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  • 【加西】北条鉄道・ワンマン列車で「法華口駅」へ。木造駅舎と満開の桜に感動

    兵庫県小野市の粟生駅から兵庫県加西市の北条町駅までを結ぶローカル線・北条鉄道「法華口駅」を訪ねました。 駅舎は、大正4年に建てられた登録有形文化財。桜前線が北上する頃には、レトロ駅舎と桜を撮るため集まった写真愛好家でにぎわいます。 ちなみに北条鉄道を走っているのはワンマン列車ですので、乗車時に整理券を取り、降車時に運賃箱に現金を投入して精算するスタイル。実際には、運賃箱ではなく運転士が手に持ったコイントレーの中に運賃を入れました。支払いは現金のみ。ICOCAやPiTaPaなどのICカードは利用できないんですよ。 乗り降りの手続きなどは全て車両内で済ませるので、法華口駅の駅舎は、現在は駅としての…

  • 【神戸】2024年春 ポートアイランドでミツバチ飛び交う、菜の花畑が満開

    2024年3月末頃、「ポートアイランド南ひまわり広場」を訪れました。今年もきれいな菜の花畑ができていました。 ほぼ満開ですが、ツボミもたくさん残っていたので、まだまだ花が咲きそうです。 花の上を飛び交うミツバチが忙しそうに蜜を集めていました。いったいどこから来たんでしょうか。 ミツバチが巣をつくりそうな場所といえば六甲山。ひょっとすると、六甲山の麓に巣がありそこから飛んできたミツバチかもしれません。でも、セイヨウミツバチの行動範囲は巣から半径およそ3キロメートル。巣がある場所を新神戸駅周辺と仮定した場合、菜の花畑がある「南ひまわり広場」から新神戸駅までは約7キロもあります。それに、港は風が強い…

  • 【神戸】みなと元町駅と白い花。マリンロードが花盛り

    海岸線「みなと元町駅」前の街路樹が花を咲かせていました。この白い花はコブシですね。 みなと元町駅がある栄町通りは、かつて神戸の金融の中心地として賑わった場所です。当時の建物の多くは震災後に取り壊されてしまったのですが、旧第一銀行神戸支店の外壁はみなと元町駅の1番出入り口として今も利用されています。ちなみに、旧第一銀行神戸支店の竣工は1908年(明治41年)、設計者は辰野金吾です。赤レンガに白御影石を組み合わせる特徴的な様式は辰野式と呼ばれていたそう。縁起が良いとされている赤と白は銀行の壁に適した配色だったのかもしれません。 赤レンガを背景にすると花の白さが際立ちます。たまたま駅の前を通っただけ…

  • 【明石】宇宙への想いがつながるトンボの標識「子午線標示柱」

    明石市立天文科学館、北側にある不思議な柱 頂点にトンボがあしらわれていることから「トンボの標識」と呼ばれることもある子午線標示柱は、明石市立天文科学館の北側、月照寺の門前にあります。 昭和3年に京都大学観測班が行った天体観測で、人丸山上を東経135度子午線が通過していることがわかり、昭和5年、月照寺の山門前にこの標識が建設されました。その後、昭和26年に実施された再観測に基づいて、標識は11メートルほど移動され、現在ある位置に落ちつきました。 地球をあらわすカゴ状の球。切り紙細工のような「子午線」の文字プレートもファンタジックな可愛らしさ。 子午線とトンボに、どういったつながりがあるのか不思議…

  • 冷たい雨の中で咲いたカワヅザクラ

    2月末頃、「公園でカワヅザクラが咲いてる」と友人が言うので、寒さで落ち込み気味だった撮欲を奮い起しM6にマクロレンズをつけてバッグに入れて外出の準備をしました。 少し暖かくなったと思ったら、また急に寒くなる三寒四温がだらだらと続く季節は着る服に迷いますね。とりあえず動きやすい服を選んでおけば間違いないので七分袖のTシャツの上に、薄手のトレーナーを重ね着して、ダウンジャケットを羽織ることに。暑くなったらジャケットを脱げばいいので。 外に出ると、タイミングが悪いことに空からポツポツと雨が落ちてきました。いったん引き返してジャケットの上からさらにレインウェアを重ね着すると、ごわついて動きにくくなった…

  • 電気代より快適さ重視、エアコン24時間ONの効果

    今年の冬は、24時間エアコンつけっぱなし生活にトライしてみました。 私は60㎡弱のマンション生活なんですが、その広さであれば一台のエアコンですべての空間がそれなりに暖まるんですね。まだヒートショックを気にする年齢ではないのですが、脱衣所や浴室の空気がほんのり暖かいとホッとできます。そしてなにより、夜中に寝床を抜け出してトイレに行くときや、朝めざめたとき、寒さに震え上がらずにすむのが嬉しい。 体に「寒さ」というストレスがかからないので、気分的にもリラックスできます。 家の中を、ただ一定の室温に保っているだけのことですが、生活の質が少しだけ上がって、そのぶん幸福感もアップしたような気がします。 気…

  • 【姫路】朝日谷橋から眺める大津茂川の風景、ホトケノザのツボミが膨らんでいた

    姫路市、たつの市、太子町を通り抜けながら流れる二級河川・大津茂川は、散歩にうってつけの自転車・歩行者専用道が流れに沿って整備されています。 まだ2月ですが、川沿いの風景がそろそろ春めいているかも・・そんな気分になったので、ユニクロのフリースの上にダウンジャケットをはおって、歩行者専用道を歩いてみることにしました。 大津茂川にはいろいろな橋が架かっているんですが、その中のひとつ朝日谷橋に到着。橋の上から北の方角を眺めました。 大津茂川の流れの先に京見山、檀特山、朝日山などの山々が屏風のように聳え、川沿いに建ち並んだ住宅が閑静な街並みを形成しています。 朝日谷橋は歴史的なスポットではないのですが、…

  • 胃カメラ検査で明らかになったピロリ菌の存在

    神戸市から送られてきた市民検診の書類を見ながらこのごろの自分の体調について考えてみました。昔に比べるととにかく疲れやすくなったというか疲労感に悩まされることが増えたような気がします。そして、新しい物事に取り組む気持ちが起きにくくなったこと、やる気が出ないことも体調不良のひとつだと思います。こうした体の変化は、まあ老化現象なので解決法などはないのですが、万一、何かの病気が原因でそういった症状が出ているのであれば早めに手を打ちたいです。一歩踏み込んだ検査を受けるべき時期がきたのかもしれない・・市民検診の書類を見ているうちにそんな胸騒ぎに近い感情がむくむくとわいてきました。万札が7~10枚ほど飛んで…

  • 凍った水たまりが光る朝

    今年一番の寒波が到来した朝。自転車で横断歩道をわたっているとき車道と歩道の境目がキラッと白く光ったのが見えました。 誰かが道端に鏡を落としたのかと思ったんですが、よく見ると光っていたのは、鏡ではなく夜の間に凍りついた水たまり。 氷の上に自転車の前輪をうっかり乗せてしまうと滑るかもしれないので、ハンドルを握る手に力を込めつつ、凍結した道路の上をゆっくりと走行しました。 むかし、まだ小学生だったころ凍った水たまりの上をわざわざ歩いて氷がパリパリ割れる音を聞きながら登校しました。 その頃の自分であれば、氷で滑って転んでも、かすり傷ですんだと思います。でも今は、柔軟性や瞬発力が弱りきっているアラカン。…

  • 【神戸】六甲山で見つけた謎のリスは、山火事防止アニメ「リスのまとい」の主人公

    昭和のレトロなムード漂う防災看板 六甲山の大師道を歩いていたとき、タバコを吸って一息入れる登山者に注意を促すリスのキャラクターを見つけました。 かなり昔に設置されたもののようで、塗料が剥げ落ちサビが目立ちますが古風な絵柄が魅力的。 少し離れた場所の樹上にも、同じ看板がありました。 リスは長めのほうきのような道具を左手で握っているんですが、これはむかし、日本で使われていた防災グッズ「まとい」。時代劇に登場した火消し職人がこれと同じような道具を握って屋根の上で飛び跳ねているシーンを見たことがあります。 山火事防止のシンボルとして昭和47年に誕生 看板のリスは、林野庁の山火事防止のシンボルとして昭和…

  • 鶴橋商店街のキムチはまろやかな辛さだった

    昨年末、大阪の鶴橋商店街を散策したとき、両親へのお土産にとキムチ専門店『豊田商店』さんできゅうりのキムチを買いました。が、年末の忙しさにかまけて両親宅に行けず結局、自分で食べることに。 いつもより多めのお茶を準備して、ちょっと身構えつつ口に運ぶと、ジューシーでまろやかな予想外の味わい。唐辛子の刺激をきゅうりがしっかりと吸収する感じで、ご飯のおともにちょうど良いほどほどの辛さでした。これが本場の味なんでしょうか。 キムチは血行を促進し、冷え性を改善する効果が期待できるそうなので食べると寒さに強くなれそうな気がします。 マンネリ化した食卓にピリッとした刺激を与えてくれたので買ってよかったなと思った…

  • 【大阪】カニとフグが大迫力、なにわの台所「黒門市場」を歩く

    質の高い品物を入手できる市場として知られる「黒門市場」。黒門という呼び名の由来となったのは、市場の近くにあった圓明寺の黒塗りの山門。江戸時代、その山門の前に魚を売る市が出たことが起源ですが、明治時代に、圓明寺と山門はともに焼失したそうです。 正月準備の買い物客が往来する「なにわの台所」のにぎわいはどれほどのものか、体感するため2023年12月某日に黒門市場を訪ねました。 買い物客でごった返す商店街。ものすごいにぎわい。 巨大なカニの足に驚愕。こんなに大きなカニは食べたことありません。そしてその価格にも度肝を抜かれました。 集英社オンラインの記事によると、黒門市場は一時期、外国人観光客に合わせた…

  • 新年のごあいさつ

    新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 元旦ですが寒いので初詣は中止。年末に撮った写真の中から正月っぽいもの選んで現像することに。黒門市場のアーケードにいた四霊獣の写真をライトルームでのんびりと現像しているとマンションが微妙に揺れ始めました。 神戸は震度3でしたが建物が揺れながらきしんでミシミシと音をたてたので冷や汗が。今はテレビが報じ続ける石川県の地震情報を見守ることしかできないのですが、被災地の皆様がご無事であることを心から願っています。 (2023年12月撮影 機材:CANON EOS M6)

