昨日の夕方のヘルパー連絡帳にこんなことが書いてあった。「娘さんの(帰省された)名前を忘れてしまって、どうしようもないとおっしゃっていました。一緒におはぎを食べに行ったと話しておられました」イエイ! 姉は姉なので、「お姉ちゃん」と呼んでおけば間違いない。まさかの名前が思い出せていなかったとは! ちょっとフフって思ってしまった。夫は「俺も忘れられてるのかなー。最近名前呼ばれてないし。こんなに一生懸命や...
しっかり者の母がレビー小体型認知症に?! 父が肺がんで要介護2? 突然始まったW介護の戸惑いをリアルタイムで吐き出します。
28年ぶりに地元に戻り、ゆったり平和な生活を…と思いきや、母がまさかの認知症に。誰にも言えない日常の変化、うつろいやすい母の記憶について記録していきます。
配食弁当屋の件、考えれば考えるほど、怒りが湧いてきます。が、迅速な私からケアマネへの伝達と、ケアマネからの情報提供などで、その日のうちに翌日から弁当を届けてくれる業者に連絡がついて、定期的に届けてもらう段取りがついた。これまでずっと15時半前後に届いていた弁当は、平日は16時から16時半、土日は17時前後になると言う。契約もやり直し、口座引き落としの手続きもやり直し、エントランスから母の家までの動線の説明...
配食弁当を取り始めて、3年くらいになるだろうか。まだ父が生きていて、そこそこ元気で対応もできる頃から頼み始めた。今の配達員になってからは2年半くらいだと思う。昨日、母は訪問診療の後のデイサービスで、15時半ごろに帰ってきたのだけど、その10分ほど前に弁当屋が来た気配がした。私はちょうどお客さんをお見送りした後でサロンにいたので、「母はまだデイから戻ってきてませんよ〜!」と、弁当屋に声がけをした。すると...
水曜日、母在宅日。午前中に訪問看護師さんが来て、10時ごろ帰って行き、そのあとの話。玄関でドタンバタンとエントランスが開く音がしたので、荷物が届いたか、母が出て行ったのか? と思って、階段から下を覗くと、母が誰かと話をしていた(!)。誰?階段を駆け下りていくと、首からネームホルダーをぶら下げた若い男がいて、ちゃっかりうちの駐車場に車を入れていた。母はレジ袋に入ったいつも履いている外履きのスニーカーを...
ショートステイの翌日は、デイサービスになるように予定を組んでいる。翌日に在宅だと、混乱ついでに徘徊してしまうので、間髪入れずにデイサービスに行ってもらうようにケアマネと打ち合わせてある。朝のヘルパーさんには「今日はデイサービスはないと思ってた」と話したようで、お迎えのスタッフが来てから出かけるまでも随分時間がかかっていた。急に寒くなったので、冬用の羽織をたくさん出しておいて良かった。もう母の装いは...
昨晩、21時前くらいに自宅に帰り着きました。駅まで迎えに来てくれた夫の車のエンジン音が聞こえたからか、エントランスのドアの向こうには、パジャマ姿の母がウロウロしているのが見えた。母は16時半ごろに帰り、夫が出迎えて、私が不在であることを母に聞かれ、「東京に行っていて、20時半くらいに帰ってくるよ」と言ったらしい。「あなたが3時半に帰るって言ってたから!」と、母は言って迎えてくれたが、真夜中と思っているの...
よーし、いよいよ明日から東京だ!! …と、ウキウキで準備をしていると、夕方17時半。家の外で、ガシャーン!!と爆音が!!ベランダに出ると、大きめの黒い車が、うちの前の道路標識に激突してポールをなぎ倒していた。ポールは私のサロンの玄関の前にゴロンと横たわっていた…。その車は、バックしたり前進したり切り返そうとしたり、不審な動きをしていて、これは逃げられる!と思って、夫と2人で外に飛び出したら、車のボンネ...
母のいない2度目の週末。我が家は1階と2階、玄関も別のマンション型の鉄筋の二世帯住宅になっていて、母が在宅していたとしても、お互いの生活音は聞こえない。だけど、建築士さんがお互い行き来はできなくても、気配が感じられるようにと、1階の壁の一部にガラスを入れた。ちょうど、2階から階段を降りていくとそのガラス越しに1階の灯りが見える。中の様子はギリギリ見えないのでプライバシーにも配慮されている。母がいる...
