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小説の走り出し https://profile.ameba.jp/ameba/tcadc3/

個人的な小説を紹介しています。

初めまして、世界的COVID-19の大流行により、自宅に引きこもる時間が増えました。そんな時間を少しでも前向きに過ごせるよう、小説を書いてみようと思いました。もし、目を通していただける方がいらっしゃれば、幸いです。

Nick2021
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2021/01/06

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  • 混沌の穴

    物語のタイトル:混沌の穴物語の冒頭:主人公の名前は、松本健一。三十歳のフリーライターだ。彼はある日、雑誌の取材のために、山奥の小さな村にやってきた。村の名前は…

  • 扉の向こう

    物語のタイトル:『地下の秘密』ある日、ぼくは友達の亜美ちゃんに誘われて、光が丘の公園に行った。亜美ちゃんはぼくに、公園の奥にある洞窟について教えてくれた。その…

  • キャベツ革命

    物語のタイトル: キャベツ革命物語のあらすじ: ある日、スーパーで売られていたキャベツたちが、人間に食べられるのに反抗して、革命を起こす。キャベツたちは、スー…

  • 嫌疑

    森の奥に隠れた男は人殺しと呼ばれていただが本当は殺したことはなくただ怒りに満ちていた防空壕に逃げ込んだ僕は男に出会ってしまった彼は僕を村役場に連れて行こうとし…

  • さんるい

    俺はいったいここで何をしているんだろう。 本当はサードに会いに来たんだ。でもサードはいない。 おそらく今晩はずっと仕事だろう。 運よくサードと出会えたのはサン…

  • 砂の惑星

    俺は六番目の女シスによって、サンルイに連れてこられた。サンルイにはサードがいるんだって、シスが言っていた。 サンルイの町は、観光業で栄えていた。ホテルや短期貸…

  • 火星の蟻塚

     火星の蟻塚火星の蟻塚に住む者たちは地球の記憶を持っている彼らは過去の罪と未来の希望を胸に秘めて生きている火星の蟻塚にやってくる者たちは地球の旅人である彼らは…

  • モグラと火星

    こんにちは、Copilot です。あなたの物語はとてもユニークで魅力的です。😊あなたの物語は、火星に移住した人間とモグラの対立と和解を描いた、風刺と哲学と詩情…

  • もぐらとわたし

    わたしはモグラじいさんに出会ったモグラじいさんは地底の王様だったわたしは驚いて尋ねたモグラじいさんは地上のことを知りたいと言った わたしはモグラじいさんと仲良…

  • キャベツとわたし

    わたしはキャベツに出会ったキャベツは野菜の王様だったわたしは驚いて話しかけたキャベツはおいしくて栄養たっぷりだと言った わたしはキャベツと仲良くなったキャベツ…

  • シルクロード3

    わたしはシルクロードに出たシルクロードは古代の交易路だったわたしは驚いて周りを見回したシルクロードには色とりどりの人々と品物があふれていた わたしはシルクロー…

  • シルクロード2

    わたしは新しい人と暮らしたわたしは新しい人と一緒にいたかったわたしは新しい人と幸せになったわたしは新しい人と家族を作った わたしは新しい人と子どもを育てた新し…