  • 【神戸】大数珠をぐるぐる回して煩悩を払った

    2023年、1月10日。柳原恵比寿神社「十日えびす大祭」を参拝した帰り道。真っ暗な小道を歩いていると、オフィスビル風のモダンな建物の一角そこだけがポツンと光り輝いている場所がありました。 minatoblue.hatenadiary.jp 光っている場所の中央には、小さいけれど何やら神聖なオーラを放つ僧侶像が鎮座しておられた。 僧侶像の右と左には、真新しい赤いよだれかけをきちんと付けたお地蔵さんが僧侶像を護るように佇んでいる。グーグルマップで調べてみるとここは「遍照光院」というお寺で、光っている場所は、そのお寺のお堂のようでした。 お堂の屋根を突き破るようにして高い場所から特大の数珠がぶら下が…

  • 【神戸】JR神戸駅前のデゴイチ――D51 1072とツバメのヘッドマーク

    JR神戸駅の線路海側に展示されている蒸気機関車「D51 1072」。ヘッドマークの二羽のツバメに惹かれて撮りました。 以前は別のデザインのヘッドマークが付いていたんですがいつの間にかお化粧直しをしたみたい。このヘッドマークの正体は?国鉄時代の電車事情に詳しい友人によると「これは国鉄時代の『特急つばめ』のヘッドマークとちゃうか?むかしは蒸気機関車が特急を引っぱって走ってたんやで」 ツバメのように素早いという意味が込められたヘッドマークなのでしょうね。 さて、このデゴイチが現在の場所に設置されたのは1992年。以前は、元町商店街西口の前の「きらら広場」で保存されていたのですが、広場再整備に伴い、高…

  • 【神戸】元町商店街で紅葉をプレゼントされた

    11月28日、三宮の病院で健康診断を受けたあとすぐに帰宅するのは惜しいのでそのままふらふらと元町商店街へ。 元町商店街のアーチ看板に取り付けられた真っ赤なリボンの装飾がクリスマスムードを盛り上げています。 よく見ると、大丸の前にある街路樹が紅葉しています。そしてその上にリボンの装飾が。今年は紅葉の名所に行けなかったので、見頃の紅葉を商店街にプレゼントしてもらえたような気分になれました。サプライズがうれしい。 春、さくらが綺麗だった「みなとのもり公園」の様子を見たくなったので、ちょっと立ち寄ってみることに。ランニングコース沿いのイチョウの葉がレモンイエローに変色していた。 イチョウは寿命が長い植…

  • サバイバル道具としてのシャワーキャップ――カメラのレインカバー、食品ラップ、捕虫網に

    「TOOLS 命を救った道具たち」は世界各地を探検旅行する作家・探検家の高橋大輔氏によるサバイバル道具本。「ジッポライター」「ミニマグライト2AA」「又鬼山刀」など、高橋氏が愛用するヘビーデューティーな道具たちに混じるようにして紹介されていたのが「シャワーキャップ」。シャワーキャップの役割は髪を水滴から守ることですが、そうしたシャワーキャップ本来の用途以外にもさまざまな使い方があるそうです。 箇条書きすると 1.カメラにかぶせて雨除けに2.携帯電話など濡らしたくないものを包む3.テント泊で、皿に盛った食品にシャワーキャップを被せる(ラップ代わり)4.捕虫網として使う(蝶などの採集)5.木の実な…

  • 【神戸】「神戸マラソン2023」明石海峡大橋の下でランナーを応援

    JR舞子駅の前で、明石海峡大橋の下を走る「神戸マラソン2023」ランナーをパチリ。4年ぶりに開催された「神戸マラソン2023」。マラソンのスタート地点は神戸市役所前、フィニッシュ地点はポートアイランドの市民広場駅付近。西舞子が折り返し地点なので、舞子駅の前は往路と復路が並列しています。 折返し地点を目指して西へと向かうランナー、ゴールを目指して東へと走るランナーが明石海峡大橋の下ですれ違う。がんばれ。 ・・・・・・・・・ 大橋の下をくぐり抜けて舞子公園へ。緑地帯にちょっとした屋台村ができていました。ベビーカステラのキッチンカーの前にできた長い行列を横目で見ながらモニュメント「BE KOBE」の…

  • 【神戸】神戸ポートタワーの工事用シートが外されていた

    今にも降り出しそうな空の下港を歩いているとき、神戸ポートタワーの工事用シートと足場がなくなっていることに気付きました。 10月中旬の花火大会の日にシートが一部外れていてタワーの上部は見えていたんですが、陽光の中で全体像を眺めるのは本当に久しぶり。蛹からかえった蝶のように、以前とは異なる姿に変貌したポートタワーを勝手に妄想していたんですが、シートの下から現れたのは工事前と同じ外観のポートタワー。拍子抜けと安堵がごちゃまぜになった複雑な気分でタワーをしばらく見つめました。 屋上には展望施設が新たに完成しているそうです。リニューアルオープンは2024年の春の予定。台風などの影響で工事が遅れたことや、…

  • 【大阪】日本一長い「天神橋筋商店街」で盆正月の縁起物を買い揃えたい

    この記事は、2020年の1月2日に訪れた「天神橋筋商店街」についてまとめたものです。 日本一長い商店街として知られる天神橋筋商店街。店舗数はおよそ800、南北の長さは約2.6キロ、端から端まで歩くと40分ほどかかるそうです。 白いアーチ看板に黒い文字でくっきりと「天神橋1丁目」。1丁目ということは、ここが商店街の入り口?とりあえずアーチをくぐって歩いてみることに。 ぶらぶら歩いているとお迎え人形のアーチ看板が出てきました。道頓堀のカニといい、このお迎え人形といい、精巧なつくりの立体看板は大阪の名物ですね。ここまで完成度が高い立体看板は他の地域ではなかなか見ることができないのでは。 この日は、正…

  • 80歳で免許を返納した父に自動運転車を贈りたい

    シニアの免許返納事情 93歳で免許返納を決断した男性にBSS山陰放送が密着取材した記事をYahooニュースで読みました。 まず、取材された男性が93歳まで車を運転していたという事実に驚いたのですが、生活の足がなくなるとスーパーや病院にも行けなくなるわけなので、「運転できるうちは免許を手放したくない」という気持ちは理解できました。 公共交通機関が充実している地域に住んでいるのであれば車がなくなってもそれほど困らないと思いますが、そうでなければ、免許を返納してしまうと生活ができなくなるかもしれません。 ちなみに、うちの父は80歳になったとき免許を自主返納しました。父の場合、自宅周辺の慣れた道路を走…

  • 自転車のヘルメットを買うべきか迷う

    自転車のヘルメット着用が努力義務になって半年が過ぎたんですが、私はまだ着用していません。 ドライヤーで熱を当てるなど苦心惨憺してふっくら感を出している頭頂部の髪がつぶれてしまうのでできればヘルメットはかぶりたくないんです。 安全面に関しても、若い頃のようにスピードを出して走行することはないので、事故に遭う確率は低いでしょう。 今のところ「努力義務」なので、ヘルメット無しのまま自転車に乗っていたんですが最近、自分の反射神経がかなり鈍っていることを再確認する出来事があったのでちょっと不安になってきました。 昔より確実に転びやすくなっているんです。転んでも受け身ができないというか手でとっさに自分の体…

  • 【神戸】10分の花火大会「みなとHANABI 2023」で久しぶりにポートタワーを見た

    2023年10月16日(月)~20日(金)まで神戸で開催されている花火イベント「みなとHANABI 2023」。 開催期間は5日間と長いのですが、打ち上げ時間は短く18時30分~40分。たったの10分間のショートタイムイベント。 昨年に引き続き会場はメリケンパークです。 minatoblue.hatenadiary.jp 18時30分ちょい過ぎに一発目の花火。ほんとうはビールでも飲みながら観たいんですが写真を撮るので今日は禁酒。打ち上げ時間が短いので試行錯誤する余裕はありません。何も考えず10分間レリーズのボタンを押しまくりました。 ポートタワーと対面するのは久しぶり。工事用シートの上部が取り…

  • 【神戸】2023年秋、ポートアイランドのキバナコスモスが見頃

    神戸市中央区にある「ポートアイランド 南ひまわり広場」でコスモスが咲いていました。 広場の花畑は「田」の字のかたちに4面に分割されていて、そのうち2面にキバナコスモス、残り2面にピンク色のコスモスが植栽されています。キバナコスモスはほぼ見頃。この花の原産地はメキシコ。大正時代の初めに輸入された記録が残っており、メキシコとまるで異なる気候の日本で野生化している強い花です。 ピンク色のコスモスの品種を特定できないのですが、開花状況はご覧の通りまばら。ピンクコスモスの見頃はまだ先ですね。 minatoblue.hatenadiary.jp 花畑と花畑の間に伸びる砂利道をテクテク歩くナナホシテントウ。…

  • 里山の彼岸花、海沿いの街の彼岸花

    人が植えた花 夏の暑さがようやくやわらいで秋らしい冷たい風が吹くようになりました。 忙しさにかまけて忘れていたんですが9月中下旬は、彼岸花が見頃の時期でした。彼岸花を見るのであればこの週末が最後のタイミングかも。出かけるかどうか迷ったのですが、見頃も終盤になると多くの花が萎れるのでやめておきました。 ところで、日本の彼岸花は種子では子孫を残せないそうですね。彼岸花は野性味がある花なので意外でした。自然に生育地を広げられないのに、どこででも咲いているのは、たくさんの人の手がかかっているということ。あぜ道に生えている彼岸花も、線路脇に生えている彼岸花も、すべて人が植えたということであれば感慨深いも…

  • 【姫路】姫路駅の名物「えきそば」――レトロかわいい電車型店舗を眺めた

    姫路駅の名物「えきそば」のお店。旧国鉄をイメージした電車風の外観があまりにもかわいいので、姫路駅に行くたびに撮ってしまいます。「えきそば」の起源は古く、終戦後の混乱期にルーツとなる食品が誕生したことを最近になって知りました。 まねき食品の公式サイトによると、そのころ統制品であった小麦粉の代わりに、こんにゃく粉とそば粉をまぜてうどん風の食品がを考案したそう。これがえきそばの始まり。 当時は、食材が手に入りにくかった時代ですから、うどんの歯ごたえを出すのは難しかったことでしょう。こんにゃく粉を混ぜるという逆転の発想がヒット商品を生み出したのかもしれません。 その後も試行錯誤を重ね、かんすいが入った…

