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  • 【明石】魚の棚商店街をぶらり、公園で明石焼きを食べる

    店頭にイキの良い鮮魚や乾物がズラリと並ぶ明石の台所「魚の棚商店街」。豊漁を祈願するために船上に掲げられる大漁旗が、ここではアーケードに飾られています。 視界を埋め尽くす無数のタイ、タイそしてタイ・・・ タコは赤い色をしているものだと思ったのですが、黒いタコがいました。壁から今にも飛び出しそうな迫力の「べんてんのうおんたこくん」。よく見ると小タコもいます。 さて、お昼に何を食べるか考えながら歩いていたのですが、天気も良いことですので、名物の明石焼きを買って公園で食べることに。前から気になっていた鍛冶屋町の「本家 きむらや」さんへと足を向けました。店の前に掲げられた品書きを確認すると1人前が20個…

  • 【神戸】東遊園地がリニューアルオープン――利用したい、カフェレストランと屋外図書館

    三宮各駅から歩いて10~15分程の場所にある東遊園地。神戸市が主催する様々なイベント会場としても利用されており、「神戸ルミナリエ」や「阪神淡路大震災1.17のつどい」などが開催される都市公園です。 神戸市は2021年10月から東遊園地の再整備を進めていましたが、2023年4月初旬に北側エリアとにぎわい拠点施設「URBAN PICNIC」の整備が完了。早速訪ねてみると、公園全体がずいぶんとすっきりとした印象に変わっていました。 円形の芝生広場が大小2つ並び、芝生を囲むように遊歩道が設置されていました。ウォーキングやジョギングを楽しめそう。 ふかふかな芝生の上で、ミニコンサートやフィットネス、ヨガ…

  • 【神戸】「ポートアイランド南 ひまわり広場」の菜の花畑を訪ねた

    近場の花スポット「ポートアイランド南 ひまわり広場」に今年も菜の花畑が整備されていました。空き地だった場所に種をまいて花畑を造っているのですが、菜の花がきちんと根をおろしてしっかりと咲いています。ちなみに昨年の花畑の様子はこちらです。 minatoblue.hatenadiary.jp 花の周りで蝶やハチが飛んでいる様子を見ると心が和みます。 よく見ると下のほうは花が落ちて種ができていました。4月も下旬ですので見頃も終盤ですね。この景色を楽しめるのも残りわずかです。 (2023年4月撮影 機材:Canon EOSM6) minatoblue.hatenadiary.jp

  • 豪華俳優陣が若い!海洋サスペンス映画「亡国のイージス」を見た

    GyaOが無料動画配信サービスを終了したので、ABEMAに移行しました。手始めに真田広之主演の「亡国のイージス」を見てみました。以下ネタバレを少々含みます。 「亡国のイージス」は、東京湾沖で乗っ取られたイージス艦「いそかぜ」を奪取するべく奮闘する男(真田広之)を描いたミリタリーアクション映画。 イージス艦を乗っ取る副長・宮津と某国の対日工作員ヨンファを演じるのは、寺尾聰と中井貴一。二人は共謀して、兵器で首都東京を狙うというとんでもない行動に打って出ます。 真田広之が演じるのは先任伍長・仙石。真田広之は活動の拠点をアメリカに移してからは、日本の映像作品にめったに出演しなくなったので、見ているうち…

  • 【姫路】「姫路城 夜桜会」で残桜とプロジェクションマッピングを楽しんだ

    4月2日から9日まで姫路城 西の丸庭園で開催された「姫路城 夜桜会」。このイベントは、世界遺産登録30周年を節目として開催されたもので、約70本の桜へのライトアップのほか、吊り下げ型行灯のディスプレイ、白壁や路面へのプロジェクションマッピング投影を行っていました。 訪れたのは最終日。会場にいたスタッフさんは、武将や忍者の衣装を着ていて、案内だけでなく写真撮影にも快く応じていました。 忍者姿のスタッフさんが「3日前までは満開だったんですが・・先日の強風でかなり散ってしまったんですよ」と残り少なくなった花を見上げながら、残念そうに話す姿が印象に残りました。 花が散ってしまって残念でしたが、強風には…

  • 【明石】春らんまん、桜咲く明石公園「剛ノ池」をぶらり

    明石公園の中央部に位置する「剛ノ池(ごうのいけ)」。この池は、明石城築城の際にもともとあった自然池を利用して造られたもので、当時は外堀の機能を備えていたそうです。 今は桜の名所として知られている剛ノ池。天気の良い日を選んで訪れたらちょうど見頃でした。 花見日和ということもあって、花の下で宴会を楽しんでおられる方々が多い。ピクニックシートのあいだを縫うようにして散策します。 公式サイトで「ぐるりと360度、桜を見渡せるボートからの眺めは圧巻です」とPRされていたボートは大盛況。湖面を手漕ぎボートや足漕ぎのスワンボートがひっきりなしに行き交っていました。 ボートの利用料金は30分900円。2022…

  • 【神戸】「王子動物園 夜桜通り抜け」夜空に輝く桜とパンダ館と遊園地

    パンダに会える動物園として知られている王子動物園。園内に植樹された480本以上のソメイヨシノが春になると一斉に咲き誇る、神戸屈指の桜の名所でもあります。恒例のイベント「夜桜通り抜け」が今年は4月2~4日に開催されたので行ってきました。 園ゲート前に17時45分ごろ到着。駐車場の横にできた長い行列の最後尾に並びました。ゲートの前の桜がこんもりと満開です。桜を楽しみながら開門を待ちます。 18時にゲートが開きました。消毒液で手指を消毒した後、「ゆっくりと前進してください」という誘導アナウンスを聞きながら、列を乱さないように粛々と入園。ちなみに夜桜通り抜けの開催時間帯は入園料無料です。 通り抜けルー…

  • 【神戸】ウォーターフロントで花見、しおさい公園の桜を愛でる

    春爛漫な日々が続くので、近場の桜を訪ねて歩いています。神戸港と六甲連山を望めるウォーターフロント「ポーアイしおさい公園(ポートアイランド西公園)」を訪れました。 しおさい公園は、芝生を隔てて神戸学院大学と兵庫医療大学に隣接しているのですが、芝生の中に植樹された桜がほぼ満開でした。桜の管理者が自治体なのか大学なのか第三者が判断しづらい、微妙な位置にある桜です。芝生の中に踏み込むと注意されるかもしれないので慎重に撮影。 幹がほっそりした若い桜が遊歩道沿いに行儀良く並んでいる。 歩きながら咲き具合を観察すると、満開から8分咲き、散り始めまでいろいろ。開花状態にばらつきがあるぶん、花を長く楽しめそうで…

  • 【神戸】近場で花見、みなとのもり公園で桜を眺めた

    桜が咲いています。天気も良いので、夙川河川敷や姫路城などなど、桜の名所に足を伸ばしたいところですがなんとなく億劫。 桜が咲いてくれるのは一年に一度だけですので、ものぐさな自分を叱咤激励して遠くへ行くべきですが、「桜はどこで咲いてもキレイだよね」などと心の中で言い訳しながらやっぱり近場へ。 神戸市の中央区にある「みなとのもり公園」を訪ねてみることにしました。昨年、コデマリを撮った場所ですが、公園の一画にまとまった数の桜があるんです。 minatoblue.hatenadiary.jp みなとのもり公園は、ポートライナーと浜手バイパス、ハーバーハイウェイが交差している地点にあるので、車とポートライ…

  • 「2本燃やすと1時間」金閣寺で買った線香をタイマーとして使う

    数年前に金閣寺を訪れた際、土産店で線香を購入しました。線香といっても仏壇等は置いていないので、主に香りを楽しむために使っています。金閣寺を訪れたことを記憶に留めておきたいと思い、この線香を全部使い切る前に煙を撮っておきました。 箱に同梱されていた薄紙には、寺に関する情報は記載されていたのですが香りや原材料については何も書かれていませんでした。実際に燃やしてみると気分をすっきりさせたい時や集中したいときに使いたくなるスパイシーで甘い香り。煙は多めだと思います。 minatoblue.hatenadiary.jp 白い和紙が漉き込まれた紅い紙箱に入っていたのでこれも撮っておくことにしました。箱に刻…

  • 朝の散歩で出会った生き物たち、子猫とバンの朝ごはん

    散歩が体に良いことはわかっているのですが、最近少しさぼりぎみです。昨年の夏は、暑さにもめげずほぼ毎日歩いていたのでいろいろな生き物に出会えた日もありました。そんな夏の日に撮った写真をまとめてみました。まずは、自宅の近くの歩道で朝ごはんを食べていた黒猫さん。まだ子猫でした。見かけない子なので、どこか別の場所から来た新顔さんかな。フードをもらえて良かったね。 子猫と別れて公園へ。池の鯉を観察していると、鳩がバサバサと羽音をたてて飛んできて、手すりに止まりました。人からエサをもらい慣れている様子。でも、私は何も持っていないんですよ。 手すりの上で羽繕いをしながらちらちらとこちらを伺っていた鳩さん。首…

