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何かが起きるたびに、評論家は、「これからは、不確実性の時代だから、先が見通せない」と、人々の不安を煽りつつ、自分の見通しを聞かせようとします。 そして、当たると、「私は○○(例えばソ連崩壊とか)を予言した」などと、殊更に喧伝し、外れると予言がなかったことにしたり、「だから不確実性の時代だと言ったでしょう」と、責任を転嫁します。 それくらい図太くないと、評論家は勤まりません。 例えば、先日読んだ『老前破産-年金支給70歳時代のお金サバイバル-』(2018年発行 荻原博子著)では、著者は、「物価は当分デフレが続き、住宅価格はもう上がらない」と明言しています。 publications.asahi.…
先日のブログで紹介した記事の最後に、これからは、VUCA(ブーカ)の時代だと、書いてありました。 VUCAとは、 V(Volatility:変動性) U(Uncertainty:不確実性) C(Complexity:複雑性) A(Ambiguity:曖昧性)の頭文字4文字を繋げた造語で、これからは、未来を見通せない時代が来るということだそうです。 hrnote.jp ですが、「不確実性」については、半世紀近くも前の1978年に、ガルブレイス氏が、「不確実性の時代」という本で、同じようなことを訴えています。 ja.wikipedia.org そして、未来が不確実なのは、今に限ったことではありませ…