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  • 夏の花、ムラサキツユクサとふわふわの毛

    梅雨期に紫の花を咲かせるムラサキツユクサ。おしべの根もとあたりにふわふわと生えている細い毛は、植物細胞の構造を学ぶための教材として利用されています。 細い毛を顕微鏡で観察するとじゅずのようにつながった一列の細胞を確認でき、細胞の中ではさまざまな成分が動いて流れています。 むかし学校で、何かの葉の薄皮をむいてガラス板で挟み込み顕微鏡で細胞を観察した出来事が記憶の底にうっすら残っています。でもムラサキツユクサの雄しべの細胞観察についての記憶はないですね・・私が忘れてしまっただけかもしれませんが。 ところでこの雄しべのフワフワ毛、何の役割を果たしているのでしょう。専門家は、毛から分泌される物質が昆虫…

  • 【神戸】生田神社から始まったカマボコ文化、忘れられた紙幣の皇后

    かまぼこ発祥の地 神功皇后と肖像画紙幣 兵庫県のカマボコ生産量はかなり多い かまぼこ発祥の地 生田神社(神戸市中央区)の境内には、「かまぼこ発祥の地」の石碑があります。石碑には、神功皇后が遠征の途中で生田の杜に立ち寄り、すりつぶした魚肉を鉾の先に塗って焼いて食べた出来事がカマボコの始まりであることが記されています。 神功皇后は日本最古の史書、古事記・日本書紀に登場する人物で、王子を身ごもりながら神託に従い三韓征伐を成し遂げた女性です。 石碑に木の影が落ちて見辛い写真になったしまったのですが、鉾の先に塗った魚肉を焚き火で炙っている様子が描かれています。魚肉を炙っているのは従者でしょうか。神功皇后…

  • 【神戸】生田川公園でほんのり白い夜桜を楽しむ「ぬのびき花街道」

    神戸市中央区を流れる生田川。春になると生田川沿いに植えられた約150本の桜が両岸を美しく彩り「ぬのびき花街道」と呼ばれています。 今回は夜桜を撮りたかったので、日が傾き始めた夕刻に生田川公園に到着。4月の神戸の日没時間は18時30分ごろですので、日没まで遊歩道をぶらぶら。風もなく寒くもない。春の陽気の心地よさを満喫しながら満開の桜を眺めたり、ところどころに設置されているベンチに腰を降ろしたり。 生田川公園はトイレ、休憩所などの設備も整備されているので、公園の中をゆっくりと散策しながら日が沈むのを待つことができました。 太陽が沈むと空が青く染まり薄闇の中に白い桜が浮かび上がりました。 ちなみに生…

  • 【加西】しだれ桜咲く北条鉄道・網引駅へ、万願寺川で花見

    この記事は、2024年4月に訪れた北条鉄道北条線・網引駅についてまとめています。 ・・・・・・・・・・ 兵庫県加西市網引町にある網引駅(あびきえき)。旧網引駅舎は1984年に焼失。29年後の2013年に新駅舎が再建されました。駅の周辺に多目的トイレや駐車場駐輪場などが整備されており、鉄道の駅としてだけではなく、切り絵教室が開催されるなど、地域の人々の憩いの場としても活用されています。 網引駅は、景観形成重要樹木に指定されている駅前の大イチョウが有名。毎年、秋の紅葉シーズンになると黄金色に色づいた大イチョウを見物する人々で賑わいます。 春らんまんの網引駅。駅の周囲でしだれ桜や菜の花などが咲き乱れ…

  • これはフィッシングメール?税務署からメールが届く

    あたふたと確定申告を済ませてからほぼ10日が経過。昨日、何気なくメールボックスの中をのぞくと税務署からのお知らせメールが届いていました。 最近、銀行やカード会社になりすました巧妙なフィッシングメールが毎日のように届くので、思わず「これもフィッシングメールか?」と身構えてしまったのですが税務署から発送されたメールに間違いないようです。 急いで開いて目を通すと、e-Taxのマイページで還付金の処理状況が確認できるようになったとのこと。早速e-Taxにログインして処理状況についてのメッセージを確認しました。それにしてもフィッシングメールって何とかならないものでしょうかね。メールを開く前にいちいち警戒…

  • 確定申告の締め切りが迫って焦る、国税相談ナビダイヤルで質問

    確定申告の締め切り日が迫ってきました。とりあえず会計処理は済ませているのでさっさと申告すればいいのですがちょっとわからないことがあるんです。疑問を解決しないまま放置して申告をだらだらと先延ばししているうちに3月になってしまいました。3月に入るとさすがに尻に火がついた気分になりますね。昔、神戸税務署に電話で質問したことがあり、今回も疑問に答えてもらえそうな気がしたので、ネットで問い合わせ先を探してみました。が、見つからない・・ 確定申告の電話相談について調べてみると、今は国税庁の電話相談センターに統一されているみたいですね・・時代とともにいろいろな場所で効率化が進んでいるんだなあと実感しました。…

  • 【神戸】桜舞い散る「四宮神社」へ、芸能の女神と朱塗りの拝殿

    ※この記事は2024年4月に訪れた「四宮神社(よのみやじんじゃ)」についてまとめています。 ・・・・・・・・ 生田神社の裔社「四宮神社」は、県庁の近く高層マンションに囲まれた一見神社がありそうにない場所にひっそりと佇んでいます。 主祭神は「市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)。市寸島比売命は、宗像三女神の一柱で水の神様。恋愛の御利益を持つ女神で弁財天と同一視されることもあり、芸能や財運の神様としても信仰を集めています。そして市寸島比売命といえば京都が誇る美のパワースポット「美御前社」に祀られている神様。市寸島比売命が祀られたこの四宮神社は「神戸の美のパワースポット」といってもいいのかも。 m…

  • 最強寒波と春の訪れ、梅のツボミとヒメツルソバを撮る

    今季最強の寒波が襲来して神戸も冷え込んでいます。とはいえどれだけ寒くても立春を過ぎているので、暦の上では春が始まっているのです。 春の息吹との出会いを求めてぶらぶらと歩くとスイセン、パンジー、ヒメツルソバ・・・こんなに冷たい空気の中で咲いている花たちと出会えました。 冷え切った歩道の片隅でパラパラと咲いていたヒメツルソバは開花期が長い花。ほぼ一年中咲いているのでは。寒さが影響したためか、やや淡めの薄紅色。 梅の木のツボミがふくらんでいました。ほんの少しですが紅い花びらが顔をのぞかせているのでもう少し待てば咲いてくれるような気もします。マクロレンズを使ってF値4.5で撮ってみました。背景はもっと…

  • Lightroomのリンク切れとワン・ツー・スリーの日

    私は日頃、現像ツールとしてAdobe Lightroomを愛用しているんですが、最近のバージョンアップをきっかけに、昔撮った写真のリンクが切れてしまい現像ができなくなってしまいました。 写真を見つけてリンクを回復させる検索機能も試したんですがどうもうまくいきません。一部の写真はリンクが切れたまま。デジタル管理は便利ですが、こんな状況に直面するとやっぱり脆弱な一面もあると思いました。 マニュアルを読まずにいきなりバージョンアップしたので事前にやっておくべきことができてなかったことが原因でしょう、たぶん。こつこつ手作業でリンクを回復させるのは少々うんざりする作業ではありますがやるしかないですね。 …

  • インフルエンザに感染した正月、味覚を失い呆然

    元旦は新長田でガッツポーズをきめる鉄人28号を眺めた後、垂水区の三井アウトレットパークマリンピア神戸の初売りを覗きに行きました。ブランド衣類最大80%OFFのインパクトは強烈ですね。大賑わい。ロゴがシロクマのアウトドアブランド店のワゴンの中で転がっていたごついムートンブーツが欲しくなったんですが、雪国に行く予定など無いことに気づいてスルーしました。 そんな感じで平穏な元旦を淡々と過ごしていたんですが夜になった頃、倦怠感と悪寒に襲われ熱が上がり始めました。寝れば治るだろうと思ったので冬眠中のクマのように布団の中で丸くなりそのまま長時間昏睡。熱が40度近くまで上がった朝、さすがにこのまま放置するの…

  • 静かな大みそか、壊れたカメラを振り返る

    正月を特別だと感じることがなくなったのはたぶん年齢のせいでしょう。おせち料理は作らないし餅もつかない今年は大掃除もしないので静かな大晦日を過ごしています。年末は慌ただしく過ごした方がさびしさを感じなくてすむのでしょうが、まあ、何もしない方が気楽ではあります。 今年は変化が少ない一年でしたが、4月にカメラ(CANON EOS M6)が壊れたのはちょっと気分が落ち込む出来事でした。最後は、パチンと音がしてファインダーが暗転。それっきり通電しなくなったのでバッテリーを替えたり、レンズを替えたり色々と試行錯誤したのですが無駄なあがきでした。そもそもデジタルカメラの寿命は約5~6年というのが定説ですので…

  • 【京都】秀吉・漱石ゆかりの宝積寺で紅葉を見る

    2024年11月下旬、京都・大山崎町、天王山の中腹にある宝積寺を訪ねました。 秀吉が明智光秀と戦った山崎の戦いの際は、秀吉の本陣が置かれていたという寺で通称「宝寺」。 今年は紅葉の見頃が例年より遅かったためか石段の脇にある大木の紅葉がちょうど見頃でした。 「宝寺の隣に住んで桜哉」宝積寺の隣にある大山崎山荘を訪れた夏目漱石が、当時、山荘にあった見事な枝ぶりの「憩いの桜」を詠んだ一句です。 「憩いの桜」とはどんな桜だったんでしょうね。漱石が詠んだほどですから、それはもう美しい桜だったはず。現在、大山崎山荘は美術館として公開されていますが、その庭でシダレ桜、ソメイヨシノ、八重桜などを見ることができま…

  • 【京都】紅葉の大山崎山荘美術館でワイエスを鑑賞

    「アサヒグループ大山崎山荘美術館」で開催中(2024年9月14日~12月8日)のアンドリュー・ワイエス展に行ってきました。 今回の展覧会で披露されるワイエス絵画は、埼玉県朝霞市にある「丸沼芸術の森」が所蔵する水彩・素描コレクション。 公式サイトで混み具合を確認して、混雑を回避できそうな平日の午後に訪問。チケットを購入するため、受付で少し待ちましたが思ったよりもすんなり入館できました。 実は「丸沼芸術の森」のワイエスコレクションは、2004年に姫路市立美術館で鑑賞済み。約20年経って再会したわけですが、やはり深く心に響きました。今回の展覧会は出品絵画が約30点ほどで展覧会としてはやや小規模。足を…

