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【奈良】ならまちを歩く(3)元興寺町で「藤岡家住宅」と再現町家「ならまち格子の家」を見た
2021年秋に訪れた「ならまち」散策をほぼ1年ぶりに振り返り、続編としてまとめました。 元興寺町は、かつては元興寺の南大門花園院があったとされている場所です。商店街・商業地として栄えた地なので、商家風の町家建築が多く残されているようです。 この「藤岡家住宅」は、奈良市で最も古い町家のひとつ。案内板によると、藤岡家住宅が建造されたのは江戸時代、18世紀後半(1700年代後半)頃。当初は生薬類を、幕末頃からはろうそく・鬢付油・おはぐろ、昭和に入ってからは紙類とさまざまな商売が営まれたそうです。 突上げ戸、蔀(しとみ)、揚げみせ(ばったり床几)など当時の商家の特徴を有する重要文化財ですが、現在は一般…