  • 【神戸】54年ぶりに神戸で開催された美術展「日展」を見に行った

    日本最大級の総合美術展「日本美術展覧会(通称:日展)」が神戸ファッション美術館で開催されています(2023年2月18日~3月26日)。神戸での開催は実に54年ぶりとか。 日展は全国各地を巡回する展覧会です。例年通りであれば関西の開催地としては、大阪か京都が選ばれていたのではないでしょうか。今年、神戸で開催された理由については公式発表が見つからないので謎ですが、やはり神戸市が積極的に働きかけたんでしょうかね。 いずれにしても「54年ぶりの開催」は画期的。次回はまた、大阪か京都で開催される可能性が高いので、この機会に見ておくことにしました。 神戸ファッション美術館に入館したのは10時30分ごろ。人…

  • 空腹は最高の調味料――ゆる16時間断食で牛乳の甘みを味わう

    太り気味なので「16時間断食」に取り組んでいます。「16時間断食」とは食事をとらない時間を16時間設定し、残り8時間で1日分の食事をとる健康法。 私の場合、食事をとらない時間を「18時頃から10時頃まで」と設定しています。 この設定の良いところは、18時間のうち7時間が睡眠時間であること。睡眠時は空腹を感じないので少し楽。16時間、完全に絶食するわけではなく、途中で牛乳やナッツなどを適量摂ります。 絶食中に飲む牛乳は、砂糖が入ってるのか?と思ってしまうほど甘みを感じます。ギリシャの哲人ソクラテスは「最上のソースは空腹である」と言ったそうですが本当にその通り。しかしよく考えると、お腹が減ると食べ…

  • 類は友を呼ぶ、公園で河津桜を譲り合って撮る

    ちょうど1~2週間ほど前、ご近所の公園で河津桜のツボミを撮りました。あのサクラはもう咲いたかな。天気が良いので散歩ついでに見に行きました。 河津桜は満開でした。ここ数日の陽気でちょうど撮り頃になったみたいです。いつものようにとりあえずマクロレンズで撮ったあと、望遠レンズにつけかえ、またマクロレンズに戻したりして一人でネチネチと撮り続ける。すると散歩中の女性がふと足をとめて「あ、見事ですね」とスマホをかざしてパシャパシャ。 その後、散歩中のお父さんが小さなお子さんをサクラの下に立たせてツーショットを撮影。ちょうど満開だからいい感じに撮れたでしょうね。さらに、どこからともなく現れた一眼レフを手にし…

  • 【滋賀】琵琶湖が見える寺院「三井寺」の千本を超える桜にうっとり、毘沙門堂はまるで玉手箱

    この記事では、2018年4月に訪ねた三井寺(園城寺)についてまとめています。 ・・・・・・・・・・・・・・ 滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山・三井寺は、琵琶湖南西の長等山中腹にあります。高い場所に登れば琵琶湖が見えるかも境内にある展望台からは期待通り大津の街並みと青い琵琶湖を一望できました。 中央の六角屋根の建物は手水舎そして向かって右の建物が絵馬堂、左側が観音堂。 観音堂は、西国三十三所観音霊場の第14番札所。ちょうど愛染明王や毘沙門天などもろもろの仏様が特別公開されていたので、仏像の絵が描かれた黄色い旗が立っていました。 観音堂に安置されている本尊・如意輪観音像は未公開。秘仏ですので公…

  • 【滋賀】琵琶湖疏水沿いを歩く――満開の桜と大津閘門と長等神社

    この記事は、2018年4月に訪れた琵琶湖疏水についてまとめたものです。 ・・・・・・・・ 三宮から電車に揺られて1時間30分。京阪 三井寺駅を降りると、琵琶湖第一疎水沿いの満開の桜が迎えてくれました。 琵琶湖疏水といば中心に疎水、そして左右に桜をおくのが定番かつ最も美しい構図。というわけで私も諸先輩方に倣った構図で撮ってみました。4月初旬でしたので散りはじめていたのですが、とにもかくにも満開でよかった。いつか夜桜も撮ってみたいですが私の機材では無理かもしれません。 ちなみに、琵琶湖疏水が作られたのは明治時代。びわ湖畔の三保ヶ崎から三井寺の山下を通り、京都市蹴上へと水が流れているそうです。 遊歩…

  • 公園で見つけた小さな春――桜とモクレンのツボミふくらむ

    2月4日の立春を過ぎると暦の上では春。といっても実際はまだまだ寒い日が続いているのですが、花の話題などがちらほら耳に入ってくるようになりました。そろそろ春めいた写真を撮れるかもしれません。マクロレンズを付けたEOS M6を首に引っ掛けて散歩に出かけてみることにしました。 花壇のスイセン。ラッパのような花弁が可憐で見頃が長い花。「雪中花」と呼ばれることもある花ですから朝晩の冷え込みにも負けません。 散歩道にひょろりと生えたカワヅザクラのツボミが大きくふくらんでいました。あと2~3日で開花しそうです。 白梅は今が見頃ですね。オーデコロンのような香りが辺りにふんわり漂っていました。 紅梅も開花してい…

  • 【京都】「美のパワースポット」八坂神社 美御前社――御祭神は美しい3女神

    この記事は2018年4月に訪れた八坂神社 美御前社についてまとめたものです。 ・・・・・・・・・朱塗りが鮮やかな八坂神社 西楼門をくぐって境内へ、美御前社(うつくしごぜんしゃ)は境内の東端にあります。 重要文化財に指定されている美御前社。御祭神が容姿端麗であったとの言い伝えから「美容の神」として篤く信仰されています。「美のパワースポット」としても知られているようですね。 美容の神さまですので、ご利益は「美容祈願」。石碑の文字「身も心も美しく」は、宝塚歌劇団のスローガン「清く正しく美しく」を思い起こさせます。社殿の前に湧き出るご神水は「美容水」と呼ばれていて、肌に数滴つけると身も心も清められ美し…

  • 確定申告がはじまりました

    確定申告の受付が始まりました。 私の売上なんてスズメの涙ですが、それでも申告はしないといけません。昨年のうちに会計ソフトでチョコチョコと処理して準備を終えていたのであとは、電子書類を作成、e-Taxで税務署へ送信すれば終わりです。 自分のPCで申告できるe-Taxは便利ですが、書類を税務署の窓口に持って行くというイベントがないのはちょっとさびしい。 紙で申告していたときは、厳粛な雰囲気が漂う税務署の受付で書類をチェックしてもらっていました。丸いハンコをバンと勢い良く押してもらうとほっとした気分を味わえるんですよね。小学生だったころ学習ノートに押してもらった桜スタンプの「よくできました」という文…

  • 【奈良】「入江泰吉旧居」を訪ねた――文豪・志賀直哉が座ったかもしれないソファで休憩した

    2022年11月、奈良県奈良市水門町にある「入江泰吉旧居」を訪ねました。 「入江泰吉旧居」は、奈良の写真家・入江泰吉(1905~1992)が終の住処とした住宅。 玄関らしきものがないのでちょっとびっくりしたんですが、これはもともと寺院の塔頭として使われていた建物を移築したためなんだとか。 脱いだ靴を靴脱石の下に揃えて部屋に上がり、受付で入館料200円を支払いました。「撮影しても大丈夫ですよ」と声をかけてくださった係員さんが、書斎やアトリエなど各部屋を順番に案内してくださいました。感謝。 画家を志していた入江泰吉。「絵では食べていけない」と家族に反対されて絵の道をあきらめたのですが、お兄さんから…

  • 散歩中、地域猫にあいさつする

    自宅の近くで顔を合わせる地域猫は、大抵は私の顔を見ると逃げるか警戒します。 それでも何度か出会ううちに、警戒心を解く猫もいて一定の距離を置きつつも「またあの人間か」と言いたげな表情を浮かべるようになります。猫たちのそうした変化を見るのも散歩の楽しみのひとつ。歩きながらたまに出会う猫とは軽く視線を合わせて挨拶を交わすことにしています。 ・・・・・・・・・・ せっかく顔なじみになっても、いつの間にか行方不明になる猫も少なくありません。たとえば数年前の秋に撮ったこの金眼クロネコ。クロネコは背景に溶け込みやすいので、なかなか難しいのですが猫が公園の明るい場所に座ってくれたので何とか撮ることができました…

  • 【淡路島】淡路島のパワースポット「岩楠(いわくす)神社」――岩穴の中に祠がある小さな神社

    淡路島の北端、岩屋港の向かいにある岩楠(いわくす)神社を訪ねました。 岩屋港から西へ3分ほど歩くと、恵比寿神社の鳥居が見えてきます。目的の岩楠神社はこの恵比寿神社本殿の奥にあるので参道を歩いて本殿の裏へと進みました。 本殿の裏の白砂の上に、岩楠神社の石造りの鳥居が立っていました。 岩楠神社の祭神はイザナギとイザナミ、そしてこの二神から生まれた蛭子の三柱。蛭子は葦舟に乗せられて流されてしまうのですが、西宮の海岸に漂着し祀られたという説があるため、「西宮のヱビスさん」(西宮神社・兵庫県西宮市)の本家は岩屋であると伝えられています。 おしろい花の赤色とピンク色が白い玉砂利に映えて美しい。誰もいない境…