  • 【神戸】デ・キリコ展で248ページの豪華図録を購入、テーマ曲はドビュッシー

    行ってきました神戸市立博物館のデ・キリコ展。訪れたタイミングが平日の午前中だったので会場は人影少なめ。静かな会場で落ち着いて鑑賞できたのは幸運だったと思います。 有名なイタリア広場や形而上的な室内、マヌカンシリーズ、彫刻などの他、キリコが手掛けた舞台美術のスケッチや衣装も展示。衣装デザインにおいてもシュールなキリコワールドがぶれることなく繰り広げられていて圧倒されました。特に印象的だったのは、前身頃と後ろ身頃に手彩色でエビフライのような謎のキャラクターが大きく描かれたバレエ用のスモッグ。エビフライが登場するバレエってあるんでしょうか?謎です。 そして意外だったのは絵のサイズ。たとえば展覧会チラ…

  • デ・キリコ展に行かないと

    神戸市立博物館でデ・キリコ展が開催されています(2024年9月14日~12月8日)。10年ぶりの大規模な回顧展ということですので、この展覧会には行っておかないと後悔しそう。何事に対しても立ち上がりが遅い私にしては珍しく9月中に前売り券を購入して心待ちにしていたんですが、開催されてほぼ2ヶ月経とうとしているのにまだ見に行っていません。 のんびり構えていると展覧会が終わってしまいそうなので、11月中に見に行かねば。 デ・キリコといえば、美術の教科書に掲載されていたイタリア広場を思い出します。無人の広場に漂うなんともいえない空虚感が記憶の底にしっかりと刻まれているんですが、原画を見るのは初めて。原画…

  • 【神戸】秋の塩屋浜で「浜辺の宝石」シーグラスを拾う

    塩屋漁港の西側に広がる塩屋の浜には、美しい五色の玉石が打ち上げられています。この塩屋浜でシーグラスが採れるという話を聞いたので訪れてみました。ちなみにシーグラスとは、波に揉まれてガラスの角が丸くすり減り表面がマットな「曇りガラス状」になったガラス片です。 シーグラスは、打ち上げられた玉石の隙間でキラリと光ります。かなり小さいので見逃さないよう浜に這いつくばって探しました。シーグラスのもとの姿は、海に捨てられた酒瓶などのガラス製品ですから、海洋ゴミの一種なんですが、その美しさから「浜辺の宝石」と呼ばれることも。実際、このシーグラスを使ってアクセサリーを作ることもできます。最近は、飲み物の容器とし…

  • 【神戸】塩屋の異人館「旧グッゲンハイム邸」見学会へ――ベランダで眺める海・山陽電車・明石海峡大橋

    映画・ドラマのロケ地として 実はライオンス邸だった 映画・ドラマのロケ地として 明治から昭和初期にかけて外国人が移り住み、多くの異人館が建てられた塩屋の街。明治41年頃に建設された「旧グッゲンハイム邸」は、その時代の記憶が刻まれた重要な建築物の一つです。 現在は異人館の保存・維持のため、多目的スペースとして、また「繕い裁つ人(2014年)」「スパイの妻(2019年)」など、映画・ドラマの撮影地としても活用。毎月第3木曜日に開催される無料見学会では、誰でも館内を自由に歩くことができます。 1階西側の部屋に置かれたピアノ。まるで街角ピアノのようにさらりと自然に演奏が始まったので耳を傾けました。聞き…

  • 【奈良】橿原神宮の白い鳥居と青い龍。初めて境内でアイスを食べた

    白い鳥居 こんもり緑の畝傍山 白い鳥居 「日本のはじまりの地」として知られる橿原神宮。神戸からだと日帰りで行ける神社なのでいつかはお参りをと念じつつなんとなく先延ばしを続けていたんですが、先日、といっても数ヶ月も前ですが、ようやく参拝してきました。 橿原神宮の鳥居は素木造りで木の地肌が生かされています。橿原神宮の鳥居が築造されたのは昭和15年。令和2年に修築された際に、旧鳥居の状態を確認して比較的、傷みが少ない笠木・島木・額束はそのまま残したそうです。傷みがひどかった貫と横木と2本の柱はそのときに台湾・阿里山産檜を使って再建されました。 遠くから見るだけでは細部がわからないので鳥居に接近して確…

  • 【神戸】新港第2突堤のアリーナ建設現場がまるでアート

    神戸港の風に吹かれつつ散策していると目に飛び込んできた銀色の要塞。2025年4月に第二突堤にて開業予定の多目的アリーナ「ジーライオンアリーナ神戸」の建設現場ですが、まるでSF映画に登場する巨大な秘密基地のようですね。ちょうど帰宅するところだったんですが、スケール感に圧倒されて素通りできなくなり、その場に立ち止まってパシャリ。 工事現場なので近くに寄れなかったのが残念。PCで右側を拡大してみました。約10,000人もの観客を収容できる大規模施設なわけですから工事用の足場に使われる鉄筋の数も膨大なんでしょうね。一本だとただの建材でしかない鉄筋も、これぐらいの数量を高く組み上げると途方もない迫力です…

  • アウトドア感覚で快眠、寝袋でつくる収納スペース

    9月中旬をすぎても、相変わらず暑い日々が続いています。それでも8月のあの焼けつくような暑さとは少し違って朝晩の涼しさに秋の訪れを感じるようになりました。 寝苦しすぎる熱帯夜をやりすごすため8月中はタオルケットを寝具として使っていたんですが9月に入ったころから肌寒さで夜中に目がさめることも。 暑くても初秋ですからさすがにタオルケットは薄すぎますね。封筒型の寝袋があったことをふと思い出したので、思い切って掛け布団にしてみることに。 ファスナーを全開するとほぼ掛け布団と同じぐらいの大きさ。使ってみたら案外ぐっすりと眠ることができました。 いつか使うかもしれないと買ったものの使う機会がなかった寝袋なの…

  • 【神戸】湊川神社で手仕事の魅力に触れる「楠公さんの手づくり市」

    この記事は2024年4月に訪れた「楠公さんの手づくり市」についてまとめています。 ・・・・・・・・・・「楠公さんの手づくり市」は神戸市中央区にある湊川神社の境内で、毎月1日(1月を除く)開催されている入場無料のイベントです。 昭和17年に建造された湊川神社の表神門。奥へと伸びる参道の両脇に手づくり市の赤い旗が並んでいます。 湊川神社の祭神は楠正成公です。神社の木といえば杉や松、ヒノキが定番だと思うんですが湊川神社の境内には、楠公に因んだクスノキがたくさん生えています。クスノキは4月に紅葉して落葉する木。芽吹いたばかりの新芽のやわらかい緑と紅葉した赤い葉が混在している時期だったので、境内が幸福感…

  • 【神戸】兵庫運河を歩く(5)――新川運河と消えた兵庫城。中央卸売市場で鮮魚を味わう

    石垣には石仏も使われていた ととかな隊と市場の味 石垣には石仏も使われていた 新川運河にかかる入江橋の上から南の方角を眺めると、左手側にイオンモール神戸南が見えます。約400年前、この場所に兵庫城がありました。 兵庫城は、天正8年(1580年)織田信長の重臣・池田恒興によって築かれました。江戸時代には陣屋や勤番所が、明治時代に入ると兵庫県庁が置かれるなど、兵庫津のランドマーク的存在として使われた城ですが、築城後、時が移るにつれて少しずつ規模が小さくなり、明治8年(1857年)新川運河の開削と同時に完全に姿を消し「幻の城」となりました。 イオンモールの北にある石垣。「イオンモール神戸南」建設工事…

  • ワンコを描いてお盆の供養とする

    虹の橋をわたった愛犬が迷わず帰ってこれるように、今年も昨年と同じようにキュウリの精霊馬をつくる予定でした。ですが、特売日にキュウリを買い忘れてしまい精霊馬がない状態のままお盆を迎えることに。 精霊馬以外に、なにか簡単にできる供養の方法はないものかとお盆に関するいろいろな情報をパラパラと検索していると、むかし、遠野市を中心とする岩手県の中部地方に供養絵馬という風習があったことがわかりました。 絵馬といえば、一般的には文字で願い事などを書き込んだ小型の額ですが、供養絵馬は、横サイズが70~100センチほどもある大型の板絵で、そこには故人が来世で過ごす姿などがきめ細やかな筆致で美しく描き込まれていま…

  • 【神戸】六甲山のひんやりスポット――青葉トンネルを吹き抜ける風が心地よかった

    神戸市立森林植物園にある「青葉トンネル」を歩きました。 青葉トンネルは全長約90メートル。トンネル内部はカラーLED「mori no iro」でライトアップされています。春は「萌える緑」、初夏は「あじさいブルーシンフォニー」、夏は「涼とどける青のトンネル」、秋は「山燃ゆる紅葉色」など季節に応じてさまざまに変化。全7パターンのライトアップでトンネル内部を彩ります。 この日、トンネルの中を満たしていたのは涼し気な青い光のグラデーション。青が紫になり、また青へと戻る様子を観察できました。 ライトアップも美しいのですがトンネルの中を吹き抜ける風の心地良さにびっくり。森の木々が発散するフィトンチッドが空…

  • 【神戸】2024年夏もポートアイランドでひまわりが咲いた

    災害級に暑い日々が続いてバテ気味ですが、今年もポートアイランド南ひまわり広場にひまわりが咲いたという噂を聞いたので訪ねてみました。 見頃です。広場の端に小さな展望台が設置されていたので使ってみました。展望台といっても工事現場の足場っぽい金属製の簡易的なものですがその上に立つとひまわり畑全体を俯瞰できます。視点が少し上がっただけで風景の印象というのは変わるものなんだなと改めて実感しました。 葉が黄色く染まるほど花粉が落ちていました。 花粉目当てのミツバチやチョウが花畑の上を飛びまわる様子を眺めていると、茎にとまったセミが突然大きな声で鳴きはじめたのでびっくり。 セミの食物は木の樹液だけだと思って…

