chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
呉式太極拳教室 ー 「太極の小径」100歳まで自分の足で歩ける心と身体を作りましょう https://www.taikyoku-no-komichi.com/

100歳まで自分の足で歩ける心と身体を作るために、呉式太極拳を学びませんか?シンガポールで10年間修行をし、分家を許された正当な伝統呉式太極拳です。

呉式太極拳教室 ー 太極の小径
フォロー
住所
シンガポール
出身
東京都
ブログ村参加

2022/06/30

arrow_drop_down
  • 言葉にすることの大切さと難しさ

    先日、すでに3年間も私から学んでくれている生徒さんの個人レッスンを行いました。すでに、108式套路を一通り学び終え、1度目の修正も終了している生徒さんです。残りの2ヶ月弱で、後半の動きの修正をもう一度やり直しています。 この生徒さん、学んだことをしっかりノートにまとめるし、自宅での練習もしっかりするので、動きはかなり良くなってきました。108式套路に関しては、基本的な動きはすでにできていています。 前回の個人レッスンの時に、修正内容を言葉にすることは、やはり難しいと感じました。 動きを修正する場合、デモを行なって、理想の動きを示し、それに近くなるように練習をしてもらう、このサークルの繰り返しをやるのが一般的ではないかと思います。場合によっては、直して欲しいところを、「ここを、こうする」みたいに強調することもあるでしょう。 自分が習っている時にも感じたことがあるのですが、これだけだと、何がおかしいのか、はっきりとはわからないことがあります。ここがおかしいかな、って思ったところも、基本的には、自分の経験に基づく主観でしかありません。仮に、その時は、うまくできて、先生がOKを出したとしても、

  • 生徒さん、募集中です

    桂花ラーメン、大学の頃から定期的に行っている熊本ラーメンのお店です。その頃は、本格的な熊本ラーメンはもちろん、本格的な長浜ラーメンのお店も東京では数が少なかったと思います。 英会話学校で知り合った友人に連れられて行ったのが最初でした。初めて食べた時は、味が濃すぎると感じました。そんなコメントをしたら、その友人が指さしたのが、この張り紙でした。少なくとも3回は食べてみろって、それは言い過ぎではないの?と思いましたが、今でも帰国の度に食べているので、あながち嘘ではなかったようです。 ラーメン関連の本で読んだのですが、この言葉、根拠があったわけではなく、進出した東京でなかなか味を受け入れてもらえなかったため、藁にもすがる思いで使い始めた、と聞いたことがあります。 来年の春から太極拳教室を東京でやろうと決めて、色々と準備を行なっていますが、最後はやはり生徒さんに集まってもらわないとどうしようもありません。 今まで教えてきた経験から、何度かレッスンを受けてもらえれば、他との違いもわかってもらえると信じています。伝えられてきた太極拳の内容も、それを教えるための教え方も、きちんと練られていると思いま

  • 「易」を学ぶ

  • 休みの間の試み

    教室がお休みなので、普段やったことがないことをやってみました。ちょっと前から一度やってみたいと思っていたのですが、見た目が強烈になり過ぎて、生徒さんの間で不評だと困るのでやったことはありませんでした。 何をやったかというと、床屋さんで頭を剃ってみてもらいました。もともと、かなり短めの坊主頭なので、それほど違わないのではないか、と思いながらも、やっぱり実際のものを見てみないことにはなんとも言えませんでした。 普段は、バリカンで一番短くできるように切ってもらっています。日本だと五厘刈りって言うぐらいの長さだと思います。これでも、切ってもらった後は、かなり頭が白く見えます。でも、頭を触ると、切った直後でも髪の毛のざらざら感はあります。 丸坊主の方が修行僧みたいな感じで、真面目に修行に取り組めるのでは良いのではないか、って安易な発想での坊主頭です。以前は、もう少し長くしてもらっていたのですが、短い方が床屋に行く頻度が少なくて良いかと思って、さらに短くしました。 さて、今回は、バリカンは使いません。髭剃りと同じ容量です。シェービング・クリームを頭全体につけて、それを剃刀で剃っていきます。 以前、

