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本日9月30日は翻訳の日。日付はキリスト教の聖職者・神学者で、聖書をラテン語訳したことで知られるヒエロニムス(347年頃~420年)が亡くなった日に因んでいるんだそうです。映画で翻訳と言えば字幕(吹替に関してはまた別の機会に)。字幕と言えば、名訳・迷訳、そして誤訳。個人的名訳一番は「過去のない男」(2002年/アキ・カウリスマキ監督)。 主人公が暮らすコンテナハウスに電気を引き込んでくれた技師との会話。『お礼に何を?』 『俺が死んだら情けを』ハードボイルド映画のようなやりとりにグッときてしまいましたが、元の台詞はかなり長文。原語はフィンランド語ですが、恐らくこれを忠実に訳したであろう英語字幕は…
文春法で有名な週刊文春。芸能ニュースやスキャンダルの報道は最速ですが、それ以外は他紙から1年も遅れた話題を記事にする事もあるようです。その一つが詩の翻訳が国際問題にまで発展した、という話。アマンダ・ゴーマンさんの詩の翻訳を巡る話題です。
国際翻訳デーは9月30日。2017年に国連総会の決議で決まりました。語学力と表現力が要求される翻訳ですが、センシティブな話題については命がけの仕事になる場合もあるようです。