  • 【神戸】六甲山あじさい散歩「森林植物園」――アナベルの丘が見頃だった

    園内で約25種350品種、約5万株のアジサイが咲き誇る神戸市立森林植物園。アジサイが見頃となる6月上旬から7月中旬までは「森のあじさい散策」と題した特別期間となり講習会やコンサートなど多彩なプログラムが開催されます。 一度見てみたいと思っていた「アナベルの丘」がこの期間中に見頃になるため、7月上旬のよく晴れた暑い日、植物園の門をくぐりました。 期間限定で公開中だった「あじさい苗畑」はサラッと通り抜けて真っ直ぐ「アナベルの丘」へ。目的の丘があったのは多目的広場の入口辺り。ゆるやかな斜面が綿菓子のように丸く白いアナベルに覆い尽くされていました。太陽がほぼ真上にある時間帯なので少々影が濃い。うーん、…

  • 【奈良】緑輝く深田池へ――橿原神宮・南神門と白い雲

    橿原神宮、南神門広場の南に広がる深田池を訪ねました。深田池は、飛鳥時代に築造された古いため池で地域の歴史や文化と深く結びついています。推古天皇の御代に造られた畝傍池がこの深田池だったという説があり、当時は稲作を支える水源として使われていたそうです。 深田池の周囲には四季折々の美しい風景を眺めながらウォーキングやジョギングを楽しめる遊歩道が整備されています。 カワウ、アオサギ、コサギ、カワセミ、カイツブリなど一年を通してさまざまな種類の野鳥が飛来。気軽に野鳥を観察できるバードウォッチングスポットでもあります。 池の畔の木立で水鳥が賑やかに鳴いていました。声の主はカワウ(たぶん)。樹上で集団営巣し…

  • 【神戸】英国人少女が育った白い洋館「みなと異人館(2)」

    ポートアイランド北公園にある「みなと異人館」は1905年に英国人貿易商ヘイガーさんの邸宅として神戸北野町に建設され、80年代にポートアイランドに移築された洋館です。 ヘイガーさんにはルイーズさんという娘さんがいて、4歳から14歳までこの館に住んでいたそうです。館内の展示資料によると1984年、ルイーズさんがお孫さんと一緒にこの異人館を訪れていたので驚きました。実に69年ぶりのご帰宅だったようですね。 活発な少女だったルイーズさんは2階の室内をローラースケートで走って遊んでいました。洋館の長い廊下や螺旋状の階段は、子供にとっては良い遊び場だったと思います。お父さんとお母さんに怒られてもやめられな…

  • 【神戸】海まで10秒、神戸港を見渡せる絶景洋館「みなと異人館」(その1)

    ポートアイランド北公園にあるみなと異人館を訪ねました。 「みなと異人館」が誕生したのは1905年ごろ。英国人貿易商サムエル・ヘイガーさんの邸宅として北野町に建設されました。 戦後、日本郵船の船員寮として使われた後1981年に開催された神戸ポートアイランド博覧会に合わせて神戸港を一望できる北公園に移築。 喫茶スペースとして一般利用された時期もあったようですが、現在は神戸を拠点とする医療機器メーカー、シスメックスさんがゲストハウスとして活用しており一般人が館内に立ち入れるのは公開日のみ。 アジアの国々が植民地だった時代に発展したコロニアルスタイルの建物なので、簡素で涼しげ、リゾート感があります。 …

  • 犬の里親募集チラシに心が揺れる

    先日、マンションの掲示板に犬の里親募集チラシが貼り付けられていました。チラシに掲載された写真の犬は、おとなしそうな短毛茶色の高齢犬。写真の横には「狂犬病ワクチン接種済み」のコメント。小型犬より一回りほど大きいワンコですがマンションの規約で飼育OKの範疇です。 前に飼っていた犬が虹の橋を渡った後、新しい犬をお迎えしたいという気持ちが起きずもう犬を飼うことはないと思っていたんですが、チラシの中からまっすぐこちらを見返してくる犬の黒い瞳を見たとき、その気持がぐらつきました。 前に飼っていた犬は、朝と晩にそれぞれ30分ほどの散歩が必要な中型犬でした。 チラシの犬は小さいのでもっと短い散歩時間でも問題な…

  • 【神戸】時間が止まってる?映画のロケ地にもなったレトロ駅「西元町駅」

    祝日の午後。阪神神戸高速線 西元町駅へ。地下2階へと続く階段を降りるとタイル張りのホーム。やや薄暗い。地上はゴールデンウィークを楽しむ人々で賑わっているはずなんですが、駅ホームは人影まばらで時間が止まったような静けさ。古いトンネルの中に突然迷い込んだような気分になりました。 西元町駅の開業は昭和43年。壁には黄土色のタイルが使われています。この駅にただよう濃厚なレトロ感の正体はこの黄色が醸し出しているような気がします。当時施工されたタイルがそのまま残っているんでしょうか? ちなみにタイルの耐用年数は長いそうです。例えば、古代エジプト王ツタンカーメンが身につけていたマスクに使われたタイルは、今も…

  • 【神戸】五月晴れの空にエアーアーチとポートタワー

    中突堤の先端にあるオリエンタルホテルがくっきりと見える五月晴れの日。 突堤の西側に、黄色いエアーアーチが設置されていました。ツートンカラーのテントも突堤に沿うようにずらりと並んでいます。 エアーアーチの正体は「2024 神戸ミートミートフェア」の看板でした。5年ぶりの開催ということで会場は大賑わい。 ミート系の屋台だけでなく地場野菜の屋台も設置されています。小松菜が特売で信じられないほど安かった。 ミートフェア会場のすぐ横にポートタワーがあるので眺めてみたんですが、外観は工事前と変わりないですね。 4月末頃にリニューアルオープンを果たしタワー内に回転カフェ&バーとか、オリジナルグッズを販売する…

  • 【神戸】歴史と未来が交差する神戸海洋博物館へ 船の模型とカワサキのバイク

    2020年2月5日、神戸とみなとのあゆみをテーマに港の発展と神戸港の関わりを伝え未来の海事人材に寄与する施設としてリニューアルオープンした神戸海洋博物館。 メリケンパークで一番目立つ建築物は何と言ってもポートタワーですが、二番目に目立つ建築物といえばこの神戸海洋博物館ではないでしょうか。 館内に入るとエントランスホールの中心に据えられたロドニー号が目に飛び込んできます。神戸港開港から150年のあゆみを感じるプロジェクションマッピングを楽しみつつずらりと並んだ船の模型をじっくり鑑賞。 ノスタルジックな帆船や勇ましい戦艦、豪華なクルーズ客船、巨大なコンテナ船まで細部までしっかりと造り込まれた模型に…

  • 【加西】北条鉄道・ワンマン列車で「法華口駅」へ。木造駅舎と満開の桜に感動

    兵庫県小野市の粟生駅から兵庫県加西市の北条町駅までを結ぶローカル線・北条鉄道「法華口駅」を訪ねました。 駅舎は、大正4年に建てられた登録有形文化財。桜前線が北上する頃には、レトロ駅舎と桜を撮るため集まった写真愛好家でにぎわいます。 ちなみに北条鉄道を走っているのはワンマン列車ですので、乗車時に整理券を取り、降車時に運賃箱に現金を投入して精算するスタイル。実際には、運賃箱ではなく運転士が手に持ったコイントレーの中に運賃を入れました。支払いは現金のみ。ICOCAやPiTaPaなどのICカードは利用できないんですよ。 乗り降りの手続きなどは全て車両内で済ませるので、法華口駅の駅舎は、現在は駅としての…

  • 【神戸】2024年春 ポートアイランドでミツバチ飛び交う、菜の花畑が満開

    2024年3月末頃、「ポートアイランド南ひまわり広場」を訪れました。今年もきれいな菜の花畑ができていました。 ほぼ満開ですが、ツボミもたくさん残っていたので、まだまだ花が咲きそうです。 花の上を飛び交うミツバチが忙しそうに蜜を集めていました。いったいどこから来たんでしょうか。 ミツバチが巣をつくりそうな場所といえば六甲山。ひょっとすると、六甲山の麓に巣がありそこから飛んできたミツバチかもしれません。でも、セイヨウミツバチの行動範囲は巣から半径およそ3キロメートル。巣がある場所を新神戸駅周辺と仮定した場合、菜の花畑がある「南ひまわり広場」から新神戸駅までは約7キロもあります。それに、港は風が強い…

  • 【神戸】みなと元町駅と白い花。マリンロードが花盛り

    海岸線「みなと元町駅」前の街路樹が花を咲かせていました。この白い花はコブシですね。 みなと元町駅がある栄町通りは、かつて神戸の金融の中心地として賑わった場所です。当時の建物の多くは震災後に取り壊されてしまったのですが、旧第一銀行神戸支店の外壁はみなと元町駅の1番出入り口として今も利用されています。ちなみに、旧第一銀行神戸支店の竣工は1908年(明治41年)、設計者は辰野金吾です。赤レンガに白御影石を組み合わせる特徴的な様式は辰野式と呼ばれていたそう。縁起が良いとされている赤と白は銀行の壁に適した配色だったのかもしれません。 赤レンガを背景にすると花の白さが際立ちます。たまたま駅の前を通っただけ…

  • 【明石】宇宙への想いがつながるトンボの標識「子午線標示柱」

    明石市立天文科学館、北側にある不思議な柱 頂点にトンボがあしらわれていることから「トンボの標識」と呼ばれることもある子午線標示柱は、明石市立天文科学館の北側、月照寺の門前にあります。 昭和3年に京都大学観測班が行った天体観測で、人丸山上を東経135度子午線が通過していることがわかり、昭和5年、月照寺の山門前にこの標識が建設されました。その後、昭和26年に実施された再観測に基づいて、標識は11メートルほど移動され、現在ある位置に落ちつきました。 地球をあらわすカゴ状の球。切り紙細工のような「子午線」の文字プレートもファンタジックな可愛らしさ。 子午線とトンボに、どういったつながりがあるのか不思議…