  • ベランダの謎――メダカバケツから大量の水草が出ていた

    ベランダに水草が入ったバケツを置いて、メダカを飼っています。日々、水草とメダカが成長する様子を観察して楽しんでいるのですが、ある日、そのバケツに謎めいた出来事が起こりました。いつものようにメダカにエサをあげようとベランダに出るとバケツの中の水草が大量に引き出され、外に広がっていたのです。 誰かがやったに違いないのですが、人間がわざわざベランダに入ってきて水草を引っ張り出して帰るとは考えられません。ネコか鳥の仕業でしょうか? ネコは好奇心旺盛で、前足を器用に使う生き物ですが水を嫌います。水中から水草を引き出すには前足を水に浸けて爪を巧みに使う必要があるのですが、水嫌いなネコがそこまでするのか疑わ…

  • 大正時代の忍者本「忍術の極意」で旅の心得を学ぶ

    忍術のあれこれを丁寧に解説 忍者の旅行教訓歌「空腹で風呂に入るな」「大酒は控えろ」 長い距離を歩いても疲れない忍者流歩行術 忍術のあれこれを丁寧に解説 忍術に焦点を絞った解説書「忍術の極意」が発刊されたのは大正6年。古い本ゆえに文体や表現が今の感覚とは異なる。歯が立たないところは読み飛ばし、読みやすいところだけ拾い読んでみるとなかなか面白かった。 (出典:国立国会図書館デジタルコレクション「忍術の極意」) 著者は評論家・小説家の伊藤銀月氏。「新宿区ゆかりの人物データベース」によると伊藤銀月氏は明治4年生まれ。秋田県立秋田中学を中退したのちに上京、27歳のときに「万(よろず)朝報」の記者となり、…

  • 【神戸】兵庫運河を歩く(3)~「大輪田橋」災禍の記憶を伝える星座とカタツムリを見た

    新川運河(神戸市兵庫区)に架かる石貼り鉄筋コンクリート造の3連アーチ橋「大輪田橋(おおわだばし)」。この橋は、大正13(1924)年に建造されました。 minatoblue.hatenadiary.jp 西側の親柱。大輪田橋には、1945年の神戸大空襲の炎による焼け焦げ跡が今も残されています。 1995年に発生した阪神淡路大震災で3本の親柱が崩落。西側の親柱の上部は失われています。 崩落を免れた東側の親柱の上部には長い柱が残されています。震災前は、すべての親柱がこのような状態だったのでしょう。この親柱は現在「戦災と震災のモニュメント」として、上部4面に照明が埋め込まれた状態で保存されています。…

  • マンションの一階で季節のうつろいを楽しむ

    あれほど騒がしかったセミの声もパタリと消え、静かになった公園の草むらでコオロギが鳴いています。相変わらずの猛暑ですが、朝夕だけは涼しい風が吹くようになりました。 ・・・・・・・・・・・・ 集合住宅の一階に住んでいると、防犯性の低さや騒音に悩まされることもあります。 壁や柱を伝ってベランダや室内に虫が入り込んでくることも少なくありません。 先日も、ベランダの床をホウキで掃いているとテーブルヤシの葉の裏側からカネタタキが飛び出してきました。 ベランダに上がってくる虫は害虫扱いされがちですが、受け入れてしまえばそれも風物詩のひとつ。低い位置に窓がある一階に住むと戸建て住宅ほどではないですが、四季折々…

  • 焼きそば800円、カレー1000円・・屋台の値上がりが気になる

    値上がりの夏 屋台グルメは豪快に 十日えびす大祭(2023年1月)の屋台グルメのお値段は? 値上がりの夏 猛暑と値上がりに悩まされる夏ですが、祭りの屋台で売られている食べ物も値上がりしているそうです。 マネーポストWEBによると、夏祭りの屋台の焼きそばが800円、かき氷400円、たこ焼き700円、お好み焼き800円、そして海の家では、カレーが1000円、かき氷800円で販売されているそう。 「祭り」という非日常空間で販売される屋台の食べ物はもともと割高感がありますが、それにしても焼きそば800円は高いです。 屋台グルメは豪快に 値上がりの原因は、原材料費の高騰だと思うのですがこういった場合、皿…

  • キュウリに乗ってワンコが帰ってきそうなお盆

    お盆になると「地獄の窯のフタが開く」という話を聞いたことがあるのですが、今年の夏は、まさに開いたフタから地獄の火が吹き出しているような暑さです。 ご先祖様がそれぞれの場所にスムーズに帰れるよう、しばらくの間、窯のフタは開いたままなので、数年前に天寿を全うした愛犬も他の精霊たちと一緒に戻ってくるかもしれない・・そんな気分になったのでワンコが迷子にならないように迎え火を焚くことにしました。 炮烙(ほうらく)と呼ばれる素焼きの皿の上に、麻の茎の皮を置いて、玄関先や庭先で火を焚くのが正式な迎え火。でも、麻の茎の皮は簡単に手に入らないですし、たとえ用意できても、細かな規則に縛られたマンション生活ですので…

  • 猛暑と私的なゴタゴタに悩みながら、何を撮るか考えた

    災害レベルの記録的な猛暑日が続いているので遠くへは行かず、最近は自宅周辺の草むらや花などを撮ったりしています。もともと広がりがない写真を撮りがちだったのですが、最近ますます視野が狭くなっている感じ。 動きが鈍っているのは、猛暑を避けるためだけでなく、私生活がゴタゴタしているからですがそれにしても動きがない今の状態はまずいと感じています。 神戸は観光地なので、すでに何もかも撮り尽くされているのですが、街は変化し続けています。何も発見できないのは、物を見る意欲が落ちているからでしょう。 技術力があるわけでないのに好奇心まで失ってしまうとまずいですね。 動けばひとつふたつは拾えるものがあるので、気分…

  • セミの鳴き声がうるさいので計測したら予想外の数値だった

    今住んでいるマンションのベランダの前に、まとまった木立があるのですが、その木立の中で早朝からシャワシャワとクマゼミが鳴いています。窓を閉め切ってエアコンをかけているのですが、ガラス戸の隙間からセミの鳴き声が漏れてくるのです。 毎年のことなので慣れてはいるのですがセミの声の大きさには圧倒されます。 鳴くのはオスだけ。メスを惹き付けるために鳴くそうなのでシャワシャワ、ミンミン、ジージーという騒々しい声はオスゼミのラブソングなんですね。 声量において昆虫界最強という呼び声が高いセミですが、騒音測定アプリで鳴き声を測ると、60dB~70dB(デシベル)あたりの数値が表示されました。これは「普段の会話、…

  • 【神戸】「ポートアイランド 南ひまわり広場」2023年もひまわり畑ができていた

    ポートアイランド「計算科学センター駅」北側にある「ポートアイランド 南ひまわり広場」。一昨年(2021年)昨年(2022年)に引き続き、ひまわり畑ができていました。 私の頭より少し上の位置で花が咲いているので草丈は160~180cmほどでしょうか。 花の直径はおおよそ20センチほど。去年より幾分小ぶりな花のように思えるのですがオレンジ色の花弁が明るくさわやかな印象です。 minatoblue.hatenadiary.jp きれいに咲きそろっています。 花の蜜を集めているミツバチがいました。ひまわり(黄色)ミツバチ(黄色)。黄色✕黄色の保護色効果でミツバチを見分けられないのですが花芯の手前あたり…

  • 【姫路】姫路城のビューポイント「男山配水池公園」、198段の階段で冷や汗をかいた

    姫路城の西、男山の頂上にある「男山配水池公園」を訪れました。 男山配水池公園は、姫路市内で最も古い配水池(昭和4年に整備)で、姫路城十景のひとつに数えられるビュースポット。公園へと至る198段の階段が有名ですが、実際に登ってみると冷や汗が出てきました。手すりがなければ、途中で引き返したと思います。 地上から頂上まで真っ直ぐ伸びている実に効率的な階段ですが、勾配がかなりきついのでバランスを崩すと危険かもしれません。体幹が弱った中高年は要注意です。 階段を登りきり「男山配水池公園」に到着。それほど広くない公園なので5分もあればぐるりと一周できます。 園内に花壇やベンチが整備されているので地域の方々…

  • 毎朝10分の散歩で脳が活性化。かんたん脳活で切り替えが早い人になりたい

    すきま時間にYou Tubeで音楽や雑学動画をつまみ食い的に再生して楽しんでいます。 先日いつものようにYou Tubeで面白そうな動画を探していると精神科医・樺沢紫苑氏の「切り替えられないを直す方法」という動画が目にとまりました。 ひとつの物事に囚われたり、失敗したことや怒られたことを何度も思い出すなど、「頭を切り替えられない」症状の解決策をまとめた内容。 切り替えられない原因は、脳の前頭葉の機能が低下してセロトニンが出なくなっているから。 そして、低下したセロトニンはごくごく簡単な習慣で高めることができると説明されていました。 樺沢先生曰く、起床後1時間以内に5~15分ほどの朝散歩習慣を身…

  • スケッチを通して花を知る「中島千波の日本画基礎講座 花を描く」

    昔読んだスケッチの技法書に「しべは花の主役。人間にたとえれば顔であり、目にあたる部位である。しべを精密に描くことで絵はしっかりとしたものになる」という記述がありました。不思議なことに、その言葉は私の心の奥深くに残っていて、今現在、花を撮影する際には自然と「しべ」にピントを合わせています。 スケッチの技法書が、まだ手元にあったので久しぶりに開いてみました。 「中島千波の日本画基礎講座 花を描く」。某放送局の教養番組の内容を一冊の教本として簡潔にまとめたもので日本画家・中島千波が、チューリップやパンジー、桜、バラなど春から夏にかけて咲く花の描き方を、わかりやすく解説しています。 中島画伯のスケッチ…