  • 【京都】東寺塔頭・観智院を拝観――「宮本武蔵も座した一室」で抹茶をいただいた

    東寺塔頭「観智院」は「真言宗の勧学院」、いわば「大学の研究室」のような場所として使われていた寺院。2018年の春、東寺参拝の道すがら訪れました。 客殿前の庭園。真言宗立教開宋1200年の事業として2017年に枯山水庭園「長者の庭」に作り変えられたもので、水の流れを模した白砂が美しい庭です。客殿の一室で、宮本武蔵筆と伝わる襖絵「竹林の図」「鷲の図」を鑑賞。 本堂には、蓮台に結跏趺坐した本尊・智慧の仏「五大虚空蔵菩薩」が鎮座していました。 虚空蔵とは無尽蔵、広大無辺の知恵を無尽に蔵していることをいう。空海は、この法を観操より受け、強大な記憶力を得て真言密教を開く足がかりとした。五大虚空蔵菩薩は、そ…

  • 【神戸】最強寒波で六甲山系が雪化粧

    神戸は昨日の夜から降り続いた雪に覆われて、今朝は雪景色となりました。神戸で2センチの積雪は15年ぶりらしいです。六甲山系も薄く雪化粧していました。 同じ歩道を歩いていた二人組の一人が手すりに積もった雪を手に取り、パッと空中に投げて「パウダースノーやな」とひと言。「日本に降る粉雪は『JAPOW(ジャパウ)』って呼ばれてスキーヤーが滑ると体が宙に浮くような感じになるから人気があるんや」といった感じの話をしながら通り過ぎて行きました。 市街地に積もった2cmの雪をJAPOWと呼んでいいものかどうか迷いますが、日本のパウダースノーに変わりはないので、この機会を逃さず体感してみることに。まだ足跡がついて…

  • 春日大社の「鹿みくじ」が告げる今年の運勢――西に進むのがよし

    おみくじをくわえた鹿 昨年の年末、春日大社で「鹿みくじ」を引きました。 一刀彫の鹿が口にくわえている巻物のようなものがおみくじ。箱をゆすって竹棒を1本出す通常のおみくじ(100~200円)と比べると、少々値が張ったのですがこの可愛らしさには抗えませんでした。 鹿がしっかりとくわえていたおみくじを引き抜いて開くと「中吉」。 おみくじを運勢順にならべると、大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶ですので、中吉は3番目。おみくじが示す運勢は、当たるも八卦当たらぬも八卦なんですが、それなりに良好な結果が出るとやっぱりうれしいものですね。 おみくじの謎 ところで凶と大凶のおみくじって本当に存在するのでしょう…

  • もしかして骨粗しょう症?骨量不足かもしれないので骨密度検査(DEXA法)を受けた

    骨密度数値「YAM67%」にあせる 整形外科で腰椎と大腿骨の骨密度を測る DEXAの検査結果は「異常なし」 何も症状はなくても、骨密度検査はたまに受けておくと良いらしい 骨密度数値「YAM67%」にあせる 本日は、骨密度検査を受けた経験について少し。 ・・・・・・・ ご近所の商業施設で開催されていた、ちょっとした催し物をのぞいた時「骨密度を測ってみませんか」と声をかけられました。「かかとの骨で気軽に測れます」と言うのでためしてみることに。靴下を脱いで機械の上に片足をのせ、かかとにジェルを塗布してもらって超音波で骨密度を計測。測定結果は、YAM(Young Adult Mean:若年成人平均値)…

  • 【神戸】十日えびす大祭で夜空に映える提燈を眺めた「柳原えびす神社」

    神戸市兵庫区にある、柳原・えびす神社「十日えびす大祭」を参拝しました。昨年は屋台の出店に規制が入り、参道に露店が並ばなかったのですが、今年は出店規制は無し。歩行者専用道路の両脇に屋台がずらりと並んでいました。訪れたのが10日(本えびす)だったので人出も上々。 屋台の裸電球の黄色い光、鉄板の上で焼きそばを焼く音、焦げたソース香り、ハリのある呼び込みの声・・・祭りの活気っていいものだと改めて感じました。 箕に神様をあしらった福箕や、熊手、宝船など、福を呼び込んでくれそうな縁起物を売る屋台も並んでいました。 境内の東側にある石造の鳥居が入り口でした。奥に納札所が見えます。境内の西側に赤い大鳥居がある…

  • シクラメンが咲くと、あの昭和歌謡を思い出す

    今年は、父母の家で新年を迎えました。 父母の家の居間は、日当たりが良好。母が、居間の窓の側で育てていたミニシクラメンがちょうど見頃でした。 シクラメンが咲くと必ずといっていいほど昭和の歌謡曲「シクラメンのかほり」を思い出します。 1975年の一時期、昼も夜もテレビやラジオで流れていた「シクラメンのかほり」。 「シクラメンのかほり」には「真綿色」「うす紅色」「うす紫」のシクラメンが登場して、女性の美しさをそれぞれの花になぞらえています。大ヒットした曲なので歌詞を覚えている昭和世代も多いのでは。 歌唱力に定評がある布施明の伸びやかな声は耳福でしたが、私は作詞・作曲を手掛けた小椋佳の歌唱バージョンが…

  • 【奈良】春日大社、釣灯籠の回廊――徳川綱吉や直江兼続が奉納した燈籠を見た

    昨年中はお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 ・・・・・・・・・ さて、新年ですので、できることなら幸先が良さそうな明るい写真をアップしたい。 初日の出を撮りに行こうと思ったのですが、この寒さの中、メリケンパークや神戸空港で日の出待ちをすると五十肩が痛みそうなので諦めました。 過去に撮った写真の中から、お正月っぽいものはないかと探してみると春日大社の釣灯籠が出てきました。 魔を払う力があり不老長寿を象徴する色「朱色」の柱と灯籠の「金色」は、吉兆が感じられる色の対比。まさに正月の色。 春日大社の回廊には、室町時代から現代までに寄進された釣灯籠が1000基ほど吊り下げられてい…

  • オーブントースターで寿司を焼く――「炙り柿の葉すし」を初めて食べた

    本日は、柿の産地・奈良五条市の郷土料理「柿の葉すし」を食べた話を少し。 柿の葉すしは、魚の切り身をすし飯にのせて塩でしめ、抗菌作用がある柿の葉でつつんで保存性を高めた寿司。有名な郷土料理なので名前は知っていたのですが、実はこのたび初めて食べました。ちなみに食べたのは「たなかの柿の葉すし」。 箱を開けると、柿の葉に巻かれた四角い寿司がきっちりと並んでいる様子が目に飛び込んできました。 厚みがある柿の葉を使って、寿司を正確に巻くのは難しそうな気もするのですが、これは人が手で巻いているのでしょうか。もしそうだとすると職人技ですね。 購入したのは、さば・さけ・鯛が全部で7個入ったセット。それぞれの位置…

  • 【神戸】旧居留地のイルミネーション―大丸神戸店と教会の灯火

    JR・阪神 元町駅から南へ徒歩3分の位置にある大丸神戸店の周囲を歩きました。大丸神戸店がある旧居留地は、ヨーロッパの街並みを散策しているような気分に浸れるエリアとして知られていますが、街路樹の電飾に光が灯る夜、特に輝きが増すように思えます。上の写真は大丸神戸店の東沿い、グッチなど高級ブランド店が建ち並ぶ、メリケン波止場山本線のイルミネーション。 正面の壁が青緑色の光で照らされた大丸神戸店。「孔雀」をモチーフとした大丸のコーポレートカラー、ピーコックグリーン(青緑色)の照明を使っているようです。窓明かりの黄色と青緑色の対比が鮮やか。 大丸の前から「神戸セントモルガン教会」を眺めました。建物全体が…

  • 【神戸】神戸ルミナリエの代替イベント、カッサアルモニカで歌声に聞き入った

    12月18日まで東遊園地で開催されている「神戸ルミナリエ」の代替イベント「カッサアルモニカ/音楽の宝箱」を訪ねました。 東遊園地は今、広い区域が再整備工事中なので、立ち入りが許可されている花時計と「こども本の森 神戸」の周辺でイベントが開催されていました。 日没直後、青紫の空を背景にした光の聖堂「カッサアルモニカ」。 「カッサアルモニカ」とは、イタリア語で「音楽の家」を意味する言葉。イタリアでは音楽ステージとして、このカッサアルモニカが使用されているそうです。 空がすっかり暗くなったころ、聖堂のステージで合唱団のコンサートが始まり、イルミネーションがきらめく夜空に澄んだ歌声が響きわたりました。…

  • 赤穂浪士・大石内蔵助が食べた「鴨肉の卵和えスタミナ丼」

    白魚、鮎、茄、軍鶏・・・四季折々の食材に纏わるあれこれを綴った池波正太郎のエッセイ集「剣客商売 包丁ごよみ」を読みました。 エッセイがおもしろいのはもちろんですが、剣客商売シリーズで老剣客・小兵衛が舌鼓を打った江戸の味を、料理人・近藤文夫さんが再現しており、写真つきのレシピとして紹介されているのが便利で良い。 この本があれば剣客商売に登場する料理を自分で作れそうです。 ところで本書に、赤穂浪士の大石内蔵助が討ち入り前に鴨料理を食べたエピソードが紹介されていました。 大石内蔵助と主税の親子は討ち入り前、堀部弥兵衛の浪宅で、身支度を整えて食事をしたそうです。食べたのは、鴨の肉を炒って小さく切り、味…