今日は金曜日。これまでのショートステイなら、今日の夕方帰宅となる母だけど、3日間のボーナスタイムに入った!もう1回週末があるって心に余裕ができる。しかも私の逃避旅が待っている。お楽しみは最後になったことで、母が帰ってくるカウントダウンをする暇がない。ドタバタしながらいつの間にか母が帰ってきている…はず。母の衣替えをして、よく着るアウターをホームクリーニングして干しておいた。乾いたかなと家に入って、...
いつもなら、ああ木曜日かあ…明日にはショートから帰ってくるな…と、食材の買い出しに出かけたりするのだけど、今回はまだまだ帰らない! 私が東京へ出かけて帰ってくる日に母も帰宅する。私が東京へ行くことは母は知らない。夫が介護休暇をとって母を出迎える。ショートに行って覚醒している時に、一人にさせるのが危険だからだ。誰も家にいないという時間がないように協力しあって工夫している。昨日は重い腰を上げて、母の家の...
ショートステイも今日で折り返し。いつもより長いので、まだ気持ち的に余裕がある。急に秋をすっ飛ばして冬になってしまったので、母が持っていった服で寒い思いをしてないかなとか気に掛かる。居たら居たで、ピリピリと落ち着かないし、居なけりゃ居ないで、どうしてるのかなって思う。中間報告のラインとかメールでもあればいいんだけど、介護の世界はアナログなので、なんでも電話と書類の手書き! わんこをペットホテルに預け...
急に寒くなってきて、母の家の衣替えを急がねばならない。しかし、1週間まるっと母がいないというのは……快適だ。まだ火曜日だなんて夢のようだ。母はどうしているだろう? 昨日、介護サービス関係の請求書がドドっと届いた。訪問看護、訪問診療、訪問薬剤師、福祉用具、ショートステイ。たくさんの束を確認しながら、ショートステイからの請求書の中に、施設での様子が新聞のような形で綴られたものが入っていた。10月の施設の様...
うちの母は、足腰がしっかりしているだけじゃなく、耳も不都合がない。むしろ、こそこそ話していても聞き取るくらい、地獄耳なのだ。耳の機能としては、会話も問題なくできるので、レスポンスも早い。ヘルパーさんや弁当屋さんも、大声を出さなくていいので助かるだろう。だが、この耳が良いことで、私は悩まされる。ちょっとした物音や話し声で、リビングの奥から小走りで玄関まで飛び出してきてしまう。何? 誰? 何かあった?...
母のいない週末は、とても穏やかで自由で静かだ。いかにいつも慌ただしくてピリピリしてドタバタしてるのかって気付かされる。毎回タイミング的には、母がショートに出かけてすぐに、自分たちの旅行だったり出張だったりを入れているのだけど、今回は最後の最後。母が帰ってくる日の前日に私は自分のお楽しみが待っている。ああ、落差がキツイね〜。帰りの新幹線のことを思うと、胃がキリキリしてくるわ(笑)。とりあえず、帰って...
母がショートステイに行った。昨日1日、施設からも連絡はなかった。発熱はしていないのだろうと思う。これまでのコロナワクチンでも発熱しなかったので、きっと大丈夫だと思う。昨日は、朝ヘルパーさんがやってきて、名前がついている服に上から下まで着替えさせてくれて、朝食を食べて薬を飲んで、準備万端でお迎えを待っていた。ヘルパーさんが帰って、お迎えが来るまで15分。私が、ショートの荷物を持って1階に降りていくと、...
予想通り、昨日はドタバタの1日でした。朝のヘルパーさんの後に、訪問診療の先生がいらして、今回は看護師さんが2人同行。しばらく看護師さん不足で先生1人対応だったから、急に賑やかで。そして、先週誕生日だった母に花束のプレゼントを持ってきてくださいました。毎年、誕生日があった月の診察で花束を持ってきてくれるこのクリニック。父も一度だけ貰ったな。花束を持った父と母が並んでいる写真を撮影してくれて、後日プリ...
今日が正念場。これから、ヘルパーさんが来て、その後訪問診療の先生が来る。インフルエンザとコロナのワクチンを一度に接種する予定だ。次回に引き伸ばすと11月末になってしまい、インフルのピークに入ってしまうため、今日打てるように問診票にはすでに記入した。こんな細かいことも私の仕事だ。診察が終わったら、母をデイサービスに送り出し、夕方からのヘルパーさんがショートステイに準備をする。母は、明日からショートステ...
