マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。庭は春の花盛りである。早春の花が終わり、ツツジ、チューリップ、菫、芝桜などが花を咲かせている。人は歳ごとに越えなければならない壁がある。小生は今年齢70を迎える。ことさら70歳の壁などといっても仕方がないのだろうが、考え深いものはあるし、どうなるのだろうかという恐れもある。75歳...
偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。
元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。
岸本葉子ちょ「ひとり老後、賢く楽しむ」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、戦後日本の食料・農業・農村編集委員会「高度経済成長期Ⅱ」、山口覚著「集団就職とは何であったか」読み進む。人間一人で生れ一人で死んでいく。どんな仲のいい夫婦も家族もなくなりやがて一人残される。老後は一人になる確率が二分の一であり、一応一人残される覚悟はしておくものだろう。先のことをあれこれ計画しても、老後は計画どおり...
岸本葉子著「ひとり老後、賢く楽しむ」読み進む。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」を少し読んだが、全編を通して書いてあることはマルクスのいう上部構造ということを現代的に説明しているに過ぎないような気がしたので、現代の資本主義イデオロギーについて書いてある部分のみ読んで終わりにしようかと思う。900ページも流石に読んでいられない。老後は楽しく過ごすべきだろう。妻が亡くなっても元気な男性は少ないが、...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、あぶみあさき著「ハイヒールを履かない女たり」など読み進む。昨日は久しぶりにロイヤルホストで朝食を摂った。自分で作らない朝食というのもいいものである。年金生活になりお金はないが、時間はたっぷりあるという人も多かろう。実は自分もその一人ではあるが、この先どれだけ生きられるか分からないことを考えるとそう悠長にもしていられない。焦らずだが確実に充実した生活を営みたい...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。保坂隆著「頭がいい人悪い人の老後習慣」同「ずぼら老後のすすめ」読了。生き甲斐の意味をネットで調べると、「人生の意味や価値など、人の人生を鼓舞し、その人の人生を根拠づけるものを広くさす」、「生きていく上でのはりあい」といった消極的意味から、「人生いかに生きるべきか」といった根源的な問いへの解という積極的な意味までの広がりがあるらしい。多くの人にとって自...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、戦後日本の食料・農業・農村編集委員会編「戦後日本の食料・農業・農村~高度経済成長期Ⅱ」読み進む。昨日は思いがけずマンションの管理のことで話がしたいとの電話があり、近くのコメダ珈琲で待ち合わせして話をしてきた。先日新潟のマンションの情報交換会で名刺をお渡しした人からのお誘いであった。45戸と当マンションと同規模のマンションの住民の方であった。70歳代の方で組合...
小川利夫他編著「集団就職~その追跡研究」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読もうと思う。今は夫婦二人で生活していてもいずれは一人になるか、妻の先に死ぬことになる。どうせ自分が先に好ぬと思って、後のことはケセラセラと思うのは迂闊である。妻を介護している高齢男性も多いし、妻に先立たれた男性は哀れだともいう。男性に生活能力や社会とのつながりや友人関係の少ない人が多いのが原因である。今時三世代同...
小川利夫他編著「集団就職~その追跡研究」読み進む。日本が名目GDPでドイツに抜かれ、数年内にはインドに抜かれるのは確実である。発展途上国のインドに抜かれるのはある意味好ましいことで、むしろインドの経済成長の恩恵に与ろうとインド株ETFなどに投資をしている。インドには二度旅行したが、何れも10年以上前のことである。当時は街並みや人々の風俗もいかにも貧しい姿に映ったが、ここ10年程度の成長は間覚ましいようで...
田中宣一編著「暮らしの革命~戦後農村の生活改善事業と新生活運動」読了。小川利夫他編著「集団就職~その追跡研究」読み進む。資本には人的資本、非人的資本がある。人生で最高に人的資本が高まるときは50歳ぐらいだともいうが、実際は知的能力だけなら30歳、経験値を含むなら40歳くらいなのかもしれない。学術的成果を出すことが出来るのは30歳くらいまで、遅くても40歳くらいまでであることを考えれば妥当なところだ...