  • 【奈良】一杯の万葉粥を旬野菜の味変で楽しんだ「春日大社・春日荷茶屋」

    2022年11月下旬、朝から写真を撮りつつ春日大社・本宮を参拝しました。春日山原始林の中に多くの神々がお鎮まりになっている春日大社の参詣は、それなりに時間がかかります。若宮十五社を巡り終えて、腕時計で時間を確認すると13時を過ぎていました。 さてお昼をどうしようかと考えたのですが、前日に揚げ物をたくさん食べたのでお腹が減らない。胃を軽くするために一食抜こうかなと思ったのですが、境内に万葉粥で有名な「春日荷茶屋」さんがあったことを思い出し訪ねてみることにしました。 暖簾をくぐりカウンターで万葉粥を注文。会計を先に済ませた後、席をさがして店内をうろうろ。紅葉を眺められる庭園席が空いていたので確保し…

  • 【奈良】春日大社「祓戸神社」の大イチョウ――手水と参拝で心身スッキリ

    春日大社「二之鳥居」を入ったところにある「祓戸神社(はらえどじんじゃ)」を訪ねました。春日神社公式サイトによると、平安中期の寛弘3年(1006年)にはお祀りされていた古社。6月と12月に執行される大祓式はこのお社で執行されるそうです。 神社の側の大イチョウがちょうど見頃だったので良かった。でも、春日山原生林の中なので薄暗く、参道ということもあって三脚が立てられないので、写真的には難しい場所かもしれません。暗く撮れたのでレタッチでなんとか明るくしています。 祓戸神社の隣に、立派な角の雄鹿をモチーフにした「臥鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)」がありました。 「神の使い」らしく厳かな表情の鹿。巻物を…

  • 【奈良】紅葉の名所「手向山八幡宮」で百人一首の世界に浸る

    紅葉の名所、手向山麓に鎮まる手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)を訪ねました。手向山八幡宮は、東大寺を守護するために天平勝宝元年(749年)、九州豊前国(大分県)宇佐八幡宮よりむかえられた神さまです。 百人一首に収録されている和歌「このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに」は、平安時代の貴族・菅原道真公がこの手向山の紅葉の美しさを詠んだもの。 現代語に訳すると「急な旅なので、道祖神にささげる幣(ぬさ)を持参できませんでした。かわりに手向山の紅葉を捧げます。みこころのままにお受け取りください」となります。 幣「ぬさ」とは、神に祈る時にささげる供え物。平安時代は、道中の…

  • 【奈良】大仏池、イチョウのじゅうたんの森に「鹿せんべい」を欲しがらないシカがいた

    穴場スポットでシカを観察 大仏池のシカは自然食派? 夏になるとホタルが飛び交う大仏池 穴場スポットでシカを観察 東大寺境内にある大仏池(だいぶついけ)。奈良観光の穴場スポットとして知られており、撮影に適しているのは大仏殿を望める西側。今回は東側、大イチョウがある森の辺りを散策しました。 東側の森は、前日の雨でイチョウの葉が落ちて黄色いじゅうたんになっていました。観光客の姿はまばらで各々、記念撮影をしたり、イチョウのじゅうたんの上にピクニックシートを敷いて横になるなどのんびりと過ごしていました。 大仏池のシカは自然食派? 観光客で混雑する東大寺の参道辺りにいるシカは、頭を上下に振って「鹿せんべい…

  • 【淡路島】岩屋港と明石市を結ぶ高速船「まりん・あわじ」から明石海峡大橋と夕日を見た

    岩屋商店街を散策した後、道の駅と岩屋漁港をめぐり、ぶらぶら歩いているといつの間にか午後3時をまわっていました。 minatoblue.hatenadiary.jp そろそろ帰ろうかと思ったのですが、今の時期は5時ごろに日が沈むので、4時40分の便に乗れば地平線に沈む夕日を船の中から拝めるかも。というわけで、ぶらぶら歩きを続行。神社参拝の後、淡路ジェノバラインの乗り場でコーヒーを飲んで時間をつぶしました。 淡路ジェノバラインに併設された土産物売り場で淡路島産の野菜を扱っていたので買って帰ることに。淡路島といえば玉ねぎですが、持ち帰るには少々重いので小粒のみかんを一袋購入。 16時30分。やっと「…

  • 【淡路島】岩屋商店街で昭和の気配に浸る――絶品いわしフライを味わった

    秋晴れの好天が続くので、淡路島に行ってみることにしました。明石港で船に乗り込み岩屋へ。今回の目的地のひとつ「岩屋商店街」を目指して、28号線を西へと進むとすぐにアーチ看板があらわれました。 小さな橋の向こうに、お好み焼き屋さんの看板がありました。白鶴のロゴがいいですね。最盛期は約10軒のお好み焼き屋があったそうです。 岩屋商店街は、岩屋港のにぎわいと同時にさかえた500メートルほどの商店街。明治時代に岩屋港と明石港を結ぶ定期航路が開通した後、淡路島の玄関口としての役割を果たしていたとか。 茶間川に架かる橋から市街地を眺める。潮の満ち引きの関係で、上昇した海水が川の中に流れ込んでいました。よく見…

  • 【神戸】明治時代のイギリス人貿易商が暮らした「旧ハッサム住宅」

    「旧ハッサム住宅」が建造されたのは明治35年。当時はインド系イギリス人貿易商K・ハッサムの自邸として使われていました。北野異人館街(現ラインの館の北側)に建てられたのですが、昭和36年に神戸市が寄贈を受けた後、昭和38年に相楽園の中へと移築。木造2階建て、寄棟造桟瓦葺。屋根にレンガ造りの煙突が2本、外壁の下見板張りオイルペイント塗り、張出窓などの特徴を今に伝えています。 minatoblue.hatenadiary.jp ベランダの1階の柱はアーケード式(アーチを連ねた形)、2階はコロネード式(列柱式)というこだわりの仕様。ちなみに、2階の柱の頭の部分に、アカンサスの葉の飾りが施されています。…

  • 【神戸】密集市街地の日本庭園「相楽園」をぶらり、まもなく紅葉の見頃

    神戸市中央区にある「相楽園」の紅葉の見頃が始まるのは11月中旬ごろ。少し早いとは思ったのですが、園内で開催されている菊の展示会の鑑賞も兼ねて訪ねました。 相楽園は、もと神戸市長 小寺譲吉氏の先代・小寺泰次郎氏の本邸の庭園として明治末期に完成したものです。神戸市の所有となった昭和16年以降は、池泉廻遊式の日本庭園「相楽園」として一般公開されています。 密集市街地の中にある庭園ですので、広い画角で撮るとビル群が入ってきます。伝統的な日本庭園の上にビルがのっかっているようにも感じられますね。通常はビルは画角に入れないと思うのですが、時空を超えたような不思議な印象があるのでこれも悪くないかなと思いまし…

  • 「白秋期」を読んで、体の声を聞く力を磨きたいと思った

    作家・五木寛之氏の「白秋期」を拾い読みしています。 「白秋期」は、50~70代に向けた人生指南書のような趣の本なのですが、健康についての記述がいろいろ参考になったので自分用のメモとして書き留めておきます。 ・・・・・・・・・・・・ 人並み以上に体が弱いが病院のお世話にはならないと語る五木先生の健康法は「いい加減」。 何事も「いい加減」つまりほどほどに実行して自分の体と良い関係をつくる。そして、自分にとっての「いい加減」は、どの程度のものなのかをはかる、微妙な物差しを持つことが健康維持のコツと説いています。 この体の奥から発する内なる声を聞こう。その声を無視して逆らうと、肉体の反乱が起きると考え…

  • 【神戸】ポートアイランドのコスモス畑が見頃

    ポートアイランド「計算科学センター駅」北側の広場(ポートアイランド南ひまわり広場)にコスモス畑ができていました。 同広場は、2~3月は菜の花、7~8月はひまわりの花が咲きそろっていました。季節ごとに花が更新されるようで、今はコスモスが見頃です。 minatoblue.hatenadiary.jp minatoblue.hatenadiary.jp 花畑としては規模が小さめですが、近場で花見をするにはうってつけのスポットではないかと。コスモスの見頃は11月中旬ごろまで。あとしばらくの間は、綺麗なコスモスが楽しめそうです。 (2022年10月撮影 機材:CANON EOS RP) ■ポートアイラン…

  • 断捨離に悩む。捨てられないガラクタについて

    狭いマンションの部屋で生活していると、モノとの付き合いに悩まされます。一つ新しいものを買ったら、一つ古いモノを捨てないと、いつか部屋がモノでいっぱいになるので、断捨離を断行しないとまずい状況なのですが、どうにも行動が伴いません。 今、目の前にある捨てられないモノ、ガラクタ化しているモノを5つとりあげて自分にとって本当に必要な物かどうか見極めてみることにしました。 ガラクタ1 海洋堂 秋田犬のミニフィギュア 小学館の雑誌「週刊 日本の天然記念物 動物編 No.13日本犬」の付録でした。高さ5センチほどの小さなフィギュアですが毛並みなどよく出来ています。以前、捨てようと思い手にとったことがあるので…