  • 【神戸】「5匹で補助金1万円」大人気ペットだったミドリガメが捕獲対象に

    増えすぎた「ミドリガメ」 1970年代にペットとして地位を確立 増えすぎた「ミドリガメ」 数日前、神戸市の「自然環境保全活動補助事業」に関する補助金が話題になりました。「外来種のアカミミガメを5匹つかまえたら1万円の補助金が支払われる」という内容の取り組みで、非営利団体が捕獲したアカミミガメの引き取りを神戸市が実施しています。 アカミミガメは「ミドリガメ」の通称でペットとして輸入・販売され一般に広まった生き物。幼体は、精巧な食玩のように愛らしいのですが、成長すると水槽に収まらないぐらい大型化。飼育しきれず野外に放出された結果、市街地の池や川で増えてしまったんでしょうか・・。 1970年代にペッ…

  • 【神戸】クルーズ客船「ベリッシマ」を見送った――夜のクルーズ船は豪華絢爛

    神戸港に入港したクルーズ客船としては過去最大となる「MSCベリッシマ」。その出港を見送るため神戸ポートターミナルを訪れました。港を発つのは午後8時なので、ひょっとしたらいい感じの夜景を撮れるかもしれません。 撮影場所を探しながら客船を見物したかったので早めに出動。ターミナルの送迎デッキに到着したのは6時過ぎごろ。 まだ明るいですね。ちょっと早すぎたかなと思ったのですが、それなりに人が集まっていました。夕焼け空と客船を撮りたかったんですが残念なことに曇り空。梅雨だから仕方ないですね。 送迎デッキにぴったりと寄り添うように停泊するベリッシマ。その全長は315メートル、幅43メートル、高さ65メート…

  • 【神戸】三宮ぶらりアジサイめぐり――メリケンパークと東遊園地のアジサイが見頃

    アジサイは、神戸市の「市民の花」に制定されているので、街中の公園や道路脇で目にすることが多い花です。雨が上がったタイミングを逃さず訪ね歩いてみることにしました。 まずは東遊園地。遊歩道の脇でこんもりと丸い花がたくさん咲いていました。色付きも良くちょうど見頃。 少し離れた場所で咲いていた花。淡いピンクが上品。 東遊園地って水遊びスポットもあるんですね。涼しそう。 旧居留地辺りに移動。神戸市立博物館の前に行列ができていました。「ジブリパークとジブリ展」が開催中。映えポスターのモチーフはトトロ、大きなトトロの中に、小さなトトロとネコバスが描かれています。ポスターの前はちょっとした撮影スポットと化して…

  • 命を育む恵みの雨――メダカの赤ちゃんが続々誕生

    じめじめ感を伴う蒸し暑い日々が続く梅雨。やりきれない気分になる時もありますが、恵みの雨で潤った山や川は活気にあふれています。 ところで、ベランダで育てているメダカが卵をたくさん産みました。梅雨は、新しい命が生まれる季節でもあるようです。 メダカを飼育したことがある人は知っていると思うのですが、大人メダカは、たまに卵を食べてしまいます。 なので、水草に産み付けられた卵を見つけたら、その都度、プラケースに移動。半透明の卵は水の中では識別が難しいのですが、それなりの数の卵を救出しました。 先日の朝、何気なくプラケースをのぞくとたくさんの赤ちゃんメダカがチロチロと水面近くを泳いでいました。祝。苦労が報…

  • 【神戸】展望風呂があるクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」――洋上の整い体験に憧れる

    神戸港に入港した「ダイヤモンド・プリンセス」がポートターミナルに停泊していたので見に行きました。抜けるような青空とまではいかないですが、まずまずのお天気。ポートターミナルに横付けされたダイヤモンド・プリンセスが船尾を神戸大橋の方角に向け、錨を下ろしていました。 真っ白い船体に、長い髪を風になびかせるプリンセスの横顔がありました。美しい。いかほど用意すればこのステキな船に乗れるんでしょうか。きっとお高いのでしょうね・・。「神戸発 横浜着 九州・韓国ショートクルーズ6日間(2023年)」の旅行代金を調べてみると、スタンダードの最安値は約6万円(2023年6月現在)。窓がない部屋を選んだ場合、この料…

  • 【神戸】錨を下ろした練習帆船「日本丸」――金色の女神像と「ねずみ返し」の猫

    海技教育機構の練習帆船「日本丸」が神戸港・第一突堤に錨を下ろしていました。 日本丸は、初代日本丸の代替船として1984年に建造された練習帆船。船舶職員を養成する実習訓練に必要な教育設備が完備されており、初代日本丸をしのぐ帆走性能を誇ります。 船首。金色の女神像「藍青(らんじょう)」が手を合わせていました。 日本丸は「太平洋の白鳥」と呼ばれる美しい船。丁寧にメンテナンスされた船体には傷や汚れがなく真っ白な状態に保たれていました。 帆柱とロープ。帆を下ろしています。 ロープに円盤のようなものが付いています。この円盤は、何に使われているのかな・・? 猫がロープを両手でぐっと握っている様子からすると、…

  • 【神戸】光と風のパワースポット「五色塚古墳」――円筒埴輪の向こうに広がる海と明石海峡大橋

    兵庫県で最も大きな前方後円墳「五色塚古墳」を訪ねました。 JR垂水駅で下車して15分ほど歩くと「五色塚古墳」に到着。入口の横にある小さな管理事務所に入って、管理ノートに「どこから来たのか、何人で来たのか」を記入した後、パンフレットをいただいて入園。入園料は無料でした。 この古墳が築かれたのは、古墳時代中期・4世紀後半。今は、表面が石で覆われていますが、昔は松がたくさん生えていたそうです。この松は、第二次大戦中に伐採されて舟材となり、戦後になると、古墳の表面が開墾され畑として使われたそう。古墳の上は日当たりが良く風通しも抜群なので、野菜がすくすく育ったことでしょう。 畑とともに古墳は壊されたと考…

  • 【神戸】メリケンパークの空に飛行機雲、錨を下ろした安宅丸を見た

    メリケンパークの空を横切るように浮かんだ白い飛行機雲。地域に密着した日帰り旅に徹しているのですが、飛行機雲を見ると空の旅へのあこがれが広がります。 港に錨を下ろしていた「御座船 安宅丸(ござぶね あたけまる)」。目に鮮やかな真紅と、帆で泳ぐ鯉のぼりが港の風景に活気をもたらしていました。 この安宅丸、2021年5月まではお座敷・レストラン船として東京湾をクルーズしていました。当時は、全国の料理を満喫できるプランや、和洋中料理を堪能できるコースなどが船内レストランで提供されていた模様。船上演劇も楽しめたようです。 活躍の場を神戸港に移してからは、約40分かけてゆったりと港の中をめぐる遊覧船としての…

  • マイナンバーカード、公金受取口座の登録を迷う

    両親のマイナンバーカードやマイナポイント申請などの手続きを私が代行しています。80歳を超えた両親のマイナンバーカードに公金受取口座を登録することに、漠然とした不安を感じたので、いったん保留していたのですが、先日、ようやく手続きを済ませました。 「公金受取口座は登録しない」という選択肢を検討してみたのですが、国の指針には逆らえないですし、7500円分のマイナポイントを逃すのはやっぱり惜しいですね。用心し過ぎかもしれませんが、両親が普段使っていない半休眠状態の口座を登録することでリスクを回避することにしました。 ところで、政府は2024年秋に保険証を廃止して、マイナンバーカードと健康保険証が一体化…

  • 【姫路】姫路城から姫路競馬場へ――瓦屋根風の装飾がついたレトロなやぐらを発見

    姫路駅前でレンタサイクル「ひめチャリ」を借りて姫路城へ。ひめチャリは、上手く使うとたった100円で一日中レンタルできるコスパの良い貸自転車ですが、詳しい説明はまたの機会に。 お城の北側の公園に行ってみました。芽吹いたばかりの若葉がみずみずしい。 石垣と新緑。 姫路城は何度も訪れているので、今回は趣向を変えて野里街道を北上することに。途中、雲松寺周辺を探索してみたのですが、路地の中に迷い込んでしまいました。たまには迷子になってみるのも楽しいものです。 住宅と住宅の隙間を流れる船場川沿いを走り抜けた後、川沿いの写真を撮り忘れたことに気付いたのですが、引き返して撮りなおす気持ちがおきなかったので、そ…

  • 【京都】下鴨神社でいただく葵祭の味、申餅は素朴な甘さだった

    この記事は、2018年5月に訪れた下鴨神社の休憩所さるやについてまとめたものです。 かつて葵祭で食されていたという「申餅(さるもち)」。下鴨神社の名物でもあるこの申餅を食べるため、下鴨神社境内の休憩処「さるや」さんを訪れました。 暖簾をくぐり、申餅と黒豆茶がセットになった「申餅とまめ豆茶セット」を注文。確保した席で待っていると、餅と黒豆茶、塩が入った皿などが並んだ白木の盆が運ばれてきました。 申餅の原材料は、丹波産の小豆、餅米、砂糖のみ。このお餅は、かつて葵祭の申の日に、神前に御供されたことから「葵祭の申餅」と呼ばれ親しまれていました。餅の色は「はねず色」と呼ばれているのですが、小豆の煮汁で色…

  • 【明石】魚の棚商店街をぶらり、公園で明石焼きを食べる

    店頭にイキの良い鮮魚や乾物がズラリと並ぶ明石の台所「魚の棚商店街」。豊漁を祈願するために船上に掲げられる大漁旗が、ここではアーケードに飾られています。 視界を埋め尽くす無数のタイ、タイそしてタイ・・・ タコは赤い色をしているものだと思ったのですが、黒いタコがいました。壁から今にも飛び出しそうな迫力の「べんてんのうおんたこくん」。よく見ると小タコもいます。 さて、お昼に何を食べるか考えながら歩いていたのですが、天気も良いことですので、名物の明石焼きを買って公園で食べることに。前から気になっていた鍛冶屋町の「本家 きむらや」さんへと足を向けました。店の前に掲げられた品書きを確認すると1人前が20個…

  • 【神戸】東遊園地がリニューアルオープン――利用したい、カフェレストランと屋外図書館

    三宮各駅から歩いて10~15分程の場所にある東遊園地。神戸市が主催する様々なイベント会場としても利用されており、「神戸ルミナリエ」や「阪神淡路大震災1.17のつどい」などが開催される都市公園です。 神戸市は2021年10月から東遊園地の再整備を進めていましたが、2023年4月初旬に北側エリアとにぎわい拠点施設「URBAN PICNIC」の整備が完了。早速訪ねてみると、公園全体がずいぶんとすっきりとした印象に変わっていました。 円形の芝生広場が大小2つ並び、芝生を囲むように遊歩道が設置されていました。ウォーキングやジョギングを楽しめそう。 ふかふかな芝生の上で、ミニコンサートやフィットネス、ヨガ…