  • 冷たい雨の中で咲いたカワヅザクラ

    2月末頃、「公園でカワヅザクラが咲いてる」と友人が言うので、寒さで落ち込み気味だった撮欲を奮い起しM6にマクロレンズをつけてバッグに入れて外出の準備をしました。 少し暖かくなったと思ったら、また急に寒くなる三寒四温がだらだらと続く季節は着る服に迷いますね。とりあえず動きやすい服を選んでおけば間違いないので七分袖のTシャツの上に、薄手のトレーナーを重ね着して、ダウンジャケットを羽織ることに。暑くなったらジャケットを脱げばいいので。 外に出ると、タイミングが悪いことに空からポツポツと雨が落ちてきました。いったん引き返してジャケットの上からさらにレインウェアを重ね着すると、ごわついて動きにくくなった…

  • 電気代より快適さ重視、エアコン24時間ONの効果

    今年の冬は、24時間エアコンつけっぱなし生活にトライしてみました。 私は60㎡弱のマンション生活なんですが、その広さであれば一台のエアコンですべての空間がそれなりに暖まるんですね。まだヒートショックを気にする年齢ではないのですが、脱衣所や浴室の空気がほんのり暖かいとホッとできます。そしてなにより、夜中に寝床を抜け出してトイレに行くときや、朝めざめたとき、寒さに震え上がらずにすむのが嬉しい。 体に「寒さ」というストレスがかからないので、気分的にもリラックスできます。 家の中を、ただ一定の室温に保っているだけのことですが、生活の質が少しだけ上がって、そのぶん幸福感もアップしたような気がします。 気…

  • 【姫路】朝日谷橋から眺める大津茂川の風景、ホトケノザのツボミが膨らんでいた

    姫路市、たつの市、太子町を通り抜けながら流れる二級河川・大津茂川は、散歩にうってつけの自転車・歩行者専用道が流れに沿って整備されています。 まだ2月ですが、川沿いの風景がそろそろ春めいているかも・・そんな気分になったので、ユニクロのフリースの上にダウンジャケットをはおって、歩行者専用道を歩いてみることにしました。 大津茂川にはいろいろな橋が架かっているんですが、その中のひとつ朝日谷橋に到着。橋の上から北の方角を眺めました。 大津茂川の流れの先に京見山、檀特山、朝日山などの山々が屏風のように聳え、川沿いに建ち並んだ住宅が閑静な街並みを形成しています。 朝日谷橋は歴史的なスポットではないのですが、…

  • 胃カメラ検査で明らかになったピロリ菌の存在

    神戸市から送られてきた市民検診の書類を見ながらこのごろの自分の体調について考えてみました。昔に比べるととにかく疲れやすくなったというか疲労感に悩まされることが増えたような気がします。そして、新しい物事に取り組む気持ちが起きにくくなったこと、やる気が出ないことも体調不良のひとつだと思います。こうした体の変化は、まあ老化現象なので解決法などはないのですが、万一、何かの病気が原因でそういった症状が出ているのであれば早めに手を打ちたいです。一歩踏み込んだ検査を受けるべき時期がきたのかもしれない・・市民検診の書類を見ているうちにそんな胸騒ぎに近い感情がむくむくとわいてきました。万札が7~10枚ほど飛んで…

  • 凍った水たまりが光る朝

    今年一番の寒波が到来した朝。自転車で横断歩道をわたっているとき車道と歩道の境目がキラッと白く光ったのが見えました。 誰かが道端に鏡を落としたのかと思ったんですが、よく見ると光っていたのは、鏡ではなく夜の間に凍りついた水たまり。 氷の上に自転車の前輪をうっかり乗せてしまうと滑るかもしれないので、ハンドルを握る手に力を込めつつ、凍結した道路の上をゆっくりと走行しました。 むかし、まだ小学生だったころ凍った水たまりの上をわざわざ歩いて氷がパリパリ割れる音を聞きながら登校しました。 その頃の自分であれば、氷で滑って転んでも、かすり傷ですんだと思います。でも今は、柔軟性や瞬発力が弱りきっているアラカン。…

  • 【神戸】六甲山で見つけた謎のリスは、山火事防止アニメ「リスのまとい」の主人公

    昭和のレトロなムード漂う防災看板 六甲山の大師道を歩いていたとき、タバコを吸って一息入れる登山者に注意を促すリスのキャラクターを見つけました。 かなり昔に設置されたもののようで、塗料が剥げ落ちサビが目立ちますが古風な絵柄が魅力的。 少し離れた場所の樹上にも、同じ看板がありました。 リスは長めのほうきのような道具を左手で握っているんですが、これはむかし、日本で使われていた防災グッズ「まとい」。時代劇に登場した火消し職人がこれと同じような道具を握って屋根の上で飛び跳ねているシーンを見たことがあります。 山火事防止のシンボルとして昭和47年に誕生 看板のリスは、林野庁の山火事防止のシンボルとして昭和…

  • 鶴橋商店街のキムチはまろやかな辛さだった

    昨年末、大阪の鶴橋商店街を散策したとき、両親へのお土産にとキムチ専門店『豊田商店』さんできゅうりのキムチを買いました。が、年末の忙しさにかまけて両親宅に行けず結局、自分で食べることに。 いつもより多めのお茶を準備して、ちょっと身構えつつ口に運ぶと、ジューシーでまろやかな予想外の味わい。唐辛子の刺激をきゅうりがしっかりと吸収する感じで、ご飯のおともにちょうど良いほどほどの辛さでした。これが本場の味なんでしょうか。 キムチは血行を促進し、冷え性を改善する効果が期待できるそうなので食べると寒さに強くなれそうな気がします。 マンネリ化した食卓にピリッとした刺激を与えてくれたので買ってよかったなと思った…

  • 【大阪】カニとフグが大迫力、なにわの台所「黒門市場」を歩く

    質の高い品物を入手できる市場として知られる「黒門市場」。黒門という呼び名の由来となったのは、市場の近くにあった圓明寺の黒塗りの山門。江戸時代、その山門の前に魚を売る市が出たことが起源ですが、明治時代に、圓明寺と山門はともに焼失したそうです。 正月準備の買い物客が往来する「なにわの台所」のにぎわいはどれほどのものか、体感するため2023年12月某日に黒門市場を訪ねました。 買い物客でごった返す商店街。ものすごいにぎわい。 巨大なカニの足に驚愕。こんなに大きなカニは食べたことありません。そしてその価格にも度肝を抜かれました。 集英社オンラインの記事によると、黒門市場は一時期、外国人観光客に合わせた…

  • 新年のごあいさつ

    新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 元旦ですが寒いので初詣は中止。年末に撮った写真の中から正月っぽいもの選んで現像することに。黒門市場のアーケードにいた四霊獣の写真をライトルームでのんびりと現像しているとマンションが微妙に揺れ始めました。 神戸は震度3でしたが建物が揺れながらきしんでミシミシと音をたてたので冷や汗が。今はテレビが報じ続ける石川県の地震情報を見守ることしかできないのですが、被災地の皆様がご無事であることを心から願っています。 (2023年12月撮影 機材:CANON EOS M6)

  • 【神戸】大数珠をぐるぐる回して煩悩を払った

    2023年、1月10日。柳原恵比寿神社「十日えびす大祭」を参拝した帰り道。真っ暗な小道を歩いていると、オフィスビル風のモダンな建物の一角そこだけがポツンと光り輝いている場所がありました。 minatoblue.hatenadiary.jp 光っている場所の中央には、小さいけれど何やら神聖なオーラを放つ僧侶像が鎮座しておられた。 僧侶像の右と左には、真新しい赤いよだれかけをきちんと付けたお地蔵さんが僧侶像を護るように佇んでいる。グーグルマップで調べてみるとここは「遍照光院」というお寺で、光っている場所は、そのお寺のお堂のようでした。 お堂の屋根を突き破るようにして高い場所から特大の数珠がぶら下が…

  • 【神戸】JR神戸駅前のデゴイチ――D51 1072とツバメのヘッドマーク

    JR神戸駅の線路海側に展示されている蒸気機関車「D51 1072」。ヘッドマークの二羽のツバメに惹かれて撮りました。 以前は別のデザインのヘッドマークが付いていたんですがいつの間にかお化粧直しをしたみたい。このヘッドマークの正体は?国鉄時代の電車事情に詳しい友人によると「これは国鉄時代の『特急つばめ』のヘッドマークとちゃうか?むかしは蒸気機関車が特急を引っぱって走ってたんやで」 ツバメのように素早いという意味が込められたヘッドマークなのでしょうね。 さて、このデゴイチが現在の場所に設置されたのは1992年。以前は、元町商店街西口の前の「きらら広場」で保存されていたのですが、広場再整備に伴い、高…

  • 【神戸】元町商店街で紅葉をプレゼントされた

    11月28日、三宮の病院で健康診断を受けたあとすぐに帰宅するのは惜しいのでそのままふらふらと元町商店街へ。 元町商店街のアーチ看板に取り付けられた真っ赤なリボンの装飾がクリスマスムードを盛り上げています。 よく見ると、大丸の前にある街路樹が紅葉しています。そしてその上にリボンの装飾が。今年は紅葉の名所に行けなかったので、見頃の紅葉を商店街にプレゼントしてもらえたような気分になれました。サプライズがうれしい。 春、さくらが綺麗だった「みなとのもり公園」の様子を見たくなったので、ちょっと立ち寄ってみることに。ランニングコース沿いのイチョウの葉がレモンイエローに変色していた。 イチョウは寿命が長い植…

  • サバイバル道具としてのシャワーキャップ――カメラのレインカバー、食品ラップ、捕虫網に

    「TOOLS 命を救った道具たち」は世界各地を探検旅行する作家・探検家の高橋大輔氏によるサバイバル道具本。「ジッポライター」「ミニマグライト2AA」「又鬼山刀」など、高橋氏が愛用するヘビーデューティーな道具たちに混じるようにして紹介されていたのが「シャワーキャップ」。シャワーキャップの役割は髪を水滴から守ることですが、そうしたシャワーキャップ本来の用途以外にもさまざまな使い方があるそうです。 箇条書きすると 1.カメラにかぶせて雨除けに2.携帯電話など濡らしたくないものを包む3.テント泊で、皿に盛った食品にシャワーキャップを被せる(ラップ代わり)4.捕虫網として使う(蝶などの採集)5.木の実な…