昨日は朝からデイだったので、仕事を詰め込んだ。母がいないと、お客さんとの話も集中して聞けるし、疲れが半減する気がする。今週の金曜日からショートステイなので、あと少し。あと少し頑張れば気楽な時間が手に入る。今月は、私の出張予定もあるので、イレギュラーが起きないことをとにかく祈る!デイから母が戻ってきたので、声をかけようと1階に降りて、デイからの連絡帳に目を通そうと手に取ると、A4サイズのバインダーの表...
姉から電話がかかってきた。9月末の帰省以来である。「どうですか、最近」って、いつも漠然と聞いてくるのだが、変わりないような何かあったような、日々細かいことの積み重ねで進んでいて、別に姉に話すようなことは何もない。話したからって、別に何も起こらない。逆にイラッときたりする。先週、姉から母に渡してほしいと言って宅配便が届いた。「西友でお母さんに良さそうな服を見つけたから」と書かれたラインが届いていた。...
今週は比較的穏やかに過ぎた。日によって母の不穏もムラがあり、調子が悪いとほとんど会話も成り立たないし、トイレの仕方さえもわからない。どういうスイッチ切り替えになってるんだろうなあ。脳の病気って本当に深い。日曜朝は、教会へ行く準備をしていたけれど、迎えの人が「これから行きますよ」の電話をしてくれたのに、うまく電話に出られなかったらしく、「電話が電話が!」とパニックになって2階に上がってきて私の家のチ...
寒くなったり、やっぱり暑くなったり、衣類の管理が難しい。今年の夏はとても暑くて、しかも母は熱中症のような症状で入院までしたので(そして1泊で帰され…)、厚着しないようにヘルパーさんと協力して衣装ケースの下の方に冬物の裏起毛の下着などを隠したのだけど、今度はそれらを出そうとしても見当たらない…。母が一人の時に、衣装ケースを度々ひっくり返してたたみ直したり、延々と何かやっている。この間は、夏物の薄いパジ...
最近、トイレに誘導しても、どうしたらいいのかわからないということが増えた。ヘルパーさんが、便座に座るんですよと誘導して、やっと思い出すらしい。とてもムラがある。基本、リハパンにパッドなので、保険はかかっている。パッドは昼用と夜用があって、色分けされているのだけど、それがどうも本人にはわからないようで、貴重な夜用がどんどん減っていく。確かにそれは難しい。ただし、お金で解決できることなら大したことでは...
母の外履きに入れているGPS、AirTagからバッテリーの交換をしてくださいというメッセージが届いた!私と夫のiphoneで共有しているので、2人とものスマホに同時に通知が。べ、便利!いつ電池が切れるかどうかなかなか把握できないけど、ちゃんと教えてくれるのね。その調子でちゃんとAirTagが動いたら教えてね。未だ活躍した場面はないのだけど…。ネットで電池交換の方法を見ると、そんなに難しくなさそうだ。とりあえずボタン電池...
宅配弁当問題、別にいいか…とスルーしそうになっていたけど、コメントいただいたり、色々シミュレーションしてみて、私がすべきことは事故を防ぐことで、やっぱり中身がわからない弁当を受け取るのも、いつ届いたのか証拠が残らないのも不安すぎると思い、ケアマネに相談。私がこれ以上、直接弁当屋とやり合うと、カスハラになりかねない。弁当屋さんも、認知症の高齢者の家ばっかり行くわけだから、毎日大変だよな…。わけわからん...
月曜祝日の夕方の話。私と夫が買い物から帰ると、ヘルパーさんが来ていた。車庫の入れる場所を間違えていて、夫の車が入らず、しばらく待ったらヘルパーさんが帰るだろうと、夫は車内で待機して、私は買い物したものを2階へ運んでいた。しばらくすると、夫が私のスマホを持って2階に駆け上がってきて、「ヘルパーさんから電話がかかってきた! お母さんのお弁当のごはんがないんだって!」と言った。宅配の弁当は、おかずの入っ...
スケジュール上、日月は在宅になる母。そして、暦まわりで祝日で連休になることが多い。祝日は私も店が休みになり、畑仕事やワンコと遠出の散歩や買い物などでバタバタ動き回ることが多い。と、言うか、動き回りたい!母のことは、祝日であろうとも朝夕ヘルパーさんが入るし、過剰に構うことなくゴミだけ出してあげて、私たちは外出した。久しぶりに晴れた祝日で、午前中から午後13時過ぎまで畑で里芋やサツマイモの収穫や、タマネ...
