言葉にすることの大切さと難しさ
先日、すでに3年間も私から学んでくれている生徒さんの個人レッスンを行いました。すでに、108式套路を一通り学び終え、1度目の修正も終了している生徒さんです。残りの2ヶ月弱で、後半の動きの修正をもう一度やり直しています。 この生徒さん、学んだことをしっかりノートにまとめるし、自宅での練習もしっかりするので、動きはかなり良くなってきました。108式套路に関しては、基本的な動きはすでにできていています。 前回の個人レッスンの時に、修正内容を言葉にすることは、やはり難しいと感じました。 動きを修正する場合、デモを行なって、理想の動きを示し、それに近くなるように練習をしてもらう、このサークルの繰り返しをやるのが一般的ではないかと思います。場合によっては、直して欲しいところを、「ここを、こうする」みたいに強調することもあるでしょう。 自分が習っている時にも感じたことがあるのですが、これだけだと、何がおかしいのか、はっきりとはわからないことがあります。ここがおかしいかな、って思ったところも、基本的には、自分の経験に基づく主観でしかありません。仮に、その時は、うまくできて、先生がOKを出したとしても、
2023/12/25 07:54