  • 【神戸】「神戸マラソン2023」明石海峡大橋の下でランナーを応援

    JR舞子駅の前で、明石海峡大橋の下を走る「神戸マラソン2023」ランナーをパチリ。4年ぶりに開催された「神戸マラソン2023」。マラソンのスタート地点は神戸市役所前、フィニッシュ地点はポートアイランドの市民広場駅付近。西舞子が折り返し地点なので、舞子駅の前は往路と復路が並列しています。 折返し地点を目指して西へと向かうランナー、ゴールを目指して東へと走るランナーが明石海峡大橋の下ですれ違う。がんばれ。 ・・・・・・・・・ 大橋の下をくぐり抜けて舞子公園へ。緑地帯にちょっとした屋台村ができていました。ベビーカステラのキッチンカーの前にできた長い行列を横目で見ながらモニュメント「BE KOBE」の…

  • 【神戸】神戸ポートタワーの工事用シートが外されていた

    今にも降り出しそうな空の下港を歩いているとき、神戸ポートタワーの工事用シートと足場がなくなっていることに気付きました。 10月中旬の花火大会の日にシートが一部外れていてタワーの上部は見えていたんですが、陽光の中で全体像を眺めるのは本当に久しぶり。蛹からかえった蝶のように、以前とは異なる姿に変貌したポートタワーを勝手に妄想していたんですが、シートの下から現れたのは工事前と同じ外観のポートタワー。拍子抜けと安堵がごちゃまぜになった複雑な気分でタワーをしばらく見つめました。 屋上には展望施設が新たに完成しているそうです。リニューアルオープンは2024年の春の予定。台風などの影響で工事が遅れたことや、…

  • 【大阪】日本一長い「天神橋筋商店街」で盆正月の縁起物を買い揃えたい

    この記事は、2020年の1月2日に訪れた「天神橋筋商店街」についてまとめたものです。 日本一長い商店街として知られる天神橋筋商店街。店舗数はおよそ800、南北の長さは約2.6キロ、端から端まで歩くと40分ほどかかるそうです。 白いアーチ看板に黒い文字でくっきりと「天神橋1丁目」。1丁目ということは、ここが商店街の入り口?とりあえずアーチをくぐって歩いてみることに。 ぶらぶら歩いているとお迎え人形のアーチ看板が出てきました。道頓堀のカニといい、このお迎え人形といい、精巧なつくりの立体看板は大阪の名物ですね。ここまで完成度が高い立体看板は他の地域ではなかなか見ることができないのでは。 この日は、正…

  • 80歳で免許を返納した父に自動運転車を贈りたい

    シニアの免許返納事情 93歳で免許返納を決断した男性にBSS山陰放送が密着取材した記事をYahooニュースで読みました。 まず、取材された男性が93歳まで車を運転していたという事実に驚いたのですが、生活の足がなくなるとスーパーや病院にも行けなくなるわけなので、「運転できるうちは免許を手放したくない」という気持ちは理解できました。 公共交通機関が充実している地域に住んでいるのであれば車がなくなってもそれほど困らないと思いますが、そうでなければ、免許を返納してしまうと生活ができなくなるかもしれません。 ちなみに、うちの父は80歳になったとき免許を自主返納しました。父の場合、自宅周辺の慣れた道路を走…

  • 自転車のヘルメットを買うべきか迷う

    自転車のヘルメット着用が努力義務になって半年が過ぎたんですが、私はまだ着用していません。 ドライヤーで熱を当てるなど苦心惨憺してふっくら感を出している頭頂部の髪がつぶれてしまうのでできればヘルメットはかぶりたくないんです。 安全面に関しても、若い頃のようにスピードを出して走行することはないので、事故に遭う確率は低いでしょう。 今のところ「努力義務」なので、ヘルメット無しのまま自転車に乗っていたんですが最近、自分の反射神経がかなり鈍っていることを再確認する出来事があったのでちょっと不安になってきました。 昔より確実に転びやすくなっているんです。転んでも受け身ができないというか手でとっさに自分の体…

  • 【神戸】10分の花火大会「みなとHANABI 2023」で久しぶりにポートタワーを見た

    2023年10月16日(月)~20日(金)まで神戸で開催されている花火イベント「みなとHANABI 2023」。 開催期間は5日間と長いのですが、打ち上げ時間は短く18時30分~40分。たったの10分間のショートタイムイベント。 昨年に引き続き会場はメリケンパークです。 minatoblue.hatenadiary.jp 18時30分ちょい過ぎに一発目の花火。ほんとうはビールでも飲みながら観たいんですが写真を撮るので今日は禁酒。打ち上げ時間が短いので試行錯誤する余裕はありません。何も考えず10分間レリーズのボタンを押しまくりました。 ポートタワーと対面するのは久しぶり。工事用シートの上部が取り…

  • 【神戸】2023年秋、ポートアイランドのキバナコスモスが見頃

    神戸市中央区にある「ポートアイランド 南ひまわり広場」でコスモスが咲いていました。 広場の花畑は「田」の字のかたちに4面に分割されていて、そのうち2面にキバナコスモス、残り2面にピンク色のコスモスが植栽されています。キバナコスモスはほぼ見頃。この花の原産地はメキシコ。大正時代の初めに輸入された記録が残っており、メキシコとまるで異なる気候の日本で野生化している強い花です。 ピンク色のコスモスの品種を特定できないのですが、開花状況はご覧の通りまばら。ピンクコスモスの見頃はまだ先ですね。 minatoblue.hatenadiary.jp 花畑と花畑の間に伸びる砂利道をテクテク歩くナナホシテントウ。…

  • 里山の彼岸花、海沿いの街の彼岸花

    人が植えた花 夏の暑さがようやくやわらいで秋らしい冷たい風が吹くようになりました。 忙しさにかまけて忘れていたんですが9月中下旬は、彼岸花が見頃の時期でした。彼岸花を見るのであればこの週末が最後のタイミングかも。出かけるかどうか迷ったのですが、見頃も終盤になると多くの花が萎れるのでやめておきました。 ところで、日本の彼岸花は種子では子孫を残せないそうですね。彼岸花は野性味がある花なので意外でした。自然に生育地を広げられないのに、どこででも咲いているのは、たくさんの人の手がかかっているということ。あぜ道に生えている彼岸花も、線路脇に生えている彼岸花も、すべて人が植えたということであれば感慨深いも…

  • 【姫路】姫路駅の名物「えきそば」――レトロかわいい電車型店舗を眺めた

    姫路駅の名物「えきそば」のお店。旧国鉄をイメージした電車風の外観があまりにもかわいいので、姫路駅に行くたびに撮ってしまいます。「えきそば」の起源は古く、終戦後の混乱期にルーツとなる食品が誕生したことを最近になって知りました。 まねき食品の公式サイトによると、そのころ統制品であった小麦粉の代わりに、こんにゃく粉とそば粉をまぜてうどん風の食品がを考案したそう。これがえきそばの始まり。 当時は、食材が手に入りにくかった時代ですから、うどんの歯ごたえを出すのは難しかったことでしょう。こんにゃく粉を混ぜるという逆転の発想がヒット商品を生み出したのかもしれません。 その後も試行錯誤を重ね、かんすいが入った…

  • ベランダの謎――メダカバケツから大量の水草が出ていた

    ベランダに水草が入ったバケツを置いて、メダカを飼っています。日々、水草とメダカが成長する様子を観察して楽しんでいるのですが、ある日、そのバケツに謎めいた出来事が起こりました。いつものようにメダカにエサをあげようとベランダに出るとバケツの中の水草が大量に引き出され、外に広がっていたのです。 誰かがやったに違いないのですが、人間がわざわざベランダに入ってきて水草を引っ張り出して帰るとは考えられません。ネコか鳥の仕業でしょうか? ネコは好奇心旺盛で、前足を器用に使う生き物ですが水を嫌います。水中から水草を引き出すには前足を水に浸けて爪を巧みに使う必要があるのですが、水嫌いなネコがそこまでするのか疑わ…

  • 大正時代の忍者本「忍術の極意」で旅の心得を学ぶ

    忍術のあれこれを丁寧に解説 忍者の旅行教訓歌「空腹で風呂に入るな」「大酒は控えろ」 長い距離を歩いても疲れない忍者流歩行術 忍術のあれこれを丁寧に解説 忍術に焦点を絞った解説書「忍術の極意」が発刊されたのは大正6年。古い本ゆえに文体や表現が今の感覚とは異なる。歯が立たないところは読み飛ばし、読みやすいところだけ拾い読んでみるとなかなか面白かった。 (出典:国立国会図書館デジタルコレクション「忍術の極意」) 著者は評論家・小説家の伊藤銀月氏。「新宿区ゆかりの人物データベース」によると伊藤銀月氏は明治4年生まれ。秋田県立秋田中学を中退したのちに上京、27歳のときに「万(よろず)朝報」の記者となり、…

  • 【神戸】兵庫運河を歩く(3)~「大輪田橋」災禍の記憶を伝える星座とカタツムリを見た

    新川運河(神戸市兵庫区)に架かる石貼り鉄筋コンクリート造の3連アーチ橋「大輪田橋(おおわだばし)」。この橋は、大正13(1924)年に建造されました。 minatoblue.hatenadiary.jp 西側の親柱。大輪田橋には、1945年の神戸大空襲の炎による焼け焦げ跡が今も残されています。 1995年に発生した阪神淡路大震災で3本の親柱が崩落。西側の親柱の上部は失われています。 崩落を免れた東側の親柱の上部には長い柱が残されています。震災前は、すべての親柱がこのような状態だったのでしょう。この親柱は現在「戦災と震災のモニュメント」として、上部4面に照明が埋め込まれた状態で保存されています。…

  • マンションの一階で季節のうつろいを楽しむ

    あれほど騒がしかったセミの声もパタリと消え、静かになった公園の草むらでコオロギが鳴いています。相変わらずの猛暑ですが、朝夕だけは涼しい風が吹くようになりました。 ・・・・・・・・・・・・ 集合住宅の一階に住んでいると、防犯性の低さや騒音に悩まされることもあります。 壁や柱を伝ってベランダや室内に虫が入り込んでくることも少なくありません。 先日も、ベランダの床をホウキで掃いているとテーブルヤシの葉の裏側からカネタタキが飛び出してきました。 ベランダに上がってくる虫は害虫扱いされがちですが、受け入れてしまえばそれも風物詩のひとつ。低い位置に窓がある一階に住むと戸建て住宅ほどではないですが、四季折々…

