信じて損をしても、誰も責任を取らない
何かが起きるたびに、評論家は、「これからは、不確実性の時代だから、先が見通せない」と、人々の不安を煽りつつ、自分の見通しを聞かせようとします。 そして、当たると、「私は○○(例えばソ連崩壊とか)を予言した」などと、殊更に喧伝し、外れると予言がなかったことにしたり、「だから不確実性の時代だと言ったでしょう」と、責任を転嫁します。 それくらい図太くないと、評論家は勤まりません。 例えば、先日読んだ『老前破産-年金支給70歳時代のお金サバイバル-』(2018年発行 荻原博子著)では、著者は、「物価は当分デフレが続き、住宅価格はもう上がらない」と明言しています。 publications.asahi.…
2022/04/23 07:43