日曜朝、ヘルパーさんはいつもより少し遅めの8時45分に来る予定。早起きの母はだいたいいつもエントランスの鍵を開けて自分のポストから新聞を取って来ている。が、昨日は鍵も閉まっており、チャイムを鳴らすとパジャマ姿の母がフラフラと出て来たとのこと。「トイレに促すも、トイレの仕方がわからないようで、またトイレの場所もわからないとおっしゃったので介助。更衣補助、服薬、朝ごはんを食べていただきましたが、いつもと...
昨日は、デイサービスで誕生日を盛大に祝ってもらったようで、みんなにハッピーバースデーの歌を歌ってもらい、満面の笑みの写真がパウチされた誕生日カードと、エコバッグのプレゼントを貰って帰宅してきた母。子どもの頃の誕生日は成長を祝うって感じだけど、高齢者とシニア犬の誕生日は、来年もあるのかな? って思わさせられる。1度1度が大事だったりする。私と夫は、先月のうちに腕時計をプレゼントしていたので、誕生日当...
今日は母の誕生日だ。何10回、いや何100回と書類に書いてきた母の生年月日。離れて暮らしていた頃は、気にもかけなかった。確か、母の誕生日と結婚記念日が近いらしく、元気だった頃は、父と母が2人でレストランを予約してディナーを食べに行っていた。毎年、レストランから案内のハガキが届き、それが冷蔵庫にマグネットで貼ってあったので、あ〜、2人で食べに行ってるんだな〜、年をとっても2人で結婚記念日をちゃんと覚えて...
今日から11月なんて早いなあ〜。とはいえ、今日から来年2月のショートステイの予約受付が始まるので、ケアマネから確認の連絡が入る。8月くらいから、カレンダーを眺めながら「もうすぐクリスマスでしょう?」と言いだしている母は、10月にすでに「クリスマスおめでとう!」というカードを誰かに向けて書いていた。教会に持って行こうとしてたのかな。あまりにもクリスマスクリスマスと言うので、クリスマス礼拝が行われる日曜日に...
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昨日の夕方のヘルパー連絡帳にこんなことが書いてあった。「娘さんの(帰省された)名前を忘れてしまって、どうしようもないとおっしゃっていました。一緒におはぎを食べに行ったと話しておられました」イエイ! 姉は姉なので、「お姉ちゃん」と呼んでおけば間違いない。まさかの名前が思い出せていなかったとは! ちょっとフフって思ってしまった。夫は「俺も忘れられてるのかなー。最近名前呼ばれてないし。こんなに一生懸命や...
母はデイサービスに出かけていき、書道教室に参加して「彦星」「織姫」を書いてきた。イレギュラーの翌日はデイサービスで日常のペースに戻す。これしか今のところ対策がない。今日は訪問看護師の日なので、ケア時間も1時間あるし、その後、出かけないかサロンで仕事をしながら見張りしようと思う。しかし、今さっき訪問看護師から電話があって、「緊急の訪問が入ってしまって、今日の訪問が10時半くらいになりますが大丈夫ですか...
姉たちが帰って行った…。土日、よっぽど疲れたのか、昨日の母はほとんど寝ていて、たまに起きて、また寝てを繰り返していた。姉たちはホテルをチェックアウトしたので行くところもなく、ずっと母の家のリビングに居たようだが、母が寝ているから特にやることもなくボケーっとしていたようだ。なんかさ、普段やらないところ掃除するとかさ、何かなかったかね? やる気がないんだから言うのも面倒くさい。昼ごはんも、母は食べたく...
姉たちは、いつもの一番近くのホテルが予約できなかったとかで、駅前のホテルを取っていた。あんなに前からごちゃごちゃ言ってたのに取れないなんて、ほんとか? 要領の悪いアナログな人なので調べ方悪いんじゃないのって思ってしまう。で、ホテルが取れない時点で、家に泊まってお兄さんだけホテルっていう選択肢が生まれなかったこともモヤる。昨日は、「何時に来たらいいですか?」と聞かれ、朝のヘルパーさんが帰った時間を指...