  • 年内のグループレッスン終了

    クリスマスと年末年始のお休みで、年内のグループレッスンは日曜日で終了になりました。グループレッスンは、月曜日以外毎日あるので、お休みになると時間もたくさんできて嬉しいです。 2月に本帰国をするため、今年の年末年始は、日本には戻らず、シンガポールで過ごします。最後ですしね。でも、フライトが高くて帰る気もしない、というのもあります。普段は10万円を切るぐらいで帰る往復のチケットが、2.5倍ぐらいになっています。 私の周りでも日本に旅行に行くという現地の方が結構います。円安で、行きやすくなったっていうのはあるでしょう。 今年も1年間グループレッスンをやってきて、色々なことを学びました。教える機会をもらえたことは本当にありがたいです。 教えながら、どうやって説明したらよりわかってもらえるだろう、ってよく考えます。それによって、今まで気が付かなかった教え方が発見できました。説明した通りに生徒さんにやってもらうと、なんだかおかしい。そこで説明を変えて色々とトライしました。 こんな試行錯誤を繰り返していくことで、少しずつ教えるのも上手くなっていくのでしょう。 自分ができるようになるのと、人に教えられ

  • 後ろ髪を引かれる思い?

    だんだんとシンガポールでの修行生活の残りが少なくなってきました。前にも書いた通り、学び残したことをクヨクヨするのはやめました。全てを学ぶまで海外で修行を続けるのは、経済的に無理です。 残りが少なくなってきたことで、生徒さんたちの間でも、私が2月に本帰国することが認識され始めました。 何人かの生徒さんに、もう少し残ることはできないのか、と聞かれました。もう少し学んでいたい、と言った思いや、今後誰が教えるのかわからないのが不安、と言った声も聞かれました。少なくとも自分のことを必要と感じてくれている人がいることを確認できて、ちょっと嬉しい気分です。 どんなことでもそうだと思うのですが、きちんと教えられるようになるにはかなりの時間を要します。私程度のレベルでさえ、毎日練習を続けて10年になります。 私からみても、今のインストラクターの中で直ちに私の代わりになってレッスンをカバーできる人は数えるほどしかいません。生徒さんには申し訳ないけど、学校側がなんとかしてくれます、としか言えないです。去り行く私ができることは、ほとんどありません。 随分前から、若いインストラクターには、修正した方が良いと考え

  • 忙しい日曜日

    社会人をメインのターゲットにして教室をやっていると、どうしても週末は忙しくなります。日曜日は特に忙しいことが多いです。 今、やっとお昼休みになったので、ささっとお昼ご飯を食べて、このブログを書いています。 今朝は、8時から始まりました。推手の個人レッスンを師匠につけていただきました。推手のレッスンは、套路のそれよりも実際に相手を立てて、技をかけるので、体力的に疲れます。1時間やるとかなりの疲労感があります。 そのあと、9時半からと10時45分から、それぞれ1時間、自分が個人レッスンを行いました。デモを行い、説明し、練習をしてもらう、と繰り返しました。レッスンを終えて、スタジオのモップ掛けが終わったのは、ほぼ12時でした。 朝8時から約4時間、座ることなく、動き続けました。 昼休みは、少し長めで、午後は、2時からと4時から、グループレッスンがあります。4時からのレッスンは、自分一人で教えなければいけないので、ちょっと大変です。 夜は、のんびりビールでも飲みながら過ごせたら良いなぁ、って思っています。 教室をやっていて、こんな感じで忙しくなるのは、経営的には嬉しいことです。生徒さんがたくさ

  • 「太極真諦」最近買った本

    最近、暇があると図書館に行って、太極拳の本で面白そうなものがないかを探しています。シンガポールの図書館には、健康関連の書籍のコーナーにかなりの数の太極拳の本を置いています。パラパラとめくっていると楽しいものです。 図書館で本を借りることができるのは、国民か永住権を持っている人なので、私は借りられません。図書館の席で読んでみて、本当に面白そうだと中国のサイトから購入します。 一番多いのは、写真で動きを説明する類のものです。色々な流派の本があります。写真に説明をつけて套路を説明している本はかなりあります。太極拳を実戦でどう使うか、を同じ方法で説明しているものもありました。 私の場合は、今更他の流派の動きを学ぼうとも思っていないし、呉式太極拳に関しては、少なくとも套路に関しては、本から学ぶ必要はないと思っています。そもそも、写真を見て動きを学ぶことができるとは端から思っていません では、どんな本に興味があるかというと、理論の説明をしている本とか、太極拳でよく見られる問題を解説してくれている本です。太極拳の歴史とか中国文化との関係について書いてある本も参考になります。 写真の本は、図書館で見つ

