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よも”ヤマ”話 第202話 裏剱・仙人池 act2 その4 (仙人池より下山)
よも”ヤマ”話 第202話 裏剱・仙人池 act2 その4 (仙人池より下山) 〔富山県〕 '98・10高天原と並ぶ秘湯にて『日本一危険な温泉』の称号をつけられた阿曽原温泉※ ウィキペディア画像を拝借 阿曾原温泉 あそはらおんせん (中部山岳国立公園)富山県黒部市黒部奥山国有林地内にある温泉で、位置的には黒部渓谷の『下ノ廊下』の途中にある。山小屋の『阿曽原温泉小屋』があり、温泉もこの小屋が管理している。 ...
山屋の秘密とか、怪しい男女への天罰とか、ぶつくさ言いながら山を下りるオバさん
今回は年のせいか、人並みの速さに起きることができた。今日も起きたのは4時半だ。もう、他の人はモゾモゾ起きだしている。 ここ、阿曽原温泉小屋は、男女同じ部屋なので、着替えるのに苦労する。いくらくうみんでも、やっぱりお恥ずかしいものを見せる訳には行かない。干してある靴下やらなにやらを乾燥室からそっと取りに行き、布団の中で着た。 そう、わかるだろうか?くうみんが感じていた居心地の悪さの正体。山屋という...
阿曽原温泉小屋では、お風呂は男女交代制になっている。女子の時間になったので、タオルを持って風呂場に向かった。 ここは露天ぶろで、石鹸も置いてある。もちろん、街中の温泉宿と違って、囲いもなく、豪快な自然の景色が見られる。 行ってみると、男女が一緒に風呂に浸かっているではないか。「時間ですよ~」 くうみんが声をかけると、慌てて出てきた。「すみません」 くうみんはかけ湯をすると置いてある石鹸で全身を...