来ました。いつものように、夕方16時ちょっと前に家に到着したポンコ夫婦。うちの子犬は、全く懐きませんでした(どうでも情報)。おやつも食べず、ソファーの角ギリギリのところでブルブル震えていました。姉には、母が食べたものを可能な限り把握しておくように言われているので、食事を配膳したら写真撮って送って! と言いました。ええ、特に言われていません(笑)。何を食べさせるのか不安と興味です。「今日のメニューなん...
昨日、ヘルパー責任者から電話がかかってきた。「土日月と、ご家族さんが服薬介助されるとのことですが…、そうなると排泄介助だけになってしまって、もったいないですね」言いたいことはわかる。ヘルパーも決められた時間、在宅しなければいけない。早く終わったからと言って5分で帰っていいわけでもなく、普段やらない仕事を探したりするのも面倒だろう。どうせやるなら、排泄介助も全部やってヘルパー休みにしてくれよ、って話...
いよいよ明日、9ヶ月ぶりに姉が来る。随分前から予定をごちゃごちゃ打診され、その間にも母は不穏になったり戻ったりを繰り返しながら、少しずつ進行している。何時に来るのかは知らないけど、きっと午後の遅めの時間だろう。明日はデイサービスの日なので、そもそも母は留守。デイで帰り際に夜用パッドに交換してもらい、夕方ヘルパーさんは来ない。姉が食事を作り、母と一緒に食事をして服薬介助する。前回はカレー、前々回はシ...
水曜日、訪問看護師さんの日。1時間いてくれるので、シモの世話から足の指のタコ除去までゆっくりケアしてもらえる。介護サービスの中で、介護ベッドの次に取り入れたのが訪問看護だった。肺がんの父の入浴と看取りのためだったけど、今では母にも欠かせない。私にもこの人の存在はなくてはならない。我が家が壊れていくのを最初から見ていた人…。夕方、玄関のドアがドタンバタンと開いたので、お弁当屋さんが来たのかなと思って...
ショートの翌日はデイサービス。書道教室の日だったので、それに合わせてショートの予定を組んでいた。不自由になった生活の中でも、少しでも昔と同じようにやりたいことができるうちはやって欲しい。そんな風にちゃんと思ってる。が、極力母と顔を合わせなくて済むように、音も立てずに静かに過ごしている…。耳が良い母は、ちょっとの物音でもなんだなんだと家から出てきてしまう。認知症も中度から重度になると、特徴的な顔つき...
16時ごろに母が帰ってくるため、2階で静かにスタンバイ。毎回ちゃんと送り届けてくれないので、今回は写真付きの案内を作って連絡帳に挟んだ。「本人は自分の家がわからないので、聞いても2階だと言いがちです」とか、書いて印刷した。書きながら、進んだなあと実感した。施設からのバンが止まった気配がしてモニターをチェックすると、夕方のヘルパーさんがすでに待機していて、母を出迎えて荷物を受け取っていた。娘かなーって...
今日の夕方には母が帰る。また「学校から連絡なかった?」とか言われるのかな。もう説明するのもいちいち否定するのも面倒くさい。「なかったよ」でいいかな。そんな話を夫としながら、昨日は最後ののんびり週末を買い物やワンコのトリミングなどで忙しく過ごした。車で移動中に姉からラインが届いた。「質問がいくつか。いよいよ今週土曜日、そちらに行きます。1.このことはいつお母さんに話したらいいですか? 2.土曜日お母さ...
明日、母が帰ってくる。エアコンのフィルター掃除もしたし、あとは今日パンを買いに行って帰宅準備を整えるルーティンに入る。はあ、これからが長い。長すぎる。でも、数えるとちゃんと月に15日間のマックスでショートステイの予約が入れられている。仕方ない。1週間ショートに行って、1週間帰ってきて、また1週間行くパターンがいいのか、10日間ショートに行って、17日間在宅する方がいいのか、どっちだろう…。週末2回留守っ...
昨日、東京の友達からラインが入った。「お久しぶり! 突然なんだけど、9月28(日)前後にそっちに遊びに行ってもいい?」もうね、ライン通知の時点で、そういう話じゃないかと思ったよね。私がこっちに戻ってから2度ほど遊びに来たことがある友達で、2回とも3階に泊まってもらって、楽しい時間を過ごした。最後は令和元年だったから7年前か。2018年、まだ両親も元気で、母の異変にも気づくことなく、こちらの生活にも少しずつ...