雪解けて就職列車の彼の日かな春暁に電気毛布の有難さ雪解けててはまた降り積もるこの地かな春待てど書斎の鉢は芽も出でず田中宣一編著「暮らしの革命~戦後農村の生活改善事業と新生活運動」、小川利夫他編著「集団就職~その追跡研究」読み進む。人生塞翁が馬というが、実にそういうことはあるものである。幸運は不運の原因になるし、不運が幸運を呼ぶこともある。小生中卒の後ご読売奨学生となり、就職のため引率され横須賀に向...
加瀬和俊著「集団就職の時代」読了。田中宣一編著「暮らしの革命~戦後農村の生活改善事業と新生活運動」読み進む。お金は使わなくては意味のないものでろう。積んで眺めても、預金通帳を見ても何の効用もない。ただ、安心感は得られるだろうが、使わない金の額は記号にしか過ぎない。お金の使い方には、自分の能力・教養を高めること、経験を得ること、時間を節約したり得たりすること、人間関係を作ることなどがあるが、個人が何...
加瀬和俊著「集団就職の時代」、田中宣一編著「暮らしの革命~戦後農村の生活改善事業と新生活運動」半ばまで読む。最近人の知性というのは学歴とは関係ないと思わされることがあった。学歴とは単なる学校歴でありそれなりの知識は与えてくれても知性まで伸ばすことはできないのだろう。経験、日常から学び知性を磨くことが大切だという思いがした。一方で、ユーチューブの番組で見ていた人が相次いで癌にかかり、一人は亡くなり、...
田中宣一編著「暮らしの革命~戦後農村の生活改善事業と新生活運動」、加瀬和俊著「集団就職の時代」読み進む。今日は新潟のジャズストリートがあったので、一ステージだけ覗いてきた。どこに行こうかと見ていたら寄居町のコーヒーショップ器で12時からおたっしゃ5というグループがやるようであった。同じ高齢者のステージのほうが趣味があうかと思いバスで1時間まえに出かけたが、すでに会場はほぼ満員であった。予想どおり出...
田中宣一編著「暮らしの革命、戦後農村の生活改善事業と新生活運動」加瀬和俊著「集団就職の時代」読み進む。人生を自覚的に生きることは言葉でいうほど簡単ではない。今年も4月のなれば入社式が行われ、多くの若者が就社するのだろうが、その中で周りの状況に惑わされず、自らの明確な意思と計画を持って就社する人は極稀であると思うのである。卒業すれば働くもの、会社に就社するものと思っている人の如何に多いことか。新卒採...
国立歴史民俗博物館編「高度経済成長と生活革命」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」など読むつもり。昨日はデパートの沖縄展にいってきて、食べる物をサーターアンダギーなどを買ってきて美味しくいただいた。小さなことにくよくよしがちな自分だが、こうして毎日ブログを更新できていることについては何とも思っていなかった。自分より若い人の訃報などを目や耳にすると自分は幸運なのだとも、明日は知れないとも思う...
宇南山卓著「現代日本の消費分析」読了。国立歴史民俗博物館編「高度経済成長と生活革命」読み進む。我々はというか小生も含め、他人のことは批判的に見がちである。今日の新聞で中国の人口減少を報じており、強国に影、高齢化、市場・労働力縮小もと書いてあったが、他国のことはよく見えるということだろうか。確かに中国は人口減少期に入り、今後とも人口は減っていくのだろうが、一人当たりのGDPは12千ドル程度である。日本...
相澤裕介著「WIXではじめてのホームページ作成」読了。宇南山卓著「現代日本の消費分析」もう少しで読み終える。ホームページ作成は簡単だと聞いていたが、やはり素養のないものには難しい。電話で相談しながらできないか調べて見る予定。一応有料会員にはなったのでサポートは受けられるようではある。活が付く言葉が流行りだが、始まりは就活らしい。今や新聞連載にも就活を謳った記事が幅を効かせている。婚活、終活が続き、推...
天野正子他編「日本のフェミニズム7表現とメディア」読了。宇南山卓著「現代日本の消費分析」半ばまで読む。公務員の定年延長が今年から始まるようだ。完全に65歳定年制になるには2035年のようである。今までは定年まで働く人が圧倒的に多かったが、これからはもっと多様な働き方、人生があっていいのではないか。65歳まで同じ職場で働いたら、一生別の仕事、生き方を経験することなく人生を終えていまいそうな気がする。...
