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個人レッスンをやっていて気づいたことです。 太極拳の動きってゆっくりです。でも、適当にやれば早くやることもできるわけです。特に体力に自信のある人で、他の人の動きを真似るのに長けた方だと、動きが速くなる傾向にあると感じています。 通常レッスンの時は、1、2、3と一つ一つの動きに合わせて1から3までを繰り返して数えます。教える時にも、1の時は、こういう動き、2の時にはこういう動き、という感じで教えます。それぞれの動きで注意すべきことを合わせて教えるようにしています。 個人レッスンをおこなっている時に、速く動く傾向のある生徒さんがいました。ご本人はいい加減にやっているつもりはないのですが、やはり注意すべきところに注意が入っていない感じを受けました。「もう少しゆっくりやってみましょう」と声をかけてみましたが、速度はそれほど変わりません。 そこでその方の動きをじっくりと観察して、問題のありそうなところ、意識がいっていないところを探しました。そして、一つ一つの動作の時にどこに注意をするかを説明しました。元々運動能力のある方なので、すぐに説明内容を飲み込んでくださって、じっくりとやり始めると、動きの
教室の帰りにちょうど生徒さんとバスに乗り合わせて色々と話をしました。最近はYouTubeで色々な人が太極拳理論の話を上げているのでよく見ているといっていました。太極拳は本当は朝やった方が良いとか、站椿功は気を練り上げるのに良いとか。色々と情報を仕入れて、うちの流派ではどうなの?って師匠に聞けるのは良いなぁ、って思いました。ただYouTubeを眺めて過信しているだけだと、問題は起きそうですけど。 朝練をやっているかっていう話も出てきました。套路をやるときに音楽を使うのかって聞かれたので、使いますよ、とお答えしました。どうやらどこかで音楽を使わない方が良いという話を仕入れてきたみたいです。「音楽がないと動きが速くなりますよね」って言われたので、あれ?と思いました。 昨日のブログでも書きましたが、自分の動きに十分に意識を配ることができないと速度が速くなるっていうのがこんなところにも出るんですね。 うちの教室では、套路をやるとき、音楽と先代の師匠のインストラクションに従ってやります。教室では何もなしでやるとみんなバラバラになりすぎて練習にならないのでこうしています。ある程度できるようになったら