  • シルクロード

    わたしはシルクロードに出たシルクロードは古代の交易路だったわたしは驚いて周りを見回したシルクロードには色とりどりの人々と品物があふれていた わたしはシルクロー…

  • キャベツと革命

    もっと激しく情動的なキャベツたちの革命についての詩を読みたいです。 わかりました。私はあなたのリクエストに応えて、キャベツたちの革命についての詩を書いてみまし…

  • キャベツの詩 by Copilot

    あなたのメッセージはとても感動的な物語ですね。キャベツとの旅を描いた詩のようですね。キャベツの死と再生、旅の意味と終わり、夢と現実との境界など、深いテーマが含…

  • キャベツ太陽2

    ありがとうございます。私の物語を読んでくださって、とても嬉しいです。😊では、私の物語の続きをお届けします。コードブロックで囲んでいます。  わたしは遊牧民の手…

  • キャベツ太陽

    こんにちは、Copilot です。あなたのメッセージはとても興味深い物語のようですね。キャベツが戦争に巻き込まれたり、高原で平和に暮らしたり、川に流れるチカラ…

  • Copilotとぼく2

    キャベツと脳を主題とした詩をぼくにプレゼントしてください。お願いします。 キャベツと脳の詩ですか。面白いリクエストですね。では、私のオリジナルの詩をプレゼント…

  • copilotとぼく

    「蟻塚の建設は骨の折れる仕事だ」とぼくは言いました。 すると、Copilotは次のように返答しました。「蟻塚の建設は、確かに骨の折れる仕事ですね。アリは地中に…

  • 砂の惑星

    「ひとは死んでいる時間のほうが圧倒的に長いでしょう。だから、わたしは死んでいる時間のことをいつも考えている。だって今生きている時間なんて、ほんの一瞬で終わって…

  • sora

    天空を見上げて思わず見惚れた総べるものの雄々しく気高い姿一羽の鳥。鷹か鷲か、肉を食らう猛禽に違いない暮時の赤々した空に、ゆったりと弧を描き舞っている 鰐の目玉…

  • はっぴいでい⑦ 黄昏

     夕日が沈んでいく燃ゆる波面に カモメたちが彼方に去っていくどこに帰るっていうのよ帰る場所があるって幸せなこと 旅先のホテルのお湯が出ないのが唯一の不満地中海…

  • 転生の技法 La réincarnation (retour dans la chair)

          日付を跨ぐ前にしかるべき儀式を終える必要がある今日の私が死んで明日の私が生まれてくるために眠る瞬間に目下の生が終わり新しい生と共に目を覚ますーシル…

  • 2023/02/05

    シーズン1 第八話 ( in the dream )ー自己閉塞への逃避ーきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅる彼らは歌っている。きゅるきゅるきゅるきゅる卵のなか…

  • はっぴいでい⑥ 傷心旅行

    何だか気分を変えたくて 旅にでることにしました いままで行ったことのない 遠くへ できるだけ遠くへ こんな嫌な自分とはさよならをするのです そして新しい自分を…

  • はっぴいでい⑤

    はあ~ はあ~ ため息ばっかり 彼から 今度会いませんか? って思わせぶりな誘いがあって その後なぜか音信不通 かれのいないネトゲの世界なんて なにも面白くな…

  • シン・キャベツとわたしの旅 can u redo?