  • Schadenfreude - 他人の不幸は蜜の味

    長たらしい単語です。昔、ボストン・リーガルというアメリカのドラマが好きで、よくみていたのですが、その中の一話に出てきた単語です。なぜか知らないのですが、この単語だけ、忘れた頃に思い出します。 元々はドイツ語だそうです。英語でもそのままの形で使われるようになったようです。不幸、損害を意味する”Shaden”と喜びを意味する”Freude”を合成した単語です。 他人が不幸になっているのをみて、喜びを感じることを意味します。日本語で言えば、「他人の不幸は蜜の味」というところでしょう。 忘れた頃に思い出すのは、自分にそういう傾向があって、自分自身それを好ましく思っていないので、自分を戒めるためではないかと思っています。 今回この単語が浮かんできたのは、グループレッスンで、他のコーチがデモをしているのをみていた時でした。まだトレーニング中のコーチなので、当然デモもそれほどうまくはありません。ありゃりゃ、と思うところもあったぐらいで、レッスン中ではありますが、師匠に手直しをされていました。自分はさすがにこんなことはないなぁ、って思っていたら、Shadenfreudeが思い浮かびました。 いい加減、

  • 話を聞いてもらえないのはなぜ?

    先日のとあるグループレッスンの時、10人強の生徒さんに一人で教えていました。そこそこ面倒な動きだったので、丁寧に説明とデモを繰り返しているつもりでした。 一番面倒な動きに差し掛かった時、まずは、デモと説明をし、一緒に練習を始めました。一度ではできなかったので、もう一度説明をして、デモをやりました。さらに練習。もう一度説明をしている時、ある生徒さんが、説明の内容がそのまま答えになるような質問をしてきました。もうすでに2回も説明して、これが3度目なんだけどなぁ、と心の中では思いながら、説明をしました。この生徒さん、はじめの2回の説明を聞いていなかっただけでなく、3度目の説明でなんの説明をしているのかもはっきりと認識できていなかったのでしょう。 ちょっとがっくししたのは、別の生徒さんが同じことを4回目の説明の時にした時でした。さすがに、私だけでなく、きちんと聞いていた生徒さんも、私への同情混じりで笑っていました。 グループレッスンだと、こういうことって結構おきます。上の空で聞いていて、繰り返しやっているうちに、なんとなく動きがわかってきた。自分が理解した内容を確認したくて、質問をする。きちん

  • 修行中なんだから、お酒をなんとかしなくちゃ

    大学に入った頃からの習慣で、ほぼ毎日お酒を飲んできています。なんで飲むの、何が楽しいの?と聞かれると、答えに窮します。習慣と惰性で飲んでいます。 シンガポールでは、夜10時半過ぎはお酒の販売が禁止されているので、レッスンが遅くまである日は、飲まないで済んでいます。おかげさまで毎週、少なくとも2回、多い時は4回、休肝日を設けられています。これは、私にとっては画期的な変化です。 お酒を飲まなかった翌日は、気持ちよく起きられることが多いです。疲れが残っていても、頭ははっきりしているし、お酒の影響が残っているのではないことがわかっているので、単純に疲れていると判断することができます。 お酒の影響が残っていると感じると、色々なことをやるための意欲がなくなります。なんらかの理由をつけて、練習をサボります。体が疲れているだけなら良いのですが、お酒の影響が残っていると、頭がきちんと働きません。 最近は、飲んだ翌日、疲労感が抜けない感じがします。飲んでいない時は、夜中に何度か目を覚ますと、それを覚えているのですが、お酒を飲んでいる時は、目が覚めたことを覚えていません。おそらく、睡眠の質がそれほどよくなく