  • 焼きそば800円、カレー1000円・・屋台の値上がりが気になる

    値上がりの夏 屋台グルメは豪快に 十日えびす大祭(2023年1月)の屋台グルメのお値段は? 値上がりの夏 猛暑と値上がりに悩まされる夏ですが、祭りの屋台で売られている食べ物も値上がりしているそうです。 マネーポストWEBによると、夏祭りの屋台の焼きそばが800円、かき氷400円、たこ焼き700円、お好み焼き800円、そして海の家では、カレーが1000円、かき氷800円で販売されているそう。 「祭り」という非日常空間で販売される屋台の食べ物はもともと割高感がありますが、それにしても焼きそば800円は高いです。 屋台グルメは豪快に 値上がりの原因は、原材料費の高騰だと思うのですがこういった場合、皿…

  • キュウリに乗ってワンコが帰ってきそうなお盆

    お盆になると「地獄の窯のフタが開く」という話を聞いたことがあるのですが、今年の夏は、まさに開いたフタから地獄の火が吹き出しているような暑さです。 ご先祖様がそれぞれの場所にスムーズに帰れるよう、しばらくの間、窯のフタは開いたままなので、数年前に天寿を全うした愛犬も他の精霊たちと一緒に戻ってくるかもしれない・・そんな気分になったのでワンコが迷子にならないように迎え火を焚くことにしました。 炮烙(ほうらく)と呼ばれる素焼きの皿の上に、麻の茎の皮を置いて、玄関先や庭先で火を焚くのが正式な迎え火。でも、麻の茎の皮は簡単に手に入らないですし、たとえ用意できても、細かな規則に縛られたマンション生活ですので…

  • 猛暑と私的なゴタゴタに悩みながら、何を撮るか考えた

    災害レベルの記録的な猛暑日が続いているので遠くへは行かず、最近は自宅周辺の草むらや花などを撮ったりしています。もともと広がりがない写真を撮りがちだったのですが、最近ますます視野が狭くなっている感じ。 動きが鈍っているのは、猛暑を避けるためだけでなく、私生活がゴタゴタしているからですがそれにしても動きがない今の状態はまずいと感じています。 神戸は観光地なので、すでに何もかも撮り尽くされているのですが、街は変化し続けています。何も発見できないのは、物を見る意欲が落ちているからでしょう。 技術力があるわけでないのに好奇心まで失ってしまうとまずいですね。 動けばひとつふたつは拾えるものがあるので、気分…

  • セミの鳴き声がうるさいので計測したら予想外の数値だった

    今住んでいるマンションのベランダの前に、まとまった木立があるのですが、その木立の中で早朝からシャワシャワとクマゼミが鳴いています。窓を閉め切ってエアコンをかけているのですが、ガラス戸の隙間からセミの鳴き声が漏れてくるのです。 毎年のことなので慣れてはいるのですがセミの声の大きさには圧倒されます。 鳴くのはオスだけ。メスを惹き付けるために鳴くそうなのでシャワシャワ、ミンミン、ジージーという騒々しい声はオスゼミのラブソングなんですね。 声量において昆虫界最強という呼び声が高いセミですが、騒音測定アプリで鳴き声を測ると、60dB~70dB(デシベル)あたりの数値が表示されました。これは「普段の会話、…

  • 【神戸】「ポートアイランド 南ひまわり広場」2023年もひまわり畑ができていた

    ポートアイランド「計算科学センター駅」北側にある「ポートアイランド 南ひまわり広場」。一昨年(2021年)昨年(2022年)に引き続き、ひまわり畑ができていました。 私の頭より少し上の位置で花が咲いているので草丈は160~180cmほどでしょうか。 花の直径はおおよそ20センチほど。去年より幾分小ぶりな花のように思えるのですがオレンジ色の花弁が明るくさわやかな印象です。 minatoblue.hatenadiary.jp きれいに咲きそろっています。 花の蜜を集めているミツバチがいました。ひまわり(黄色)ミツバチ(黄色)。黄色✕黄色の保護色効果でミツバチを見分けられないのですが花芯の手前あたり…

  • 【姫路】姫路城のビューポイント「男山配水池公園」、198段の階段で冷や汗をかいた

    姫路城の西、男山の頂上にある「男山配水池公園」を訪れました。 男山配水池公園は、姫路市内で最も古い配水池(昭和4年に整備)で、姫路城十景のひとつに数えられるビュースポット。公園へと至る198段の階段が有名ですが、実際に登ってみると冷や汗が出てきました。手すりがなければ、途中で引き返したと思います。 地上から頂上まで真っ直ぐ伸びている実に効率的な階段ですが、勾配がかなりきついのでバランスを崩すと危険かもしれません。体幹が弱った中高年は要注意です。 階段を登りきり「男山配水池公園」に到着。それほど広くない公園なので5分もあればぐるりと一周できます。 園内に花壇やベンチが整備されているので地域の方々…

  • 毎朝10分の散歩で脳が活性化。かんたん脳活で切り替えが早い人になりたい

    すきま時間にYou Tubeで音楽や雑学動画をつまみ食い的に再生して楽しんでいます。 先日いつものようにYou Tubeで面白そうな動画を探していると精神科医・樺沢紫苑氏の「切り替えられないを直す方法」という動画が目にとまりました。 ひとつの物事に囚われたり、失敗したことや怒られたことを何度も思い出すなど、「頭を切り替えられない」症状の解決策をまとめた内容。 切り替えられない原因は、脳の前頭葉の機能が低下してセロトニンが出なくなっているから。 そして、低下したセロトニンはごくごく簡単な習慣で高めることができると説明されていました。 樺沢先生曰く、起床後1時間以内に5~15分ほどの朝散歩習慣を身…

  • スケッチを通して花を知る「中島千波の日本画基礎講座 花を描く」

    昔読んだスケッチの技法書に「しべは花の主役。人間にたとえれば顔であり、目にあたる部位である。しべを精密に描くことで絵はしっかりとしたものになる」という記述がありました。不思議なことに、その言葉は私の心の奥深くに残っていて、今現在、花を撮影する際には自然と「しべ」にピントを合わせています。 スケッチの技法書が、まだ手元にあったので久しぶりに開いてみました。 「中島千波の日本画基礎講座 花を描く」。某放送局の教養番組の内容を一冊の教本として簡潔にまとめたもので日本画家・中島千波が、チューリップやパンジー、桜、バラなど春から夏にかけて咲く花の描き方を、わかりやすく解説しています。 中島画伯のスケッチ…

  • 【神戸】「5匹で補助金1万円」大人気ペットだったミドリガメが捕獲対象に

    増えすぎた「ミドリガメ」 1970年代にペットとして地位を確立 増えすぎた「ミドリガメ」 数日前、神戸市の「自然環境保全活動補助事業」に関する補助金が話題になりました。「外来種のアカミミガメを5匹つかまえたら1万円の補助金が支払われる」という内容の取り組みで、非営利団体が捕獲したアカミミガメの引き取りを神戸市が実施しています。 アカミミガメは「ミドリガメ」の通称でペットとして輸入・販売され一般に広まった生き物。幼体は、精巧な食玩のように愛らしいのですが、成長すると水槽に収まらないぐらい大型化。飼育しきれず野外に放出された結果、市街地の池や川で増えてしまったんでしょうか・・。 1970年代にペッ…

  • 【神戸】クルーズ客船「ベリッシマ」を見送った――夜のクルーズ船は豪華絢爛

    神戸港に入港したクルーズ客船としては過去最大となる「MSCベリッシマ」。その出港を見送るため神戸ポートターミナルを訪れました。港を発つのは午後8時なので、ひょっとしたらいい感じの夜景を撮れるかもしれません。 撮影場所を探しながら客船を見物したかったので早めに出動。ターミナルの送迎デッキに到着したのは6時過ぎごろ。 まだ明るいですね。ちょっと早すぎたかなと思ったのですが、それなりに人が集まっていました。夕焼け空と客船を撮りたかったんですが残念なことに曇り空。梅雨だから仕方ないですね。 送迎デッキにぴったりと寄り添うように停泊するベリッシマ。その全長は315メートル、幅43メートル、高さ65メート…

  • 【神戸】三宮ぶらりアジサイめぐり――メリケンパークと東遊園地のアジサイが見頃

    アジサイは、神戸市の「市民の花」に制定されているので、街中の公園や道路脇で目にすることが多い花です。雨が上がったタイミングを逃さず訪ね歩いてみることにしました。 まずは東遊園地。遊歩道の脇でこんもりと丸い花がたくさん咲いていました。色付きも良くちょうど見頃。 少し離れた場所で咲いていた花。淡いピンクが上品。 東遊園地って水遊びスポットもあるんですね。涼しそう。 旧居留地辺りに移動。神戸市立博物館の前に行列ができていました。「ジブリパークとジブリ展」が開催中。映えポスターのモチーフはトトロ、大きなトトロの中に、小さなトトロとネコバスが描かれています。ポスターの前はちょっとした撮影スポットと化して…

  • 命を育む恵みの雨――メダカの赤ちゃんが続々誕生

    じめじめ感を伴う蒸し暑い日々が続く梅雨。やりきれない気分になる時もありますが、恵みの雨で潤った山や川は活気にあふれています。 ところで、ベランダで育てているメダカが卵をたくさん産みました。梅雨は、新しい命が生まれる季節でもあるようです。 メダカを飼育したことがある人は知っていると思うのですが、大人メダカは、たまに卵を食べてしまいます。 なので、水草に産み付けられた卵を見つけたら、その都度、プラケースに移動。半透明の卵は水の中では識別が難しいのですが、それなりの数の卵を救出しました。 先日の朝、何気なくプラケースをのぞくとたくさんの赤ちゃんメダカがチロチロと水面近くを泳いでいました。祝。苦労が報…

  • 【神戸】展望風呂があるクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」――洋上の整い体験に憧れる