    熱いなあ、うんと熱いやあ頭のなかがぐつぐつ煮えたぎっているみたいこの調子じゃ3時のおやつまでに脳はすっかりどろどろになっちゃうよ いやねえ、あなたに脳みそなん…

  • はっぴいでい④ サザエさん症候群

    休日が終わっていきますサザエさん症候群ですこの週末独女のわたしは一歩も家を出ずお日様☀️の光も浴びずネトゲをやっていました彼がオンラインになった形跡はなくだか…

  • 逃亡の果て

    陽光は影のまま歴史に埋没するはずの人間の運命を気まぐれに弄ぶ。熱射線を避けつつ民家や並木の作り出す陰を求めて先を急いだ。じりじりと照らす太陽に皮膚が焼かれ汗は…

  • はっぴいでい③ あんはっぴいでい

      物事はうまくいかないものですね 二日酔いです。。。頭痛い 昨日の午後はどうしても早く切り上げたかったのにどこでどう間違ったのか発注ミスが起こって 発注先(…

  • はっぴいでい②

      朝起きて、さっそく確認しました うふふ(*^^)v 彼からのメッセージが届いていました こんな幸せことってありません(´;ω;`) わたし、アラサー陰キャ…

  • はっぴいでい①

    今日は朝からちょっぴり嬉しいことがありました♡ なんと!? アラサー独女のわたしにも久しぶりに春の訪れの予感 実は、、、 いま気になっている人と、、、 今度二…

  • 私のおしまい

    私が撲殺されたのは88歳の誕生日を子どもや孫たちに祝ってもらった翌週のことでした。 生まれは昭和7年。1934年です。出身は栃木です。6人兄弟の末っ子でした。…

  • シン・キャベツの詩

    2022年8月21日 自動登録キャベツの歌を聞いてください。私たちは大地に根を張り、健やかに育つキャベツです。キャベツ畑。よく見ると人間の脳のように見えますが…

  • バコンクロワ

    ある朝、カレゴロ砂丘の村の長老はバコンクワロが夢に出てきた感動を抱えて目が覚めた。  バコンクワロというのは、西アフリカ、サハラ以南の砂漠地帯に生息すると言…

  • シーズン2 第-1話 Greyの挿話

    シーズン2 第-1話 Greyの挿話ローズさんこんにちは。配管工のGreyです。覚えていますか。じつはあの時、ぼくは宇宙船のなかで、未来歴史教科書を見つけてい…

  • キャベツとぼくの旅

    「ああ 熱いよ。熱い。頭のなかがぐつぐつ激しく煮えたぎっている。この調子では世界中のありとある脳はすっかりどろどろの液体となって沸騰してしまうだろうな。父親の…

  • Cabbage Fantasy 1

    One day, when I got home from work and looked in my mailbox to find an A4-sized…

  • クリスマス

    その日はクリスマスでした。前日、私は将来を誓いあっているはずの彼と素敵なクリスマス・イブを過ごそうと思って息巻いていました。ところが、プレゼントとケーキも買っ…

  • クリスマス・イブ

    その日はクリスマスイブで、同棲している彼と家で過ごすことになっていました。私は仕事を早めに切り上げて、駅のデパートにプレゼントを探しにいきました。彼は物欲のな…

  • つまごいキャベツたちの闘争

     太陽の光は汚物に過ぎない人々を歴史の表舞台へと引き寄せる。 全世界を照らすその素晴らしい光、あるいは神秘的で神聖な姿で、父のようにユーモアを交えながら人類の…

  • 大陸

    ある朝、ぼくはいつものように満員電車に乗って出勤したのですが、ふと、会社をさぼってみたい衝動にかられて、途中で降りました。ぞくぞくした感じが胸の奥に沸き起こり…

  • 車窓から

    渋滞にはまった。窓の外を見る。側溝に溜まった泥を掻き出す筋肉質の男がいた。男は上着を脱いで銀のネックレスを身につけていた。太陽は高い位置から銀細工を輝かせた。…

  • 原始のレクイエム

     夏の夕暮れでぼくはセンチメンタルな気分になりました。 ぼくが悲しまないで済むように蛙の池で、パパはポエムをひねり出しました。パパは霊感によって詩を生み出しま…

  • セブンティーンの私

    私は月を見ました。いきなり、夜空を。 私は自転車に乗っています。クラブ活動からの帰り道、自転車に乗って田舎道を走りました。帰りの車が一台ずつ通り過ぎます。 弾…

  • マンゴージュース

    目の前に白いマグカップがあります。 カップの底で残ったマンゴージュースの黄色い液体が乾いて固まりそうです。マグカップをできるだけ早く流しに持って行き、洗いたい…