大河内一男他編「現代労働問題講座1」読了。宇南山卓著「現代日本の消費分析」読み進む。独り暮らしではないが、自分の食事は自分で作るためほぼ孤食になる。今日の新聞にシニア食堂が紹介されていたが、子ども食堂があるならシニア食堂もあったらいいなと思った小生であった。フードバンクのお手伝いをしていると子ども食堂の人が食材を取りにくる。一度子ども食堂にいってみたいなどと思うが果たせていない。中には地域の人にも...
大河内一男他編「現代労働問題講座1」宇南山卓著「現代日本の消費分析」読もうと思う。嘘は社会の潤滑油である。普通の大人は子供に嘘をつくなというが、上手な嘘をつきなさいと教えるべきだろう。嘘は世の中に公然と氾濫している。まず、小説や戯曲・映画・テレビのドラマを含め創作つまり嘘ということを明らかにして公にしている。悪意があるわけではないが、中には悪意をもって創作されるものもある。創作のお話がなくなったら...
宇南山卓著「現代日本の消費分析」、大河内一男他編「現代労働問題講座」読み進む。誰でも自分は大切であり、よく考えてみれば他人と変わり映えのしない平凡な人生の生き方にも矜持を持ち、また愛着と執着を感じているものである。詰まらない人生だったと思っていても他人からそう言われれば憤慨もするものである。どんな人生でも、人生の終盤にはそれなりの満足を持って生きていてよかったと思うものではないか。他人の人生を羨む...
人口戦略会緊急提言「人口ビジョン2100」読了。宇南山卓著「現代日本の消費分析」、大河内一男他編「現代労働問題講座1」読み進む。日経平均株価が2万5千円台と2千円も一挙に値上がりした。日経平均銘柄など持っていないが、それでもおこぼれには与っている。思わぬお年玉というところだろうか。新NISAのお陰なのか、外国人投資家が買ったせいか今のところ分からぬが株価が上がって悪いことはない。今のところバブルでもな...
宇南山卓著「現代日本の消費分析」読み進まず。昨日は疲れたのか頭が働かず1時間ほど紙面をにらんでみたが、読み進まなかった。今日は別の本も借りてくるが、優先順位をどうしようか。2100年に人口8000万人を目指すと提言されたが、約80年かけて8000万人の人口を1億2000万人にしたのならまた80年かけて8000万人の戻すのもいいような気がする。人口は増やすばかりが能ではない気がするし、地球の定員とい...
宇南山卓著「現代日本の消費分析」読み進む。専業主婦に発言するなとは言わぬが、彼女らの発言にはいらいらする。現状に対し不満をいうが、結局何もしないことの言い訳に過ぎないのだ。結局専業主婦という生ぬるい立場を維持したいというのが本音なのだろう。女性は不利だ、性差別があるというが、現状を変革する気などさらさらないのである。自分は変わる気がないくせに、社会が悪い、男が悪いとい言い訳をする。自己正当化したい...
宇南山卓著「現代日本の消費分析」半ばまで読む。人をケアする仕事の大半を女性が担っているのはご存知の通りである。看護師、保育士、介護士の大半は女性である。家庭での役割の延長の仕事と考えられているから女性が多いのだともいうが、それだけでもあるまい。歴史的に言えば確かにそうなのだろうし、事実女性がそういう職業を選びがちなのも現状である。実際、資格はあっても多くの女性が保育士や看護師などとして働いていない...
竹中恵美子著作集「戦間・戦後期の労働市場と女性労働」読了。宇南山卓著「現代日本の消費分析」読み進む。昨日は成人の日だったらしい。新成人といっても二十歳を迎えた人を祝う式が多かったようで、なかなか慣習というものは改まらないもののようである。親がかりの高校生では成人という気分にはなれないだろうし、親も実感できないものなのだろう。しかし、現実には18歳で成人として法的には扱われるので、何時までも20歳で...
竹中恵美子著作集「戦間・戦後期の労働市場と女性労働」宇南山卓著「現代日本の消費分析」読み進む。若い時は人生をこう生きようとか目的を設定したくなる人もいるようだが、大抵は無自覚、無目的に生きていく。あれがしたい、これをしたいというのも人生の目的そのものとも言えないだろう。目的とは到達したい状態、得ようとする対象のことをいうらしいが、確かに我々は目的を持って行動することもあるが、多くの行動は漠然とした...