    神戸港に入港した「ダイヤモンド・プリンセス」がポートターミナルに停泊していたので見に行きました。抜けるような青空とまではいかないですが、まずまずのお天気。ポートターミナルに横付けされたダイヤモンド・プリンセスが船尾を神戸大橋の方角に向け、錨を下ろしていました。 真っ白い船体に、長い髪を風になびかせるプリンセスの横顔がありました。美しい。いかほど用意すればこのステキな船に乗れるんでしょうか。きっとお高いのでしょうね・・。「神戸発 横浜着 九州・韓国ショートクルーズ6日間(2023年)」の旅行代金を調べてみると、スタンダードの最安値は約6万円(2023年6月現在)。窓がない部屋を選んだ場合、この料…

  • 【神戸】錨を下ろした練習帆船「日本丸」――金色の女神像と「ねずみ返し」の猫

    海技教育機構の練習帆船「日本丸」が神戸港・第一突堤に錨を下ろしていました。 日本丸は、初代日本丸の代替船として1984年に建造された練習帆船。船舶職員を養成する実習訓練に必要な教育設備が完備されており、初代日本丸をしのぐ帆走性能を誇ります。 船首。金色の女神像「藍青(らんじょう)」が手を合わせていました。 日本丸は「太平洋の白鳥」と呼ばれる美しい船。丁寧にメンテナンスされた船体には傷や汚れがなく真っ白な状態に保たれていました。 帆柱とロープ。帆を下ろしています。 ロープに円盤のようなものが付いています。この円盤は、何に使われているのかな・・? 猫がロープを両手でぐっと握っている様子からすると、…

  • 【神戸】光と風のパワースポット「五色塚古墳」――円筒埴輪の向こうに広がる海と明石海峡大橋

    兵庫県で最も大きな前方後円墳「五色塚古墳」を訪ねました。 JR垂水駅で下車して15分ほど歩くと「五色塚古墳」に到着。入口の横にある小さな管理事務所に入って、管理ノートに「どこから来たのか、何人で来たのか」を記入した後、パンフレットをいただいて入園。入園料は無料でした。 この古墳が築かれたのは、古墳時代中期・4世紀後半。今は、表面が石で覆われていますが、昔は松がたくさん生えていたそうです。この松は、第二次大戦中に伐採されて舟材となり、戦後になると、古墳の表面が開墾され畑として使われたそう。古墳の上は日当たりが良く風通しも抜群なので、野菜がすくすく育ったことでしょう。 畑とともに古墳は壊されたと考…

  • 【神戸】メリケンパークの空に飛行機雲、錨を下ろした安宅丸を見た

    メリケンパークの空を横切るように浮かんだ白い飛行機雲。地域に密着した日帰り旅に徹しているのですが、飛行機雲を見ると空の旅へのあこがれが広がります。 港に錨を下ろしていた「御座船 安宅丸(ござぶね あたけまる)」。目に鮮やかな真紅と、帆で泳ぐ鯉のぼりが港の風景に活気をもたらしていました。 この安宅丸、2021年5月まではお座敷・レストラン船として東京湾をクルーズしていました。当時は、全国の料理を満喫できるプランや、和洋中料理を堪能できるコースなどが船内レストランで提供されていた模様。船上演劇も楽しめたようです。 活躍の場を神戸港に移してからは、約40分かけてゆったりと港の中をめぐる遊覧船としての…

  • マイナンバーカード、公金受取口座の登録を迷う

    両親のマイナンバーカードやマイナポイント申請などの手続きを私が代行しています。80歳を超えた両親のマイナンバーカードに公金受取口座を登録することに、漠然とした不安を感じたので、いったん保留していたのですが、先日、ようやく手続きを済ませました。 「公金受取口座は登録しない」という選択肢を検討してみたのですが、国の指針には逆らえないですし、7500円分のマイナポイントを逃すのはやっぱり惜しいですね。用心し過ぎかもしれませんが、両親が普段使っていない半休眠状態の口座を登録することでリスクを回避することにしました。 ところで、政府は2024年秋に保険証を廃止して、マイナンバーカードと健康保険証が一体化…

  • 【姫路】姫路城から姫路競馬場へ――瓦屋根風の装飾がついたレトロなやぐらを発見

    姫路駅前でレンタサイクル「ひめチャリ」を借りて姫路城へ。ひめチャリは、上手く使うとたった100円で一日中レンタルできるコスパの良い貸自転車ですが、詳しい説明はまたの機会に。 お城の北側の公園に行ってみました。芽吹いたばかりの若葉がみずみずしい。 石垣と新緑。 姫路城は何度も訪れているので、今回は趣向を変えて野里街道を北上することに。途中、雲松寺周辺を探索してみたのですが、路地の中に迷い込んでしまいました。たまには迷子になってみるのも楽しいものです。 住宅と住宅の隙間を流れる船場川沿いを走り抜けた後、川沿いの写真を撮り忘れたことに気付いたのですが、引き返して撮りなおす気持ちがおきなかったので、そ…

  • 【京都】下鴨神社でいただく葵祭の味、申餅は素朴な甘さだった

    この記事は、2018年5月に訪れた下鴨神社の休憩所さるやについてまとめたものです。 かつて葵祭で食されていたという「申餅(さるもち)」。下鴨神社の名物でもあるこの申餅を食べるため、下鴨神社境内の休憩処「さるや」さんを訪れました。 暖簾をくぐり、申餅と黒豆茶がセットになった「申餅とまめ豆茶セット」を注文。確保した席で待っていると、餅と黒豆茶、塩が入った皿などが並んだ白木の盆が運ばれてきました。 申餅の原材料は、丹波産の小豆、餅米、砂糖のみ。このお餅は、かつて葵祭の申の日に、神前に御供されたことから「葵祭の申餅」と呼ばれ親しまれていました。餅の色は「はねず色」と呼ばれているのですが、小豆の煮汁で色…

  • 【明石】魚の棚商店街をぶらり、公園で明石焼きを食べる

    店頭にイキの良い鮮魚や乾物がズラリと並ぶ明石の台所「魚の棚商店街」。豊漁を祈願するために船上に掲げられる大漁旗が、ここではアーケードに飾られています。 視界を埋め尽くす無数のタイ、タイそしてタイ・・・ タコは赤い色をしているものだと思ったのですが、黒いタコがいました。壁から今にも飛び出しそうな迫力の「べんてんのうおんたこくん」。よく見ると小タコもいます。 さて、お昼に何を食べるか考えながら歩いていたのですが、天気も良いことですので、名物の明石焼きを買って公園で食べることに。前から気になっていた鍛冶屋町の「本家 きむらや」さんへと足を向けました。店の前に掲げられた品書きを確認すると1人前が20個…

  • 【神戸】東遊園地がリニューアルオープン――利用したい、カフェレストランと屋外図書館

    三宮各駅から歩いて10~15分程の場所にある東遊園地。神戸市が主催する様々なイベント会場としても利用されており、「神戸ルミナリエ」や「阪神淡路大震災1.17のつどい」などが開催される都市公園です。 神戸市は2021年10月から東遊園地の再整備を進めていましたが、2023年4月初旬に北側エリアとにぎわい拠点施設「URBAN PICNIC」の整備が完了。早速訪ねてみると、公園全体がずいぶんとすっきりとした印象に変わっていました。 円形の芝生広場が大小2つ並び、芝生を囲むように遊歩道が設置されていました。ウォーキングやジョギングを楽しめそう。 ふかふかな芝生の上で、ミニコンサートやフィットネス、ヨガ…

  • 【神戸】「ポートアイランド南 ひまわり広場」の菜の花畑を訪ねた

    近場の花スポット「ポートアイランド南 ひまわり広場」に今年も菜の花畑が整備されていました。空き地だった場所に種をまいて花畑を造っているのですが、菜の花がきちんと根をおろしてしっかりと咲いています。ちなみに昨年の花畑の様子はこちらです。 minatoblue.hatenadiary.jp 花の周りで蝶やハチが飛んでいる様子を見ると心が和みます。 よく見ると下のほうは花が落ちて種ができていました。4月も下旬ですので見頃も終盤ですね。この景色を楽しめるのも残りわずかです。 (2023年4月撮影 機材:Canon EOSM6) minatoblue.hatenadiary.jp

  • 豪華俳優陣が若い!海洋サスペンス映画「亡国のイージス」を見た

    GyaOが無料動画配信サービスを終了したので、ABEMAに移行しました。手始めに真田広之主演の「亡国のイージス」を見てみました。以下ネタバレを少々含みます。 「亡国のイージス」は、東京湾沖で乗っ取られたイージス艦「いそかぜ」を奪取するべく奮闘する男(真田広之)を描いたミリタリーアクション映画。 イージス艦を乗っ取る副長・宮津と某国の対日工作員ヨンファを演じるのは、寺尾聰と中井貴一。二人は共謀して、兵器で首都東京を狙うというとんでもない行動に打って出ます。 真田広之が演じるのは先任伍長・仙石。真田広之は活動の拠点をアメリカに移してからは、日本の映像作品にめったに出演しなくなったので、見ているうち…

  • 【姫路】「姫路城 夜桜会」で残桜とプロジェクションマッピングを楽しんだ

    4月2日から9日まで姫路城 西の丸庭園で開催された「姫路城 夜桜会」。このイベントは、世界遺産登録30周年を節目として開催されたもので、約70本の桜へのライトアップのほか、吊り下げ型行灯のディスプレイ、白壁や路面へのプロジェクションマッピング投影を行っていました。 訪れたのは最終日。会場にいたスタッフさんは、武将や忍者の衣装を着ていて、案内だけでなく写真撮影にも快く応じていました。 忍者姿のスタッフさんが「3日前までは満開だったんですが・・先日の強風でかなり散ってしまったんですよ」と残り少なくなった花を見上げながら、残念そうに話す姿が印象に残りました。 花が散ってしまって残念でしたが、強風には…

  • 【明石】春らんまん、桜咲く明石公園「剛ノ池」をぶらり

    明石公園の中央部に位置する「剛ノ池(ごうのいけ)」。この池は、明石城築城の際にもともとあった自然池を利用して造られたもので、当時は外堀の機能を備えていたそうです。 今は桜の名所として知られている剛ノ池。天気の良い日を選んで訪れたらちょうど見頃でした。 花見日和ということもあって、花の下で宴会を楽しんでおられる方々が多い。ピクニックシートのあいだを縫うようにして散策します。 公式サイトで「ぐるりと360度、桜を見渡せるボートからの眺めは圧巻です」とPRされていたボートは大盛況。湖面を手漕ぎボートや足漕ぎのスワンボートがひっきりなしに行き交っていました。 ボートの利用料金は30分900円。2022…