  • スタジオの鏡

    これから開く自分の教室のスタジオにも鏡はつけました。鏡があると、自分の姿勢や動きを確認できるので、便利です。 この間、個人レッスンをやっていたときのことですが、生徒さんと並んで鏡に向かって練習をしていました。自分で動きながら生徒さんの動きを確認できるのも鏡の良いところです。鏡がないと、一緒にやらないで、生徒さんの動きを確認しなければいけないです。習いたての生徒さんは、そうするとなかなかうまくできないこともあります。さもなければ、顔を生徒さんの方に向けて、動作をしながら、生徒さんの動きを確認するのですが、これだと自分の姿勢が悪くなります。 グループレッスンで套路をやっているときも、鏡があるおかげで、自分の目の前にいる人の背中を見るだけではなく、前にいる人の動作を横から見ることができたりもします。 鏡があるだけで、スタジオらしく見える、っていう見た目の良さもあります。 でも、意外な落とし穴もあるように感じます。 この間個人レッスンの時に、鏡に向かって生徒さんと一緒に練習をしていたのですが、視線がどうも下に行きがちな感じがしました。動いている自分の手を見てしまって、目線が下がるって言うのは良

  • いつか実現させたい目標

    昔、勤めていた会社の関係で野球をやっていました。たまに集まって、野球をやって、どちらかというと、その後の飲み会がより重要な感じの、ゆるーい野球でした。 その頃、一度実現させたいと話をしてのが、いつか東京ドームで試合をしてみたい、と言うことでした。東京ドームって、プロ野球が行われているところ、そもそも時間貸しをしてくれることを知らない人もたくさんいると思います。しかも料金は、それほど高くはありません。年に一度ぐらいであれば、学校の経費として払っても問題のない程度です。 これから教室を始めるにあたって、一番重要なことは、生徒さんをより健康にすることです。でも、継続してもらうために、色々と工夫はしてみたいと思っています。 30人ぐらいの生徒さんが、108式套路をできるようになったら、野球では実現できなかった、東京ドームで太極拳をやる、って言うのを目標にしてみようと思います。 東京ドームの電光掲示板を背にして、皆で套路をやる、なんかカッコよくないですか?当日は、家族や友人の参加も可能にしたいです。体験したい人もOK。ゆくゆくは、他の学校と共同で開催して、お互いの発表会にするのもいいですね。 そ

  • 本帰国は2月9日です

    先日のブログでも書きましたとおり、本帰国は2月9日です。それに向けて色々な準備をこれからしていきます。 自分の会社を畳まなければいけないし、その関連でやらなければいけないこともありますが、やらなければいけないことの大枠は大体把握できました。これからは、それを粛々と進めていくだけです。 今回のシンガポール滞在は、2015年からでした。その年から師匠について太極拳を学び始めたので、8年以上にわたり指導を受け続けたことになります。バンコクでプロジェクトがあった半年間を除いて、教室のある日は、欠かさず通い続けた感じです。個人レッスンもたくさん受けました。 当初は、太極拳ってただ単にゆっくりと体を動かすこと、程度にしか思っていませんでした。それなりに套路ができるようになった今、太極拳がなんなのかが少しはわかってきた気がします。 今回シンガポールに来る前、今まで働いてきた金融機関向けのソフトウェア提供の仕事に区切りをつけて、第二の人生を始めるつもりでした。コロナまでは、結局同じような仕事をしていましたが、それ以降は、自分が習得した太極拳を後世に伝えることを目標に、仕事を大幅に減らし、太極拳に打ち込

  • 改善点、一つ見つけた!