竹中恵美子著作集「戦間・戦後期の労働市場と女性労働」宇南山卓著「現代日本の消費分析」読み進む。禁煙に成功した人の話を聞くと、入院、風邪等でタバコが吸えなくなり、その間にタバコが吸いたくなる中毒症状がなくなったので、それ以来吸っていないという人が多い。つまり自分の意思でやめるのがそれほど難しいということだろう。小生も年末に風邪をひきタバコが吸えなくなり、中断していたら、禁断症状がなくなったのでそのま...
宇南山卓著「現代日本の消費分析」、竹中恵美子著作集「戦間・戦後期の労働市場と女性労働」読み進む。我々老年世代は貯蓄も十分に持つ豊かな世代だと思われがちだが、皆が金持ちというわけではない。老い先の長さに比べ、貯蓄の少なさを心細く思っている人も多いはずである。ライフサイクル仮説によると老年期には稼得能力を失うため、その前に十分な貯蓄をすることになっているが、貯蓄ゼロから数百万円という人が半数を占めると...
天野正子他編「日本のフェミニズム・7」読み進む。日本の賃金・労働市場については内部労働市場、外部労働市場に分け、それぞれ別の原理に基づいているというのが一般的な考察の方法のようである。内部労働市場は社内における労働者の位置を決める市場であり、外部とは切り離され、評価を受ける市場というような意味だろうか.外部労働市場とは地域社会において擬制的に成立する労働市場で、純粋に市場原理が貫徹する場というよう...
天野正子他編「日本のフェミニズム7」読み進む。7時から9時まで沢田研二華麗なる世界全24曲を見た。年代を見ていると1970年代後半から1980年代にかけて発表した曲のようである。沢田研二、ジュリーが一世を風靡していた時代があった。自己演出なのか他者演出なのかといえば、他者演出で作られたヒーローという部分が大きかったのだろうと思うが、あれだけの存在感は余人をもっては出せないはずである。歌、演出、楽曲...
昭和女子大学女性文化研究所編「女性と仕事」読了するつもり。新潟県職労の新年号のリーフレットに若手の3割が転職希望を持っていると書いてあった.新卒者の3割は3年以内に辞めると言われるから驚くような数字でもないのだろうが、辞めることなど考えたこともない自分には世の中変わったと思わざるを得ない。最近女性の公務員試験の合格者が増えているようであるが、女性比率の上昇は権威の喪失という一面もあり喜んでばかりも...
昭和女子大学女性文化研究所編「女性と仕事」読み進む。いまさら利に働いてもたいしたことはない気がする。働いてはいるが年金生活ゆえ、アルバイト程度のお金が入らなければ、明日から生活に困るということはない。ならば損得より好き嫌いで生きても構わない気がするが、打算というものだろうか。やりたいことしかしないと宣言し、事実そうしているが、付き合う人間のタイプまで限定しては世間を狭くするだけのような気もする。だ...
滿薗勇著「消費者をケアする女性たち」読了。昭和女子大学女性文化研究所編「女性と仕事」読み進む。昨日は突然の地震だったが、時と場所を選んでくれないのが、災害である。被災された方はお気の毒というしかないが、支援の手が早く届くよう望む。8時から箱根駅伝を見ているが、どこの大学が勝とうとどうでもいいことのように思う。世の大勢には微塵の影響もないことであるので大騒ぎできるのだろう。母校が活躍すれば気分はよい...
薗勇滿著「消費者をケアする女性たち」読み進む。正月といっても我が家は何も革まらない。部屋も汚いままであるし、毎日ブログを書くのも去年と同じである。くたびれた体も脳もリフレッシュしていない。何も変わらないからせめて暦だけでも改めて気分を変えようというのが正月なのかもしれない。戦争も飢餓も温暖化も状況は何も変わらない。正月は素直に寿ぐものなのだろうが、天邪鬼な気分が湧くのは正月気分に自分がついていけな...
「ブログリーダー」を活用して、偏哲さんをフォローしませんか?