  • 【奈良】ならまちを歩く(3)元興寺町で「藤岡家住宅」と再現町家「ならまち格子の家」を見た

    2021年秋に訪れた「ならまち」散策をほぼ1年ぶりに振り返り、続編としてまとめました。 元興寺町は、かつては元興寺の南大門花園院があったとされている場所です。商店街・商業地として栄えた地なので、商家風の町家建築が多く残されているようです。 この「藤岡家住宅」は、奈良市で最も古い町家のひとつ。案内板によると、藤岡家住宅が建造されたのは江戸時代、18世紀後半(1700年代後半)頃。当初は生薬類を、幕末頃からはろうそく・鬢付油・おはぐろ、昭和に入ってからは紙類とさまざまな商売が営まれたそうです。 突上げ戸、蔀(しとみ)、揚げみせ(ばったり床几)など当時の商家の特徴を有する重要文化財ですが、現在は一般…

  • 【神戸】秋の夜空に咲く大輪の花――10分間の花火イベント「みなとHANABI」

    10月17日から21日まで、メリケンパークで小規模花火大会「みなとHANABI」が開催されています。10月に花火大会が開催されるなんて、神戸では初めてではないでしょうか?公式によると「市民を元気づけ、観光面での経済効果をはかり、ウォーターフロントエリアの賑わい創出」を目的としているようです。花火が打ち上がるのは18時30分から40分まで。なんと10分間だけのショートタイムイベントです。 混雑する会場で三脚は立てられないですし、ぎっくり腰も治りきっていないので会場から遠い静かな場所でひっそりと撮影することに。 18時30分、花火が上がり始めました。一昨年までの最大サイズは10号玉だったそうですが…

  • 【京都】金閣寺の茶処「不動釜 茶所」で抹茶を満喫、菓子の金箔に目を見張る

    2018年の10月初旬に訪れた金閣寺の茶処についてまとめました。 2018年の10月といえば、ちょうど訪日外国人観光客が日本に押し寄せていた時期だったこともあって、境内は大混雑。参拝コースに長い行列ができており、人混みをかき分けるようにしながら拝観したことを覚えています。 紅葉には早い時期でしたので、金閣の背景はご覧の通り緑一色、夏景色の名残が感じられる風景でした。幸い風がなかったので、湖面への映り込みをしっかり撮れたのは収穫でした。 金閣、白蛇塚を眺めた後、夕佳亭の横を抜けると参拝コースも終盤ですが、ちょうどそのタイミングで、茶処「不動釜 茶所」の緋毛氈が木立の隙間から見えます。肩にかけたバ…

  • ソファで居眠りしたらぎっくり腰に、「魔女の一撃」に悶絶

    ソファで居眠りをした後、立ち上がろうとしたら腰に違和感が・・・、そのままぎっくり腰になってしまいました。おそらく腰に負担がかかる座り方をしていたのだと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ぎっくり腰の痛みを欧米では「魔女の一撃」と呼ぶそうですね。どんな痛みだろうと不思議に思っていたのですが、今回身をもって体験することになりました。とくに就寝時、寝返りを打つと痛むので、目が覚めるだけでなく、頭まで冴えてしまいます。仕方ないので起き上がろうと膝をついた瞬間、背骨あたりに魔女の一撃を浴びて悶絶。憔悴しそうです。 とはいえ、通常は数日から数週間で症状が消えるようですので病院に行かず様子を見よ…

  • 【京都】テラスで昼飲みを楽しむ、モネの絵画「睡蓮」に感動「アサヒビール大山崎山荘美術館」

    2018年8月に訪ねた「アサヒビール大山崎山荘美術館」についてまとめました。 駅から歩くと約15分、無料送迎バスもある 入り口の前に特注の「泥落とし」 本館2階に絶景を望めるすばらしい喫茶室が 地中の宝石箱でスイレンを見る 駅から歩くと約15分、無料送迎バスもある 「アサヒビール大山崎山荘美術館」があるのは天王山中腹あたり。阪急大山崎駅前~JR山崎駅前~同館の間を、無料送迎バスが走っているのですが、高齢者優先でしたので歩くことに。JR山崎駅から美術館まで15分ほどだったと思います。歩ける距離ですが坂道が続きますので、利用できるのであればやはりバスを使ったほうが無難かもしれません。 トンネルをく…

    地域タグ:京都府

  • こたつ1台分の熱でぐったり、夕焼け空に三日月がポツリ

    太陽の傾きが低くなってきたので、部屋の中に直射日光が差し込むようになりました。強い光を浴びた窓枠が熱くなり、室内の温度がぐんぐん上昇。扇風機の風を顔にあてたり、ときどきクーラーをかけたりして何とかやりすごす日々が続いています。暦の上では秋なのですが、拙宅は真夏のような暑さです。 なぜここまで部屋が暑いのか、不思議に思い調べてみると、幅1.6メートル×高さ2メートルの窓にあたった直射日光の熱量は、こたつ1台分(約600ワット)に相当することがわかりました(※)。 窓がこたつ化して室内を温め続けているわけですから、そりゃ真夏の暑さになりますよね。 ・・・・・・・・・とは言うものの朝夕、特に日没を迎…

  • 【明石】播磨三名水のひとつ「亀の水」でコーヒーを淹れた

    人丸山から湧き出る名水「亀の水」があるのは、静かな住宅街の中。両脇に住宅が立ち並ぶ車道の突き当りに柿本神社の鳥居があり、その脇に小さな手水舎が建っています。この手水舎の亀の石像の口から流れ出ているのが、播磨三名水のひとつ「亀の水」です。 手水舎の前に行列ができていたら、別の場所で時間をつぶすつもりでした。ところが、ペットボトルに水を注いでいたのは、地元の方と思われる女性一人だけ。これは予想外の展開でした。 しばらく待っていると、水を注ぎ終わった女性がボトルを自転車の荷台に置き、手水舎に手を合わせた後、こちらを振り向いて「どうぞ」。あわてて「ありがとうございます」と答えて、持参したペットボトルを…

  • 【明石】人丸山の展望台から海を眺めた――柿本神社の狛犬と月照寺とスイフヨウ

    兵庫県明石市人丸町にある人丸山を訪ねました。 人丸山は、山というより丘と表現した方がよさそうな低山。道標に従って階段や坂を登ると、あっけないほど簡単に頂上に到着しました。頂上に展望台があったので、そこから海岸沿いの街並みと明石海峡大橋、淡路島を眺めました。 ほのぼのと 明石の浦の 朝霧に 島隠れゆく 船をしぞ思ふ 歌人・柿本人麻呂の作とされている古今和歌集の歌。海沿いに大小の建物が密集していますが、海の色と淡路島が昔の面影を今に伝えています。 人丸山の頂上には柿本人麻呂を祀る「柿本神社」が鎮座しています。地元の人から「人丸さん」と親しまれ、400年以上の歴史を有する神社です。 柿本神社の境内に…

  • 【明石】花のイベント「2022ひょうごまちなみガーデンショー in 明石」で寄せ植えの力作を鑑賞――明石公園のカフェでほっこり

    明石公園で開催されている花と緑のイベント「2022ひょうごまちなみガーデンショーin 明石」を訪ねました。 メイン会場は明石公園・西芝生広場。午前中、空をおおっていた厚い雲が風に吹き飛ばされ、巽櫓(たつみやぐら)の上空に浮かんだうろこ雲の間から青い空が顔をのぞかせていました。 入り口で検温・消毒した後、いただいたパンフレットを確認しながらアーチ看板をくぐって入場。広場の中に規則正しく展示されたハンキングや寄せ植えを鑑賞しながら散策する趣向となっているようです。 パンフレットには、見どころとして「ガーデンコンペ・ひょうご」の出展作品や、園芸・造園の専門家による「デモンストレーションガーデン」、県…

  • チッチッチッチッ・・・家の中でカネタタキが鳴いている

    数日前の夜から、部屋の中で「チッチッチッチッ」という音が聞こえるのです。「カネタタキ」という、コオロギに似た10ミリ程度の大きさの虫が、鐘の音のような声で鳴くそうですので、たぶんこれですね。 捕まえて外に逃がしてやりたいんですが、どこにいるのか全くわかりません。おとといは洗面所、昨日は風呂場の近く、そして今日は再び洗面所のどこか・・・姿は見えないのですが、昼間は家具と家具の隙間の暗がりに潜み、夜になると「チッチッチッチッ」と鳴き始めるんです。 カネタタキは声が小さいという情報もあるのですが、うちに忍び込んだカネタタキさんは声が大きい。ひょっとすると洗面所の壁に反響して大きな音になっているのかも…

  • 【神戸】神戸の空に秋の気配――青空にひこうき雲、すじ雲、うろこ雲が浮かんでいた

    9月も中旬にさしかかりましたが、相変わらず厳しい残暑が続いています。昨日の神戸の最高気温は34.6度。直射日光が照りつける神戸大橋の歩道を歩いていると、汗が流れて止まらなくなりました。足を止めてバッグからハンカチを取り出し、急いで額を拭いながら港を眺める。ついでに写真も撮る。真夏並みの猛暑の中、秋の訪れを告げる放射線状のすじ雲が、青空にくっきりと浮かんでいました。 すじ雲に混じって、キリのように細くて長いひこうき雲も浮かんでいました。 雲は、浮かんでいる高さと形で10種類に分類されています。すじ雲=正式名「巻雲」は、最も高い場所にできる雲で、高層の空気の流れが早くなる秋は、とくに形成されやすい…

