今場所最大の焦点である白鵬が初日から3連勝とした。 盤石とは言い難い内容だが、6場所連続休場明けの中、何だかんだで白星に結びつける辺りはさすがの一言である。 進退を懸ける力士の序盤戦は15日間の中で最も注目するべき点とも言える。 序盤戦で黒星を喫した時点ですぐに引退する力士もいれば、数日間相撲を取って引退する力士もいる。 逆に序盤戦で白星を積み重ねていけば、15日間皆勤して結果を残すことにもつながる。 昭和33年以降、横綱へ昇進した力士は28名である。 余談だが白鵬を除く27名がすでに引退しており、現役の横綱は白鵬のみとなっているわけだが、白鵬より後に横綱へ昇進した日馬富士、鶴竜、稀勢の里が先…