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。庭は春の花盛りである。早春の花が終わり、ツツジ、チューリップ、菫、芝桜などが花を咲かせている。人は歳ごとに越えなければならない壁がある。小生は今年齢70を迎える。ことさら70歳の壁などといっても仕方がないのだろうが、考え深いものはあるし、どうなるのだろうかという恐れもある。75歳...
大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」読み進む。御三家とは徳川将軍家を継ぐ資格のある尾張、紀伊、水戸から由来し、いわゆるビックスリーのことをいうらしい。芸能界、業界、演歌の御三家など様々なものがある。映画業界では時代物御三家(阪東妻三郎、片岡千恵蔵、嵐寛寿郎)日活アクション御三家(石原裕次郎、小林旭、宍戸錠)歌謡界の御三家(...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理「外国人花嫁の国際社会学」読み進む。ベストアンドブライテストという本を学生時代に読んだが、ケネディ政権においてアメリカでもっとも優秀な人達が何故間違いを起こしたのかということについて書いてあったと思う。どんな優秀な人でも間違うことはあると言ってしまえば月並だが、政治資金問題などのことを思うと当たり前だとばかり言っていられ...
子育てのスタイルには親専制型、子迎合型、親指導型の3類型があるという。時代と社会環境、親の個性に従って異なるのだそうだが、現在は世界的に親指導型が多いのだそうだ.世界的な格差の拡大、競争の激化などで子供の未来は簡単に開かれないという現状が影響しているという。親のリソースや学歴、社会的子育て支援の状況などから親は子育ての方法を選択することになるようだが、当然恵まれた階層の選択肢は多くなる。親専制型は...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」など読み進む。子育ての効用は、労働力、老後の安泰、愛玩効果だそうだが、労働力として子供を使うことは現在は禁止されている。老後の世話や経済を子供に頼ることは社会保障が整ってきたことや、同居率が下がってきたなどの種々の原因により難しい。唯一残るのが愛玩の対象と...
本田由紀編「現代社会論」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」など読み進む。庭に日曜日に買ってきた花を植えた。安い花ばかりを買ってきたのは貧乏性だからである。正直いえば一鉢5百円の花の方が豪華で、欲しいと思う。占めて千円ちょっとの5鉢であった。哲学とも現象学とも縁がないが夫婦の不思議ということについて書いてみようと思う。多数...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、本田由紀編「現代社会論」など読み進む。今日か明日海棠に3回目の消毒薬の散布をするつもり。イオンの株主優待で8千円ばかりの現金が入るので夕食はお好み焼ともんじゃ焼きを食べる予定。居酒屋は食べる物がないので嫌だという。男も女も仕事や家事を好むのは存在証明やアイデンティティの問題だろう。勿論仕事や家事の嫌いな男も女もいるが、それもま...
永田夏来著「生涯未婚時代」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」など読み進む。佐川光男さんが亡くなった。享年84歳、合掌。「今は幸せかい」の歌詞は今でも覚えている。単純なせいもあろうが、当時は記憶力がよかったからだろう。今は一日前のことも小見出せない。他人の訃報が身につまされる今日この頃である。結婚も数ある選択肢の一つだというが、今は一人で生涯を暮らすための様...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。禁煙パイポはまだ売っているようだ。発売当時印象的なCMで話題になったので記憶に残っている人も多いだろう。どれほど効果のあるものかは分からぬが、他の禁煙手段と同様使う人の意志次第ということもあろう。パイポは禁煙できれば最も安価な手段で、コンビニでも売っているところがあるようだ。小生色々な手段を試したが、どれも失敗した。一番効果のあったのは風邪で吸われなか...
厚生省編「昭和37年厚生白書」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読もうと思う。筍の天ぷら食むや老夫婦してほろ苦き思いで遠き木の芽かなプリントのシャツ捲る五月の日青春の青やいずくぞ立夏の吾偏哲...