  • 【滋賀】比叡山坂本で食べた手打そばの味

    滋賀・坂本にある手打そばの名店「本家 鶴㐂そば」の話を少し。 2018年7月末日、日吉大社にお参りした帰り道、せっかく坂本に来たのだから、名物のそばを食べておきたいと思い「本家 鶴㐂そば」へ。 ラストオーダーは17時30分。店ののれんをくぐったのは17時頃でしたので、ぎりぎりの入店でした。 静かな店内にきちんと並べられた木製のテーブル席に腰を下ろしてお品書きを広げる。天なんそば、卵とじそばから、てんぷら定食まで、そば料理がずらり。品揃えが豊富なので、あれも食べたいこれも食べたいと目移りが止まらなかったのですが、結局基本の冷たいざるそばを注文。 やや太めでしっかりとした歯ごたえの手打ち麺を、秘伝…

  • 【明石】明石港・赤灯台を散策――行き交う船と明石海峡大橋と淡路島

    今年5月に訪れた、明石港「赤灯台」についてまとめました。 赤灯台は、明石市役所の南側にある「明石市役所裏ベランダ」から伸びた防波堤の先端にあります。それにしても空模様が不穏。雨が降ってくるんじゃないかと心配しながらの散策となりました。 ここは、明石市と淡路島を結ぶ高速船「淡路ジェノバライン」の航行コース。ちょうど漁船の間をくぐり抜けるようにして「まりん・あわじ号」がやってきました。船体に描かれたタコやタイなど、カラフルなイラストが楽しいですね。 港を抜けてまっすぐ淡路島へと向かう「まりん・あわじ号」。まりん・あわじの前方に浮かんでいる小さな船は釣り船でしょうか。 当たり前のことですが、防波堤に…

  • 【神戸】昭和レトロビル「KIITO」に仮移転した三宮図書館を訪ねた

    KIITO三宮図書館は、令和9年までの「期間限定の図書館」 座席数は110席、気分に合わせて座りたい アクセス KIITO三宮図書館は、令和9年までの「期間限定の図書館」 7月26日、三宮再整備に伴い、新港地区にある「デザイン・クリエイティブセンター神戸(通称KIITO:キイト)」に移転、新たにオープンした「KIITO三宮図書館」を訪れました。 図書館が仮移転した「KIITO」が建設されたのは昭和2年(1927年)。当時は、輸出生糸の品質検査を行う施設「旧神戸市立生糸検査所(旧館)」として使われていました。2007年に保存活用を求める運動が高まり、2009年に神戸市が土地建物を購入。現在は、神…

    地域タグ:神戸市

  • 【神戸】六甲山の命の道標「119番 通報プレート」

    六甲山を散策中、道標の上に置かれた緑色の小さな人形を見つけました。子供の忘れ物でしょうか。道標の柱の上には救急車が描かれた黄色いプレートが設置されています。まるで、救急車から飛び出した小さな救助隊員が辺りを見渡しているようですね。この黄色いプレートは、急病やケガで動けなくなった時などのために設置されている「119番 通報プレート」。 119番や110番に通報する際に、救急車のイラストの下に記載された「ひらがなと番号」を伝えると通報者の位置が分かる仕組みになっています。119番通報で番号を伝えた後は、プレートの近くで待機。動かず救助を待ちます。 六甲山は市街地に近く、数多くの登山口・登山コースが…

  • 【神戸】海上47メートル、明石海峡大橋「舞子海上プロムナード」で大パノラマを堪能

    2021年9月に訪ねた、明石海峡大橋を体験できる展望施設「舞子海上プロムナード」についてまとめました。 舞子海上プロムナードは、明石海峡大橋の橋桁の中にあります。1階でチケットを購入して、エレベーターで8階の展望ラウンジに移動。展望ラウンジの高さは、海面から約47メートル、陸地から約150メートル。舞子公園、淡路島はもちろん大阪湾まで一望できる開放的な空間です。 ベンチに腰を下ろして、しばし絶景を堪能。三角屋根の洋館は、貿易商 呉錦堂が大正4年に建てた別荘「移情閣」。現在は「孫文記念館」として、革命家・孫文に関する資料が展示されています。 手前の白い建物は、全客室オーシャンビューのホテルセトレ…

  • 「処暑」を境に季節は夏から秋へ、草むらでコオロギが鳴いていた

    2022年の「処暑」は8月23日です。処暑とは何か。Wikipediaを要約しますと、 処暑(しょしょ)は、二十四節気の第14。定気法では太陽黄経が150度のときで、8月23日ごろ。期間としての意味もあり、この日から次の節気の白露前日までである。 処暑とは「夏が終わる」という意味であり、この頃を境に暑さが峠を越えて後退し始めるそうです。そういえばセミの鳴き声がめっきり弱まりましたね。そしてセミと入れ替わるように草むらからコロコロコロ・・ツーツー・・・ジージー・・・といった鳴き声が。コオロギ、キリギリスでしょうか。 日中はまだまだ油断できない暑さですが、朝夕、ほんの少しだけ涼しくなったような気も…

  • 【神戸】涼を求めて六甲山系へ、再度公園・修法ケ原池をぶらぶら

    六甲山系再度山のふもとにある「再度公園」を訪ねました。 再度公園は、都市公園では日本初の国指定名勝、「日本の歴史公園100選」(都市公園法施行50周年等記念事業実行委員会)、「森林浴の森100選」(林野庁・緑の文明学会・地球環境財団)などに選定されています。 樹齢100年を超えるアカマツ林が広がる園内には、修法ケ原池(しおがはらいけ)や永久植生保存地、外国人墓地などがあります。入園料は無料で定休日なし。園内に売店やトイレもあります。六甲全山縦走路や大師道など主要なハイキングコースの結節点であり、マイカーやバスで気軽に訪れることができる便利な観光スポットでもあります。 ぶらぶら歩いているうちにお…

  • 神社から噴き出した謎の水柱が気になる

    北海道 長万部町にある飯生(いいなり)神社の林に、突然出現した巨大な水柱が妙に気になるので忘備録としてまとめます。 8日、1958~59年頃にガスが掘削された穴から、高さ30~40メートルもの水が噴出。動画を見ると、神社の木よりも高く水が吹き出しており、かなりの水量であることがわかります。水道管の破裂ではないとのことですので、北海道の自然現象のダイナミックさに驚きです。 news.yahoo.co.jp 温度は20~30度。水の成分にも注目が集まっており、宮司さんの「温泉のような匂いがした」といった感じのコメントも飛び出しています。水柱が吹き出た日が、神社の夏祭りと同時期だったことも不思議です…

  • 猛暑で路面がフライパン状態に。真夏の花、フヨウが開花

    連日猛暑が続いています。花を撮るため膝を路面につくと、やけどしそうな熱さだったので思わず立ち上がってしまいました。路面がフライパン状態になっても不思議ではない熱気です。 ・・・・・・・・ 夜も気温が下がらず蒸し暑さが続くので、やむなくクーラーをかけて眠ります。子供のころは、猛暑の後は夕立がきて涼しくなったものですが、今は夕立も少なくなりました。日暮れ時に、サーッと30分ほど程よい量の雨が降ってくれれば、少しは過ごしやすくなるのですが・・・。 涼しい夜風に吹かれながら眠るのが一番の贅沢なので、クーラーを止めて窓を開け放ちたいのですが、それも叶わない熱帯夜です。 ・・・・・・・・ 写真はフヨウ。夏…

  • 【神戸】乗車料金がほぼ半額になる実証実験「市バス 三宮・エリア110」が便利だと思った

    神戸市が実証実験「市バス 三宮・エリア110」を実施しています。 三宮駅ターミナルから概ね1キロ圏内のエリアの中にあるバス停を「ICカードで乗り降りする」と乗車料金が110円(通常210円)になります。 三宮から1キロ圏内は歩ける距離ですが、通常のほぼ半額の110円で乗車できるというお得感には抗えません。せっかくの機会ですし、熱中症予防の観点からも積極的にバスを使ってみようかと思いました。坂道がきつい北野や、木陰が少ない新港地区に行く時などは重宝しそうです。 「ちょっと乗りたい」「乗ると便利」市バス・三宮エリア110 - YouTube 対象のICカードはPiTaPa、ICOCA、Suica、…

  • 【神戸】横尾忠則現代美術館の「キュミラズム・トゥ・アオタニ」は不思議な空間だった

    横尾忠則現代美術館の4階にある「キュミラズム・トゥ・アオタニ」を見てきました。 キュミラズム・トゥ・アオタニとは、2021(令和3)年、建築家の武松幸治氏の監修でつくられた空間で、横尾忠則氏によって「キュミラズム・トゥ・アオタニ」と名づけられました。 極端に細長い小部屋で、西側と北側に窓が設置されています。鏡がたくさんあるためか部屋全体がとても明るい印象。窓外に広がる摩耶山麓の風景が鏡に映り込み、まるで大型の万華鏡の中に迷い込んだような気分になれます。この部屋は撮影OKです。 窓の前に白い椅子が置かれていました。ちなみに「キュミラズム」というのは「キュビズム」と「ミラー」を組み合わせた造語。 …

