文章を書くのが好きなので、ブログを始めました。 以前博物館などで働いていたので展示についてや美術についての話をしています。 ついでに曼荼羅アートの制作過程を載せていることが多いです。 読み物としても楽しめるエッセイを目指しています。
特にお習字を習ったとかいうわけでもなく、何か専門に勉強をしたわけではないのですが、字を書くのはわりと好きなほうです。もちろん、今は、パソコンやスマホで文字を打つほうが圧倒的に多いのですが、メモや貼紙など字を書く機会があると、張り切って書いてしまいます。ちなみに字そのものは、上手でも下手でもなく、いたって普通です。 そして、実は人の字を見るのも好きです。畏まった書類でなくて、普通のメモとかの字を見ると、それぞれ個性があって、(本人にそのつもりがなくても)字って、自分を表現する身近な手段なのだなあと(勝手に)思っています。 さて、博物館などで働くと、作家さんの字を見分けなくてはいけない場面が出てき…
以前、「謎美術用語:死んだ線、生きた線」という記事を書きました。そのあと、そういう独特の表現が他にあるかな、と考えてみたのですが、そのときは思いつきませんでした。 ちょうど、今回ブログに載せている絵の色塗りをしているとき、「面でとらえられてないな」とふと思い、学生のころ先生に「線でとらえるんじゃない、面でとらえるんだよ」と何回も言われたことを思い出しました。 この「線でとらえる」「面でとらえる」は、デッサンなどをしている学生さんは、一度は先生に言われたことがある言葉じゃないかな、と思います。 デッサンで立体物を紙という平面に描こうとするとき、奥行きとかその形の存在感を表現することが大切になるの…
ラフスケッチを頑張って描いて載せます、文章は短くしますと前回書いたのですが、せっかくなので、普通にブログを書くにはちょっと短いかな?みたいな小さなトピックを一緒に書こうかな、と思い立ちました。 というわけで、ラフスケッチを載せるときは、展示に使う道具とか設備、絵を描くときに使う物などについて、手短に解説してみようかな、と思っています(本当に手短になるかは怪しいですが・・・)。 というのも、人と話をしていて、何気なく使った言葉で「あれって、そういう名前だったの!」と言われることが時々あり、そういうお話も面白いかも?と思ったからです。 さて、美術館や博物館に限らず、パネルなどを吊るす場所には結構「…
ブログを週1ペースにして、3ヶ月くらい経ったのですが、ブログの更新スタイルをちょっと変えて、ラフスケッチの投稿を増やしてみようと思います。 また絵を描くようになって、ベースとなる人を描く部分がまだまだだなあ、と感じる瞬間が多くありました。そして、ただ人を描くだけでなく、もっと自分のスタイルで、個性を出して描けるところまで持っていけたらいいな、とも思うようになりました。 と、いうわけで、簡単なラフスケッチを平日に時々描いてブログにあげようと思っています。ラフスケッチに文章は、今のところ、あんまりつけないつもりです(とか言いつつ、何か気が向いたら書いているかもしれません・・・)。 別にスケッチをブ…
絵を描くことに限らず、モノづくりは、どこでその作品を完成とするかが難しいと思います。もちろん、タイムリミットがあれば、そこで止めざるを得ないのですが、そうでない場合、一応の完成図があっても、どこまで描きこむか、作りこむかは、完全に作り手に委ねられています。 レオナルド・ダ・ヴィンチは「モナ・リザ」を生涯手元から離さず、加筆し続けたそうです。それは、つまり、ダ・ヴィンチにとっては、どこまで描いても完成と思えることのない作品だった、ということなのだろうと思います(だからこそ、今でも多くの人を惹きつけてやまないのかもしれません)。 作家さんが、どこで作品を完成、とするのかは、本当に人それぞれ、作品に…
唐突ですが、九州出身です。進学や仕事でいろんな県にいたので(九州から本州まで何ヵ所かうろうろしています。)時々、自分の言葉が方言だと気づかなくて、通じなかったり、逆に相手の方の方言が分からなくて、「?」となったことがあります。 話し言葉では、そういうことは珍しくないので、お互いに通じてないかな?となったら、表現を変えたりして、意思疎通をはかってきました。ですが、文章では方言を気にしたことがなく、ずっと標準語で文章を書いていると思っていました。 ところが、とある博物館で働いていたとき、展示の裏話を館内報に書くことになり、その文章の中で「車も離合できないような細い道を」という表現を使っていました。…
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