ウェストミンスター寺院
同じ通りにあるウェストミンスター大聖堂はカトリックの教会だが、このウェストミンスター寺院はイングランド国教会の教会で、様々な王室行事が行われる。2基の塔は1740年に建てられた。 <ウェストミンスター寺院の歴史> ウェストミンスターという名前の由来は、<シティの西に位置する修道院>という意味で、すでに8世紀の頃には原型となる教会があったと言われる。 現在の寺院の基礎を築いたのはエドワード懺悔王(証聖王)で、1065年に完成した。ウィリアム征服王が1066年の暮れに戴冠式を行なって以来、全ての戴冠式はここで行われている。 16世紀にヘンリー8世が修道院を解散したが、王室との繋がりのため建物は破壊…
2025/04/02 06:55