  • 【神戸】「王子動物園 夜桜通り抜け」夜空に輝く桜とパンダ館と遊園地

    パンダに会える動物園として知られている王子動物園。園内に植樹された480本以上のソメイヨシノが春になると一斉に咲き誇る、神戸屈指の桜の名所でもあります。恒例のイベント「夜桜通り抜け」が今年は4月2~4日に開催されたので行ってきました。 園ゲート前に17時45分ごろ到着。駐車場の横にできた長い行列の最後尾に並びました。ゲートの前の桜がこんもりと満開です。桜を楽しみながら開門を待ちます。 18時にゲートが開きました。消毒液で手指を消毒した後、「ゆっくりと前進してください」という誘導アナウンスを聞きながら、列を乱さないように粛々と入園。ちなみに夜桜通り抜けの開催時間帯は入園料無料です。 通り抜けルー…

  • 【神戸】ウォーターフロントで花見、しおさい公園の桜を愛でる

    春爛漫な日々が続くので、近場の桜を訪ねて歩いています。神戸港と六甲連山を望めるウォーターフロント「ポーアイしおさい公園(ポートアイランド西公園)」を訪れました。 しおさい公園は、芝生を隔てて神戸学院大学と兵庫医療大学に隣接しているのですが、芝生の中に植樹された桜がほぼ満開でした。桜の管理者が自治体なのか大学なのか第三者が判断しづらい、微妙な位置にある桜です。芝生の中に踏み込むと注意されるかもしれないので慎重に撮影。 幹がほっそりした若い桜が遊歩道沿いに行儀良く並んでいる。 歩きながら咲き具合を観察すると、満開から8分咲き、散り始めまでいろいろ。開花状態にばらつきがあるぶん、花を長く楽しめそうで…

  • 【神戸】近場で花見、みなとのもり公園で桜を眺めた

    桜が咲いています。天気も良いので、夙川河川敷や姫路城などなど、桜の名所に足を伸ばしたいところですがなんとなく億劫。 桜が咲いてくれるのは一年に一度だけですので、ものぐさな自分を叱咤激励して遠くへ行くべきですが、「桜はどこで咲いてもキレイだよね」などと心の中で言い訳しながらやっぱり近場へ。 神戸市の中央区にある「みなとのもり公園」を訪ねてみることにしました。昨年、コデマリを撮った場所ですが、公園の一画にまとまった数の桜があるんです。 minatoblue.hatenadiary.jp みなとのもり公園は、ポートライナーと浜手バイパス、ハーバーハイウェイが交差している地点にあるので、車とポートライ…

  • 「2本燃やすと1時間」金閣寺で買った線香をタイマーとして使う

    数年前に金閣寺を訪れた際、土産店で線香を購入しました。線香といっても仏壇等は置いていないので、主に香りを楽しむために使っています。金閣寺を訪れたことを記憶に留めておきたいと思い、この線香を全部使い切る前に煙を撮っておきました。 箱に同梱されていた薄紙には、寺に関する情報は記載されていたのですが香りや原材料については何も書かれていませんでした。実際に燃やしてみると気分をすっきりさせたい時や集中したいときに使いたくなるスパイシーで甘い香り。煙は多めだと思います。 minatoblue.hatenadiary.jp 白い和紙が漉き込まれた紅い紙箱に入っていたのでこれも撮っておくことにしました。箱に刻…

  • 朝の散歩で出会った生き物たち、子猫とバンの朝ごはん

    散歩が体に良いことはわかっているのですが、最近少しさぼりぎみです。昨年の夏は、暑さにもめげずほぼ毎日歩いていたのでいろいろな生き物に出会えた日もありました。そんな夏の日に撮った写真をまとめてみました。まずは、自宅の近くの歩道で朝ごはんを食べていた黒猫さん。まだ子猫でした。見かけない子なので、どこか別の場所から来た新顔さんかな。フードをもらえて良かったね。 子猫と別れて公園へ。池の鯉を観察していると、鳩がバサバサと羽音をたてて飛んできて、手すりに止まりました。人からエサをもらい慣れている様子。でも、私は何も持っていないんですよ。 手すりの上で羽繕いをしながらちらちらとこちらを伺っていた鳩さん。首…

  • 【神戸】54年ぶりに神戸で開催された美術展「日展」を見に行った

    日本最大級の総合美術展「日本美術展覧会(通称:日展)」が神戸ファッション美術館で開催されています(2023年2月18日~3月26日)。神戸での開催は実に54年ぶりとか。 日展は全国各地を巡回する展覧会です。例年通りであれば関西の開催地としては、大阪か京都が選ばれていたのではないでしょうか。今年、神戸で開催された理由については公式発表が見つからないので謎ですが、やはり神戸市が積極的に働きかけたんでしょうかね。 いずれにしても「54年ぶりの開催」は画期的。次回はまた、大阪か京都で開催される可能性が高いので、この機会に見ておくことにしました。 神戸ファッション美術館に入館したのは10時30分ごろ。人…

  • 空腹は最高の調味料――ゆる16時間断食で牛乳の甘みを味わう

    太り気味なので「16時間断食」に取り組んでいます。「16時間断食」とは食事をとらない時間を16時間設定し、残り8時間で1日分の食事をとる健康法。 私の場合、食事をとらない時間を「18時頃から10時頃まで」と設定しています。 この設定の良いところは、18時間のうち7時間が睡眠時間であること。睡眠時は空腹を感じないので少し楽。16時間、完全に絶食するわけではなく、途中で牛乳やナッツなどを適量摂ります。 絶食中に飲む牛乳は、砂糖が入ってるのか?と思ってしまうほど甘みを感じます。ギリシャの哲人ソクラテスは「最上のソースは空腹である」と言ったそうですが本当にその通り。しかしよく考えると、お腹が減ると食べ…

  • 類は友を呼ぶ、公園で河津桜を譲り合って撮る

    ちょうど1~2週間ほど前、ご近所の公園で河津桜のツボミを撮りました。あのサクラはもう咲いたかな。天気が良いので散歩ついでに見に行きました。 河津桜は満開でした。ここ数日の陽気でちょうど撮り頃になったみたいです。いつものようにとりあえずマクロレンズで撮ったあと、望遠レンズにつけかえ、またマクロレンズに戻したりして一人でネチネチと撮り続ける。すると散歩中の女性がふと足をとめて「あ、見事ですね」とスマホをかざしてパシャパシャ。 その後、散歩中のお父さんが小さなお子さんをサクラの下に立たせてツーショットを撮影。ちょうど満開だからいい感じに撮れたでしょうね。さらに、どこからともなく現れた一眼レフを手にし…

  • 【滋賀】琵琶湖が見える寺院「三井寺」の千本を超える桜にうっとり、毘沙門堂はまるで玉手箱

    この記事では、2018年4月に訪ねた三井寺(園城寺)についてまとめています。 ・・・・・・・・・・・・・・ 滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山・三井寺は、琵琶湖南西の長等山中腹にあります。高い場所に登れば琵琶湖が見えるかも境内にある展望台からは期待通り大津の街並みと青い琵琶湖を一望できました。 中央の六角屋根の建物は手水舎そして向かって右の建物が絵馬堂、左側が観音堂。 観音堂は、西国三十三所観音霊場の第14番札所。ちょうど愛染明王や毘沙門天などもろもろの仏様が特別公開されていたので、仏像の絵が描かれた黄色い旗が立っていました。 観音堂に安置されている本尊・如意輪観音像は未公開。秘仏ですので公…

  • 【滋賀】琵琶湖疏水沿いを歩く――満開の桜と大津閘門と長等神社

    この記事は、2018年4月に訪れた琵琶湖疏水についてまとめたものです。 ・・・・・・・・ 三宮から電車に揺られて1時間30分。京阪 三井寺駅を降りると、琵琶湖第一疎水沿いの満開の桜が迎えてくれました。 琵琶湖疏水といば中心に疎水、そして左右に桜をおくのが定番かつ最も美しい構図。というわけで私も諸先輩方に倣った構図で撮ってみました。4月初旬でしたので散りはじめていたのですが、とにもかくにも満開でよかった。いつか夜桜も撮ってみたいですが私の機材では無理かもしれません。 ちなみに、琵琶湖疏水が作られたのは明治時代。びわ湖畔の三保ヶ崎から三井寺の山下を通り、京都市蹴上へと水が流れているそうです。 遊歩…

  • 公園で見つけた小さな春――桜とモクレンのツボミふくらむ

    2月4日の立春を過ぎると暦の上では春。といっても実際はまだまだ寒い日が続いているのですが、花の話題などがちらほら耳に入ってくるようになりました。そろそろ春めいた写真を撮れるかもしれません。マクロレンズを付けたEOS M6を首に引っ掛けて散歩に出かけてみることにしました。 花壇のスイセン。ラッパのような花弁が可憐で見頃が長い花。「雪中花」と呼ばれることもある花ですから朝晩の冷え込みにも負けません。 散歩道にひょろりと生えたカワヅザクラのツボミが大きくふくらんでいました。あと2~3日で開花しそうです。 白梅は今が見頃ですね。オーデコロンのような香りが辺りにふんわり漂っていました。 紅梅も開花してい…

  • 【京都】「美のパワースポット」八坂神社 美御前社――御祭神は美しい3女神

    この記事は2018年4月に訪れた八坂神社 美御前社についてまとめたものです。 ・・・・・・・・・朱塗りが鮮やかな八坂神社 西楼門をくぐって境内へ、美御前社(うつくしごぜんしゃ)は境内の東端にあります。 重要文化財に指定されている美御前社。御祭神が容姿端麗であったとの言い伝えから「美容の神」として篤く信仰されています。「美のパワースポット」としても知られているようですね。 美容の神さまですので、ご利益は「美容祈願」。石碑の文字「身も心も美しく」は、宝塚歌劇団のスローガン「清く正しく美しく」を思い起こさせます。社殿の前に湧き出るご神水は「美容水」と呼ばれていて、肌に数滴つけると身も心も清められ美し…

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