    昔、一緒に太極拳を学んでいる人から、自分で自分の問題を治せるようになれば、とりあえず一人前、という話を聞いたことがあります。後2ヶ月でシンガポール、そして師匠からの直接の指導から離れようとしている私にとっては、自分で自分の問題に気づくことができるようになっているのが、これから成長するための条件です。 人から指摘されてそれを治すのは、簡単です。自分より上手い人が自分の周りにいて、その人の言うことを素直に聞けば良いだけです。自分で問題を見つけるのは、懸命に探しても、なかなか見つかるものではないでしょう。より長い時間が必要なプロセスです。 今朝、無極功(リラックスした状態で直立し、できるだけ心と体を落ち着かせる)と站桩功(中腰でじっとしている)を合わせて45分ほど行いました。動かないでじっとしている練習ですが、足はそれなりに疲れます。その後、套路をやったのですが、安定感がない。心は落ち着いていたはずなのですが、足が疲れていたようです。 まだまだだなぁ、って感じていた時、ふと思いました。まだ体の軸がしっかりしていなくて、筋肉に頼って動いているから、疲れると不安定になるのではないかと。 もっと体

  • 学び残したことに対する不安

    本日、本帰国のためのフライトを予約しました。2月9日の朝の便で日本に帰ります。9年近くにわたるシンガポールでの太極拳の修行生活も区切りがつきます。 あと残り2ヶ月、と思うと、正直、学び残したことはないか、できないことはないか、って不安になります。 シンガポールの学校では、誰よりも師匠から師事を受けた時間は長いし、練習も多くしてきました。姿勢が必ずしもよくなく、柔軟性もない、言葉のハンディキャップのある私にとって、時間を使うことぐらいしか他の人よりも上達する方法が思いつきませんでした。 とりあえず、套路は、師匠が先代からうけた以上の回数の修正をうけたので、それなりに自信があります。とはいえ、最近、練習をしていると、自分でもまだまだだと感じられるところがいくつも出てきています。師匠の教え方は何度も見てきましたが、それを自分のものに仕切れているかというと、まだまだ経験は必要です。 推手については、もっと学ぶべきことがあると思っています。学校の方針で、あまり推手に力を入れてこなかったので、自分が師匠から受ける個人レッスンの一部を使って学んできました。随分理解は進んだけど、先は長いって感じがしま

  • 休講について思ったこと

    大学に行っていた頃、頻繁に休講をする教授がいました。初めのうちは、休みがあって嬉しく思いましたが、あまりに頻繁に繰り返されるとその教授が教える気があるのかと疑問に思い始めたものです。学部生の授業なんてその程度の位置付けのものなのかもしれませんが。 シンガポールでは、決まった時期に、スクールホリデーと言って、公立の小中学校がお休みになる時期があります。この時期には、多くの人が国外に旅行に出かけます。当然太極拳の教室をお休みする人は増えます。 本来の参加者が6人いるはずのグループレッスンが、2人だけになってしまったりします。 参加者が少ない時、休講にすべきなのか、それとも、残された人たちのためにレッスンを行うべきなのか、について考えてみました。 休む生徒さんの立場からすると、自分いない間に新しいことを学んでほしくないので、休講にしてほしいと考える傾向があります。 休まない生徒さんの立場からすると、たまには休みがあって嬉しい、という人もいれば、少人数でできる貴重な機会なので、疑問に思っていることを解決したい、という人もいます。 教える立場からも、多くの生徒さんがいない間に新しいことを教えると

  • 出勤前に太極拳、いかがですか?

    先日、シンガポールまで遊びにきてくれた友人がアイデアをくれました。 仕事帰りに太極拳教室に寄るよりは、朝、出勤前の方がありがたい、ということです。確かに朝、色々な活動をする人がいるっていう話は、よく聞きます。 東京で予定している教室の場所は、西武新宿線の鷺ノ宮駅(高田馬場から急行で一駅)、駅から徒歩5分程度のところにあるので、出勤前に立ち寄る場所としては悪くないと思います。山手線の内側ならもっと良いのでしょうが、多くは望めません。 週に2回程度、毎回1時間、出勤前に体を動かして、その後、瞑想を行うことで、仕事を始める前に、心も体もリラックスできるようなプログラムを行います。さらにじっくり練習をしたい方は、週末のレッスンにも参加していただけます。 始める時間はまだ決めていないですが、朝7時から開始することも可能です。あまり早いと起きるのが辛くなる方もいるでしょうし、遅くなると、会社に定時につかない、ということもあると思います。最終的には、興味を持ってくださった方の話を聞きながら、皆さんの需要に合わせていきたいと思います。 当教室では、自前でスタジオを持っているため、公園で教室を行うのと異