  • 【神戸】ひまわり畑でSlowな休日を――ポートアイランド「ひまわり広場」のひまわりが見頃

    ポートアイランド「計算科学センター駅」北側にある「ひまわり広場」に行ってきました。ここは、当ブログで一度ご紹介した広場で、2~3月頃までは菜の花畑だった場所。菜の花が終わった後、ひまわり畑になったようです。 minatoblue.hatenadiary.jp だいたい咲き揃っていて見頃なんですが、手前のひまわりは下を向いていますね。すでに花期が終わり種が実っていた花もありました。種を目当てにたくさんのスズメが広場に集まっていました。でも、ひまわりの種は大きいでので、殻をむかないと食べることはできないような気もします。もしかすると食べようとしていただけなのかもしれません。望遠レンズを持参していな…

  • 【神戸】バブルの躍動感がよみがえる――兵庫県立美術館「関西の80年代」展で80年代にタイムスリップ

    兵庫県立美術館で開催中の特別展「関西の80年代」に行ってきました。同展覧会は、兵庫県立美術館の開館20周年を記念したもので、1980年代関西のアート・シーン彩った作品を紹介しています。展示は、プロローグを含め全5章で構成されています。 プロローグ 林檎と薔薇1 フレームを超えて2 インスタレーション ニューウェーブの冒険3 「私」のリアリティー イメージ、身体、物語4 「私」の延長に ・・・・・・・・・・・ この展覧会は来館者の写真撮影が許可されていました。いろいろ撮らせていただいたのですが、その中から気になった作品をピックアップしてご紹介します(アーティストの敬称略)。 ■「ENTASIS」…

  • ひまわりの種は食べられる

    太陽の塔でおなじみの大阪「万博記念公園」で、1万2000本のひまわりが咲き誇る「ひまわりフェスタ」が始まりました。これからが夏本番なのですが、この猛暑がさらに勢いづくのかと思うとげんなりとしてしまいます。 それはさておき先日、ひまわりの種が食べられることを知りました。塩をふってフライパンで炒ると香ばしくフルーツと一緒に食べると二日酔いを防ぐ效果が期待できるそうです。 カロリーが高く食物繊維やビタミンE、タンパク質が豊富。幅広い栄養素が含まれているので、中国やアメリカではおやつとして食べられているそうです 食用ひまわりを自分で育て、その種で料理を作ると面白そうですが、狭いマンション住まいの境遇で…

  • 【神戸】五十肩をセルフケア、六甲山のアジサイは最後の見頃

    このごろ髪を束ねたり、服を着替えたりしたときに肩に痛みが走ります。腕を上げると痛むので高い場所に手を伸ばせない。いわゆる五十肩の症状がでているのですが、今まで肩こりに悩まされたことがなかったのでちょっと困惑しています。 五十肩は、肩関節をとりまく関節包や腱板が炎症を起こしている症状で原因は老化。気分的にはまだ若いつもりでいたのですが、体の老化は容赦なく進みます。とほほ。 まだ痛みが軽く、病院で診てもらう段階ではないので、とりあえず肩関節をほぐすストレッチに取り組むことにしました。セルフケアで何とか症状が和らいでくれればいいのですが…。 ・・・・・・・・・・・・ さて、写真は先日の六甲山歩きで撮…

  • 【神戸】夏の六甲山へ~「市ケ原」をぶらぶら、森林浴で整う

    生田川の上流、六甲山中にある河川敷「市ヶ原」を訪ねました。 新神戸駅横の登山口を昼頃に出発。体調がもう一つな状態だったので、登山口近くの急な上り坂で早くも疲労感に襲われ、汗が止まらなくなるという事態に。 「これは途中で引き返すことになるかも」と危惧したのですが、森の中を歩いていると汗が引いていき、徐々に体調が整ってきました。森林浴の效果は絶大です。 写真を撮りながらゆっくり歩いたので、市ヶ原に到着したのは3時前。茶屋の前にあった温度計で気温を確認すると27度でした。 住宅密集地の気温は連日30度超えで、外出時は熱気に悩まされていたのが嘘のよう。樹木で光が遮られた登山道は本当に涼しいですね。 茶…

  • 星に願いを。七夕の短冊と習い事について

    ささの葉さらさら のきばにゆれる お星さまきらきら きんぎん砂子 明日は七夕ですので、童謡「たなばたさま」を口ずさんでみました。覚えやすい歌詞、美しいメロディー、歌い継がれる童謡のすばらしさを改めて実感。 2番の歌詞「五色の短冊、私が書いた・・」を歌ったとき子供のころ町内会の七夕行事で、ピンク色の短冊の真ん中に「友だちと仲良くできますように」と書きこみ笹の葉に結びつけた記憶が蘇ってきました。 七夕は本来、機織りや裁縫の上達を願う行事なので、手習い事の上達を祈願すると良いと聞いたことがあります。 当時、私は習字教室に通っていたので、「字が上手く書けるようになりますように」と書けば願いがかなったか…

  • 【神戸】昭和レトロな有馬温泉、路地裏でアートな「飛び出し坊や」に驚く。妬湯とツタが絡まる喫茶店と赤丸ポスト

    有馬の路地裏。電信柱の陰からこちらを覗き見ている怪しい人影に驚かされました。 このシュールな看板は、「飛び出し坊や」をベースにした現代アート作品です。作者は、京都出身のアーティスト小川しゅん一(おがわしゅんいち)さん。 飛び出し坊やといえば日本全国の通学路などに設置されている注意喚起を目的とした看板です。 交通安全を啓蒙する飛び出し坊やもアーティストの手にかかると、シュールさと懐古感と怪しさが一体となったアート作品になるんですねえ。 顔の部分にはめ込まれているモノクロ写真のモデルは有馬温泉で働く実在の方々なのだとか。 私は4種類しか発見できなかったのですが、他にもあるようです。探しながら歩いて…

  • 【神戸】有馬温泉さんぽ、金の湯と寺田町界隈の鬼瓦と念仏寺の白い象

    さて、ねね橋を眺めた後、有馬温泉観光総合案内所でイラストマップを入手。有馬散策を続行します。イラストマップには泉源コースや、瑞宝寺公園コースなどなど、多彩な散策コースが掲載されているんですが、その中から「太古の昔より続く有馬の歴史を探訪する」歴史コースを選択しました。 細い路地の両側に建ち並ぶ日本家屋。温泉街らしい情緒が感じられます。 有馬温泉公式サイトによると有馬の湯には、環境省の指針で療養泉として指定されている9つの成分のうち、7つが含まれているそうです。 7つの成分が含まれている温泉は世界的にも珍しいそう。私も長逗留して五十肩をじっくりと癒やしたいものです。 散策路沿いにあった有馬の名産…

  • 【神戸】神戸電鉄有馬線で太閤秀吉ゆかりの有馬温泉へ、キャラクターシートと親水広場とねねの像

    関西の奥座敷、有馬温泉を訪ねました。 三宮から直通バスが出てるんですが、ひさしぶりに車窓の風景を眺めつつ電車に揺られたいと思ったので電車旅を選択。 神戸市営地下鉄・三宮駅で電車に乗車。谷上駅で下車、神鉄有馬線に乗り換えた後、さらに有馬口で乗り換えました。 有馬口駅と有馬温泉駅をつなぐ線路の両側に緑が広がっています。先頭車両に乗っていたので運転台の後ろから新緑を眺めることができて良かった。フラッシュなどを焚かないように注意しつつ素早く撮らせてもらいました。 これは神戸電鉄のキャラクターシート。シートモケットに神戸電鉄のオリジナルキャラクターと、粟生線沿線3市の花(あじさい、さつき、ひまわり)。神…

  • 自宅近くの100円ショップが閉店、愛用品が買えなくなって困った

    100円ショップの閉店が相次いでいるようです。拙宅近くの100円ショップも7月末に閉店になるみたい...。この店で取り扱っている大判のウェットティッシュは安さと使い勝手の良さを兼ね備えた秀逸な商品。愛用品ですのでどこか別の店を探して手に入れなければと、今考えているところです…。 それにしても100円ショップには随分とお世話になった。キッチンの三角コーナー、バケツ、ハンガー、書類分別ボックスなどなど。便利な生活用品をたった100円で購入させてもらってきました。その中で、マイベストな一品は何かと人から聞かれたら私は迷うことなく「自転車のサドルカバー」と答えます。 かなり昔の話なんですが、強風で自転…

  • 【京都】勝運と馬の神社「藤森神社」紫陽花まつりでほっこり、白馬の自動販売機で運試し

    今ちょうどアジサイが見頃ですので、数年前に訪ねた(2018年6月下旬)藤森神社「紫陽花まつり」についてまとめてみました。 藤森神社は「菖蒲の節句」発祥の地であり、菖蒲が勝負に通じることと、毎年5月に「駈馬神事」が行われることから「勝負と馬の神社」として信仰されています。 参道に置かれた道標からも、馬へのリスペクトが感じられます。この辺りの心配りは馬の神社ならではですね。 鳥居をくぐり、まずはご神前に拝礼した後、境内を散策。馬主、騎手、競馬ファンの参拝でにぎわう神社ですので絵馬舎にはこんな感じの絵馬が掲げられていました。 神馬像もサラブレット的な躍動感に満ちています。今にも走り出しそうですね。 …