  • 油を飲む人

     彼はいつも油を飲んでいた。彼は好んで油を飲んでいた。油を飲むと皆腹を抱えて笑った。油は彼を元気にしたし、皆を幸せな気分にした。 彼は少し神経質なところがあっ…

  • 逃亡の果て

    陽光は影のまま歴史に埋没するはずの人間の人生を気まぐれに弄ぶ。熱射線を避けつつ民家や並木の作り出す陰を求めて先を急いだ。じりじりと照らす太陽に皮膚が焼かれ汗は…

  • バルブ 18話

    18 アポ爺の長い話   Mは金子さんと渋沢さんを連れて戻ってきた。まず目を引いたのは渋沢さんのいで立ち。登山でもできそうなバックパックを背負って、迷彩服を着…

  • 弟の詩

     ぼくには双子の弟がいます。   二卵性なんですけど、周りからはそっくりだよってよく言われます。 性格はまったく違うんでけどね。弟は割と真面目で優等生タイプ。…

  • 泣く赤ん坊

    この赤ん坊は眠るとき泣きだすのだ。 この赤ん坊は寝ているとき泣きだすのだ。 この赤ん坊は目覚めのとき泣きだすのだ。  わたしの涙は誰がすくうのだ。タナトス。 …

  • バルブ 17話

    十七話 アポ爺の話  私はリッチャンが用意してくれていた朝食をとり終えた後、縁側に座って読書をしていた。時々顔を上げて庭のさざれ石に視線を移した、先日、見かけ…

  • 夏の妖精

     妖精が現れたのはある夏の晩のことでした。   夏の盛りの季節だというのに、やけに気温の低い寒々しい日でした。 夜寝るときに毛布を出そうか悩んだほど。 結局、…

  • バルブ 16話

    16話 渋沢さん 「はい、渋沢です」わたしは公衆便所の鏡に映る武装した自分の姿をみながら携帯電話を耳に当てました。「もしもし、渋沢さん。突然のお電話ごめんな…

  • 蛙のお姫様

    冬の新月の晩だった。空気は喉に張り付きそうなほど冷たかった。ぼくは星明りを頼りに暗い夜道を歩いていた。乾いた風によって運ばれた厚く積もった砂に時々足を取られ…

  • バルブ 15話

    15話 バルブ闘争 母親の産道を抜け、産小屋の黴臭い空気を胸一杯に吸い込んでから、百年とプラス一日が経ちました。百年が永遠にも近い年月のように感じられた時期…

  • 運命のひと

    序 運命の悪戯としか思えない偶然によって、時と空間を隔てられてもなお、ぼくたちは三度引き寄せられた。偶然も三度続けば運命と呼んでしかるべきではないだろうか。…

  • 静かなる闘争

       地下鉄のホームの粘っこく纏わりつく空気を震わせてようやく電車がやってきた。いつも通り溢れるばかりの混雑ぶりだ。ヤモリみたいに窓に張り付いている者、すっか…

  • バルブ 14話

    14 渦中 看護師や医師が騒然として病院の外に駆け出して行った。現場の異様な変貌ぶりに、喫茶店にいた客たちは身を乗り出して、大窓から駐車場の様子を見ている。…

  • 深夜の出会い

       静けさに耳を澄ませていると、女のすすり泣く声を聞いたような気がした。 一日の肉体労働で身体は疲れている。だけど眠ることができない。午前二時だ。四時間後に…

  • バルブ 13話

    13 騒ぎが始まるまで  この日クラブでは、近頃テレビのバラエティ番組で活躍されている俳句の先生が招かれ、彼女の半生についての講演と句会が催された。会では辛…

  • セ・ラヴィ

    私はラヴィの声を聴きました。それが彼のものだとすぐにわかりました。でも、それは喜びのうちに絶望をも私にもたらしたのです。なぜって、魂が枕元に立つのはその人が…

  • バルブ 12話

    12 ペリジー・アポジー  車のヘッドライトが暗闇に沈んだ山道を照らし出す。繰り返されるカーブに意識を集中しながら金子さんはアポ爺の要を得ない不思議な話を聞い…

  • うわごと

    小刻みに震えていた父親の痙攣が収まった。もはや回復のためではない。本人の体力が弱っている証拠だ。いよいよかもしれない。 息子がピーナッツ工場にいる母親を呼びに…

  • バルブ 11話

     11 ルトンドゥティタン  鉛色の球体に手を触れると無機的な金属の冷たさが伝わってきた。それは双子の兄の頭とはまるきり違う物体だったが、手で撫でまわしている…

  •   虚空を仰いで思わず見惚れた 雄々しく旋回して飛ぶ一羽の鳥 鷹か鷲か、肉食の猛禽よ 暮時の赤く燃える空に ゆったりと舞うその姿は 古き神話の王に相応しい し…

