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プロ経営者を外様扱いして、ショートリリーフしかさせない日本の会社に、未来はあるか
確かに日産のゴーン社長は、ルノーから日産に来て、大改革をした後、ワンマンとして君臨し、最後には逮捕されてしまいました。 ですが、それをもって、外部から来た人間が長く居座ると、会社がおかしくなると言っていいものでしょうか。 どんな優れた人間でも、長期にわたって権力を手放さずにいると、次第に傲慢になってきます。 そもそも、ゴーン氏は、日産と業務提携したルノーの幹部ですから、言わば親会社からの出向であって、「外部から来た人」ではありません。 日本では、JALを立て直した稲盛和夫氏や、東芝の再建を請け負った土光敏夫氏など、会社のピンチに外部から請われた人たちは、会社を軌道に乗せると、身を退くのが常でし…