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亡くなった島崎俊郎といえば、何といっても「オレたちひょうきん族」で扮したアダモステ(アダモちゃん)が最高。南洋の原住民風のキャラで、コントなどの最中に突然現れて意味不明の言葉を発する。多分ほとんどがアドリブで、たけしやさんまが本気で吹いていたのを懐かしく思い出す。今は放送コードに引っかかるのかな。アダモちゃんが突然現れる「タケちゃんマン」のコーナーでは、当時の公開映画をパロディにしたミニドラマがよくあった。覚えているのは「戦場のメリーさんの羊」(『戦場のメリークリスマス』83)「フレッシュダンス」(『フラッシュダンス』83)「イルマの竪琴」(『ビルマの竪琴』85)「おいで夜っ叉」(『夜叉』85)「バック・トゥ・ザ・富由知家」(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』85)「コーラスカイライン」(『コーラスライン...島崎俊郎のアダモちゃん
旅スポット紹介51~楽器下手、博物館に行く~ 本編の前に我が家のプチネタ。 今日のお題は「ももたにくた犬をけしかける・その1」です。 ふだん、ダッシ…
『ラーゲリより愛を込めて』(2022.11.8.東宝試写室)(ネタバレあり)第2次世界大戦終結後の1945年。ソ連軍によってシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された日本人捕虜たちは、極寒の地で、わずかな食糧のみでの重労働を強いられ、命を落とす者が続出した。そんな中、山本幡男(二宮和也)は、日本にいる妻・モジミ(北川景子)や子どもたちの下へ必ず帰れると信じ、周囲の人々を励まし続ける。やがて、山本の仲間思いの行動と力強い信念は、多くの捕虜たちの心に希望の火を灯していくが、彼自身は病に倒れる。実在の日本人捕虜を主人公にした辺見じゅんのノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』を基に、瀬々敬久監督が映画化。ラーゲリでの山本の捕虜仲間に松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕らが演じる。現在のウクライナ...『ラーゲリより愛を込めて』
終戦記念日…父の戦争は終わっていなかった…。軍歌と『ビルマの竪琴』。
8月15日に放送される、『全国戦没者追悼式』に合わせて、正午に家族一同で黙祷するのが、例年の慣わしだった。 子供の頃は、よく解らないまま黙祷させられていた訳だが、父から軍隊の話を少しだけ聞いてからは、自ら黙祷するようになり、それはどこに居ても現在まで続けている。 幼い頃に聞いた話で記憶は曖昧だが、父は二度か三度の出征で、ビルマや南方の国、そして満州にも行ったようだった。 自分は陸軍中尉で、ビルマ(だったか、フィリピンだったか?)に居た時、貴重な飯粒を水牛の糞の上に落としたが、拾って食べたとか、マラリアに罹って生死をさまよった話などを聞いた。 そして、「鉄砲の弾が貫通した痕だ」と言って、腕の傷を…