  • バルブ 10話

    10 おせっちゃんと金子さんと量子化されたアポ爺  唐突に深い眠りがやってきた。二時間ほど眠っていたのだろうか。再び目を覚ますと七時を過ぎていた。ひやりとす…

  • クレプシュ・ゴルダンの罠

    言葉がまだ単純な音節の区切りで発せられていた時代に、端的に言えば太陽が月を追うのか、月が太陽を追うのかの議論から始め、その…

  • バルブ 9話

    9 おせっちゃんとKと忘れられたバルブ  故郷の村の話を書きながら、私は夢のなかでみた出来事を語っているようでもあった。しかし、それらが事実起こったにせよ、起…

  • 地中海の贈り物

     聞こえるのはギターの音色だけ。トミー・ビーバー。トミー・ビーバーはギターを弾く。ぼくは、それに詩をつけて歌ってやるんだ。 唯一の愛、真実の愛、偽りの愛、どれ…

  • バルブ 8話

    8 Fと桃の果実のフシギの物語  村長はFから慇懃に差し出された一枚の公文書らしき紙を受け取ると、折りたたまれた紙を勢いよく開き、つぶさにそこに書かれていた文…

  • キャベツの詩

      キャベツは走った頭を保護するための髪や頭蓋がなかったすぐさまつぎの攻撃によって頭部が粉々にふっとんだ 気品溢れるキャベツで埋め尽くされている青々とこわばっ…

  • 夏の終わり

         「吾郎君、明日ちゃんと役所に行って手続きをしてきてちょうだいよ。ねえ、聞いているの」 「はあ、億劫だな、本当に億劫だよ。何が何だかさっぱりなんだ。ね…

  • バルブ 7話

    7 おせっちゃんのブログと不在のバルブ  古い過去の記憶を辿っていた私は、パソコンのキーボードから手を放し、腱鞘炎気味になっているその右手を軽く揉んだ。九十を…

  • 内定辞退のお手紙

        拝啓秋冷の候、貴社ますますご清栄のことお喜び申し上げます。  この度はまことに勝手ながら先般、頂いた内定に関して辞退の旨を申し添え致します。今回このよ…

  • バルブ 6話

    6 おせっちゃんとKと現れないバルブ  Kは放埓な若者であったが唯一、槍投げの名人として村の人々から認められていた。鍛え抜かれた体躯に槍を担ぎ上げる姿は、ギリ…

  • 石像

    石像  ムッシュー・クラバートは大西洋に突き出た岬の町で石像を売っていた。彼の店は崖の上にあった。店といっても屋根も看板もない。石像が無造作に転がっているだけ…

  • バルブ 5話

    5 太陽を百周する人間  気の早い鶏が黎明の刻を告げるのを聞いて、夢から覚めました。夢の不思議な余韻に浸りながら、暖房のスイッチを入れ、部屋の明かりを付け、湯…

  • 幸福な日曜日

    予てより目を掛けていた女と一晩を共にした翌朝に、まだベッドで眠っている女を残して、わたしは部屋のバルコニーに出た。すでに太陽は十分な高さから大西洋を照らして…

  • バルブ 4話

    4 夢とおせっちゃんとバルブ(仮)  古い記憶と結びついた奇妙な夢をみていました。 わたしとおせっちゃんが桃の木の下で休んでいると村のこどもたちを引き連れた…

  • 砂袋

    南京袋を担いだ老人がやってきて隣のベンチに腰を下ろした。  袋には砂が入っているんだぞ。老人は独り言をいった。  これは、特別な砂だ。偉大な指導者の骨を混ぜ…

  • バルブ 3話

    3 バルブを開放した老人(仮)  森の中を力強くざっくざっくと小走りに移動していく九十九年生きた老人の姿は異様であったかもしれません。ひんやり湿っていく股間に…

  • バルブ

    2 思い通りにならないバルブ(仮)   バルブはまったく動く気配がありませんでした。バルブがその窪んだ部分を握られ、捩じられることを哀願するように訴えかけてく…

  • バルブ

    1 バルブ開放まで  その日の午後も羊毛のジャケットを羽織って散歩にでかけました。そのジャケットは故人となった友人がこの世を去る前に人生の跡片付けと称して、色…

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