厚生省編「昭和37年厚生白書」読み進む。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」は購入してしまったせいか読めないでいる。森永卓郎氏が原発不明癌終末期と宣告されているようだ。何の癌だか分からないが、終末期なのだそうだ。生に未練はないというが、66歳で逝くのは少し早すぎる。自分だったらどうだかと思うが、案外自分も生に執着はない。ただ女性史でやり残すことがあれば少し残念である。森永氏も後何年か生きたいと思...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」読了。厚生省編「昭和37年厚生白書」など読み進む。今日は一日フリーである。何をして過ごそうか。会社四季報で気になる会社を見てみようか。遅ればせながら会社四季報を買ってきたのだ。庭の海棠の花が盛りである。ピンクの花が美しいが、何時までもつのだろうか。株価が大きく下げた。一過性だろうが心穏やかとはいかない。プロなら今が買い時と思うだろうが、素人はそうもいかない。今日...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」厚生省編「昭和37年厚生白書」など読み進む。仕事を辞めてから8年経った。今日現役の人と話す機会があったが、98年に就職したそうである。1993年から2005年に学校を卒業し、就職した世代を就職氷河期世代というらしいからど真ん中の年代である。銀行とか証券会社が倒産したのが、98年くらいでなかったか。求人が減少していたのに、団塊ジュニア世代で人数が多かったので猶更就...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」厚生省編「昭和37年厚生白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」併読す。最近はテレビよりユーチューブのほうが面白いと思い、テレビニュースは地方ニュースしか見ない日が続いているが、新聞は何日か遅れでも読んではいる。政治ニュースにはあまり興味が持てない今日この頃だが、いよいよ世界はきな臭くなっている気もする。米ソ対立の時代を生きて来たので、米中対立も力の均衡が崩...
溝口由己著「少子化問題の経済学」読了。厚生省編「昭和37年厚生白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。昨年人口は83万人の自然減であったそうだ。後期高齢者が2千万人もいれば大量死が発生し、人口が減るのが当然である。一人ひとりの死に嘆く人はいても、百何十万人の死を嘆く人はいない。人生とは人がこの世で生きていくこと、この世で経験することなどを意味し、どう生きるかとは別問題である。若い人は...
クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」何時になったら読み終えるのか目途がたたない。元大谷翔平氏の通訳が起訴されたのだそうが、不法送金額は24億円ということだ。絶対ばれてしまうと思われることを何故やったのか、その心理や性格は分からぬが、いずれにしろ本人の人生はほぼ終わりだろう。我々の身の回りにも元通訳のような犯罪者予備軍や異常性格者...
クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。為替は1ドル153円を突破したが、このまま200円もありなのだろうか。円もドルも需要と供給で動くというが、流石に円は安すぎる気がする。あらゆる通貨に対し円は値下がりしているというが、妥当な価格とはどのあたりなのだろうか。購買力平価によると1ドルは100円の価値もないらしいので、確かに欧米の...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。昨日はおにぎり、やきとり、ピーナッツ、クラフトビールを買って一人花見をしてきた。大勢のほうが楽しいのかもしれないが、面倒があるのでやめた。庭の海棠が咲いた。桜ほど多くの木が連なって咲くわけではないので凛として美しい。吉野桜は来年あたりには咲くのではないか。4年ほどしないと咲かないそうであ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。海棠がなかなか咲かない。今日は一人花見でもしようと思う。「なぜ男女・・・」を読んでいたら女性とキャリアの関係は、家庭かキャリアか、仕事の後に家庭、家庭の後に仕事、キャリアの後に家庭、キャリアも家庭も、の順に変遷してきたのだそうだ。自分の講座「高度経済成長期と新潟の女性」でもこの区分を使わせ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。巷で言われるのは男は度胸、女は愛嬌だが、逆だという説を聞いた。確かに陣痛に耐え子供を産むことなど女であることは度胸を必要としている。結婚して外国に住むのも女性の方が多いが、大変なリスクを犯すことのような気がする。意外に女性人生の方が度胸を必要としているのだろう。男が危険を冒すのは破れかぶ...
東洋経済新報社刊「会社四季報」拾い読みす。総会の季節がやってきた。株主総会はまだ先だが、退職者の会、行政書士会などの総会が来月にある。会費の納入も今月内というところも多い。会費は覚悟で入会してはいるのだが、立て続けでは痛い。今月のアルバイトのお金がそのまま会費に流れた。他に入用のお金ができまだもらっていないお金の使い道も決まってしまった。収入があるからいいが、仕事をしていなければそのまま赤字である...
