみようと思う。それぞれ自己紹介も行わず理事会の議事を進め、お互いにどこの馬の骨と...
橘木俊詔著「女女格差」石塚由紀夫著「働く女性のほんとの格差」日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」など借りてくる。女性の就業率が高くなり、かっては男ばかりしかいなかった職業に女性を見かけるようになってきた。戦後新潟女性労働史講座の視点に女性同士の格差も盛り込もうと思った。同じ職場に男女がいれば一般的には女性のほうが優秀だと感じていた。女性は精鋭であるが、男にはぼんくらも含まれているのが普通で...
今日提案して今日決めてくれという。バナナのたたき売りでもあるまいしと思って反対した。バナナではなくマンションの管理会社を決めることである。資料は見積書と決めたいという会社のピーアール冊子だけである。学級会でもあるまいしそんなことで済むと思っているのか。資料を説明するわけでもなく、見積が一番安いというだけである。もう決まったような話をする。現在の管理人を引き受け先が引き取って今まで通りやるという。自...
世の中には色々な人がいる。賢い人もそうでない人もいるだろうが、自信を持っている人ほどそうでもないと思われる人が多いような気がする。人を管理したり、判断を求められる仕事をしたこがないほど、判断に自信を持っていたりする。人の上に立ったり、判断を仕事で経験したことのある人ほど物事には総じて慎重である。マンションの理事であれ責任というものを考えるとそう簡単に判断できることばかりではない。物事の決め方、合意...
今日は一日仕事であった。晩御飯には何をたべようかと思案中。戦後新潟女性労働史講座のチラシ作成のため戦後の混乱・復興期を生きるため働いた時代、高度経済成長期を豊かになるために働いた時代、その後の安定経済成長期を心豊かに生きるために働いた時代、現在までの成熟・経済停滞期を生き甲斐のために働く時代とまとめてみた。もちろんどの時代にも生きるためや豊かな生活などのためにも働いている人はいるし、一つの目的のた...