  • 【神戸】「ポートアイランド南 ひまわり広場」の菜の花畑を訪ねた

    近場の花スポット「ポートアイランド南 ひまわり広場」に今年も菜の花畑が整備されていました。空き地だった場所に種をまいて花畑を造っているのですが、菜の花がきちんと根をおろしてしっかりと咲いています。ちなみに昨年の花畑の様子はこちらです。 minatoblue.hatenadiary.jp 花の周りで蝶やハチが飛んでいる様子を見ると心が和みます。 よく見ると下のほうは花が落ちて種ができていました。4月も下旬ですので見頃も終盤ですね。この景色を楽しめるのも残りわずかです。 (2023年4月撮影 機材:Canon EOSM6) minatoblue.hatenadiary.jp

  • 豪華俳優陣が若い!海洋サスペンス映画「亡国のイージス」を見た

    GyaOが無料動画配信サービスを終了したので、ABEMAに移行しました。手始めに真田広之主演の「亡国のイージス」を見てみました。以下ネタバレを少々含みます。 「亡国のイージス」は、東京湾沖で乗っ取られたイージス艦「いそかぜ」を奪取するべく奮闘する男(真田広之)を描いたミリタリーアクション映画。 イージス艦を乗っ取る副長・宮津と某国の対日工作員ヨンファを演じるのは、寺尾聰と中井貴一。二人は共謀して、兵器で首都東京を狙うというとんでもない行動に打って出ます。 真田広之が演じるのは先任伍長・仙石。真田広之は活動の拠点をアメリカに移してからは、日本の映像作品にめったに出演しなくなったので、見ているうち…

  • 【姫路】「姫路城 夜桜会」で残桜とプロジェクションマッピングを楽しんだ

    4月2日から9日まで姫路城 西の丸庭園で開催された「姫路城 夜桜会」。このイベントは、世界遺産登録30周年を節目として開催されたもので、約70本の桜へのライトアップのほか、吊り下げ型行灯のディスプレイ、白壁や路面へのプロジェクションマッピング投影を行っていました。 訪れたのは最終日。会場にいたスタッフさんは、武将や忍者の衣装を着ていて、案内だけでなく写真撮影にも快く応じていました。 忍者姿のスタッフさんが「3日前までは満開だったんですが・・先日の強風でかなり散ってしまったんですよ」と残り少なくなった花を見上げながら、残念そうに話す姿が印象に残りました。 花が散ってしまって残念でしたが、強風には…

  • 【明石】春らんまん、桜咲く明石公園「剛ノ池」をぶらり

    明石公園の中央部に位置する「剛ノ池(ごうのいけ)」。この池は、明石城築城の際にもともとあった自然池を利用して造られたもので、当時は外堀の機能を備えていたそうです。 今は桜の名所として知られている剛ノ池。天気の良い日を選んで訪れたらちょうど見頃でした。 花見日和ということもあって、花の下で宴会を楽しんでおられる方々が多い。ピクニックシートのあいだを縫うようにして散策します。 公式サイトで「ぐるりと360度、桜を見渡せるボートからの眺めは圧巻です」とPRされていたボートは大盛況。湖面を手漕ぎボートや足漕ぎのスワンボートがひっきりなしに行き交っていました。 ボートの利用料金は30分900円。2022…

  • 【神戸】「王子動物園 夜桜通り抜け」夜空に輝く桜とパンダ館と遊園地

    パンダに会える動物園として知られている王子動物園。園内に植樹された480本以上のソメイヨシノが春になると一斉に咲き誇る、神戸屈指の桜の名所でもあります。恒例のイベント「夜桜通り抜け」が今年は4月2~4日に開催されたので行ってきました。 園ゲート前に17時45分ごろ到着。駐車場の横にできた長い行列の最後尾に並びました。ゲートの前の桜がこんもりと満開です。桜を楽しみながら開門を待ちます。 18時にゲートが開きました。消毒液で手指を消毒した後、「ゆっくりと前進してください」という誘導アナウンスを聞きながら、列を乱さないように粛々と入園。ちなみに夜桜通り抜けの開催時間帯は入園料無料です。 通り抜けルー…

  • 【神戸】ウォーターフロントで花見、しおさい公園の桜を愛でる

    春爛漫な日々が続くので、近場の桜を訪ねて歩いています。神戸港と六甲連山を望めるウォーターフロント「ポーアイしおさい公園(ポートアイランド西公園)」を訪れました。 しおさい公園は、芝生を隔てて神戸学院大学と兵庫医療大学に隣接しているのですが、芝生の中に植樹された桜がほぼ満開でした。桜の管理者が自治体なのか大学なのか第三者が判断しづらい、微妙な位置にある桜です。芝生の中に踏み込むと注意されるかもしれないので慎重に撮影。 幹がほっそりした若い桜が遊歩道沿いに行儀良く並んでいる。 歩きながら咲き具合を観察すると、満開から8分咲き、散り始めまでいろいろ。開花状態にばらつきがあるぶん、花を長く楽しめそうで…

  • 【神戸】近場で花見、みなとのもり公園で桜を眺めた

    桜が咲いています。天気も良いので、夙川河川敷や姫路城などなど、桜の名所に足を伸ばしたいところですがなんとなく億劫。 桜が咲いてくれるのは一年に一度だけですので、ものぐさな自分を叱咤激励して遠くへ行くべきですが、「桜はどこで咲いてもキレイだよね」などと心の中で言い訳しながらやっぱり近場へ。 神戸市の中央区にある「みなとのもり公園」を訪ねてみることにしました。昨年、コデマリを撮った場所ですが、公園の一画にまとまった数の桜があるんです。 minatoblue.hatenadiary.jp みなとのもり公園は、ポートライナーと浜手バイパス、ハーバーハイウェイが交差している地点にあるので、車とポートライ…

  • 「2本燃やすと1時間」金閣寺で買った線香をタイマーとして使う

    数年前に金閣寺を訪れた際、土産店で線香を購入しました。線香といっても仏壇等は置いていないので、主に香りを楽しむために使っています。金閣寺を訪れたことを記憶に留めておきたいと思い、この線香を全部使い切る前に煙を撮っておきました。 箱に同梱されていた薄紙には、寺に関する情報は記載されていたのですが香りや原材料については何も書かれていませんでした。実際に燃やしてみると気分をすっきりさせたい時や集中したいときに使いたくなるスパイシーで甘い香り。煙は多めだと思います。 minatoblue.hatenadiary.jp 白い和紙が漉き込まれた紅い紙箱に入っていたのでこれも撮っておくことにしました。箱に刻…

  • 朝の散歩で出会った生き物たち、子猫とバンの朝ごはん

    散歩が体に良いことはわかっているのですが、最近少しさぼりぎみです。昨年の夏は、暑さにもめげずほぼ毎日歩いていたのでいろいろな生き物に出会えた日もありました。そんな夏の日に撮った写真をまとめてみました。まずは、自宅の近くの歩道で朝ごはんを食べていた黒猫さん。まだ子猫でした。見かけない子なので、どこか別の場所から来た新顔さんかな。フードをもらえて良かったね。 子猫と別れて公園へ。池の鯉を観察していると、鳩がバサバサと羽音をたてて飛んできて、手すりに止まりました。人からエサをもらい慣れている様子。でも、私は何も持っていないんですよ。 手すりの上で羽繕いをしながらちらちらとこちらを伺っていた鳩さん。首…

  • 【神戸】54年ぶりに神戸で開催された美術展「日展」を見に行った

    日本最大級の総合美術展「日本美術展覧会(通称:日展)」が神戸ファッション美術館で開催されています(2023年2月18日~3月26日)。神戸での開催は実に54年ぶりとか。 日展は全国各地を巡回する展覧会です。例年通りであれば関西の開催地としては、大阪か京都が選ばれていたのではないでしょうか。今年、神戸で開催された理由については公式発表が見つからないので謎ですが、やはり神戸市が積極的に働きかけたんでしょうかね。 いずれにしても「54年ぶりの開催」は画期的。次回はまた、大阪か京都で開催される可能性が高いので、この機会に見ておくことにしました。 神戸ファッション美術館に入館したのは10時30分ごろ。人…

  • 空腹は最高の調味料――ゆる16時間断食で牛乳の甘みを味わう

    太り気味なので「16時間断食」に取り組んでいます。「16時間断食」とは食事をとらない時間を16時間設定し、残り8時間で1日分の食事をとる健康法。 私の場合、食事をとらない時間を「18時頃から10時頃まで」と設定しています。 この設定の良いところは、18時間のうち7時間が睡眠時間であること。睡眠時は空腹を感じないので少し楽。16時間、完全に絶食するわけではなく、途中で牛乳やナッツなどを適量摂ります。 絶食中に飲む牛乳は、砂糖が入ってるのか?と思ってしまうほど甘みを感じます。ギリシャの哲人ソクラテスは「最上のソースは空腹である」と言ったそうですが本当にその通り。しかしよく考えると、お腹が減ると食べ…

  • 類は友を呼ぶ、公園で河津桜を譲り合って撮る

    ちょうど1~2週間ほど前、ご近所の公園で河津桜のツボミを撮りました。あのサクラはもう咲いたかな。天気が良いので散歩ついでに見に行きました。 河津桜は満開でした。ここ数日の陽気でちょうど撮り頃になったみたいです。いつものようにとりあえずマクロレンズで撮ったあと、望遠レンズにつけかえ、またマクロレンズに戻したりして一人でネチネチと撮り続ける。すると散歩中の女性がふと足をとめて「あ、見事ですね」とスマホをかざしてパシャパシャ。 その後、散歩中のお父さんが小さなお子さんをサクラの下に立たせてツーショットを撮影。ちょうど満開だからいい感じに撮れたでしょうね。さらに、どこからともなく現れた一眼レフを手にし…