年寄りが年寄り批判しても誰も感心はしないだろう。むしろ奇特な人と見られるだけな気がする。高齢者批判は未来の自分批判と同じであるので若い人も批判し難いだろう。老人を見て人間この程度のものと言っては、人間の命は地球より重いなどと宣う建前論者に論難されかねない。人間の命が尊いものとしておかないと何かと不都合があることは分かるが、人を死刑にしておいて尊いもない気がする。所詮世の中は虚構の掟でなりたっている...
今日は金沢から七尾、和倉へ移動し、浜焼きをいただき、足湯を楽しんだ。人生百年といっても誰もが百年生きるわけではないが、90歳近くまで多くの人が生きることになった。キャッチコピーであるので必ずしも実態を写しているわけではない。それでも最早70歳など若い、鼻たれ小僧と言われるほどに後期高齢者が増えたに違いない。年寄りばかりで、少しウンザリするが、自分も年寄りの一人であるので文句もいえない。人間歳を取っ...
東洋経済新報社刊「会社四季報」拾い読み。東北電力の株が600円台になったので少し買っておいたら700円台に戻した。目標株価は800円台のようだが、千何百円という時期もあったので値上がりを期待して追加で単位株を買ってみた。黒字転換でどれくらい値上がりするだろうか。閑話休題金沢は外国人観光客だらけである。日本人観光客も多いが外国人が目立つ。新潟とは雲泥の違いであるが、下手すると金沢の伝統文化が潰れるの...
新潟から金沢まで4時間半くらいだっただろうか。8時に新潟市を出て12時半には金沢市の近江町市場に着いた。寿司屋で昼食を取り、東茶屋街に移動、界隈を見学し加賀藩御用達の店でお菓子を買い、別店で抹茶と生菓子をいただいた。九谷焼の焼き物を探しに陶器の店を回り、武家屋敷街に迷い込む。最後にデパートで九谷焼のマグカップと輪島塗のマグカップを買う。ポイントに少しの持ち出しで済むお値段である。帰りにおでんの赤玉...
今日は明日からの旅行の予定などを作りながら一日を過ごすつもり。金沢おでんを食べることと国立工芸館に行くこと以外特にやりたいこともない。リビングルームの書類棚が整理したので要らない書類を選んでおけと言われた。捨ててもいいものばかりのようであるが、記憶にない書類があった。高校時代の文芸部の賞状である。文芸部の発展のため功績顕著であると書いてある。先生が配慮してくれたのだろうが、記念の万年筆も他人にあげ...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読了。最近気になっているのが、立場の上の方の下の者を見る顔である。営業スマイルという言葉があるが、彼ら彼女らの顔も一種の営業スマイルを湛えている場合がある。自然の笑みではなく仕事上の微笑みである。自分の本心を隠す、好意を持っているように見せる、安心感を与えるなど様々ことを意図し職業上身に着けた表情のようである。その顔を見るにつけ油断がならないと思うのであるが、本...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読了。石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読み進む。石川県への旅行の日が迫ってきた。下らないがブログを続けて書くべきか、書かざるべきかで迷っている。どうでもいいブログも7年も続けると執着が生まれてくるのかもしれない。老いの現われかもしれないとも思うが、旅行中ブログを中断すべきか、書き続けようかと迷っている。海外旅行中、昨年の福岡旅行などではパソコンは持っ...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進む。女性の進学率の上昇は経済学的に説明ができるようだ。2000年代に入り大卒の期待収益率が高かまったらしい。男女差別の雇用慣行が1999年に禁止されたためだろうか。大卒女性の結婚による期待収益率も高まったようだ。同類婚で大卒女性は大卒男性と結婚するようになった。以前は大卒女性が少なかったためか短大卒女性と結婚する大卒男性も多かったが、次第に大卒同士...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進む。朝ブログのタイトルを思い付いたのだが、メモしておかなかったので忘れてしまった。忘れたことが分かるだけでよしとしよう。人生の初っ端から不幸が立て続けだったような気がする。人生終わりと思ったこともあるが、生き続けていれば薄日が差す日もある。自殺しなかったことが救いというようなものである。物忘れがひどくなり、過去のこと思い出せず、たいして不幸でもなか...
