みんな仲良くという幻想は捨てたほうがいい
多くの人は身近な人との親しいつながりが大事だと思っている、 だから友人や同僚との関係を壊さないように神経が磨り減るく らい人づきあいに気を使う、その結果大事なはずの相手との関 係を重苦しく感じるという矛盾した意識が生まれる。 これは9年前に56歳の若さで亡くなった社会学者の菅野仁氏 の著書「友だち幻想」のなかの言葉である、いわゆる同調圧力 である、その原点が小学校に上がる頃に誰もが耳にした「一年 生になったら友だち百人できるかな」という歌で、友だちをた くさんつくることが望ましいと刷り込まれた人は多いはず、学 校はみんな仲良く、みんなでひとつだという友だち幻想が強調 される場所になってる。 し…
2025/06/11 06:30