  • 【滋賀】琵琶湖が見える寺院「三井寺」の千本を超える桜にうっとり、毘沙門堂はまるで玉手箱

    この記事では、2018年4月に訪ねた三井寺(園城寺)についてまとめています。 ・・・・・・・・・・・・・・ 滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山・三井寺は、琵琶湖南西の長等山中腹にあります。高い場所に登れば琵琶湖が見えるかも境内にある展望台からは期待通り大津の街並みと青い琵琶湖を一望できました。 中央の六角屋根の建物は手水舎そして向かって右の建物が絵馬堂、左側が観音堂。 観音堂は、西国三十三所観音霊場の第14番札所。ちょうど愛染明王や毘沙門天などもろもろの仏様が特別公開されていたので、仏像の絵が描かれた黄色い旗が立っていました。 観音堂に安置されている本尊・如意輪観音像は未公開。秘仏ですので公…

  • 【滋賀】琵琶湖疏水沿いを歩く――満開の桜と大津閘門と長等神社

    この記事は、2018年4月に訪れた琵琶湖疏水についてまとめたものです。 ・・・・・・・・ 三宮から電車に揺られて1時間30分。京阪 三井寺駅を降りると、琵琶湖第一疎水沿いの満開の桜が迎えてくれました。 琵琶湖疏水といば中心に疎水、そして左右に桜をおくのが定番かつ最も美しい構図。というわけで私も諸先輩方に倣った構図で撮ってみました。4月初旬でしたので散りはじめていたのですが、とにもかくにも満開でよかった。いつか夜桜も撮ってみたいですが私の機材では無理かもしれません。 ちなみに、琵琶湖疏水が作られたのは明治時代。びわ湖畔の三保ヶ崎から三井寺の山下を通り、京都市蹴上へと水が流れているそうです。 遊歩…

  • 公園で見つけた小さな春――桜とモクレンのツボミふくらむ

    2月4日の立春を過ぎると暦の上では春。といっても実際はまだまだ寒い日が続いているのですが、花の話題などがちらほら耳に入ってくるようになりました。そろそろ春めいた写真を撮れるかもしれません。マクロレンズを付けたEOS M6を首に引っ掛けて散歩に出かけてみることにしました。 花壇のスイセン。ラッパのような花弁が可憐で見頃が長い花。「雪中花」と呼ばれることもある花ですから朝晩の冷え込みにも負けません。 散歩道にひょろりと生えたカワヅザクラのツボミが大きくふくらんでいました。あと2~3日で開花しそうです。 白梅は今が見頃ですね。オーデコロンのような香りが辺りにふんわり漂っていました。 紅梅も開花してい…

  • 【京都】「美のパワースポット」八坂神社 美御前社――御祭神は美しい3女神

    この記事は2018年4月に訪れた八坂神社 美御前社についてまとめたものです。 ・・・・・・・・・朱塗りが鮮やかな八坂神社 西楼門をくぐって境内へ、美御前社(うつくしごぜんしゃ)は境内の東端にあります。 重要文化財に指定されている美御前社。御祭神が容姿端麗であったとの言い伝えから「美容の神」として篤く信仰されています。「美のパワースポット」としても知られているようですね。 美容の神さまですので、ご利益は「美容祈願」。石碑の文字「身も心も美しく」は、宝塚歌劇団のスローガン「清く正しく美しく」を思い起こさせます。社殿の前に湧き出るご神水は「美容水」と呼ばれていて、肌に数滴つけると身も心も清められ美し…

  • 確定申告がはじまりました

    確定申告の受付が始まりました。 私の売上なんてスズメの涙ですが、それでも申告はしないといけません。昨年のうちに会計ソフトでチョコチョコと処理して準備を終えていたのであとは、電子書類を作成、e-Taxで税務署へ送信すれば終わりです。 自分のPCで申告できるe-Taxは便利ですが、書類を税務署の窓口に持って行くというイベントがないのはちょっとさびしい。 紙で申告していたときは、厳粛な雰囲気が漂う税務署の受付で書類をチェックしてもらっていました。丸いハンコをバンと勢い良く押してもらうとほっとした気分を味わえるんですよね。小学生だったころ学習ノートに押してもらった桜スタンプの「よくできました」という文…

  • 【奈良】「入江泰吉旧居」を訪ねた――文豪・志賀直哉が座ったかもしれないソファで休憩した

    2022年11月、奈良県奈良市水門町にある「入江泰吉旧居」を訪ねました。 「入江泰吉旧居」は、奈良の写真家・入江泰吉(1905~1992)が終の住処とした住宅。 玄関らしきものがないのでちょっとびっくりしたんですが、これはもともと寺院の塔頭として使われていた建物を移築したためなんだとか。 脱いだ靴を靴脱石の下に揃えて部屋に上がり、受付で入館料200円を支払いました。「撮影しても大丈夫ですよ」と声をかけてくださった係員さんが、書斎やアトリエなど各部屋を順番に案内してくださいました。感謝。 画家を志していた入江泰吉。「絵では食べていけない」と家族に反対されて絵の道をあきらめたのですが、お兄さんから…

  • 散歩中、地域猫にあいさつする

    自宅の近くで顔を合わせる地域猫は、大抵は私の顔を見ると逃げるか警戒します。 それでも何度か出会ううちに、警戒心を解く猫もいて一定の距離を置きつつも「またあの人間か」と言いたげな表情を浮かべるようになります。猫たちのそうした変化を見るのも散歩の楽しみのひとつ。歩きながらたまに出会う猫とは軽く視線を合わせて挨拶を交わすことにしています。 ・・・・・・・・・・ せっかく顔なじみになっても、いつの間にか行方不明になる猫も少なくありません。たとえば数年前の秋に撮ったこの金眼クロネコ。クロネコは背景に溶け込みやすいので、なかなか難しいのですが猫が公園の明るい場所に座ってくれたので何とか撮ることができました…

  • 【淡路島】淡路島のパワースポット「岩楠(いわくす)神社」――岩穴の中に祠がある小さな神社

    淡路島の北端、岩屋港の向かいにある岩楠(いわくす)神社を訪ねました。 岩屋港から西へ3分ほど歩くと、恵比寿神社の鳥居が見えてきます。目的の岩楠神社はこの恵比寿神社本殿の奥にあるので参道を歩いて本殿の裏へと進みました。 本殿の裏の白砂の上に、岩楠神社の石造りの鳥居が立っていました。 岩楠神社の祭神はイザナギとイザナミ、そしてこの二神から生まれた蛭子の三柱。蛭子は葦舟に乗せられて流されてしまうのですが、西宮の海岸に漂着し祀られたという説があるため、「西宮のヱビスさん」(西宮神社・兵庫県西宮市)の本家は岩屋であると伝えられています。 おしろい花の赤色とピンク色が白い玉砂利に映えて美しい。誰もいない境…

  • 【京都】東寺塔頭・観智院を拝観――「宮本武蔵も座した一室」で抹茶をいただいた

    東寺塔頭「観智院」は「真言宗の勧学院」、いわば「大学の研究室」のような場所として使われていた寺院。2018年の春、東寺参拝の道すがら訪れました。 客殿前の庭園。真言宗立教開宋1200年の事業として2017年に枯山水庭園「長者の庭」に作り変えられたもので、水の流れを模した白砂が美しい庭です。客殿の一室で、宮本武蔵筆と伝わる襖絵「竹林の図」「鷲の図」を鑑賞。 本堂には、蓮台に結跏趺坐した本尊・智慧の仏「五大虚空蔵菩薩」が鎮座していました。 虚空蔵とは無尽蔵、広大無辺の知恵を無尽に蔵していることをいう。空海は、この法を観操より受け、強大な記憶力を得て真言密教を開く足がかりとした。五大虚空蔵菩薩は、そ…

  • 【神戸】最強寒波で六甲山系が雪化粧

    神戸は昨日の夜から降り続いた雪に覆われて、今朝は雪景色となりました。神戸で2センチの積雪は15年ぶりらしいです。六甲山系も薄く雪化粧していました。 同じ歩道を歩いていた二人組の一人が手すりに積もった雪を手に取り、パッと空中に投げて「パウダースノーやな」とひと言。「日本に降る粉雪は『JAPOW(ジャパウ)』って呼ばれてスキーヤーが滑ると体が宙に浮くような感じになるから人気があるんや」といった感じの話をしながら通り過ぎて行きました。 市街地に積もった2cmの雪をJAPOWと呼んでいいものかどうか迷いますが、日本のパウダースノーに変わりはないので、この機会を逃さず体感してみることに。まだ足跡がついて…

  • 春日大社の「鹿みくじ」が告げる今年の運勢――西に進むのがよし

    おみくじをくわえた鹿 昨年の年末、春日大社で「鹿みくじ」を引きました。 一刀彫の鹿が口にくわえている巻物のようなものがおみくじ。箱をゆすって竹棒を1本出す通常のおみくじ(100~200円)と比べると、少々値が張ったのですがこの可愛らしさには抗えませんでした。 鹿がしっかりとくわえていたおみくじを引き抜いて開くと「中吉」。 おみくじを運勢順にならべると、大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶ですので、中吉は3番目。おみくじが示す運勢は、当たるも八卦当たらぬも八卦なんですが、それなりに良好な結果が出るとやっぱりうれしいものですね。 おみくじの謎 ところで凶と大凶のおみくじって本当に存在するのでしょう…

  • もしかして骨粗しょう症?骨量不足かもしれないので骨密度検査(DEXA法)を受けた

    骨密度数値「YAM67%」にあせる 整形外科で腰椎と大腿骨の骨密度を測る DEXAの検査結果は「異常なし」 何も症状はなくても、骨密度検査はたまに受けておくと良いらしい 骨密度数値「YAM67%」にあせる 本日は、骨密度検査を受けた経験について少し。 ・・・・・・・ ご近所の商業施設で開催されていた、ちょっとした催し物をのぞいた時「骨密度を測ってみませんか」と声をかけられました。「かかとの骨で気軽に測れます」と言うのでためしてみることに。靴下を脱いで機械の上に片足をのせ、かかとにジェルを塗布してもらって超音波で骨密度を計測。測定結果は、YAM(Young Adult Mean:若年成人平均値)…

