高野山の金剛峯寺

高野山の金剛峯寺

青巌寺(せいがんじ)は、現在の金剛峯寺境内の東部にあった寺院で、明治2年(1869年)まで高野山上に存在した寺院です。学侶方の寺務をつとめた中心寺院でしたが、行人方の役寺であった興山寺(廃寺)と合体して金剛峯寺となっています。青巌寺は、天正20年(1592)、豊臣秀吉が大願主となり、母・大政所の追善のために木食応其(もくじきおうご)に命じて造営され、初めは「剃髪寺」と号していました。文禄3年(1594)3月、秀吉は高野山に登...

2023/10/10 01:04