ああ、木曜日か…。母のショートステイも折り返し、月曜日に帰ってきてしまう。今回のショートが終わると、暦の関係とショートの上限のやりくりもあって、2週間以上の在宅が続くのだ…。長い、長過ぎる…。17日間の連続在宅、しかもこの間にポンコツの帰省がある。滅多に来ない人が来て、張り切ってあれやこれやいつもと違うことをして、帰ったあとに混乱するのが予見できる。姉が帰ったあとの10日間のことを思うと憂鬱でしかない。...
ショートステイが長ければ長いほど、帰ってきた後のことを考えて心が沈んでしまう矛盾。行ったり来たりを選んだのは私なのだから、これは仕方がない。仕事が入ってないと、朝、夫の弁当を作って送り出した後、ワンコにご飯を食べさせて、そのあとは起きていられず横になる。かと言って眠れるわけでもなく、何もできないまま時間がずるずると過ぎていく。何でもかんでも介護のせいじゃないと思いつつ、日頃気を張っているから副作用...
姉から、母のパンは何個買えばいいのか? と、問い合わせがあった。母のパン……。前回電話で、「母の朝夕の食事と服薬介助は私がやります(キリッ)。炊飯器も包丁もなんならお米も(カリフォルニア米)持参しますので、迷惑はかけません!」みたいなこと言ってて。土日月と食事を姉が用意するなら、ストックのパンの買い置きが無駄にならないように、事前に調整しなければいけない。あったらあったで、姉が母から目を離したすきに...
週末が2回もある、今回のショートステイ。まだあと1週間以上あるんだ!と思うと、心穏やかになれる。ブログも休み休み、何か思いついたときだけ更新しようかな。もともと、認知症になった母のことを「怖い」と思った日から、抱えきれない思いを吐き出す場としてこのブログを選んだ。考えないで済むなら、書かなくてもいいってことだ。でも、ショートステイに入れたからと言って、母のことを考えなくなるわけでもなく、昨晩は初め...
静かな家。真っ暗な1階。寂しさ皆無。解放感しかない。母が居なくなってもやることはある。訪問診療とセットになっている訪問薬局が変更になったので、新たに契約を結ぶための書類にサインをして、口座振り替えの用紙に記入しなければならない。訪問薬局が変更になるのは、これで2回目。介護に関わる薬局も薬剤師不足でなかなか経営が大変らしい。うちに来ている訪問薬剤師さんが転職することになり、その転職先と新たに契約する...
母がショートステイに出かけて行った。今回も在宅の1週間が長く感じた…。でも、比較的穏やかに過ごしていたので、また施設なのが可哀想に思える余裕があった。朝のヘルパーさんが来た時には、母は寝室で寝ており、起こして着替えさせるところから。そしてパンとコーヒーの朝食をとって服薬してリハパンの交換をして、長期不在のためゴミをまとめて電気ポットをオフ。洗い物を済ませる。ここまでやって20分で、ささっと帰っていく...
午前中、デイサービスの施設から電話がかかってきた。どきっとする。まさか、また徘徊したか? いや、今日は訪問看護師の日で、まだ家にいる時間だし!と、心を落ち着けて電話に出ると、前回利用した日に、母の洋服が別の人の持ち物に入っており、その方の家族が気づいて今日の利用日に持たせてくれたとのこと。「お洋服、お返しに伺いたいんですが、大丈夫ですか? ポストインの方がいいですか?」わざわざ届けてくれるのはあり...
母の不調は、思い返すと先週の木曜日あたりから始まっていた。ショートステイから帰ってきてから、差し入れているパンもあまり減らずに、買っては消費期限が切れて廃棄し、また買ってを繰り返していた。食欲あまりないのかなと思っていた。急に暑くなり、梅雨に入ってムシムシし始めた。なのに、夜になると寒いのが嫌だとセーターを漫然と着込んでいたり、体温調節がうまくいっておらず、私たちが気づいて着替えさせたりしていたけ...
急性期病院を秒速で退院させられた母は、病室で着替えをして、看護師はなんと車椅子を持ってきた。もともと歩ける状態で入院し、めまいやふらつきがあるため移動には安全のため車椅子を使っていた。退院で帰るときにはもちろんそんなものはいらなくなっているはずで、そうでなければ家に車椅子があるわけでもなく、母は独居なのだ。「車椅子はいりません。歩けるんですよね?」私は言った。食事もして元気にしており、徘徊していた...