  • 【神戸】十日えびす大祭で夜空に映える提燈を眺めた「柳原えびす神社」

    神戸市兵庫区にある、柳原・えびす神社「十日えびす大祭」を参拝しました。昨年は屋台の出店に規制が入り、参道に露店が並ばなかったのですが、今年は出店規制は無し。歩行者専用道路の両脇に屋台がずらりと並んでいました。訪れたのが10日(本えびす)だったので人出も上々。 屋台の裸電球の黄色い光、鉄板の上で焼きそばを焼く音、焦げたソース香り、ハリのある呼び込みの声・・・祭りの活気っていいものだと改めて感じました。 箕に神様をあしらった福箕や、熊手、宝船など、福を呼び込んでくれそうな縁起物を売る屋台も並んでいました。 境内の東側にある石造の鳥居が入り口でした。奥に納札所が見えます。境内の西側に赤い大鳥居がある…

  • シクラメンが咲くと、あの昭和歌謡を思い出す

    今年は、父母の家で新年を迎えました。 父母の家の居間は、日当たりが良好。母が、居間の窓の側で育てていたミニシクラメンがちょうど見頃でした。 シクラメンが咲くと必ずといっていいほど昭和の歌謡曲「シクラメンのかほり」を思い出します。 1975年の一時期、昼も夜もテレビやラジオで流れていた「シクラメンのかほり」。 「シクラメンのかほり」には「真綿色」「うす紅色」「うす紫」のシクラメンが登場して、女性の美しさをそれぞれの花になぞらえています。大ヒットした曲なので歌詞を覚えている昭和世代も多いのでは。 歌唱力に定評がある布施明の伸びやかな声は耳福でしたが、私は作詞・作曲を手掛けた小椋佳の歌唱バージョンが…

  • 【奈良】春日大社、釣灯籠の回廊――徳川綱吉や直江兼続が奉納した燈籠を見た

    昨年中はお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 ・・・・・・・・・ さて、新年ですので、できることなら幸先が良さそうな明るい写真をアップしたい。 初日の出を撮りに行こうと思ったのですが、この寒さの中、メリケンパークや神戸空港で日の出待ちをすると五十肩が痛みそうなので諦めました。 過去に撮った写真の中から、お正月っぽいものはないかと探してみると春日大社の釣灯籠が出てきました。 魔を払う力があり不老長寿を象徴する色「朱色」の柱と灯籠の「金色」は、吉兆が感じられる色の対比。まさに正月の色。 春日大社の回廊には、室町時代から現代までに寄進された釣灯籠が1000基ほど吊り下げられてい…

  • オーブントースターで寿司を焼く――「炙り柿の葉すし」を初めて食べた

    本日は、柿の産地・奈良五条市の郷土料理「柿の葉すし」を食べた話を少し。 柿の葉すしは、魚の切り身をすし飯にのせて塩でしめ、抗菌作用がある柿の葉でつつんで保存性を高めた寿司。有名な郷土料理なので名前は知っていたのですが、実はこのたび初めて食べました。ちなみに食べたのは「たなかの柿の葉すし」。 箱を開けると、柿の葉に巻かれた四角い寿司がきっちりと並んでいる様子が目に飛び込んできました。 厚みがある柿の葉を使って、寿司を正確に巻くのは難しそうな気もするのですが、これは人が手で巻いているのでしょうか。もしそうだとすると職人技ですね。 購入したのは、さば・さけ・鯛が全部で7個入ったセット。それぞれの位置…

  • 【神戸】旧居留地のイルミネーション―大丸神戸店と教会の灯火

    JR・阪神 元町駅から南へ徒歩3分の位置にある大丸神戸店の周囲を歩きました。大丸神戸店がある旧居留地は、ヨーロッパの街並みを散策しているような気分に浸れるエリアとして知られていますが、街路樹の電飾に光が灯る夜、特に輝きが増すように思えます。上の写真は大丸神戸店の東沿い、グッチなど高級ブランド店が建ち並ぶ、メリケン波止場山本線のイルミネーション。 正面の壁が青緑色の光で照らされた大丸神戸店。「孔雀」をモチーフとした大丸のコーポレートカラー、ピーコックグリーン(青緑色)の照明を使っているようです。窓明かりの黄色と青緑色の対比が鮮やか。 大丸の前から「神戸セントモルガン教会」を眺めました。建物全体が…

  • 【神戸】神戸ルミナリエの代替イベント、カッサアルモニカで歌声に聞き入った

    12月18日まで東遊園地で開催されている「神戸ルミナリエ」の代替イベント「カッサアルモニカ/音楽の宝箱」を訪ねました。 東遊園地は今、広い区域が再整備工事中なので、立ち入りが許可されている花時計と「こども本の森 神戸」の周辺でイベントが開催されていました。 日没直後、青紫の空を背景にした光の聖堂「カッサアルモニカ」。 「カッサアルモニカ」とは、イタリア語で「音楽の家」を意味する言葉。イタリアでは音楽ステージとして、このカッサアルモニカが使用されているそうです。 空がすっかり暗くなったころ、聖堂のステージで合唱団のコンサートが始まり、イルミネーションがきらめく夜空に澄んだ歌声が響きわたりました。…

  • 赤穂浪士・大石内蔵助が食べた「鴨肉の卵和えスタミナ丼」

    白魚、鮎、茄、軍鶏・・・四季折々の食材に纏わるあれこれを綴った池波正太郎のエッセイ集「剣客商売 包丁ごよみ」を読みました。 エッセイがおもしろいのはもちろんですが、剣客商売シリーズで老剣客・小兵衛が舌鼓を打った江戸の味を、料理人・近藤文夫さんが再現しており、写真つきのレシピとして紹介されているのが便利で良い。 この本があれば剣客商売に登場する料理を自分で作れそうです。 ところで本書に、赤穂浪士の大石内蔵助が討ち入り前に鴨料理を食べたエピソードが紹介されていました。 大石内蔵助と主税の親子は討ち入り前、堀部弥兵衛の浪宅で、身支度を整えて食事をしたそうです。食べたのは、鴨の肉を炒って小さく切り、味…

  • 【奈良】一杯の万葉粥を旬野菜の味変で楽しんだ「春日大社・春日荷茶屋」

    2022年11月下旬、朝から写真を撮りつつ春日大社・本宮を参拝しました。春日山原始林の中に多くの神々がお鎮まりになっている春日大社の参詣は、それなりに時間がかかります。若宮十五社を巡り終えて、腕時計で時間を確認すると13時を過ぎていました。 さてお昼をどうしようかと考えたのですが、前日に揚げ物をたくさん食べたのでお腹が減らない。胃を軽くするために一食抜こうかなと思ったのですが、境内に万葉粥で有名な「春日荷茶屋」さんがあったことを思い出し訪ねてみることにしました。 暖簾をくぐりカウンターで万葉粥を注文。会計を先に済ませた後、席をさがして店内をうろうろ。紅葉を眺められる庭園席が空いていたので確保し…

  • 【奈良】春日大社「祓戸神社」の大イチョウ――手水と参拝で心身スッキリ

    春日大社「二之鳥居」を入ったところにある「祓戸神社(はらえどじんじゃ)」を訪ねました。春日神社公式サイトによると、平安中期の寛弘3年(1006年)にはお祀りされていた古社。6月と12月に執行される大祓式はこのお社で執行されるそうです。 神社の側の大イチョウがちょうど見頃だったので良かった。でも、春日山原生林の中なので薄暗く、参道ということもあって三脚が立てられないので、写真的には難しい場所かもしれません。暗く撮れたのでレタッチでなんとか明るくしています。 祓戸神社の隣に、立派な角の雄鹿をモチーフにした「臥鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)」がありました。 「神の使い」らしく厳かな表情の鹿。巻物を…

  • 【奈良】紅葉の名所「手向山八幡宮」で百人一首の世界に浸る

    紅葉の名所、手向山麓に鎮まる手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)を訪ねました。手向山八幡宮は、東大寺を守護するために天平勝宝元年(749年)、九州豊前国(大分県)宇佐八幡宮よりむかえられた神さまです。 百人一首に収録されている和歌「このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに」は、平安時代の貴族・菅原道真公がこの手向山の紅葉の美しさを詠んだもの。 現代語に訳すると「急な旅なので、道祖神にささげる幣(ぬさ)を持参できませんでした。かわりに手向山の紅葉を捧げます。みこころのままにお受け取りください」となります。 幣「ぬさ」とは、神に祈る時にささげる供え物。平安時代は、道中の…

  • 【奈良】大仏池、イチョウのじゅうたんの森に「鹿せんべい」を欲しがらないシカがいた

    穴場スポットでシカを観察 大仏池のシカは自然食派? 夏になるとホタルが飛び交う大仏池 穴場スポットでシカを観察 東大寺境内にある大仏池(だいぶついけ)。奈良観光の穴場スポットとして知られており、撮影に適しているのは大仏殿を望める西側。今回は東側、大イチョウがある森の辺りを散策しました。 東側の森は、前日の雨でイチョウの葉が落ちて黄色いじゅうたんになっていました。観光客の姿はまばらで各々、記念撮影をしたり、イチョウのじゅうたんの上にピクニックシートを敷いて横になるなどのんびりと過ごしていました。 大仏池のシカは自然食派? 観光客で混雑する東大寺の参道辺りにいるシカは、頭を上下に振って「鹿せんべい…

  • 【淡路島】岩屋港と明石市を結ぶ高速船「まりん・あわじ」から明石海峡大橋と夕日を見た

    岩屋商店街を散策した後、道の駅と岩屋漁港をめぐり、ぶらぶら歩いているといつの間にか午後3時をまわっていました。 minatoblue.hatenadiary.jp そろそろ帰ろうかと思ったのですが、今の時期は5時ごろに日が沈むので、4時40分の便に乗れば地平線に沈む夕日を船の中から拝めるかも。というわけで、ぶらぶら歩きを続行。神社参拝の後、淡路ジェノバラインの乗り場でコーヒーを飲んで時間をつぶしました。 淡路ジェノバラインに併設された土産物売り場で淡路島産の野菜を扱っていたので買って帰ることに。淡路島といえば玉ねぎですが、持ち帰るには少々重いので小粒のみかんを一袋購入。 16時30分。やっと「…

  • 【淡路島】岩屋商店街で昭和の気配に浸る――絶品いわしフライを味わった

    秋晴れの好天が続くので、淡路島に行ってみることにしました。明石港で船に乗り込み岩屋へ。今回の目的地のひとつ「岩屋商店街」を目指して、28号線を西へと進むとすぐにアーチ看板があらわれました。 小さな橋の向こうに、お好み焼き屋さんの看板がありました。白鶴のロゴがいいですね。最盛期は約10軒のお好み焼き屋があったそうです。 岩屋商店街は、岩屋港のにぎわいと同時にさかえた500メートルほどの商店街。明治時代に岩屋港と明石港を結ぶ定期航路が開通した後、淡路島の玄関口としての役割を果たしていたとか。 茶間川に架かる橋から市街地を眺める。潮の満ち引きの関係で、上昇した海水が川の中に流れ込んでいました。よく見…