  • まもなく梅雨入り、念のため大雨に備えた

    週明け13日から天気が下り坂になるそうです。週の中頃には九州南部辺りが大雨になる可能性があるという予報が出ていたので昨日中に買い出しを済ませ、今日は朝から洗濯。 天気が良かったので夕方にはカラッと乾いた。よかった。2週間天気予報によると、関西はこれから先しばらくは雨模様が続くそう。ということは、室内干しの日々が続くということ。これはちょっと憂鬱。 「大雨に備えよ」とメディアニュースが報じていました。懐中電灯や水、非常用食料、常備薬などの用意を呼びかけている。いやたぶん大丈夫でしょう、と思ったんですが転ばぬ先の杖、備えておいて損はないと思い直して懐中電灯の置き場所を確認。水はあるし、非常用食料と…

  • 【神戸】宮崎カーフェリー「たかちほ」の出港を見送った

    薄桃色に染まった雲が空を覆っていたのでカメラを持って海へ。穏やかな港にカーフェリー「たかちほ」が錨を下ろしていました。 ファンネルマークの金色の鳥がやけに目立つ。宮崎カーフェリーの前身である日本カーフェリー時代の鳶をモチーフとした意匠を復刻させたものだとか。さらに日本神話に登場する霊鳥「金鵄」もイメージしているそうで。なるほどこうした背景が訴える力の源泉になっているわけか。 港が夕闇に包まれた頃、たかちほは煙を吐きながら出港しました。 ところで先日、神戸観光局が発行する冊子「神戸港からのたよりVol.48」を区役所でもらってきたんです。表紙を飾っていたのは、たかちほのオリジナルイラスト。イラス…

  • 【神戸】写真持参で運転免許証を更新、県庁前から元町駅までぶらぶら

    運転免許証更新のお知らせハガキが来ていたのですが、なんだかんだと理由をつけて先延ばししていました。先日、期限がとうとう目前に迫ったことに気付いたので、あわてて更新センターへ。 免許証に使う顔写真は、更新センターで撮ってもらえるので持参不要。でも「写真の持ち込みOK」と更新お知らせハガキに書かれていたので持参することに。私は外出時、必ず帽子をかぶるので前髪が額に張りつくんですよね。ま、免許証を人に見せることはないペーパードライバーなので乱れた前髪の証明写真でもいいんですが...。 さて、ひととおり手続きを済ませ何事もなく新しい免許証を受け取れたので帰ることに。県警本部前交差点をわたり兵庫県公館を…

  • ペットへのマイクロチップ装着が義務化、愛犬の元気な頃をうっかり思い出した

    ペットの犬・猫にマイクロチップ装着が義務付けられました。マイクロチップなんて埋め込んで大丈夫なんかいなと思ったんですが大丈夫なんだそうです。 ペットに埋め込まれた直径1ミリ長さ8ミリのマイクロチップを専用の機器で読み取るとあらかじめ登録しておいた飼い主の氏名、住所などがわかるので迷子になっても安心。飼い主情報とともにペットの品種や生年月日、性別なども登録できるようなので、ついでに好きな食べ物や、大きな音が苦手とか、首をなでてあげると喜ぶとか、そんな情報も登録できたら迷子になって保護された時に役立つかも。 そうそう、ちょっと前に迷子インコのポスターを見ました。鳥は迷子になりやすそうなペットですよ…

  • 【明石】山陽電鉄「人丸前駅」からの眺望~天文科学館と軌道星隊シゴセンジャー

    明石市大蔵天神町にある山陽電気鉄道・人丸前駅。日本標準時子午線上に立つ「明石市立天文科学館」をホームから見ることができる駅です。この天文科学館は、基本的には隕石や月の石のレプリカ、ジオラマ、プラネタリウムなどが展示されていて時と宇宙について学べる施設なんですが、個人的な注目点はローカルヒーロー「軌道星隊シゴセンジャー」が在籍(?)していること。時々キッズプラネタリウムに登場して悪役「ブラック星博士」戦い、子午線や星空のあれこれを伝えているそうなんですが今まで知りませんでしたよ。 天文科学館はシゴセンジャーのPRに力を注いでいるようでYou Tubeにプロモーションビデオが上がっていました。 動…

  • 車輪梅(シャリンバイ)と大島紬

    歩道脇に植栽されていた車輪梅(シャリンバイ)。枝の上、高い場所にまとまって咲いていたので下から煽るようにして撮りました。 「車輪」と「梅」という全く性質の違う言葉が組み合わさった名が印象的ですが、これは梅に似た花と、枝が分岐して車輪のように見えることから付けられたとされているようです。草木染の材料となることがあり、上品な赤~ピンク系の色に染め上がります。そしてちょっと驚いたのは樹皮や根が奄美大島の特産品・大島紬の染料として使われていること。泥染めという技術で布を染めるときに車輪梅が欠かせないそうです。奄美ではテーチ木と呼ばれ、奄美市の市花に指定されているほど親しまれている車輪梅。公園や車道など…

  • 【神戸】北野クラブがある「クラブ坂」から街を眺めた

    北野町1丁目、北野クラブの前にある「クラブ坂」から撮ったのがこの写真。正面の建物は神戸北野教会です。 ちなみにレストラン「北野クラブ」が誕生したのは1957年。公式サイトによると、当時はまだ珍しかったフランス料理とともにジャズ音楽やダンスを楽しめるサロンとして名を馳せ海外のセレブも訪れる名店だった様子。50周年を機に「KITANO CLUB」と改名、現在はレストラン・ブライダルなど幅広い分野のサービスを提供しているようです。 坂からKITANO CLUBを見上げる。クラブ坂の名前の由来は不明ですが、おそらく北野クラブがある坂だからそう呼ばれるようになったんじゃないかなと。 クラブ坂からは海が見…

  • ヒマラヤジャスミンに降り注ぐ5月の雨

    つぼみに水滴をつけたキソケイ(黄素馨)を見つけたので降りしきる雨の中でパシャリ。 この花、原産地がヒマラヤなので「ヒマラヤジャスミン」という別名で呼ばれることも。ジャスミンといっても香りは薄いようですが。 調べているうちに「ヒマラヤジャスミンはあまり見かけない庭木」といった主旨の記述を目にしました。庭に導入されない要因は、枝がわさわさと横に展開するからでしょうか。日本の庭は狭いのでこんもりしすぎる木は敬遠されるのかもしれません。 ところで、このヒマラヤジャスミンは今日の雨で花をかなり落としたようです。落ちた後も鮮やかな色を保っていたのが印象的でした。 (2022年5月撮影 機材:Canon E…

  • 【姫路】里山林「姫路市自然観察の森」で野鳥の美声と新緑を堪能

    約60ヘクタールの里山林に設置された観察路を歩きながら自然と触れ合える「姫路市自然観察の森」を訪れました。メイン駐車場の近くにネイチャーセンターがあるので散策前に立ち寄ることに。 施設内に、観察路で出会える植物や生き物の情報をまとめたパネルなどが展示されていました。トイレもあります。飲み物の自動販売機が入り口の横にありました。 ここで森の観察ルートが掲載されたガイドマップを入手できました。ガイドマップに紹介されているおすすめの観察ルートは「お気軽観察ルート」「トレッキングルート」「北山アクティブルート」。花が観察できそうなポイントを施設で教えてもらえたので、お気軽観察ルートをベースに、山頂を経…

  • 【神戸】灘浜脇浜線の新緑輝く、兵庫県立美術館の「美かえる」に異変

    写真は兵庫県立美術館の南側辺り、灘浜脇浜線沿いの歩道。街路樹の青々とした若葉が見頃でした。 ところで兵庫県立美術館の屋上に設置された風船状の立体アート「美かえる」に異変が。ご覧の通り空気が抜けてペタンコになっていたので驚きました。 ご参考までに今年3月に撮った美かえるさんの写真を2枚。この時点ではふっくら可愛い姿でした。 ところが昨日(4日)の美かえるさんは随分とお疲れのご様子。ハリ感ゼロです。どうやらこんな風にペタンコになったのは、今回が初めてではないようです。ひょっとすると空気を抜いて生地のメンテナンスをしているのかもしれませんね。それにしてもめったに見られない美かえるさんの姿を拝見できて…

  • 【神戸】ポートアイランド北公園を散歩~ツツジとニセアカシアと銀河丸

    ゴールデンウィーク中も活動範囲が狭いまま。近場をぶらぶらし続けています。なんとなく海を見たくなったので神戸大橋のたもとに位置する「ポートアイランド北公園」に直行。少なめですがツツジの植栽があったので神戸大橋と強引にコラボ。が、神戸大橋の中央部が木で隠れてしまいました。 気を取り直して海を眺めます。橋の下辺りで大型船と小型船が向き合っていました。 大型船は、航海練習船「銀河丸」。小型船は、船体に「TAKEMARU」とあったので、大阪を拠点とする武丸海運さんのタグボートでしょうか。しばらくすると、タグボートが船首で銀河丸の船体をグイグイ押し始めました。銀河丸の方向転換をタグボートがサポートしている…

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