あーーーーーもう!! 先に現状から。土曜日の14時に病院に連れて行き、21時に入院の手続きを終えて、1週間ほどの入院と言われ母を引き渡し、家を往復して洋服や薬などを届けてホッとしていたところ、日曜の朝9時に病院から電話が。徘徊がひどくどれだけ注意してもウロウロと歩き回り、一晩中看護師さんのステーションに居続け業務の邪魔をして、自分の点滴もいらないと針を勝手に抜き、拒否したためこれ以上治療的なものはでき...
昨日、母が急遽入院しました…。搬送から手続き完了まで7時間。ごはんも食べそびれて、延々と病院で待たされ、いつかのデジャヴかな。↓もう疲れ果てました…。にほんブログ村#親の介護...
昨日母は、1日中寝ていたようでとても静かだった。何度かサロンと2階を行き来したけれど、出てくることもなく家の中も静かだった。寝不足や中途覚醒でろくでもないことになるので、起きてこないように極力そーっと過ごした。私が何もしなくても、15時半には弁当屋さんが家に入ってきて安否確認をし、夕方17時にはヘルパーさんが来る。連絡がないということは無事ということだ。木曜日はヘルパー責任者が1時間入るのだけど、ノー...
訪問診療からのデイサービスと言う忙しい木曜日。朝のヘルパーさんがデイの準備をして、バッグを家の外の定位置に置いてくれた。母がお迎えまでの短い時間で中身を出してしまわないように対策している。ゴミの日だったのでドタバタしていると、ふとそのバッグが見当たらないことに気づいた。母の家の玄関が全開になっていたので顔を出すと、バッグは玄関に置かれていて、その近くに母が教会に行く時に持っていくリュックサックも置...
母の訪問美容の日だった。その前に、久しぶりに看護師さんの訪問があり、丁寧に全身チェックしてもらった。身長は150センチちょっとはありそうな母の体重が36kgに減っており、ほとんど骨と皮である。ちょっと押したらポキっと折れそうだ。って、ポキっと折れたばっかりだったか!!(笑)母は人生で太っていた時期がないと思う。お腹が出ているとか、二の腕がとか、ズボンのチャックが上がらないとか、そういうこととは無縁だった...
母が1日デイサービスに行った火曜日、奇跡的に仕事が入らなかったので、自分の美容院を予約して行ってきた。美容院とネイルサロンは、おそらく暇になる曜日が被っていて、私が休みだ!時間ある!って言う時は、美容院も定休日なことが多い。いつでも行けると思っていたけど、ここまで母が目が離せない状態でいると、母の在宅日は避けなければいけない。そうなると、火曜・木曜・土曜しか私が自由になれる日がない。土曜はもともと...
ショートから戻ってきて日曜、月曜と在宅が続き、緊張感が漂う。日曜日は、「仕事がある。仕事をしなければいけない。患者さんが来る」の一点張りで、ずっとそわそわしていた母。夕方に私たちが外出先から戻ってくると、「ルミちゃん!ルミちゃん!」と言いながら玄関から飛び出してきて、何を言うのかと思ったら、「あなた、夜ご飯は何を食べる? どうする?」と聞かれた。どうするも何も、母には関係ない話だった。「お弁当屋さ...
あー、もう疲れた。週の頭からぐったり。母と全然話が通じなくて、話していると嫌になる。ショートステイで覚醒されて、家に戻って混乱して、いろいろやらなければとか無駄に張り切って空回りって言うんですかね。今から始まる在宅デーが不安すぎる。昨日は日曜で、土曜もびっしり仕事だった私にとっては唯一ゆっくり眠れる朝で。6時半にチャイムが鳴る…。ああ…無視してみる。しかし鳴り続ける。ワンコもスヤスヤ寝ているのに、私...
朝からとても忙しかった。いつも通りに弁当を作って夫を送り出し、午前中にスーパーが開店すると同時に駆け込んで、母の食材を買い込んだ。パンの消費期限を何度も確認してカゴに入れる。世間では食品ロスを無くそうってことで、「てまえどり」がマナーだったりするけれど、認知症用の食材はその逆を行く。どれだけ消費期限が長いかが基準で選んでいる。ほんと、すみません、消費期限がわからない人が食べるので、と心で思いながら...