  • 【神戸】明治時代のイギリス人貿易商が暮らした「旧ハッサム住宅」

    「旧ハッサム住宅」が建造されたのは明治35年。当時はインド系イギリス人貿易商K・ハッサムの自邸として使われていました。北野異人館街(現ラインの館の北側)に建てられたのですが、昭和36年に神戸市が寄贈を受けた後、昭和38年に相楽園の中へと移築。木造2階建て、寄棟造桟瓦葺。屋根にレンガ造りの煙突が2本、外壁の下見板張りオイルペイント塗り、張出窓などの特徴を今に伝えています。 minatoblue.hatenadiary.jp ベランダの1階の柱はアーケード式(アーチを連ねた形)、2階はコロネード式(列柱式)というこだわりの仕様。ちなみに、2階の柱の頭の部分に、アカンサスの葉の飾りが施されています。…

  • 【神戸】密集市街地の日本庭園「相楽園」をぶらり、まもなく紅葉の見頃

    神戸市中央区にある「相楽園」の紅葉の見頃が始まるのは11月中旬ごろ。少し早いとは思ったのですが、園内で開催されている菊の展示会の鑑賞も兼ねて訪ねました。 相楽園は、もと神戸市長 小寺譲吉氏の先代・小寺泰次郎氏の本邸の庭園として明治末期に完成したものです。神戸市の所有となった昭和16年以降は、池泉廻遊式の日本庭園「相楽園」として一般公開されています。 密集市街地の中にある庭園ですので、広い画角で撮るとビル群が入ってきます。伝統的な日本庭園の上にビルがのっかっているようにも感じられますね。通常はビルは画角に入れないと思うのですが、時空を超えたような不思議な印象があるのでこれも悪くないかなと思いまし…

  • 「白秋期」を読んで、体の声を聞く力を磨きたいと思った

    作家・五木寛之氏の「白秋期」を拾い読みしています。 「白秋期」は、50~70代に向けた人生指南書のような趣の本なのですが、健康についての記述がいろいろ参考になったので自分用のメモとして書き留めておきます。 ・・・・・・・・・・・・ 人並み以上に体が弱いが病院のお世話にはならないと語る五木先生の健康法は「いい加減」。 何事も「いい加減」つまりほどほどに実行して自分の体と良い関係をつくる。そして、自分にとっての「いい加減」は、どの程度のものなのかをはかる、微妙な物差しを持つことが健康維持のコツと説いています。 この体の奥から発する内なる声を聞こう。その声を無視して逆らうと、肉体の反乱が起きると考え…

  • 【神戸】ポートアイランドのコスモス畑が見頃

    ポートアイランド「計算科学センター駅」北側の広場(ポートアイランド南ひまわり広場)にコスモス畑ができていました。 同広場は、2~3月は菜の花、7~8月はひまわりの花が咲きそろっていました。季節ごとに花が更新されるようで、今はコスモスが見頃です。 minatoblue.hatenadiary.jp minatoblue.hatenadiary.jp 花畑としては規模が小さめですが、近場で花見をするにはうってつけのスポットではないかと。コスモスの見頃は11月中旬ごろまで。あとしばらくの間は、綺麗なコスモスが楽しめそうです。 (2022年10月撮影 機材:CANON EOS RP) ■ポートアイラン…

  • 断捨離に悩む。捨てられないガラクタについて

    狭いマンションの部屋で生活していると、モノとの付き合いに悩まされます。一つ新しいものを買ったら、一つ古いモノを捨てないと、いつか部屋がモノでいっぱいになるので、断捨離を断行しないとまずい状況なのですが、どうにも行動が伴いません。 今、目の前にある捨てられないモノ、ガラクタ化しているモノを5つとりあげて自分にとって本当に必要な物かどうか見極めてみることにしました。 ガラクタ1 海洋堂 秋田犬のミニフィギュア 小学館の雑誌「週刊 日本の天然記念物 動物編 No.13日本犬」の付録でした。高さ5センチほどの小さなフィギュアですが毛並みなどよく出来ています。以前、捨てようと思い手にとったことがあるので…

  • 【奈良】ならまちを歩く(3)元興寺町で「藤岡家住宅」と再現町家「ならまち格子の家」を見た

    2021年秋に訪れた「ならまち」散策をほぼ1年ぶりに振り返り、続編としてまとめました。 元興寺町は、かつては元興寺の南大門花園院があったとされている場所です。商店街・商業地として栄えた地なので、商家風の町家建築が多く残されているようです。 この「藤岡家住宅」は、奈良市で最も古い町家のひとつ。案内板によると、藤岡家住宅が建造されたのは江戸時代、18世紀後半(1700年代後半)頃。当初は生薬類を、幕末頃からはろうそく・鬢付油・おはぐろ、昭和に入ってからは紙類とさまざまな商売が営まれたそうです。 突上げ戸、蔀(しとみ)、揚げみせ(ばったり床几)など当時の商家の特徴を有する重要文化財ですが、現在は一般…

  • 【神戸】秋の夜空に咲く大輪の花――10分間の花火イベント「みなとHANABI」

    10月17日から21日まで、メリケンパークで小規模花火大会「みなとHANABI」が開催されています。10月に花火大会が開催されるなんて、神戸では初めてではないでしょうか?公式によると「市民を元気づけ、観光面での経済効果をはかり、ウォーターフロントエリアの賑わい創出」を目的としているようです。花火が打ち上がるのは18時30分から40分まで。なんと10分間だけのショートタイムイベントです。 混雑する会場で三脚は立てられないですし、ぎっくり腰も治りきっていないので会場から遠い静かな場所でひっそりと撮影することに。 18時30分、花火が上がり始めました。一昨年までの最大サイズは10号玉だったそうですが…

  • 【京都】金閣寺の茶処「不動釜 茶所」で抹茶を満喫、菓子の金箔に目を見張る

    2018年の10月初旬に訪れた金閣寺の茶処についてまとめました。 2018年の10月といえば、ちょうど訪日外国人観光客が日本に押し寄せていた時期だったこともあって、境内は大混雑。参拝コースに長い行列ができており、人混みをかき分けるようにしながら拝観したことを覚えています。 紅葉には早い時期でしたので、金閣の背景はご覧の通り緑一色、夏景色の名残が感じられる風景でした。幸い風がなかったので、湖面への映り込みをしっかり撮れたのは収穫でした。 金閣、白蛇塚を眺めた後、夕佳亭の横を抜けると参拝コースも終盤ですが、ちょうどそのタイミングで、茶処「不動釜 茶所」の緋毛氈が木立の隙間から見えます。肩にかけたバ…

  • ソファで居眠りしたらぎっくり腰に、「魔女の一撃」に悶絶

    ソファで居眠りをした後、立ち上がろうとしたら腰に違和感が・・・、そのままぎっくり腰になってしまいました。おそらく腰に負担がかかる座り方をしていたのだと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ぎっくり腰の痛みを欧米では「魔女の一撃」と呼ぶそうですね。どんな痛みだろうと不思議に思っていたのですが、今回身をもって体験することになりました。とくに就寝時、寝返りを打つと痛むので、目が覚めるだけでなく、頭まで冴えてしまいます。仕方ないので起き上がろうと膝をついた瞬間、背骨あたりに魔女の一撃を浴びて悶絶。憔悴しそうです。 とはいえ、通常は数日から数週間で症状が消えるようですので病院に行かず様子を見よ…

  • 【京都】テラスで昼飲みを楽しむ、モネの絵画「睡蓮」に感動「アサヒビール大山崎山荘美術館」

    2018年8月に訪ねた「アサヒビール大山崎山荘美術館」についてまとめました。 駅から歩くと約15分、無料送迎バスもある 入り口の前に特注の「泥落とし」 本館2階に絶景を望めるすばらしい喫茶室が 地中の宝石箱でスイレンを見る 駅から歩くと約15分、無料送迎バスもある 「アサヒビール大山崎山荘美術館」があるのは天王山中腹あたり。阪急大山崎駅前~JR山崎駅前~同館の間を、無料送迎バスが走っているのですが、高齢者優先でしたので歩くことに。JR山崎駅から美術館まで15分ほどだったと思います。歩ける距離ですが坂道が続きますので、利用できるのであればやはりバスを使ったほうが無難かもしれません。 トンネルをく…

    地域タグ:京都府

  • こたつ1台分の熱でぐったり、夕焼け空に三日月がポツリ

    太陽の傾きが低くなってきたので、部屋の中に直射日光が差し込むようになりました。強い光を浴びた窓枠が熱くなり、室内の温度がぐんぐん上昇。扇風機の風を顔にあてたり、ときどきクーラーをかけたりして何とかやりすごす日々が続いています。暦の上では秋なのですが、拙宅は真夏のような暑さです。 なぜここまで部屋が暑いのか、不思議に思い調べてみると、幅1.6メートル×高さ2メートルの窓にあたった直射日光の熱量は、こたつ1台分(約600ワット)に相当することがわかりました(※)。 窓がこたつ化して室内を温め続けているわけですから、そりゃ真夏の暑さになりますよね。 ・・・・・・・・・とは言うものの朝夕、特に日没を迎…

  • 【明石】播磨三名水のひとつ「亀の水」でコーヒーを淹れた

    人丸山から湧き出る名水「亀の水」があるのは、静かな住宅街の中。両脇に住宅が立ち並ぶ車道の突き当りに柿本神社の鳥居があり、その脇に小さな手水舎が建っています。この手水舎の亀の石像の口から流れ出ているのが、播磨三名水のひとつ「亀の水」です。 手水舎の前に行列ができていたら、別の場所で時間をつぶすつもりでした。ところが、ペットボトルに水を注いでいたのは、地元の方と思われる女性一人だけ。これは予想外の展開でした。 しばらく待っていると、水を注ぎ終わった女性がボトルを自転車の荷台に置き、手水舎に手を合わせた後、こちらを振り向いて「どうぞ」。あわてて「ありがとうございます」と答えて、持参したペットボトルを…

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