  • 苦手な生徒さんのタイプ

    太極拳を教えるようになって5年以上経ちました。色々な生徒さんと出会い、いい経験になりました。 昨日、レッスンを行いながら、ふと思いました。自分が一番苦手なタイプはどんな生徒さんだろうかと。 話を聞いてくれない、って言うのは、困ります。いくら説明しても、聞いてくれなければ、理解はしてもらえません。たまたま、ぼーっとしていて、聞いていなかった、って言うのは誰にでもあることです。特に夜のレッスンの場合には、一日の仕事を終えたサラリーマンの方々が参加していることが多いので、その日の疲れもあるでしょう。仕方ないことです。 生徒さん自身で「この内容は知っている」と判断して、聞いていないこともあります。聞いていないだけならいいのですが、こう言う人に限って、説明が終わった後に、今説明した内容がそのまま答えになることを質問したりします。 「知っている」と判断した人は、質問ではなく、自分は以前、こう習った、とか、こう言うふうに聞いた、って言ってくることもあります。太極拳って、絶対的な正解がないことがあるので、教える人によって、同じ内容でも差が出ることがあります。この手のことが大きな問題にならないようにする

  • 生徒さんの希望に振り回される

    個人レッスンは、生徒さんとの会話がしっかりできていれば、まずまず希望通りにレッスンを進めることができます。その方の体力とか柔軟性、理解度合いを見ながら進め方を提案することができます。 グループレッスンの場合は、そうもいきません。今いるシンガポールの教室では、非定期に、生徒さんを募集して、新しいコースを始めるので、生徒さんの間で、太極拳に関する知識や経験が大きく異なることはありません。以前、私が東京で学んでいた時に、新しく入会した人が、昔からやっている人と一緒に学ばなければいけない環境とは大きく異なります。 ただ、太極拳の経験や知識が同程度でも、足腰の強さ、体力、柔軟性、動きを記憶する能力等々には当然異なります。同じ説明を聞いても、理解が早い人もいれば、なかなか理解してくれない人もいます。 どの流派にもあると思いますが、「下勢(シア・シ)」て言う動作があります。以前24式太極拳をやった時も、腰をしっかり下ろす必要があって、柔軟性の乏しい私にはきつい動きでした。呉式太極拳の「下勢」も結構きつくて、習う人も、教える人も苦労します。柔軟性も必要なのですが、手の動きと足の動きを合わせるのがなかな

  • 人間万事塞翁が馬

    何が禍福につながるかは本当にわからないものです。 コロナ禍で大きな影響を受けた人もたくさんいると思います。振り返ってみると私もかなり大きな影響を受けました。 コロナ禍の前、私は、シンガポールで自分の会社(と言っても従業員は私一人ですが)を立ち上げ、日本の会社が東南アジアに進出してくるお手伝いをしていました。シンガポールを拠点にしながら、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンあたりの市場調査や顧客開拓をサポートするのが主な仕事でした。 当時は、それらの国への出張もかなり頻繁でしたし、プロジェクトの関係で、半年ほどバンコクに居住したこともありました。今思うと、この頃は、会社の売り上げも悪くなかったし、羽振りも良かったです。 そこに、コロナ禍がやってきました。開拓を予定していた見込み顧客に打ち合わせをお願いしても、来ないでくれ、と言われるようになりました。初めのうちはまだ出張ができたのですが、徐々にシンガポールから出ることが難しくなりました。始まろうとしていたプロジェクトも、対面の打ち合わせができず、コミュニケーションが十分に図れないことから中止に追い込まれました。 私の感覚では、シンガ

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、呉式太極拳教室 ー 太極の小径さんをフォローしませんか?

ハンドル名
呉式太極拳教室 ー 太極の小径さん
ブログタイトル
呉式太極拳教室 ー 「太極の小径」100歳まで自分の足で歩ける心と身体を作りましょう
フォロー
呉式太極拳教室 ー 「太極の小径」100歳まで自分の足で歩ける心と身体を作りましょう

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用