今日の夕方には母が帰宅する。あっという間の1週間だった。ショートステイ前の不穏に付き合うのがしんどく、それも含めて「ショートステイ」と考えると、2週間くらい気持ちのアップダウンがあるということになる。この、母が不在の1週間で、母が例えば施設に入ったらこんな感じの毎日なのかなと考える。おそらく、家を出て行くときは胸が痛むだろう。「どうして?どうして行かなきゃいけないの?」と、なんども聞かれたらつらい...
夫が出勤前に、「木金!あと2日で休みだ!がんばろ!」と、言いながら出て行った。木金…。金曜の夕方に母が帰ってくる。あっという間の1週間だった。自分が旅行とか外泊するなら、せいぜい2泊3日とか、長くても3泊4日くらいよね。母は今日で6泊7日なのに、もう帰ってくるの? って思ってしまう(笑)。ひどい話だ〜。今の施設は、一度行ってしまったら途中の連絡がない。ありがたい。以前行っていたショートの施設は、母...
あーあ、もう週の真ん中か。時間は刻々と進んでいき、もうすぐ母がショートステイから帰ってくる日だ。行った直後は開放感でウキウキしているけれど、折り返すとわかりやすくため息が出る。母が好きとか嫌いとかそういう問題じゃなくて、荷が重い。ただただ荷が重い。そんな感覚だ。胸の奥がグッと詰まっているような閉塞感に苦しくなる。なんなんだろうね、これって。先日、サロンに91歳のお客様をお迎えした。継続して通われてい...
昨日は、仕事の合間に母の家の汚れたリビングの床を拭き掃除して、冬物のニットやアウターをオシャレ着洗いで洗濯。部屋干しして乾いたら、母帰宅前に収納してしまおうと思う。うっかりすると、この暑さの中、ニットを着て就寝しようとしてしまう。そう言う習慣なんだろう。「寝るとき寒いのが嫌なのよ〜」と言うものの、夜なかなか眠れないのは暑さのせいもあると思う。高齢になると暑さには鈍くなり、寒さには敏感…。寒いのはど...
母のいない週末が終わった。申し訳ないが、とても気楽で快適である。食事はあるか、部屋は暑くないか、そもそもちゃんと家にいるのか、ドタンバタンとヘルパーさんやお弁当屋さんが出入りして落ち着かない日々がどれだけストレスだったのかと思う。母のことを案じなくて良い日々は本当に快適で(2度目)、年々その気持ちは大きくなる気がする。どんどん大変になって行っているということだろう。降り積もったストレスと疲れが1週...
昨日は、終始不安そうな顔をしている母を見送り、なんだかんだでお迎えの人に丁寧にお礼を言いながら、素直にバンに乗っていくので少し安心した。バンの中の母に、できるだけの笑顔で手を振ると、母もなんども振り返してくれた。一週間したらまた帰ってくるのに、そんな永遠の別れみたいな顔しないでよ。施設に入れることになったら、どんなふうに見送ればいいのかわからないよ。もう家に帰れないってどんな感情なのかな。その時、...
あ〜もう大変だった! あと1日でショートステイ!の、その「あと1日」が、こんなにハラハラと大変だなんてさ。昨日は第二木曜だったので、朝から訪問診療だった。先生はいつも通り穏やかで、手首に丸く傷跡になっているヤケドの箇所も丁寧に診察してくれた。母は直前まで蒸し暑い寝室で寝ていたようで、そのせいもあるのか血圧は2桁になる程低く、まあなんとなくいつもより元気はなかった。けど、連日の昼夜逆転のせいだろうと...
今日も朝7時からチャイムが鳴る。夫を会社へ送り出した直後のバタバタした時間だ。パジャマ姿の母が立っていて、「ごはんを買ってきて欲しいのよ。できてるお米ね」と言い出した。パックご飯のストックは十分にある。「夜に食べようと思って」「夜はお弁当屋さんが持ってきてくれるでしょ? それにお米ついてるよね?」「お弁当屋さん来ないもの!」「来るよ」「来てないわよ(腕時計を見る)」「今、朝の7時だよ!」「朝なの?...
あと2日! 今日と明日を乗り切ったらショートステイだ。急に外が暑くなってきて、万年冬衣装の母の熱中症が気になる。徘徊日和は終わり、外はジリジリと暑い。1キロ以上歩いて何処かへ行くなんて危険だ。今日は在宅の水曜なので、監視の目を光らせていなければいけない!食べ物の管理も難しい季節になってきた。昨日はデイの書道教室の日だった。デイは楽しかったようで、ヘルパーさんにも「デイサービスが楽しかった!」と話し...