今日は一日仕事で読書進まず。晩御飯の後少し読むことにする。自分の思い月でブログを書いていると他人を否定することを書くことがある。一週間ばかりで二三度書いたような気がするが、今更消せないので仕方がない。自分本位の人間とも自分のことを思ってはいないが、ついつい他人を非難の目で見てしまうことがある。他人の本性や考えていることなど想像と推測でしか分からないものだが、決めつけてしまう。人間は多面的なもので良...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進むつもり。今度が最後という言葉を二年前に聞いたが、二年前だけではないようなことも聞く。君子豹変するというが、総会の場で言ったことを忘れたわけでもあるまい。行政書士会の会長などやってなんの益があるのだろうかと思うが、権力の魔力というのに取りつかれたのだろうか。人材の少ない行政書士会といっても余人をもって代えがたいと...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読み進む。フェースを重視する男かレッグを重視する男かと問う欧米人のフレーズがあるようだ。男は女の美醜を問い、女は男の力を問う。美意識は様々のようで女性の外見的な美しさの基準は個人の好みの問題でもあろう。それでも衆目の一致する美人という人はいるので時代ごとに一応の基準はあるのだろう。明治以降に西洋人の女性を知ったことで日本人が美人とする女性も大分変ったのだろう。女...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」廣田晃崇著「マンション管理はこうして見直しなさい」など読み進む。90~100歳代の被相続人に70~80歳代の相続人という老々相続があったが、同時に負動産相続であるケースも多いだろう。人生100年時代ともなれば普通に起こることである。一次相続とともに二次相続が間を置かずということになる可能性も高い。被相続人は田舎に住んでいることが多いだろうので売るに売れない負動産...
橘木俊詔著「女女格差」読了。石塚由紀夫著「働く女性のほんとの格差」読み進む。テレビ東京系で「ソロ活女子のススメ3」が始まったそうである。女性は何かとつるむという印象はあるが、集団好きばかりではいないのだろう。ソロキャンプ始めソロが流行りのようだが、人間もともと一人の時間がないと自分を見失ってしまうものである。集団心理というのは戦争など恐ろしい結果をもたらす負の側面がある。寝る時間くらいしか一人にな...
橘木俊詔著「女女格差」貴船美彦著「マンション組合理事になったら読む本」など読み進む。今日はマンション管理に関する本を10冊弱借りて来た。必要と思われるところを読んでみたが、少しは事情が分かってきた。マンション管理組合理事は楽しみながら行うもの人脈を広げることもできると書いてあったので、次回の理事会ではまず自己紹介をしてみようと思う。それぞれ自己紹介も行わず理事会の議事を進め、お互いにどこの馬の骨と...
橘木俊詔著「女女格差」石塚由紀夫著「働く女性のほんとの格差」日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」など借りてくる。女性の就業率が高くなり、かっては男ばかりしかいなかった職業に女性を見かけるようになってきた。戦後新潟女性労働史講座の視点に女性同士の格差も盛り込もうと思った。同じ職場に男女がいれば一般的には女性のほうが優秀だと感じていた。女性は精鋭であるが、男にはぼんくらも含まれているのが普通で...
今日提案して今日決めてくれという。バナナのたたき売りでもあるまいしと思って反対した。バナナではなくマンションの管理会社を決めることである。資料は見積書と決めたいという会社のピーアール冊子だけである。学級会でもあるまいしそんなことで済むと思っているのか。資料を説明するわけでもなく、見積が一番安いというだけである。もう決まったような話をする。現在の管理人を引き受け先が引き取って今まで通りやるという。自...
世の中には色々な人がいる。賢い人もそうでない人もいるだろうが、自信を持っている人ほどそうでもないと思われる人が多いような気がする。人を管理したり、判断を求められる仕事をしたこがないほど、判断に自信を持っていたりする。人の上に立ったり、判断を仕事で経験したことのある人ほど物事には総じて慎重である。マンションの理事であれ責任というものを考えるとそう簡単に判断できることばかりではない。物事の決め方、合意...
今日は一日仕事であった。晩御飯には何をたべようかと思案中。戦後新潟女性労働史講座のチラシ作成のため戦後の混乱・復興期を生きるため働いた時代、高度経済成長期を豊かになるために働いた時代、その後の安定経済成長期を心豊かに生きるために働いた時代、現在までの成熟・経済停滞期を生き甲斐のために働く時代とまとめてみた。もちろんどの時代にも生きるためや豊かな生活などのためにも働いている人はいるし、一つの目的のた...