833. 2024年夏場所千秋楽を勝手に語る
大の里が本割で阿炎を下し、見事初優勝を果たして幕を閉じた大相撲夏場所。 幕下付出から所要7場所目での優勝は史上最速、新小結の優勝は年6場所制以降では史上初の記録である。 本日の相撲も完璧と言って差し支えないだろう。先手は阿炎のもろ手突きだったが、それに対して大の里は全く下がることはなかった。 そして本日は左からの攻めが冴え、阿炎を圧倒した。 私自身、場所前の展望にて『本命琴櫻、対抗豊昇龍、成績は12勝以下』と予想していた。 成績に関しては予想通りだったが、大の里の四股名は挙げていなかった。 その理由は『初めての上位総当たりの地位だから』である。 上位圏外で好成績かつ上位を数名倒していても、上位…
2024/05/26 21:14